レーティング:アーセナル 0-1 マンチェスター・シティ《プレミアリーグ》
2021.02.22 04:00 Mon
プレミアリーグ第25節、アーセナルvsマンチェスター・シティが21日にエミレーツ・スタジアムで行われ、アウェイのシティが0-1で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽アーセナル採点

GK
1 レノ 5.5
失点はノーチャンス。ギュンドアンの決定機を阻むなど冷静なゴールキーピングに加え、ビルドアップの局面でもそつなく繋いだ
DF
2 ベジェリン 5.0
守備では堅実な対応を見せていたが、ボールを持った局面では相手の圧力に晒されて効果的なプレーを見せられず
16 ホールディング 6.0
失点場面ではスターリングに背後を取られたが、負傷交代するまで攻守両面において安定したパフォーマンスを見せた
(→ダビド・ルイス -)
守備では粘り強く対応しつつ攻撃では時間を経るごとに安定した球出しを見せた
3 ティアニー 5.5
失点場面ではあっさりとクロスを上げさせてしまったが、以降は果敢な攻め上がりでサカと共に攻撃の起点となった。全体の出来としては上々
MF
19 ペペ 5.5
守備ではルベン・ジアスとジンチェンコをケアしたが、後手を踏む場面が散見。攻撃では逆サイドが起点となったことで、なかなか見せ場を作れず
(→スミス・ロウ 5.0)
アグレッシブに試合に入ったが、可もなく不可もない出来に
25 エルネニー 5.5
攻守両面で最終ラインに近い立ち位置を取って、堅実なプレーを見せた。ポジション奪取に向けてはプラスアルファが求められるところ
(→セバージョス -)
11 ウーデゴール 5.0
攻守両面でフェルナンジーニョとマッチアップも経験の差を見せつけられる難しい試合に。ただ、守備は献身的にこなした
(→ラカゼット 5.0)
ゴールを期待されての投入もフィニッシュに絡めず
34 ジャカ 5.5
相手の疲労の影響もあったが、うまくボールを引き出して効果的な縦パスを幾度も通してビルドアップの起点に
7 サカ 6.0
守備ではカンセロを消しつつ、攻撃ではフェルナンジーニョの脇のスペースにうまく顔を出してティアニーの攻撃参加を促すなど、スマートなプレーで攻撃をけん引
FW
14 オーバメヤン 4.5
守備ではチームの約束事をきっちり守ったが、攻撃面ではなかなか良い形でボールを受けられずシュート0に終わる
監督
アルテタ 5.0
メンバーを入れ替えた中で守備とビルドアップでは奮闘も、攻撃面では可能性の低いクロス以外に攻め手がなかった
▽マンチェスター・シティ採点

GK
31 エデルソン 6.0
難しい枠内シュートは皆無。背後をケアしながら局面を変えるミドルパスを幾度か通した
DF
27 カンセロ 6.0
試合を通してサカに付かれていつもほどビルドアップへの関与は少なかったが、惜しいシュートを放つなど神出鬼没のプレーで見せ場は作った
5 ストーンズ 7.0
鉄壁の対人守備でオーバメヤンを封殺。クロス対応や遅らせ方の判断など守備面ではほぼ完ぺきな出来。積極的な持ち上がりで局面を変える場面も多かった
3 ルベン・ジアス 7.0
先制点の起点となるなど、比較的プレッシャーの少ない中で攻撃の出発点として機能。守備でもいつも通りの安定感
11 ジンチェンコ 6.5
前半は積極的にフィニッシュの局面に顔を出すなど、ペペを抑えつつ攻撃面でプラスアルファをもたらした
MF
17 デ・ブライネ 5.5
後半序盤にようやくらしいプレーを見せたが、攻守両面でブランクを感じさせるプレー内容に
(→ジェズス 6.0)
守備の強度を上げつつカンセロの決定機や、精度は欠いたもののシュートチャンスに絡んだ
25 フェルナンジーニョ 7.0
抜群の危機察知能力を生かして中盤の危険なエリアをうまくケア。ボールを奪い切る強さも見せた
8 ギュンドアン 6.0
デ・ブライネ同様にややコンディションの影響を感じさせたが、攻守に及第点以上のパフォーマンスは見せた
FW
26 マフレズ 6.0
決勝点をアシスト。ただ、守備で後手を踏んだことで以降は攻撃面での輝きも限定的に
20 ベルナルド・シウバ 6.0
最前線起用でピッチのいたるところに顔を出して気の利いたプレーを見せた。ただ、ほぼフル稼働の影響か全体的にキレを欠いた部分も見受けられた
