W杯王者のメッシがついにPSG合流! ガード・オブ・オナーでの出迎えにはどこか照れ臭そうな表情も

2023.01.04 20:58 Wed
Getty Images
カタール・ワールドカップを制したアルゼンチン代FWリオネル・メッシが、ついにパリ・サンジェルマン(PSG)に帰還した。自身最後のW杯となった今大会。チームは順調に勝ち上がると、決勝ではチームメイトであるFWキリアン・ムバッペを擁するフランス代表と対戦した。
メッシは決勝で2ゴールの活躍を見せると、ムバッペもハットトリックで対抗。PK戦にもつれこんだ末に勝利し、36年ぶり3度目の優勝を果たしていた。

アルゼンチンでは400万人が優勝パレードに参加するなど大フィーバー。英雄であるメッシのW杯制覇を国民が喜んだなか、メッシはその後バカンスに入っていた。

家族と共に過ごしていたメッシだが、すでにリーグ・アンは再開。そんななか、ついにPSGに合流した。
4日、メッシはトレーニング施設を訪れ、チームメイトからもW杯優勝を祝われることに。ガード・オブ・オナーで迎えられ、どこか照れ臭そうにしていた。

ブラジル代表FWネイマールやスペイン代表MFカルロス・ソレールなどともあいさつ。W杯前以来の再会となったが、早速メッシは汗を流すことに。チームは11日にアンジェとのリーグ・アン第18節を控えており、メッシの早々の復帰も期待されるところだ。


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アルゼンチン代表は9日にエクアドル代表との国際親善試合に臨み、1-0で勝利した。 連覇がかかるコパ・アメリカ2024に挑むにあたり、アメリカで準備に励むアルゼンチン。前哨戦の一発目として、同じくコパ・アメリカに出場するエクアドルとシカゴで対戦し、ベンチスタートのリオネル・メッシに代わり、アンヘル・ディ・マリアがゲームキャプテンを務めた。 そのアルゼンチンが押し気味に試合を進めるなか、26分に決定機。敵陣左でのFKからこぼれ球にリサンドロ・マルティネスが左足で合わせていくが、相手GKが対応。その後の攻撃に転じるが、エクアドルの守備を上回れない流れが続く。 そうしてハーフタイムが近づくなか、40分にボックス右のクリスティアン・ロメロが鋭い切り返しから、さらに深くのスペースを突こうとするディ・マリアにパス。左足でのワントラップから左足でゴール左下に流し込み、先制する。 43分にもバイタルエリア右からディ・マリアがクロスバー直撃の直接FKで迫ったアルゼンチンは後半も攻めに出て、49分にもボックス右からのクロスにラウタロ・マルティネスがヘッド。大きな決定機だったが、相手GKの正面を突く。 追加点がほしいなか、56分にディ・マリアとの交代でピッチに入ったメッシを中心に攻め立てるが、エクアドルも許さず。そのエクアドルも攻め手に回る時間帯があったが、アルゼンチンは守備でも集中を切らさず、凌いでいった。 メッシのほかにもエンソ・フェルナンデスや、アンヘル・コレア、ニコラス・ゴンサレス、エセキエル・パラシオス、ルーカス・マルティネス・クアルタを送り込み、逃げ切り。コパ・アメリカを最後に代表から退く36歳MFの一発が決勝ゴールとなった。 今後のアルゼンチンは14日に同じくアメリカでグアテマラ代表との国際親善試合に臨み、コパ・アメリカの戦いに向かう。 アルゼンチン代表 1-0 エクアドル代表 【アルゼンチン】 ディ・マリア(前40) 2024.06.10 12:00 Mon

宿敵の勝負強さ認めるメッシ…「プレーレベルではシティが最高で、結果で言えばマドリーだ」

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20日に開幕するコパ・アメリカ、『Prime Video』が独占ライブ配信! アルゼンチン&ブラジルの試合に決勝Tの全14試合が視聴可能に

