CL新フォーマットでのGS抽選会はハイブリッド形式に…時短優先で一部コンピューター化導入
2024.03.13 23:17 Wed
2024-25シーズンから新フォーマットに移行するチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のグループステージ抽選会では、初めてハイブリッド形式が採用されることになるようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
2024-25シーズンから新たな方式で行われる3つの大会。現行のCLは32チームが4クラブずつ8つのグループに分かれて2回戦総当たりのグループステージを行い、その後16クラブによるノックアウトステージ(ホーム&アウェイ)が行われる。
新フォーマットでは、そのグループステージからの脱却を目指すという欧州サッカー連盟(UEFA)。出場クラブは4クラブ増加し「36」に変更。全てのクラブが1つのグループに属することとなり、8クラブとホームで4試合、アウェイで4試合対戦することとなる。
なお、8試合を終えた段階での上位8クラブはラウンド16に進出。9位から24位の16クラブで2回戦のプレーオフを行い、勝利した8クラブがラウンド16へ、敗れた8クラブはヨーロッパリーグへと回る。なお、9位から16位の8クラブが2ndレグをホームで戦う権利を持つ。また、25位以下の10クラブはそのまま敗退となる。
その新フォーマット移行を受け、UEFAはグループステージ抽選会の一部をコンピューター化することを決断したという。
使用するソフトウェアはイギリスのIT企業が設計しているが、問題があった場合にはバックアップ体制が整っているとのことだ。
今回のコンピューター化導入の背景には時間短縮の理由が大きく、UEFAのシミュレーションによると、より複雑化した新フォーマットを現行形式の手動で行う場合、抽選に3~4時間を必要とし、抽選に使用するカプセルも900個が必要となる。
一方、ハイブリッド形式で行う場合は4クラブが増加した状況においても、これまでの抽選会とほぼ同じ35分程度で終えることができるという。
抽選会独特の緊張感がなくなってしまう点、コンピューター化による“手心”が懸念される部分はあるものの、時短という観点を考えれば、ハイブリッド形式への移行は致し方ないところだ。
2024-25シーズンから新たな方式で行われる3つの大会。現行のCLは32チームが4クラブずつ8つのグループに分かれて2回戦総当たりのグループステージを行い、その後16クラブによるノックアウトステージ(ホーム&アウェイ)が行われる。
新フォーマットでは、そのグループステージからの脱却を目指すという欧州サッカー連盟(UEFA)。出場クラブは4クラブ増加し「36」に変更。全てのクラブが1つのグループに属することとなり、8クラブとホームで4試合、アウェイで4試合対戦することとなる。
その新フォーマット移行を受け、UEFAはグループステージ抽選会の一部をコンピューター化することを決断したという。
4つのシードポットに各クラブがランク付され、それぞれのポットから2クラブずつが選出される形となる中、ポット1の最初のクラブに関しては手動での抽選という現行形式が継続される。だが、その後の対戦相手はコンピューターによって決められる形になるという。
使用するソフトウェアはイギリスのIT企業が設計しているが、問題があった場合にはバックアップ体制が整っているとのことだ。
今回のコンピューター化導入の背景には時間短縮の理由が大きく、UEFAのシミュレーションによると、より複雑化した新フォーマットを現行形式の手動で行う場合、抽選に3~4時間を必要とし、抽選に使用するカプセルも900個が必要となる。
一方、ハイブリッド形式で行う場合は4クラブが増加した状況においても、これまでの抽選会とほぼ同じ35分程度で終えることができるという。
抽選会独特の緊張感がなくなってしまう点、コンピューター化による“手心”が懸念される部分はあるものの、時短という観点を考えれば、ハイブリッド形式への移行は致し方ないところだ。
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