「過去の人」テン・ハグ監督、退団のクリスティアーノ・ロナウドに言及せず「我々は前を向く」
2022.12.08 21:10 Thu
マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの因縁を早めに断ち切りたいようだ。
両者の関係性を巡っては、今季開幕当初から不穏な空気が漂っていた。シーズン前の移籍騒動にはじまり、10月の試合では出場拒否および無断退席によって一時トップチーム追放処分を科されるなど、ポルトガル代表FWのベテランらしからぬ問題行動が散見。
そして、11月にはイギリスのテレビ『TalkTV』のインタビューで、C・ロナウドはついにクラブや指揮官への不満を赤裸々に告白。テン・ハグ監督に対しては「彼からのリスペクトが感じられないなら、こちらもリスペクトしない」と豪語し、物議を醸していた。
このインタビューをきっかけに、ユナイテッドは契約解除という究極の決断に至ることに。レジェンドと袂を分けてからおよそ半月、テン・ハグ監督はクラブの公式インタビューで同選手の退団について問われたが、明言は避けた。
「彼は去り、すでに過去となった。我々は今前を向き、未来を見据えている」
両者の関係性を巡っては、今季開幕当初から不穏な空気が漂っていた。シーズン前の移籍騒動にはじまり、10月の試合では出場拒否および無断退席によって一時トップチーム追放処分を科されるなど、ポルトガル代表FWのベテランらしからぬ問題行動が散見。
そして、11月にはイギリスのテレビ『TalkTV』のインタビューで、C・ロナウドはついにクラブや指揮官への不満を赤裸々に告白。テン・ハグ監督に対しては「彼からのリスペクトが感じられないなら、こちらもリスペクトしない」と豪語し、物議を醸していた。
「彼は去り、すでに過去となった。我々は今前を向き、未来を見据えている」
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