レーティング:チェルシー 2-0 トッテナム《プレミアリーグ》
2022.01.24 03:40 Mon
プレミアリーグ第23節、チェルシーvsトッテナムが23日にスタンフォード・ブリッジで行われ、ホームのチェルシーが2-0で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽チェルシー採点

GK
1 ケパ 6.0
難しい対応はケインのヘディングシュートぐらいだったが、EFLカップに続きトッテナムの攻撃を完封した
DF
28 アスピリクエタ 6.0
最終ラインと中盤を行き来しながら、攻撃では回数は多くなかったものの、効果的な飛び出しでアクセントに。守備の局面ではメンタル面の駆け引きを含め老獪さが光った
2 リュディガー 6.5
4バックでも要所で積極的な攻撃参加を幾度か見せた。試合終盤は的確なクロス対応や対人対応でクリーンシートに貢献
6 チアゴ・シウバ 7.0
前回のリーグ戦に続きセットプレーから1ゴール。長短織り交ぜた的確な配球に加え、後ろに重心を置いた後半半ば以降は読みを利かせた潰し、インターセプトが光った
左サイドバック起用も3バックの左に近い守備重視のプレー。攻撃面の貢献は少なかったが、守備では周囲のサポートを受けながら集中した対応を90分間継続
MF
22 ツィエク 7.5
得意とするトッテナム相手に圧巻のコントロールシュートで決勝点。試合を通して攻撃の起点となり、守備面でのハードワークも素晴らしかった
(→サウール -)
19 マウント 7.0
2点目をアシスト。インサイドハーフでのプレーとなった中、攻守両面で多くの仕事をこなす。とりわけ、前半はツィエクと共に攻撃の主役に
5 ジョルジーニョ 6.5
前半にベルフワインにあっさりと振り切られた場面はあったが、後半は守備面で良いボールリカバリーを見せて盛り返す。繋ぎの局面でも積極的にボールを呼び込んで捌いた
(→カンテ 5.5)
試合のクローザー役を完遂
8 コバチッチ 6.5
4バックでのプレー、相棒がジョルジーニョということもあり、いつも以上に攻守のバランスを意識。決定的な仕事はなかったが、献身的なプレーで周囲を大いに助けた
20 ハドソン=オドイ 6.5
前半は判断ミスも幾度かあったが、先制点のアシストに2点目に繋がるFK奪取と決定的な仕事をこなす。守備でも献身性を示した
(→マルコス・アロンソ -)
FW
9 ルカク 5.5
前線で身体を張る仕事は見せたが、決定機の場面では相手守備にうまく対応された
監督
トゥヘル 6.5
トッテナムの変化にも慌てず、後半の修正で流れを引き寄せて今季4戦全勝に無失点を継続
▽トッテナム採点

GK
1 ロリス 6.0
2失点共にノーチャンス。それ以上に見事なシュートストップや飛び出しでピンチを防ぎ、個人として意地を見せた
DF
25 タンガンガ 4.5
前半から対面のハドソン=オドイに苦戦を強いられカードをもらった結果、1失点目の場面では厳しく行けずに起点を作られた
(→スキップ 5.5)
劣勢を跳ね返そうと、攻守にアグレッシブにプレーしたが、決定的な仕事には至らず
15 ダイアー 6.0
負傷明けの一戦で試合を通してソリッドな守備対応を続けてルカクを封じた。最終ラインでは最も頼りになる存在だった
6 ダビンソン・サンチェス 5.0
2失点目の場面では競り負けた。ルカクに対して強さを見せたが、後手を踏む対応も多かった
33 ベン・デイビス 5.0
左サイドバックでのプレーとなったが、一列前のセセニョンとの連携の問題などもあり、守勢を強いられ続けた
MF
2 ドハーティ 4.5
後半は幾度か良いランニングで決定機に絡みかけたが、守備の強度不足と攻撃面での細かいミスが目立った
8 ウィンクス 5.0
前半の入りに良い攻撃参加を見せたが、慣れないシステムでの戦いによって判断面で曖昧な部分が目立った
(→ブライアン・ヒル -)
5 ホイビュルク 5.5
攻守両面で相手の中盤と互角に戦った。ただ、3バックや3セントラルでの戦いに比べて、バランスを意識するあまり持ち味のアグレッシブさをなかなか出せなかった
19 セセニョン 4.5
守備面を中心に懸命にプレーしたが、チェルシーに対してクオリティの部分で質の低さを露呈
(→ルーカス・モウラ 5.0)
幾度か得意の仕掛けを見せたが、全体的に周囲と呼吸が合わず。攻撃を活性化できなかった
FW
10 ケイン 5.5
ベルフワインと共にほぼ孤立無援の攻撃を懸命に牽引。幻のゴールを含め状態は上がってきた
23 ベルフワイン 5.5
レスター戦での活躍に続きスタメン抜擢のこの試合でもキレを感じさせるプレーで存在感を示した
監督
コンテ 4.5
各選手のコンディションの問題が影響したかもしれないが、慣れない布陣、メンバー構成で自ら流れを相手に与えてしまった印象。ウィンターブレイク前で無理できる状況だっただけに、フルメンバーでのよりアグレッシブな戦いが見たかった…
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ツィエク(チェルシー)