6月20日に開幕するコパ・アメリカ。6日、『Amazon Prime Video(プライムビデオ)』が配信することを発表した。 今大会はアメリカで開催され、2016年に行われたコパ・アメリカ・センテナリオ以来。南米の10カ国に加え、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)に所属する6カ国も参加。16カ国にて争われる。 『Prime Video』は、アルゼンチン代表、ブラジル代表の試合に加え、決勝トーナメント全試合の合計14試合を独占ライブ配信。見逃し配信も行われる。また、この独占ライブ配信はAmazonプライム特典として利用可能。プライム会員は、お急ぎ便やお届け日時指定便などの迅速で便利な配送特典を追加料金なしで無制限に利用できる。 『Prime Video』では、これまで『Prime Video Presents Live Boxing』としてボクシングのビッグマッチや野球の『2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™』といったスポーツの人気コンテンツをライブ配信。今回、世界で最も古いサッカーのナショナルチームによる大陸選手権大会である『コパ・アメリカ USA 2024』の配信によって、『Prime Video』のスポーツラインアップに新たにサッカーを加えることになる。 2021年にはブラジルで開催されたコパ・アメリカ。アルゼンチン代表が15度目の優勝を果たし、リオネル・メッシにとっては悲願の代表での初タイトルとなっていた。 今回の独占ライブ配信決定を受け、プライム・ビデオ ジャパンカントリーマネージャーである児玉隆志がコメントしている。 「今回、『コパ・アメリカUSA 2024』をPrime Videoで日本の皆様にお届けできることを大変うれしく思っています。これまでPrime Videoでは、ボクシングの世界タイトルマッチや野球の『2023 WBC』など、世界的なスポーツのコンテンツを配信してきました」 「今回、そのラインアップに歴史あるサッカーの大陸選手権大会である『コパ・アメリカ USA 2024』が加わることは非常に光栄なことだと感じています」 「世界王者であるアルゼンチン代表やスター軍団のブラジル代表をはじめ、最多タイの優勝回数を誇るウルグアイ代表や近年力をつけている北米の各国など、世界的な強豪国のチームがそれぞれの威信をかけた本気の戦いを繰り広げます。ぜひこの夏はPrime Videoで世界最高レベルのサッカーをお楽しみください」 2024.06.06 15:55 Thu

メッシや久保建英が着用! アディダスがスピードプレーヤーのためのスパイク「F50」の復活を発表!

