セビージャが今夏監督交代へ…来季も契約残すキケ・フローレス監督は退任濃厚

2024.05.17 18:30 Fri
今季限りで退任濃厚のキケ・フローレス監督
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今季限りで退任濃厚のキケ・フローレス監督
セビージャは来シーズンに向けて監督交代に踏み切るようだ。スペイン『エスタディオ・デポルティボ』が報じている。

セビージャは混迷を極めた今シーズン、ホセ・ルイス・メンディリバルディエゴ・アロンソと2人の指揮官を解任。その後、昨年12月中旬にキケ・サンチェス・フローレス監督(59)を招へいした。
16位でチームを引き継いだ同監督の下、ここまでのリーグ戦は8勝4分け8敗の戦績を残し、チームは12位に浮上。最低限のノルマであるプリメーラ残留を決めている。

ただ、セビージャの首脳陣は2025年まで契約を残すキケ・フローレス監督に来シーズンの指揮を任せる考えはないようで、今季終了のタイミングで袂を分かつことになるようだ。

『エスタディオ・デポルティボ』によると、すでに後任候補は決定しており、ラス・パルマスガルシア・ピミエンタ監督の招へいに動く構えだという。
バルセロナ出身でバルセロナのカンテラで指導者キャリアをスタートしたピミエンタ監督は、昨シーズンにラス・パルマスを昇格に導く手腕を発揮。昇格1年目の今シーズンは後半戦に失速も、チームは現状14位の残留圏内に位置している。

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「一夜の出来事で終わらないことを願う」昨季のELに続き2年連続で欧州制覇のメンディリバル監督、ギリシャ初の欧州タイトルに「コミュニティ全体を幸せにできたことは光栄」

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「選手はやる気満々だ」ECL決勝控えるオリンピアコス、経験豊富なメンディリバル監督は「冷静でなければならない」

オリンピアコスのホセ・ルイス・メンディリバル監督が、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝に向けた意気込みを語った。『UEFA.com』が伝えている。 ECL準決勝ではプレミアリーグで絶好調だったアストン・ビラと対戦し、2戦合計スコア6-2でファイナル進出を勝ち取ったオリンピアコス。29日にギリシャのOPAPアレーナで行われる決勝戦では、昨年もECL決勝に進出していたフィオレンティーナと対戦する予定になっている。 昨シーズン、セビージャでヨーロッパリーグ(EL)を制した経験を持つメンディリバル監督。自身にとって2年連続で欧州カップ戦を手にするチャンスを得ているが、前日会見に出席した指揮官はチームが冷静であることの必要性を説いている。 「今回の決勝までの道のりは、誰もが知っている昨年のセビージャ(マンチェスター・ユナイテッドやユベントスを撃破)と非常に似ている。だが、状況もチームも異なるのだから、比較はできない」 「我々は冷静でなければならない。この試合でチームのルーティンを変えるのは間違いだ。これは決勝戦だが、ここまでたどり着いた試合と同じように臨まなければならないだろう」 「選手たちの興奮とモチベーションを目の当たりにしている。彼らはやる気満々の状態だ。彼らは自分を信じ、トレーニングに全力を尽くし、全員がこの試合に出場したいと思っている」 「ファンへのメッセージ?我々を応援してほしい。そして幸せになってほしい。結果がどうであれ、我々は最後まで全力で戦うことを約束する」 2024.05.29 18:40 Wed

キケ・サンチェス監督の今季限りでの退任が正式発表…セビージャ会長「彼の多大な努力に感謝したい」

セビージャは18日、キケ・サンチェス・フローレス監督(59)が今季限りで退団することを発表した。 セビージャは混迷を極めた今シーズン、ホセ・ルイス・メンディリバル、ディエゴ・アロンソと2人の指揮官を解任。その後、昨年12月中旬にキケ・フローレス監督を招へい。 16位でチームを引き継いだ同監督の下、ここまでのリーグ戦は8勝4分け8敗の戦績を残し、チームは12位に浮上。最低限のノルマであるプリメーラ残留を決めていたが、クラブ首脳陣は来シーズンも指揮を任せる考えはないようで、今季終了のタイミングで袂を分かつ決断を下した。 18日に記者会見に臨んだホセ・マリア・デル・ニド・カラスコ会長は、キケ・フローレス監督に対して以下のように感謝を述べた。 「昨夜10時頃、キケと話をした。そして、契約満了となる6月30日まで、キケがトップチームのヘッドコーチを務めることを発表するのは、今が適切なタイミングだということで合意した」 「来シーズンは監督を続けないことは、彼自身から聞いているはずだ。彼の多大な努力に感謝したい。彼が来たとき、クラブは非常に困難な状況にあったが、彼は何時間ものハードワークを通じて、我々をそこから救い出してくれた。彼は必要なことを的確にやってくれた。困難な時期に懸命に働いてくれた彼に、もう一度感謝したい。彼はいつでもセビージャで歓迎されるだろう」 2024.05.19 07:30 Sun

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モドリッチの代表初タイトルを戦友ラキティッチが期待 「トロフィーを掲げる姿を見られたら…」

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セビージャを退団するスペイン人MFオリベル・トーレス(29)。どうやら新天地はメキシコのモンテレイだ。 先日、自身のSNSでセビージャとの契約満了を明かしたオリベル・トーレス。 アトレティコ・マドリー下部組織の出身で、トップ昇格に前後して脚光を浴びるも、ポルトへの2度のレンタル移籍の末に完全移籍移行。結局、アトレティコでは通算57試合の出場にとどまった。 その後は2019年からセビージャへ。5年間で通算201試合出場、ヨーロッパリーグ(EL)を2度制したが、今季で契約満了となった。 そんなO・トーレス、スペイン『Relevo』によると、「別の大陸へ冒険に出る」準備をしているといい、どうやらリーガMX(メキシコ1部)のモンテレイと水面下で契約合意済み。モンテレイは25年6月開催の”新”クラブW杯に出場が決まっている同国の強豪だ。 4月に負傷した肩を手術したため、メディカルチェックも契約締結もまだのようだが、今後週週間でモンテレイの一員となるのは確実とのこと。トルコ、サウジアラビア、アメリカという選択肢を蹴って、メキシコ行きを決断したとされている。 2024.06.05 14:20 Wed

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