残留争い直接対決でバーンリーに敗れたフルアムが1年で2部降格…プレミア降格3チームが確定《プレミアリーグ》
2021.05.11 09:31 Tue
10日、プレミアリーグ第35節のフルアムvsバーンリーが行われ、0-2でバーンリーが勝利した。この結果、フルアムのチャンピオンシップ(イングランド2部)降格が決定した。
降格圏の18位に位置する勝ち点27のフルアムと、1つ上の17位に位置する勝ち点36のバーンリーの一戦。残留を争う力クラブの直接対決となったが、フルアムは勝利を逃すと残留が限りなく難しい状況での一戦となった。
勝利が必要なフルアムは積極的な入りを見せるが、なかなか攻撃が完結せず。すると35分に、バーンリーに一瞬の隙を突かれる。ボビー・デコルドバ=リードがドリブルを仕掛けるも敵陣でカット。ここから前線へロングフィードが送られると、マチェイ・ヴィドラが受ける。
ヴィドラはボックス内左で深さを取りマイナスのクロス。これはGKアルフォンス・アレオラが触るも、最後は後方から走り込んだアシュリー・ウェストウッドが押し込み、バーンリーが先制する。
先制を許してしまったフルアムは、残留に向けて手痛い状況となると、44分にも失点。GKからのビルドアップに失敗すると、パスを繋がれ、最後はボックス手前からクリス・ウッドに豪快に決められてしまい、0-2となる。
その後も攻め立てるフルアムだったが、結局最後までゴールを奪えずにタイムアップ。0-2で敗れ、1年でのチャンピオンシップ降格が決定してしまった。
なお、これにより2020-21シーズンの2部降格3チームは残り3節を残して確定。フルアム、WBA、シェフィールド・ユナイテッドの3チームが降格し、リーズ・ユナイテッド以外の2チームは昇格1年での降格となってしまった。
降格圏の18位に位置する勝ち点27のフルアムと、1つ上の17位に位置する勝ち点36のバーンリーの一戦。残留を争う力クラブの直接対決となったが、フルアムは勝利を逃すと残留が限りなく難しい状況での一戦となった。
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前半で2失点を喫してしまったフルアム。後半はより攻勢を強めると70分に決定機。ボックス内左からのアデモラ・ルックマンからのグラウンダーのクロスを、ボックス手前でアンドレ=フランク・ザンボ・アンギサが右足一閃。しかし、これはクロスバーに嫌われてしまう。
その後も攻め立てるフルアムだったが、結局最後までゴールを奪えずにタイムアップ。0-2で敗れ、1年でのチャンピオンシップ降格が決定してしまった。
なお、これにより2020-21シーズンの2部降格3チームは残り3節を残して確定。フルアム、WBA、シェフィールド・ユナイテッドの3チームが降格し、リーズ・ユナイテッド以外の2チームは昇格1年での降格となってしまった。
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