アディダス ジャパンが、一瞬のスピードで、すべてを変える力を与えるためのサッカースパイク「F50(エフゴジュウ)」の新モデルを発表した。 「F50」は、プレーヤーに爆発的なスピードを与えることを目的として2004年に登場。リオネル・メッシをはじめとする様々な選手が着用してきた。 シューレースを覆った仕様のモデル、プレーヤーの特性やピッチコンディションに合わせて調整ができる「TUNiT」、さらに足との一体感を高めるべく、「ADIZERO」のコンセプトを持ったシリーズなど、フットボールシューズに革新をもたらすモデルを生み出してきた中、2015年で一度幕を下ろすことに。そんな中、初登場から20周年となる2024年に復活を果たす事となった。 これまでアディダスは、柔らかさで魅了するプレーヤーに向けた「COPA(コパ)」、決定力で勝負するプレーヤーに向けた「PREDATOR(プレデター)」、一瞬の速さで勝負するプレーヤーに向けた「X(エックス)」という3つのフランチャイズを展開してきたが、「X」に置き換わる形で、「F50」が登場する。 スピードフランチャイズとして再登場する「F50」は、ファイバータッチアッパーとエクスターナルヒールカウンターを採用し、軽量化を実現。中足部を覆うように配置された伸縮性のある素材に、TPUで補強を施したトンネル型のコンプレッションフィットトンネルシュータンで、より良いフィット感とホールド性を向上。また、戦略的に配置された立体的なテクスチャーのライン、スプリントウェブによってスピードにのった際のボールタッチ、コントロールに貢献する。 なお、「F50」の“F”は、速さの象徴、F1レースの語源でもある“Formula”の頭文字から命名。そして、1954年、スイスで行われた1954 FIFAワールドカップ™の決勝で、ぬかるんだピッチの中、西ドイツ代表選手がスタッド取り換え式のアディダスのシューズを履き、当時無敵と謳われたハンガリー代表に勝利し優勝を手にした「ベルンの奇跡」から、50年後の2004年に登場した事で“50”という数字が採用されている。 さらに、誕生から20年が経った2024年、「F50」は、未来“Future”を見据えたスピードプレーヤー達が、“F”を継承すべく生まれ変わることとなる。 6月3日(月)17時からアディダスオンラインショップ、アディダス先行販売。4日(火)から日(火)よりアディダス直営店にて一部商品先行発売、10日(月)より一般発売される。 このスパイクは、メッシの他、日本代表MF久保建英やDF菅原由勢、FW浅野拓磨、またなでしこジャパンのMF宮澤ひなた、FW藤野あおばも着用。コメントを寄せている。 ◆久保建英 「サッカーでは一瞬のスピードやボールタッチが試合の運命を大きく左右します。「F50」は軽く、そしてフィット感があって包み込まれるような履き心地がして、ドリブルをしたときにピッチを駆け抜けられる感覚がしました。スピードにのったプレーでも大活躍してくれそうな一足です」 ◆菅原由勢 「新しくなった「F50」を履いてみたら、軽さにとても驚きました。サイドからの切り込みを行う時はスピード感をもってプレーすることが大切です。スピードを発揮してくれる「F50」を履いてプレーできるシーズンはとても心強いです」 ◆浅野拓磨 「安定感のあるソールなので、一瞬のスピードで相手を抜き去るドリブルや、背後に抜け出すときなどにスパイクの力が発揮できます。スピードを武器とする僕にとって、「F50」は相棒のような一足になりそうです」 ◆宮澤ひなた 「サッカーでは、スピードにのってゴールまでボールをつなぐことが重要です。「F50」を履いてみたら、スピード感が重要なプレーの中でもボールコントロールがしやすく、さすが「スピードに特化したスパイクだな」と思いました。今年の夏、活躍して日本中のサッカーを頑張る女の子たちがこのスパイクを履きたいと思う日がくるよう頑張りたいです」 ◆藤野あおば 「プレーにおいて最も大切なのは「迷わないこと」です。迅速に次のアクションを選ぶためにはスピードを意識することが重要です。「F50」は軽い履き心地とソールの安定感が魅力的で、「迷わない」ためのプレーにはとても適したスパイクだと思いました。「F50」とともに、夏の大会も駆け抜けたいです!」 その他着用予定選手は以下の通り。 岩崎悠人(アビスパ福岡) 香川真司(セレッソ大阪) 加藤聖(横浜F・マリノス) 齊藤未月(ヴィッセル神戸) 坂井駿也(テゲバジャーロ宮崎) 佐々木雅士(柏レイソル) 佐藤龍之介(FC東京) 常本佳吾(セルヴェット/スイス) 仲川輝人(FC東京) 中野伸哉(ガンバ大阪) 中村拓海(FC東京) 永戸勝也(横浜F・マリノス) バングーナガンデ佳史扶(FC東京) 土方麻椰(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 平尾知佳(アルビレックス新潟レディース) 藤本寛也(ジル・ヴィセンテ/ポルトガル) 三好康児(バーミンガム・シティ/イングランド) 武藤嘉紀(ヴィッセル神戸) 山本理仁(シント=トロイデン/ベルギー) 山本柚月(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) <span class="paragraph-title">【写真】アディダスが復活を発表した「F50」</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240604_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240604_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240604_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240604_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240604_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 写真:アディダス 2024.06.04 12:50 Tue

今季CL得点王はケイン&ムバッペ! 共に8ゴールで初受賞

2023-24シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)全日程が終了。大会得点王は8ゴールでバイエルンのFWハリー・ケインと、パリ・サンジェルマン(PSG)のFWキリアン・ムバッペが受賞している。 1日にウェンブリー・スタジアムで行われたドルトムントとの決勝戦を2-0で制したレアル・マドリーの2シーズンぶり15度目の優勝で幕を閉じた今大会。 個人賞では共に準決勝で敗退したバイエルンとPSGのエースストライカーが初の得点王に輝いた。 なお、一桁得点での得点王受賞は、2009-10シーズンに同じ8ゴールでバルセロナのFWリオネル・メッシが受賞して以来、14シーズンぶり。 また、複数選手の受賞は2014-15シーズンのメッシ、バルセロナFWネイマール、レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドの3選手同時受賞(10ゴール)以来となる。 最多アシストは、レアル・マドリーMFジュード・ベリンガム、同FWヴィニシウス・ジュニオール、ドルトムントMFマルセル・ザビッツァーの3選手の5アシストとなっている。 ◆2023-24シーズン CL得点ランキング上位 8.ハリー・ケイン(バイエルン) 8.キリアン・ムバッペ(PSG) 6.アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー) 6.アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ) 6.ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー) 5.フリアン・アルバレス(マンチェスター・シティ) 5.フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ) 5.ガレーノ(ポルト) 5.ラスムス・ホイルンド(マンチェスター・ユナイテッド) 5.アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー) 5.ロドリゴ・ゴエス(レアル・マドリー) 5.ホセル(レアル・マドリー) ※数字は得点数 2024.06.02 08:06 Sun