試合の流れを大きく引き寄せる見事なゴールを決めたモロッコ代表MFをMOMに選出。得点自体も素晴らしかったが、試合を通して良い立ち位置、正確なプレーでチームの攻撃をけん引した。さらに、守備の局面では献身的なプレスバックで幾度もチームを助ける利他的なプレーをみせ、交代時にスタンフォード・ブリッジのホームサポーターから惜しみない拍手を受け取った。
チェルシー 2-0 トッテナム
【チェルシー】
ツィエク(後2)
チアゴ・シウバ(後10)
▽チェルシー採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ケパ 6.0
難しい対応はケインのヘディングシュートぐらいだったが、EFLカップに続きトッテナムの攻撃を完封した
DF
28 アスピリクエタ 6.0
最終ラインと中盤を行き来しながら、攻撃では回数は多くなかったものの、効果的な飛び出しでアクセントに。守備の局面ではメンタル面の駆け引きを含め老獪さが光った
4バックでも要所で積極的な攻撃参加を幾度か見せた。試合終盤は的確なクロス対応や対人対応でクリーンシートに貢献
6 チアゴ・シウバ 7.0
前回のリーグ戦に続きセットプレーから1ゴール。長短織り交ぜた的確な配球に加え、後ろに重心を置いた後半半ば以降は読みを利かせた潰し、インターセプトが光った
31 サール 6.0
左サイドバック起用も3バックの左に近い守備重視のプレー。攻撃面の貢献は少なかったが、守備では周囲のサポートを受けながら集中した対応を90分間継続
MF
22 ツィエク 7.5
得意とするトッテナム相手に圧巻のコントロールシュートで決勝点。試合を通して攻撃の起点となり、守備面でのハードワークも素晴らしかった
(→サウール -)
19 マウント 7.0
2点目をアシスト。インサイドハーフでのプレーとなった中、攻守両面で多くの仕事をこなす。とりわけ、前半はツィエクと共に攻撃の主役に
5 ジョルジーニョ 6.5
前半にベルフワインにあっさりと振り切られた場面はあったが、後半は守備面で良いボールリカバリーを見せて盛り返す。繋ぎの局面でも積極的にボールを呼び込んで捌いた
(→カンテ 5.5)
試合のクローザー役を完遂
8 コバチッチ 6.5
4バックでのプレー、相棒がジョルジーニョということもあり、いつも以上に攻守のバランスを意識。決定的な仕事はなかったが、献身的なプレーで周囲を大いに助けた
20 ハドソン=オドイ 6.5
前半は判断ミスも幾度かあったが、先制点のアシストに2点目に繋がるFK奪取と決定的な仕事をこなす。守備でも献身性を示した
(→マルコス・アロンソ -)
FW
9 ルカク 5.5
前線で身体を張る仕事は見せたが、決定機の場面では相手守備にうまく対応された
監督
トゥヘル 6.5
トッテナムの変化にも慌てず、後半の修正で流れを引き寄せて今季4戦全勝に無失点を継続
▽トッテナム採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ロリス 6.0
2失点共にノーチャンス。それ以上に見事なシュートストップや飛び出しでピンチを防ぎ、個人として意地を見せた
DF
25 タンガンガ 4.5
前半から対面のハドソン=オドイに苦戦を強いられカードをもらった結果、1失点目の場面では厳しく行けずに起点を作られた
(→スキップ 5.5)
劣勢を跳ね返そうと、攻守にアグレッシブにプレーしたが、決定的な仕事には至らず
15 ダイアー 6.0
負傷明けの一戦で試合を通してソリッドな守備対応を続けてルカクを封じた。最終ラインでは最も頼りになる存在だった
6 ダビンソン・サンチェス 5.0
2失点目の場面では競り負けた。ルカクに対して強さを見せたが、後手を踏む対応も多かった
33 ベン・デイビス 5.0
左サイドバックでのプレーとなったが、一列前のセセニョンとの連携の問題などもあり、守勢を強いられ続けた
MF
2 ドハーティ 4.5
後半は幾度か良いランニングで決定機に絡みかけたが、守備の強度不足と攻撃面での細かいミスが目立った
8 ウィンクス 5.0
前半の入りに良い攻撃参加を見せたが、慣れないシステムでの戦いによって判断面で曖昧な部分が目立った
(→ブライアン・ヒル -)
5 ホイビュルク 5.5
攻守両面で相手の中盤と互角に戦った。ただ、3バックや3セントラルでの戦いに比べて、バランスを意識するあまり持ち味のアグレッシブさをなかなか出せなかった
19 セセニョン 4.5
守備面を中心に懸命にプレーしたが、チェルシーに対してクオリティの部分で質の低さを露呈
(→ルーカス・モウラ 5.0)
幾度か得意の仕掛けを見せたが、全体的に周囲と呼吸が合わず。攻撃を活性化できなかった
FW
10 ケイン 5.5
ベルフワインと共にほぼ孤立無援の攻撃を懸命に牽引。幻のゴールを含め状態は上がってきた
23 ベルフワイン 5.5
レスター戦での活躍に続きスタメン抜擢のこの試合でもキレを感じさせるプレーで存在感を示した
監督
コンテ 4.5
各選手のコンディションの問題が影響したかもしれないが、慣れない布陣、メンバー構成で自ら流れを相手に与えてしまった印象。ウィンターブレイク前で無理できる状況だっただけに、フルメンバーでのよりアグレッシブな戦いが見たかった…