7 スターリング 6.5
値千金の決勝点を記録。以降も幾度か鋭い仕掛けを見せて守備でもチームを助けた
監督
グアルディオラ 6.5
決してゲームプラン通りにいった試合ではなかったが、ピッチ上の選手たちが全く慌てることなく勝ち切った。日ごろからの戦術の落とし込みの賜物と言える一戦だった
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
フェルナンジーニョ(マンチェスター・シティ)
ほぼ完ぺきな仕事を見せたセンターバックコンビの活躍も見事だったが、好調のロドリに代わって強豪対決に抜擢された中、改めて存在感を示したキャプテンをMOMに選出。試合を通して予想以上に相手にボールを握られるも、抜群の危機察知能力でほとんど穴を作らず、相手の決定機を未然に防いだ。
アーセナル 0-1 マンチェスター・シティ
【マンチェスター・シティ】
スターリング(前2)
▽アーセナル採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 レノ 5.5
失点はノーチャンス。ギュンドアンの決定機を阻むなど冷静なゴールキーピングに加え、ビルドアップの局面でもそつなく繋いだ
DF
2 ベジェリン 5.0
守備では堅実な対応を見せていたが、ボールを持った局面では相手の圧力に晒されて効果的なプレーを見せられず
失点場面ではスターリングに背後を取られたが、負傷交代するまで攻守両面において安定したパフォーマンスを見せた
(→ダビド・ルイス -)
22 パブロ・マリ 6.0
守備では粘り強く対応しつつ攻撃では時間を経るごとに安定した球出しを見せた
3 ティアニー 5.5
失点場面ではあっさりとクロスを上げさせてしまったが、以降は果敢な攻め上がりでサカと共に攻撃の起点となった。全体の出来としては上々
MF
19 ペペ 5.5
守備ではルベン・ジアスとジンチェンコをケアしたが、後手を踏む場面が散見。攻撃では逆サイドが起点となったことで、なかなか見せ場を作れず
(→スミス・ロウ 5.0)
アグレッシブに試合に入ったが、可もなく不可もない出来に
25 エルネニー 5.5
攻守両面で最終ラインに近い立ち位置を取って、堅実なプレーを見せた。ポジション奪取に向けてはプラスアルファが求められるところ
(→セバージョス -)
11 ウーデゴール 5.0
攻守両面でフェルナンジーニョとマッチアップも経験の差を見せつけられる難しい試合に。ただ、守備は献身的にこなした
(→ラカゼット 5.0)
ゴールを期待されての投入もフィニッシュに絡めず
34 ジャカ 5.5
相手の疲労の影響もあったが、うまくボールを引き出して効果的な縦パスを幾度も通してビルドアップの起点に
7 サカ 6.0
守備ではカンセロを消しつつ、攻撃ではフェルナンジーニョの脇のスペースにうまく顔を出してティアニーの攻撃参加を促すなど、スマートなプレーで攻撃をけん引
FW
14 オーバメヤン 4.5
守備ではチームの約束事をきっちり守ったが、攻撃面ではなかなか良い形でボールを受けられずシュート0に終わる
監督
アルテタ 5.0
メンバーを入れ替えた中で守備とビルドアップでは奮闘も、攻撃面では可能性の低いクロス以外に攻め手がなかった
▽マンチェスター・シティ採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
31 エデルソン 6.0
難しい枠内シュートは皆無。背後をケアしながら局面を変えるミドルパスを幾度か通した
DF
27 カンセロ 6.0
試合を通してサカに付かれていつもほどビルドアップへの関与は少なかったが、惜しいシュートを放つなど神出鬼没のプレーで見せ場は作った
5 ストーンズ 7.0
鉄壁の対人守備でオーバメヤンを封殺。クロス対応や遅らせ方の判断など守備面ではほぼ完ぺきな出来。積極的な持ち上がりで局面を変える場面も多かった
3 ルベン・ジアス 7.0
先制点の起点となるなど、比較的プレッシャーの少ない中で攻撃の出発点として機能。守備でもいつも通りの安定感
11 ジンチェンコ 6.5
前半は積極的にフィニッシュの局面に顔を出すなど、ペペを抑えつつ攻撃面でプラスアルファをもたらした
MF