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パリ・サンジェルマン(PSG)行きが決定的とみられるロシア代表守護神が、ロシアからの出国を禁じられていることが判明した。フランス『RMC Sport』が報じている。 FCクラスノダールに所属するロシア代表GKマトヴェイ・サフォノフ(25)は、2000万ユーロ(約33億8000万円)の金額でクラブ間合意に至り、5年契約でのパリ行きが決定的となっている。 しかし、同選手は配偶者への未払いの経済的支援のため、地元当局からロシアからの出国を禁止されていることが判明した。 サフォノフは元パートナーと3年間に渡って離婚手続きを行っており、娘の親権をめぐって争っている。そして、地元の裁判所は同選手が元パートナーに60万ユーロ(約1億円)程度とみられる多額の支払い義務を負っているとの判決を下したという。 ロシア『Match TV』の取材に対し、サフォノフの弁護士は「金額については肯定も否定もできない。しかし、負債は莫大な額だ」と、未払いの扶養料があることを認めた。 今回の問題によってPSG行きが流れる可能性は低そうだが、クラブとしては選手サイドとしっかりとコミュニケーションを取っていく必要がありそうだ。 2024.06.08 22:30 Sat

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レアル・マドリーへの移籍が決まったフランス代表FWキリアン・ムバッペ。古巣であるパリ・サンジェルマン(PSG)でのラストシーズンについて語った。 3日、マドリーはムバッペの来季加入を発表。2029年までの5年契約を結んだことが発表された。 幼少期から憧れていたクラブへの移籍。ここ数年は移籍市場が開くたびに噂が出ていた中、ついに移籍が決定した。 PSGとの契約は2024年夏で満了。1年間の延長オプションがあったが、ムバッペは行使しないことを決断。シーズン途中にもその話が出ており、退団を表明してからのリーグ戦2試合でピッチに立つことはなく、クープ・ドゥ・フランスの決勝がラストマッチとなった。 結果的にチームを去ることとなったムバッペだが、公式戦308試合で256ゴールを記録する功労者。それでも、クラブとしての特別なセレモニーもないままで別れることとなった。 ルクセンブルク代表戦に向けた記者会見に出席したムバッペ。マドリー移籍への感謝を語った中で、PSGへの想いも語り、最後に不満を持つ出来事があったとした。 「PSGでは不満はなかった。そんなことは言えない。でも、僕を不幸にすることはあった。僕のようなこのレベルの選手は、不満を持っているときは表に出すことができない」 「フォローしている人が不満を持っているとき、フォローすることは困難だ。監督、選手、スタッフは僕を大いに助けてくれた」 「新しいクラブに行った後、唾を吐きにくるのはろくでなしだ。もちろん、僕を不幸にした出来事や人々はいる。でも、僕はサッカーをすることで、かなりのサラリーをもらっている。そして、ただのサッカーだ」 「大きなプレッシャーはあるが、もう一度言うけど、誰も望んではいない。でも、もっと酷いことがあり、僕が文句を言うことは不適切だ」 昨シーズンの終わりには、クラブに騙され、インタビューをプロモーションに使われたことで一悶着あったムバッペ。クラブとの軋轢は1年間続き、もうプレーすることはないとも感じていたという。 「彼らはハッキリと僕にそう言ってきて、とてもわかりやすく理解させてくれた。暴力的な態度で話しかけてきたんだ。僕はプレーできないと確信していた」 「ルイス・カンポスとルイス・エンリケが僕を救ってくれた。彼らがいなければ、決してプレーすることはなかっただろう。それが真実であり、だからこそ僕は監督とスポーツディレクターにいつも感謝を続けている」 「批判は全て聞くけど、自分のパフォーマンスを理解し、判断できるのは僕が一番だと思っている。求められているレベルが低いことは事実だ。僕が経験してきたこと全てと比べれば、プレーすることだけが僕の最大の誇りだった。でも、来年もこうした1年で満足できないことは確かだった」 ピッチ上では好パフォーマンスを見せていたムバッペだが、置かれた状況、精神状態は恵まれたものではなかった様子。憧れの地で、幸せにサッカーをする姿が楽しみだ。 2024.06.05 12:15 Wed

