ローマに痛手…エル・シャーラウィの年内復帰は絶望的に…
2021.12.03 05:30 Fri
ローマのイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィの年内復帰は絶望的なようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。
エル・シャーラウィは、1日に行われたセリエA第15節のボローニャ戦に先発出場。だが、後半序盤に右ふくらはぎを痛めて負傷交代していた。
『カルチョメルカート』によると、今回の負傷は全治3週間程度と見込まれており、2021年最終戦となる22日のサンプドリア戦での復帰の可能性は非常に低いようだ。
エル・シャーラウィは今シーズンここまで公式戦21試合に出場し、6ゴール1アシストを記録。シーズン序盤は[4-2-3-1]の左ウイングでバックアップを担い、直近は[3-5-2]の左ウイングバックのレギュラーとして活躍していた。
ローマではウルグアイ代表DFマティアス・ビーニャと、U-21イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリの戦列復帰によって、左ウイングバックの穴埋めは可能となっているが、カウンターの局面などで存在感を放っていたファラオーネの離脱は大きな痛手だ。
エル・シャーラウィは、1日に行われたセリエA第15節のボローニャ戦に先発出場。だが、後半序盤に右ふくらはぎを痛めて負傷交代していた。
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ローマではウルグアイ代表DFマティアス・ビーニャと、U-21イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリの戦列復帰によって、左ウイングバックの穴埋めは可能となっているが、カウンターの局面などで存在感を放っていたファラオーネの離脱は大きな痛手だ。
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