17 デ・ブライネ 5.5
後半序盤にようやくらしいプレーを見せたが、攻守両面でブランクを感じさせるプレー内容に
(→ジェズス 6.0)
守備の強度を上げつつカンセロの決定機や、精度は欠いたもののシュートチャンスに絡んだ
25 フェルナンジーニョ 7.0
抜群の危機察知能力を生かして中盤の危険なエリアをうまくケア。ボールを奪い切る強さも見せた
8 ギュンドアン 6.0
デ・ブライネ同様にややコンディションの影響を感じさせたが、攻守に及第点以上のパフォーマンスは見せた
FW
26 マフレズ 6.0
決勝点をアシスト。ただ、守備で後手を踏んだことで以降は攻撃面での輝きも限定的に
20 ベルナルド・シウバ 6.0
最前線起用でピッチのいたるところに顔を出して気の利いたプレーを見せた。ただ、ほぼフル稼働の影響か全体的にキレを欠いた部分も見受けられた
7 スターリング 6.5
値千金の決勝点を記録。以降も幾度か鋭い仕掛けを見せて守備でもチームを助けた
監督
グアルディオラ 6.5
決してゲームプラン通りにいった試合ではなかったが、ピッチ上の選手たちが全く慌てることなく勝ち切った。日ごろからの戦術の落とし込みの賜物と言える一戦だった
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
フェルナンジーニョ(マンチェスター・シティ)
ほぼ完ぺきな仕事を見せたセンターバックコンビの活躍も見事だったが、好調のロドリに代わって強豪対決に抜擢された中、改めて存在感を示したキャプテンをMOMに選出。試合を通して予想以上に相手にボールを握られるも、抜群の危機察知能力でほとんど穴を作らず、相手の決定機を未然に防いだ。
アーセナル 0-1 マンチェスター・シティ
【マンチェスター・シティ】
スターリング(前2)
アーセナルの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
アーセナルの人気記事ランキング
1
中村俊輔に憧れたティアニー、古巣セルティックの日本人について冨安健洋から情報収集「トミと話をして、一緒に試合を観るけど…」
アーセナルのスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが、自身の古巣であるセルティックの日本人選手について言及した。スコットランド『サン』が伝えた。 スコットランド生まれのティアニーはセルティックのアカデミー出身。2016年1月に18歳でファーストチームに昇格すると、左サイドバックのレギュラーとしてプレー。公式戦170試合で8ゴール37アシストを記録した。 2019年8月にアーセナルに加入すると、ケガなどに悩まされながらも公式戦110試合で5ゴール13アシストを記録。今シーズンは途中出場なども多いが公式戦23試合で1ゴール1アシストを記録している。 ティアニーは今でもセルティックのファンとして知られるが、そのセルティックは昨シーズンから一気に日本人選手が増加。FW古橋亨梧をはじめ、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介、DF小林友希、DF岩田智輝と6名が所属。また、アンジェ・ポステコグルー監督もJリーグからやってきたこともあり、日本に縁が強くなっている一方で、チームもリーグ制覇を成し遂げるなど大きく結果を残している。 アーセナルでは日本代表DF冨安健洋とチームメイトであるティアニーは、古巣の日本人選手についてコメント。冨安にそれぞれの選手について教えてもらっていると明かした。 「トミとはよく話をする。僕は日本から来た選手のことはよく知らなかったし、先月サインした2人も同じだ。僕はJリーグを観ていないから、トミに情報と選手としての考えを聞いたんだ」 「前田大然はカタールで開催されたワールドカップの日本代表でトミと一緒にいたね。トミは契約した全ての選手についてポジティブなことを言っていたし、それを聞いてとても嬉しいよ」 また、冨安についてもコメント。両サイドバックでプレーする冨安はライバルにもなるが、良い関係を築いているようだ。 「彼も本当に素晴らしい選手だし、素晴らしいチームメイトだ。とても良い仲間だ」 「僕はいつもトミと話をして、トレーニング場ではセルティックの試合があれば一緒によく観ている。