「安心した」ユーロ前にレアル移籍が決まったムバッペ、改めて移籍を語る「解放され、安堵し、誇りに思う」

レアル・マドリーへの移籍が決定したフランス代表FWキリアン・ムバッペが、改めて移籍について語った。フランス『レキップ』が伝えた。 3日、パリ・サンジェルマン(PSG)からの退団が決定していたムバッペのマドリー移籍が正式発表。2029年までの5年契約が結ばれることが発表された。 幼少期からの憧れのクラブへと移籍を果たしたムバッペ。憧れていたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドからも祝福を受けるなどした中、ユーロ2024に向けて準備しているフランス代表に合流した。 5日にルクセンブルク代表との試合を控えているフランス。試合前の記者会見に出席したムバッペは、冒頭に自ら切り出し、今回の移籍についてコメント。代表以外のことは話さないと牽制もした。 「この記者会見を始める前に、いくつか話したいことがある。僕はレアル・マドリーの選手になる予定だ。これは大きな喜びであり、夢だ」 「このクラブに来ることができ、僕は解放され、安堵し、とても誇りに思っている。とても興奮もしている」 「そして、とても謙虚な気持ちでここに到着した。複雑なことだったので、僕をサポートし、直接的、または間接的に貢献してくれたすべての人々に感謝したいと思う。注目すべきはフロレンティーノ・ペレス会長だ」 「今、僕には責任があり、キャプテンとしての役割に戻らなければならない。アンフェアかもしれないけど、代表に関すること以外の質問には答えるつもりはない」 それでも、ユーロの前に移籍の話がまとまったことについて問われ、「安心した」とコメント。意気込みを語った。 「とても安心した。それは僕の顔にすぐ出ていると思う。シーズンの終わりはかなりプレーする機会が減った。ただ、これはユーロに対する言い訳にはならない。僕たちは、監督やグループと共に、たくさんのフィジカル的なトレーニングを行った」 「僕の目標はユーロに向けて最高の状態になること。たとえ多くのプレッシャーがあったとしても、これは複雑な大会であり、おそらくワールドカップより難しい」 「僕たちは難しいグループに入った。そして、24年間優勝していない大会であり、僕たちの国にとってもとても大きなことだ。準備を整えて到着し、グループステージからパフォーマンスを発揮しなければいけない」 また、移籍が決まったことが影響することについては「幸せな人は、不幸な人よりもパフォーマンスが良い可能性が高くなる」とコメント。「僕たちにはやるべき仕事があり、笑ったからといってゴールを決められるわけではない」と語り、移籍が決まって幸せであっても、良い結果がついてくるわけではないとし、ユーロに集中していくとした。 2024.06.05 10:45 Wed

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「僕のプレーをしたかった」とミャンマー戦で反省。「もっと自己中になっていい」と本拠地で奮起を期す広島の看板・川村拓夢【新しい景色へ導く期待の選手/vol.43】

