ヘタフェで復活のグリーンウッドが感謝の言葉「温かく迎え入れてくれてありがとう」、ユナイテッドからは移籍へ

2024.05.27 12:35 Mon
ヘタフェでの今季最終戦を終えたグリーンウッド
Getty Images
ヘタフェでの今季最終戦を終えたグリーンウッド
マンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍中の元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(22)がヘタフェに別れを告げた。ユナイテッド生え抜きの逸材として将来が期待されていたものの、2022年1月から強姦未遂などの容疑をかけられ、しばらく活動を停止していたグリーンウッド。2023年2月に訴訟が取り下げられ無罪となったが、今シーズンはヘタフェへのレンタル移籍で再起を図ることとなった。
久々の実戦復帰の舞台が自身初のラ・リーガとなったグリーンウッドだが、ヘタフェに加入してからすぐに主力に定着し、公式戦36試合で10ゴール6 アシストを記録。今月上旬には、クラブ会長のアンヘル・トーレス氏が「我々と一緒にいてほしい」と残留希望を公言していた。

しかし、26日に行われたラ・リーガ最終節のマジョルカ戦を1-2の敗戦で終えると、この試合にフル出場したグリーンウッドはインスタグラムでメッセージを投稿。ヘタフェ関係者に感謝の言葉を贈っている。

「ヘタフェファミリーとファンには、素晴らしいシーズンを過ごせたことを心から感謝している。温かく迎え入れてくれた上、仲間の一員だと感じさせてくれてどうもありがとう。チームメイトやクラブと共に、全ての瞬間を楽しんだ」
「ほろ苦い結末だったけど、皆さんのためにプレーできて嬉しかった。(ヘタフェの)幸運を祈っている」

イギリス『エクスプレス』によると、レンタル期間が終了するグリーンウッドは一度イングランドへ帰還。今夏はユナイテッドからの移籍が既定路線で、ドルトムントアトレティコ・マドリーユベントスナポリなどが移籍先候補に挙がっている模様だ。

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前線強化図るユベントス、ヘタフェで復活中のグリーンウッドに関心か

ユベントスが、ヘタフェの元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(22)に興味を示しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。 現在セリエAで3位と来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)復帰が現実味を帯びてきているユベントス。新フォーマットで開催されるFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)2025への出場も先日決まり、選手層拡大の必要性が高まっている。 前線の選手では、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザとの契約更新に動いている他、今夏ラツィオとの契約が切れる元ブラジル代表FWフェリペ・アンデルソンのフリーでの獲得を模索。そんな中、ヘタフェで復活の兆しを見せるグリーンウッドにも注目しているという。 マンチェスター・ユナイテッド生え抜きのグリーンウッドは、将来を嘱望される存在ながら強姦未遂などの容疑で2022年1月から活動停止。その後、2023年2月に訴訟が取り下げられると、今シーズンはヘタフェへのレンタル移籍が実現し、スペインの地で再起を図っている。 ヘタフェでレギュラーに定着し、ここまで公式戦27試合8ゴール5アシストを記録しているアタッカーにはバルセロナなどが関心。ユベントスもこの列に加わり、ここ数週間は状況の把握や調査に動いている模様だ。 現在マッシミリアーノ・アッレグリ監督が採用している[3-5-2]であれば、2トップの一角での起用も考えられるグリーンウッドだが、ユベントスは[4-3-3]や[3-4-3]といった新たなオプションを増やしたい意向とのこと。そのため、一対一に強く、キレ味鋭いウインガーを複数探しているという。 なお、ユナイテッドとグリーンウッドの契約は2025年6月まで。現時点で、ユベントスのグリーンウッド獲得はアイデア以上のものと見られており、今後の進展に注目が集まる。 2024.03.23 20:35 Sat

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