僕は、彼をセルティックのファンにしようとしているんだ(笑)」 ティアニーと言えば、幼少期に当時セルティックでスター選手だった元日本代表MF中村俊輔からスパイクをもらったエピソードが有名。同じ左利きのキックの名手に憧れていたことは有名だが、中村が多くの日本人の憧れでもあると語った。 「おかしな話だけど、僕がセルティックで子供の頃に中村俊輔からスパイクをもらった古い映像をトミが見たらしい。彼はずっと前から気がついていたんだ」 「中村は子供の頃のトミのヒーローの1人だったけど、それは世界中の多くの日本人選手と同じだと思うよ」 <span class="paragraph-title">【動画】中村俊輔からスパイクを手渡され驚いて固まる幼い頃のティアニー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A young Kieran Tierney beams after being handed boots by Celtic legend Shunsuke Nakamura <br><br>The look on his face ☺☺☺ <a href="https://t.co/HcB8hqFVE9">pic.twitter.com/HcB8hqFVE9</a></p>— Metro Sport (@Metro_Sport) <a href="https://twitter.com/Metro_Sport/status/1160512006736220160?ref_src=twsrc%5Etfw">August 11, 2019</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.26 19:35 Thu2
“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る
▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon3
今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」
現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon4
アーセナルを去ったエドゥ氏は不和ではない…フォレストのCEOの可能性も!? より責任ある役職でオファーか
アーセナルのスポーツディレクター(SD)を辞任したエドゥ氏。大きなステップアップが待っている可能性があるようだ。 4日、アーセナルはエドゥSDの辞任を発表。クラブOBが役職者として復帰してから5年、チームの復活に大きく貢献してきた中での辞任は大きな驚きを与えた。 エドゥ氏は2019年7月にテクニカルディレクター(TD)としてチームに復帰。2022年11月にSDに昇進し、男子のみならず、女子やアカデミーもマネジメントしていた。 ミケル・アルテタ監督と共に二人三脚で低迷していたチームを立て直すことに。アルテタ監督就任にも尽力すると、積極的な補強で現在のチームを構成する選手を連れてきた。 キャプテンを務めるマルティン・ウーデゴールやでクラン・ライス、ベン・ホワイト、ガブリエウ・マガリャンイス、ガブリエウ・ジェズスとチーム構成が変化。一方で、メスト・エジルやピエール=エメリク・オーバメヤンら高給取りのベテランを整理するなど動いてチームを復活させた。 アルテタ監督との絆もあり、友人関係でもあった中、今回の電撃辞任。ただ、これは内紛があったり、考えの相違などではないという。 イギリス『ガーディアン』によると、エドゥ氏にはエヴァンゲロス・マリナキス氏のグループが関心。今シーズンはプレミアリーグでここまで3位と好調のノッティンガム・フォレストではかなり上級職に就く可能性があるようだ。 エドゥ氏には最高経営責任者(CEO)のポジションに就く可能性もあるとし、フォレスト、オリンピアコス、リオ・アヴェと3つのクラブを束ねる可能性もあるようだ。 また、アーセナル以上の好条件が提示されたとし、「今は、別の挑戦に取り組むとき」と語っていた挑戦は新たなクラブで新たな役職に就く可能性が高いと見られている。 2024.11.05 21:50 Tue5