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ツィエク(チェルシー)
試合の流れを大きく引き寄せる見事なゴールを決めたモロッコ代表MFをMOMに選出。得点自体も素晴らしかったが、試合を通して良い立ち位置、正確なプレーでチームの攻撃をけん引した。さらに、守備の局面では献身的なプレスバックで幾度もチームを助ける利他的なプレーをみせ、交代時にスタンフォード・ブリッジのホームサポーターから惜しみない拍手を受け取った。
チェルシー 2-0 トッテナム
【チェルシー】
ツィエク(後2)
チアゴ・シウバ(後10)
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両監督が試合後の揉め事に言及…トゥヘル「侮辱されたわけでも、傷つけられたわけでもない」、コンテ「次回はもっと注意を払う」
チェルシーのトーマス・トゥヘル監督とトッテナムのアントニオ・コンテ監督が試合後の一悶着にコメントした。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 14日、プレミアリーグ第2節のチェルシーvsトッテナムの“ロンドン・ダービー”が行われ、2-2の引き分けに終わった。 今シーズンも2強を追いかける3位グループの直接対決。昨季の3位、4位の対戦は、両者が連勝を目指して戦う一戦。試合が推移していく中、トッテナムの同点ゴールの際には、その前にファウルがあったとしてチェルシーのトーマス・トゥヘル監督が主張。アントニオ・コンテ監督と小競り合いを起こし、ヒートアップする。 試合を圧倒しながらも追いつかれたチェルシーだったが、リース・ジェームズのゴールで勝ち越しに成功。そのまま逃げ切りを図ることに。しかしアディショナルタイム6分にCKからハリー・ケインが同点ゴールを決め、土壇場でトッテナムが追いつき、2-2の引き分けに終わった。 白熱の一戦だったが、この試合でのジャッジや試合中の小競り合いにフラストレーションが溜まっていたのだろうか。試合終了後に、両指揮官がすれ違いざまに握手をすると、トゥヘル監督がコンテ監督の手を離さず。これにコンテ監督が何かを言うと、トゥヘル監督は自身の目をさして「見ているぞ」と言わんばかりに応戦。もみ合いになりそうなところを選手やスタッフが間に入りなんとか制止した。 試合中からジャッジに対して不満を抱えていたトゥヘル監督はこの行動について「彼も楽しんでいたと思う。悪いことではない」とコメント。ちょっとした揉め事を大きくしすぎたと語り、起こり得ることだとした。 「フィールド上で2人の選手がちょっとした喧嘩をしても何も起こらない。誰もケガをしていないのと同じようなものだ。プレミアリーグで2人の監督が今日関わったのは、私たち2人がチームのために戦っていたからだ」 「誰も侮辱されたわけでも、傷つけられたわけでもない。殴り合いの喧嘩をしたわけでもないし、私にとっては大したことではない」 「もちろん思わずカッとなったし、ヒートアップもしたが、悪いことではなく試合の一部だった。2人とも自分のチームのために戦い、そういうことも起こる。ここでは距離がとても近い」 「激しい試合だったし、両方のダグアウトはとても近い。だから、お互いに少し熱くなってしまった」 対してふっかけられた形となったコンテ監督も言及。問題ではないとし、今後は気をつけなければいけないと冗談まじりに語った。 「何が起きたにせよ、我々は楽しんでいた。次回はもっと注意を払い、握手はしないし、問題も解決する」 「私は自分のベンチに留まり、我々は我々だけで、この件で何の問題もないスタッフと一緒に終える。このような状況で、次の試合を欠場するのは残念だ」 「確かに何が起こったかを理解するための映像は必要だ。もちろん、私は冷静ではない。もし私がアグレッシブさを確認したら、私の答えはアグレッシブだったということだ」 「しかし、私は繰り返すが、これは問題ではない。最も重要なことは、試合が素晴らしい試合だったと言うこと。大きなレベルの2つのチームの試合だった。我々が勝ち点1を取ったことは、本当に重要だった」 <span class="paragraph-title">【動画】互いに「楽しんだ」と語った両指揮官、試合終了後に一触即発の睨み合い</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">TUCHEL VS CONTE: ROUND TWO!!! <a href="https://t.co/XhWuOU4fwD">pic.twitter.com/XhWuOU4fwD</a></p>— Sky Sports Premier League (@SkySportsPL) <a href="https://twitter.com/SkySportsPL/status/1558868810223976451?ref_src=twsrc%5Etfw">August 14, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.08.15 13:48 Mon5
