元神戸のビジャにセクハラ疑惑、インターンの元スタッフが訴える
2020.11.07 16:30 Sat
昨シーズンまでヴィッセル神戸に所属し、一線を退いた元スペイン代表FWダビド・ビジャにセクハラ疑惑が浮上した。『ESPN』が報じた。今回のセクハラ疑惑が浮上したのは、かつて所属したニューヨーク・シティFC時代の話。トレーニングスタッフとしてインターンで働いていた元スタッフがビジャから身体的な接触があったとし、7月にセクハラを受けたと訴えていたことに端を発する。
女性によると、「私の名前を覚えようともせず、私をつかんだり、言葉で嫌がらせをした」とし、日々そういったことが続いていたようだ。
ニューヨーク・シティFCは、外部の法律事務所を介して調査を開始。インタビューを受けたのは40名で、そのうち半数以上が女性。対象者は、元スタッフ、嫌がらせの疑いをかけられているスタッフ、および直接関与していないスタッフと幅広い層が応対したとのこと。ビジャを含めて調査への協力を拒否した人間はいなかったとのことだ。
ニューヨーク・シティFCは今回の件について声明を発表。実際にそういった行為があったとした。
「この行動には、不必要な身体的接触やからかい、衣服や外見に関するコメントが含まれていた。クラブはこの行動が不適切であり、受け入れ難いものだと判断しました」
なお、この声明自体にはビジャを名指しするなどの言及はなかったものの、『ESPN』はビジャが不適切な方法でスタッフに触り、不快感を与えていると調査の結果わかったとの情報を得たようだ。
ビジャ自身はこの訴えに対し「完全に虚偽だ」と否定。調査結果に関するコメントについては、代理人が「ダビドは常にこの問題を真剣に受け止め、調査に全面的に協力してきたが、最初から言っているようにこのような訴えは真実ではない」とし、セクハラ行為はなかったと主張している。
◆ダビド・ビジャMLS時代の輝かしいプレー集!
女性によると、「私の名前を覚えようともせず、私をつかんだり、言葉で嫌がらせをした」とし、日々そういったことが続いていたようだ。
ニューヨーク・シティFCは今回の件について声明を発表。実際にそういった行為があったとした。
「調査の過程でなされていた主張は、少数の選手とスタッフがインターンや他のクラブスタッフとのやりとりにおいて、クラブの基準に従って行動していなかったというものだった」
「この行動には、不必要な身体的接触やからかい、衣服や外見に関するコメントが含まれていた。クラブはこの行動が不適切であり、受け入れ難いものだと判断しました」
なお、この声明自体にはビジャを名指しするなどの言及はなかったものの、『ESPN』はビジャが不適切な方法でスタッフに触り、不快感を与えていると調査の結果わかったとの情報を得たようだ。
ビジャ自身はこの訴えに対し「完全に虚偽だ」と否定。調査結果に関するコメントについては、代理人が「ダビドは常にこの問題を真剣に受け止め、調査に全面的に協力してきたが、最初から言っているようにこのような訴えは真実ではない」とし、セクハラ行為はなかったと主張している。
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Jリーグにおける「ビッグクラブ」の意義は? 内田篤人「このチームでプレーしたいとなれば」と日本行きを望んだ仲間との会話から見解
Jリーグは25日、「Jリーグ30周年オープニングイベント」を開催。Jリーグ開幕から30周年を迎えるシーズンに向けてのトークイベントを実施した。 1993年5月15日に国立競技場で開催された「ヴェルディ川崎vs横浜マリノス」から数え、今年リーグ開幕30周年を迎えるJリーグ。その新シーズンを前に行われたイベントには、野々村芳和チェアマンの他、サッカー解説者の松木安太郎氏、OBの中村憲剛氏、槙野智章氏、内田篤人氏が登壇。また、女優や歌手として活躍する観月ありささんがゲストとして参加した。 トークセッションでは、テーマを分けてトーク。まずはJリーグの魅力について中村氏と内田氏がプレゼンした。 中村氏は「地域密着」を掲げ、「ピッチ上のパフォーマンスも当然ですが、Jリーグは60クラブありまして、ほぼ全国カバーしている状態です。Jリーグクラブで地域を盛り上げることが可能となっていて、社会連携活動と言われる「シャレン!」で地域の課題解決にクラブや選手が取り組むことで、お子さんにJリーガーに憧れてもらったり、お年寄りに活力を与えたりとか、そういったこと。ピッチでサッカーをやるだけで、地域のために活動していること。地域活性を含めて魅力だと思います」とコメント。全国に広がるJリーグクラブがその地域を活性化させる力が魅力だとした。 