6日のミャンマー戦(ヤンゴン)を5-0で圧勝した日本代表。その後、バンコク経由で帰国し、7日からは広島入り。11日の次戦・シリア戦に向けて調整を行っている。 前回の試合でベンチ外となった長友佑都(FC東京)と久保建英(レアル・ソシエダ)の試合出場は微妙な情勢だが、冨安健洋(アーセナル)の方は復帰。森保一監督が攻撃的3バックのテストを続けると見られるため、彼が最終ラインに陣取る可能性が大だ。 ボランチは遠藤航(リバプール)と田中碧(デュッセルドルフ)のコンビが濃厚だが、地元・サンフレッチェ広島所属の川村拓夢もどこかでチャンスが与えられるのではないか。 9日のYBCルヴァンカップでFC東京を下した広島のミヒャエル・スキッベ監督も「拓夢と大迫(敬介)の2人にはぜひ本拠地で試合に出てほしい。前日練習に招かれているので、森保監督に直接お願いしてみようかな」と出場を熱望する。もちろん試合展開にもよるが、前回同様、後半からの登場が有力視される。 「個人的には良いパフォーマンスができなかった。もっと出して入っていくところであったり、ポケットに入っていく回数を増やしていかないといけない。そういった回数を多くできるのが僕の良さ。今回のプレーは正直、誰でもできるというか、僕を選んでもらったからには、僕のプレーをしたかった」と川村はミャンマー戦後に反省の弁を口にした。 悔恨の念は帰国してから日に日に強まっているようだ。ボランチコンビを組んだ守田英正(スポルティングCP)が「(拓夢は)すごい自重していたというか、下がり過ぎていた。もっとシュートを打っていいし、30mくらい離れていても全然決められる。左利きで素晴らしいキックを持っているところは碧とか航、僕にはない。もっともっと見たいですよね」と要望を出したのを受け、本人も「その通り」と苦渋の表情を浮かべた。「アンパイなプレーじゃダメ。もっと自己中になってもいいので、自分の良さを出していきたい」と彼は自らを鼓舞するように語気を強めた。まだ代表キャップ数2という駆け出しだが、だからこそ、失うものは何もない。スキッベ監督が「拓夢は日本サッカーの未来を担うような選手」と太鼓判を押しているように、ワールドクラスのスケール感とポテンシャルは間違いないのだから、それを思い切って発揮すればいいのだ。 川村のマイナス面は年代別代表で国際舞台に立った経験が少ないこと。日の丸を背負った時には想像以上の重圧を感じるのかもしれない。そういうメンタル的な課題を乗り越えることが2026年W杯出場への第一歩。そろそろ弱気の虫は一層してほしい。 そのうえで、本人も語っているように、3列目からガンガン飛び出して、ゴール前に入っていく仕事を増やしたいところ。ダイナミックなアップダウンを繰り返し、攻守両面に迫力を持って絡める強みを押し出せるようになれば、遠藤、田中、守田とは異なるタイプの大型ボランチとして輝けるはず。地元での重要ゲームでその布石を打つべきだ。 「広島のサポーターの方も、サンフレッチェの選手がピッチに立ったところをすごく見たいと思っているので、その期待に応えられるようにしたい。僕自身、サンフレッチェを見て育ったし、森保監督がいて3連覇した時も今のスタジアムはできていなかったんで、あのピッチに立てていることにすごく感謝している。日本代表としてそこでプレーできるのは大きなことだと思います」と本人もエディオンピースウイング広島で初の代表戦に向けて気持ちを高めている。 とにかく川村にはゴールに直結するプレーを強く求めたい。今季はまだ2点とゴール数が伸びていないが、2023年6月の京都サンガ戦で奪った得点シーンのように、ハーフウェーライン手前でボールを奪って一気にドリブルで持ち上がり、フィニッシュを決めるだけの推進力と決定力を備えている。 森保監督も「拓夢は守備から攻撃に移った時のダイナミックな動きから、自らペナルティボックスに入っていけるし、ミドルシュートも打てる」と絶賛していたが、伝家の宝刀を故郷でのシリア戦で抜いてくれれば、まさに理想的。川村拓夢の存在価値を確実に高めることにつながるはずだ。 昨年までは海外移籍を考えることは皆無に近かったというが、これだけ欧州組がズラリと並ぶ場所に来れば、「自分ももっと高いレベルに辿り着きたい」と感じるようになるのも当然のこと。先月には上田綺世(フェイエノールト)や鈴木唯人(ブレンビー)の代理人と契約。いよいよ世界へ踏み出す態勢を整えつつある。 もちろん、日本代表に定着しなければ、そういった野心も現実にはならない。もちろん本人も今季広島でJ1タイトル、AFCチャンピオンズリーグ制覇を目指して戦っているが、ステップアップした彼の姿も見てみたい。シリア戦で「これほどの選手なら欧州へ行くのも仕方ない」と人々を納得させる形が一番いいだろう。 いずれにせよ、見る者を驚かせるほどのインパクトを次こそは残すべき。ミャンマー戦の反省を生かすタイミングは今しかない。 <hr>【文・元川悦子】<br/><div id="cws_ad">長野県松本市生まれ。千葉大学卒業後、夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターとなる。Jリーグ、日本代表、海外まで幅広くフォローし、日本代表は特に精力的な取材を行い、アウェイでもほぼ毎試合足を運んでいる。積極的な選手とのコミュニケーションを活かして、選手の生の声を伝える。 2024.06.11 12:00 Tue