観月さんは「子供が頻繁に選手に会えたり、お年寄りがピッチに行かなくても街で会えるというのがあると身近に感じられると思うので、地域に密着することは良いと思います」と、Jリーグらしい魅力だとコメントした。 また内田氏は「安心と安全」を掲げ「日本は安心と安全です。僕はドイツに行っていましたが、発煙筒も飛びますし、警察が出てサポーターを会わせないようにしたりということがありましたが、Jリーグは子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで来ていて、安全に家まで帰れるというのは本当に凄く大事なことで、魅力の1つだと思います」と日本の環境についてプレゼン。「試合だけじゃなく練習もいけますし、普段の姿や会話なども聞けるので魅力的なJリーグだと思います」とまとめた。 観月さんは「女性が1人で観に行っても安全に観られて、安全に帰れるというのはとても魅力だと思いますし、日本ならではの安全さだと思います」と、こちらも日本らしい魅力だとコメントした。 また、Jリーグの未来に向けたテーマとして「トップ層がナショナルコンテンツ、グローバルなコンテンツになってもらいたい」というものを掲げている中、日本にも「ビッグクラブ」と呼ばれるクラブを作っていきたいとした。 ドイツのブンデスリーガでプレー経験があり、「ビッグクラブ」とも対戦している内田氏は、「国に1つ、2つ大きなクラブがあることは大きいです。パリにはパリ・サンジェルマン、バイエルンはミュンヘン、レアルはマドリード。大きなクラブに付随して、大きなチームができやすいと思っています」とコメント。「日本であれば、東京や大阪などビッグクラブを作りやすい環境ではあると思うので、日本の1つのビッグクラブが世界に発信されるようになるといいなと」と、環境として日本の大きな都市に「ビッグクラブ」ができるのではないかと語った。 また、「シャルケでプレーしているときも、『ウッシー、日本でプレーしたいんだけど何か良いチームない?』というのはありましたが、どこのクラブでやりたいというのは彼らにはありませんでした。Jリーグにビッグクラブがあれば、『このチームでやりたいから、代理人紹介してくれ』などという話がしやすくなると、日本からビッグクラブを中心にJリーグが世界へと発信されるし、ヨーロッパ、世界からJリーグのこのチームでプレーしたいとなれば、実力のある選手ももっと来るようになると思います」と語り、ビッグクラブという存在はリーグ全体にとっても、対外的に良い影響を与えることになるとした。 さらに、地方の小さなクラブがビッグクラブから恩恵を受けることもあるとコメント。「バイエルンとやるときは自分の価値を高めるために一生懸命やりますし、プレシーズンではブンデスの1部が4部、5部のチームと練習試合をします。そうすると、その地域で凄くお客さんが入って、お金が落ちて集客が増えて、シーズンの開幕から応援してもらえる。ビッグクラブが地方に行って試合をするというのも1つの形かなと思います」と、「ビッグクラブ」の意義を語った。 一方で、近年はJリーグにも「ビッグプレーヤー」と呼ばれる選手がやって来てプレーをしている。スペインの名門・バルセロナで育ち、スペイン代表としてもワールドカップ(W杯)を優勝したMFアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)を始め、ドイツ代表でW杯を優勝したFWルーカス・ポドルスキ(元ヴィッセル神戸)や元スペイン代表のFWダビド・ビジャ(元ヴィッセル神戸)、同じく元スペイン代表のFWフェルナンド・トーレス(元サガン鳥栖)、W杯得点王の元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(元セレッソ大阪)などがいた。 イニエスタとは実際にプレーした槙野氏は「Jリーグにはイニエスタ選手も、ポドルスキ選手、ビジャ選手、フォルラン選手など、ワールドカップで得点王になったり活躍した選手がJリーグにいたということを考えると、日頃の練習の強度が上がる。簡単なパスやコントロール、シュートを含めて、質を求められる環境があるというのはJリーグの良さ、そういった選手がもたらす影響だと思います」とコメント。「選手も彼らから教えてもらうこともありますが、メディカルや広報、強化に対しても良いプレッシャーが与えられているということも良いことなのかなと思います」と、プレー面、技術面だけでなく、クラブとしても大きな影響を受けるとコメントした。 観月さんはワールドクラスの選手がプレーすることについては「日本にいながらトップの選手のプレーが観られるのは、スタジアムに足を運ぶキッカケにはなるかなと思います」とコメント。ファンを増やすという点でも、魅力的だと語った。 2023.01.25 21:25 Wed4