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ボカ・ジュニアーズのFWエディンソン・カバーニ(37)が30日、自身のインスタグラムでウルグアイ代表からの引退を発表した。 「間違いなく美しい時間だった。言いたいこと、伝えたいこと、思い出したいことはたくさんあるが、今はクラブのキャリアに専念し、自分が居るべき場所で全てを捧げたい」 こう綴ったカバーニは2008年2月にウルグアイ代表デビュー。これまで136試合出場58ゴールを挙げた。ワールドカップ(W杯)には4大会連続出場。17試合出場で5ゴールをマークした。2010年南アフリカW杯ではFWルイス・スアレス、FWディエゴ・フォルランと共に強力な前線を形成し、ベスト4進出に貢献していた。 またコパ・アメリカでは2011年に優勝を経験していた。 2024.05.31 08:00 Fri

日本代表メンバー発表も伊東純也と三笘薫の名前は……/六川亨の日本サッカー見聞録

6月6日のアウェー・ミャンマー戦と11日の広島でのシリア戦に臨む日本代表26人が昨日24日に発表された。すでに2次予選は突破が決まっているため、国内組を中心にチームを作るプランもあったかもしれないが、森保一監督は海外組も含めてほぼベストメンバーを招集した。何事にも万全を期す、森保監督らしい人選と言える。 GKの前川黛也、大迫敬介、谷晃生の3人は順当なところ。3人とも今シーズンのJ1リーグで実力を証明している。鈴木彩艶と小久保怜央ブライアンはしばらく五輪に専念という事情もある。これまでの出場数では大迫がリードしているが、前川と谷には高いレベルでのポジション争いを期待したい。 DF陣については、パリ五輪のOA枠候補として名前のあがっている板倉滉と町田浩樹、谷口彰悟だが、「現段階で森保監督にOA枠について伝える状況ではない。できればU-23の話は(メンバー発表の)30日にまた発表させていただきます」と山本昌邦NTDは話すにとどめた。 長友佑都に関しては、3月の北朝鮮戦に続いての招集だが、その理由は当時と変わらないだろう。森保監督は「まずはプレーヤーとして選んだ」と言うものの、彼のファイティングスピリットとムードメーカーとしての精神的支柱を期待しての招集だろう。 逆に右SBの主力選手と思われていた毎熊晟矢がメンバー外になった。その理由を森保監督は「コンディションを見ながら決めさせていただいている。代表は約束された絶対な場所ではない」と明かした。1月のアジアカップで精彩を欠いた菅原由勢の奮起を期待する部分もあるのではないだろうか。 攻撃陣では北朝鮮戦で復帰し決勝ゴールを決めた田中碧に続き、ラツィオで復活した鎌田大地の復帰も明るい材料と言える。3月に続いての代表となる小川航基も楽しみな存在だ。上田綺世とのポジション争いに期待したい。 一方で残念なのは、まだ負傷が癒えていない三笘薫と、スピードスター伊東純也の招集が見送られたことだ。負傷の三笘は仕方ないとして、伊東に関しても「結論から言うと3月と状況が変わらないし、彼のために招集しませんでした。彼がスタッド・ランスでプレーしているところは日頃から確認していて、確実に戦力になるのは評価している。ただ3月と同じで、代表として来る場合、彼にプレッシャーがかかることが起こりえる」と、サッカー以外で注目を集めてしまうことを懸念しての招集断念であると話した。 彼ら2人の代わりと期待されているのが相馬勇紀であり前田大然、中村敬斗だろうが、まだ絶対的な存在にはなれていない。ここらあたりが森保ジャパンの悩ましいところであり、アジアカップでベスト8止まりに終わった一因ではないだろうか。 最後に久保建英と鈴木唯人に関しては「長い時間をかけてU-23(パリ五輪)の招集をクラブとやりとりしてきました。その中で鈴木と久保はFIFAルールで招集できない。クラブができない」(山本NTD)ということから、招集に強制力のあるA代表の活動に専念するようになった。 リーグ戦とカップ戦に加え、久保はCLも戦っただけに、オフをしっかり取って休養することも必要だろう。6月の2試合は、いわば消化試合のようなもの。くれぐれもケガには細心の注意を払ってもらいたい。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.05.25 18:00 Sat

オーストラリア代表が6月のW杯予選で若手をテスト? 主将は招集外濃厚、バイエルン移籍の18歳を初招集か

オーストラリア代表は、6月に開催される2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア二次予選のラスト2試合で若手をテストか。 豪代表は日本代表と同じく、W杯アジア二次予選の突破が決定済み。現在I組首位で2位パレスチナ代表とは勝ち点「5」差…そのパレスチナおよびバングラデシュ代表と対戦する6月で勝ち点1でも積めば、ほぼ確実に首位突破だ。 そんなこんなで新戦力、また若手をテストする余地がある模様。豪『news.com.au』によると、キャプテンで正守護神のGKマシュー・ライアン(32)は6月招集外になる見込みという。 また、オランダ1部・エールディビジのAZで日本代表DF菅原由勢とチームメイトのライアンは、6月末の契約満了に伴う退団が濃厚。豪代表としては、不動の正GKに6月を新天地探しに専念してもらう意向だ。 これに伴い、6月6日のバングラデシュ戦、11日のパレスチナ戦は、アジア杯後にプレミアリーグのアストン・ビラへ移籍した通算2キャップのGKジョー・ガウチ(23)がゴールマウスを守ることになるとみられている。 なお、豪代表のグラハム・アーノルド監督は、U-23豪代表がパリ五輪行きを逃したことを恩恵として捉え、この世代の選手に初めて声をかける可能性も。 今夏バイエルンへ移籍するアデレード・ユナイテッドのFWネストリ・イランクンダ(18)を、ドイツ渡航前にA代表デビューさせることを検討し、ラージリストに含めているとのことだ。 アーノルド監督は、25日に行われるAリーグ・メン(豪1部)のオールスターゲームを視察したうえで、6月の最終メンバー23人を選定する。 2024.05.23 17:20 Thu

韓国代表が元神戸FWキム・ドフン氏を暫定監督に任命…蔚山でACL制覇などの実績、6月の2試合を担当

大韓サッカー協会(KFA)は20日、指揮官不在の韓国代表に関して、キム・ドフン氏(53)暫定的に指揮を執ることを発表した。 韓国代表は、アジアカップ終了後にユルゲン・クリンスマン監督を解任。その後新監督探しの時間がなく、U-23韓国代表を指揮するファン・ソンホン監督が暫定指揮。3月の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦っていた。 その後、6月の北中米W杯アジア2次予選に向けて監督探しを再会。しかし、候補として名前が浮上していたジェシー・マーシュ氏はカナダ代表監督に就任するなど、後任が見つからない状況だった。 キム・ドフン氏は、現役時代は韓国代表のストライカーとしても活躍。“コリアン・ボンバー(爆撃機)”の愛称で親しまれ、全北現代ダイノス(現:全北現代モータース)、城南一和(現:城南FC)でプレー。また、1998年から1999年にはヴィッセル神戸dメオプレーし、2シーズンで58試合27ゴールと得点を量産した。 引退後は指導者となり、2015年に仁川ユナイテッドで初となる監督に就任。2017年からは蔚山現代FC(現:蔚山HD FC)で指揮を執り、コロナ禍の2020年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制して退任。2021年からはシンガポールのライオン・シティ・セーラーズで監督を務めていたが、2022年7月に相手コーチと取っ組み合いの喧嘩をし、頭突きなどの暴力行為で解任されていた。 KFAは監督の選任は続いているものの、6月のW杯予選に間に合わない可能性を考慮し、暫定的にキム・ドフン氏が指揮を執ると発表した。 「代表チーム監督選定のための交渉が継続されており、6月のAマッチ前まで監督選任が終わらない可能性がある。この場合を備え、今日(20日)午前、国家代表電力強化委員を開き、この問題を議論し、その結果、6月の2試合を引き受ける臨時監督でキム・ドフン監督を選任することにした」 また、キム・ドフン氏については「キム・ドフン監督は指導者として多様なキャリアを築きながら能力と成果を見せた」と評価。「シンガポールリーグでチームを優勝に導くなど、現地環境をよく知っている点も背景として作用した」と、これまでの指導実績をもとに選んだとした。 2024.05.20 18:20 Mon

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