東京Vが琉球に逆転勝利! 新井&佐藤凌が1G1Aの共演【明治安田J2第24節】
2022.07.03 20:10 Sun
明治安田生命J2リーグ第24節、東京ヴェルディvsFC琉球が3日に味の素スタジアムで行われ、ホームの東京Vが2-1で逆転勝利した。
いずれも先月に監督交代に踏み切った14位の東京Vと、最下位の琉球による一戦。
前節、ジェフユナイテッド千葉に1-3で敗戦し、城福新体制で初黒星を喫した東京Vはバウンスバックの白星を、ナチョ・フェルナンデス新体制の初陣でFC町田ゼルビアに0-1で敗れリーグ4連敗の琉球は新体制初勝利、8戦ぶりの白星を目指した。
試合はいきなり早い時間帯に動く。2分、相手のスローインの流れからボールを奪った琉球が右サイドで繋いでボックス手前右の清武へ縦パスを通す。その清武からの低いクロスにゴール前で反応したケルヴィンが、DF2枚に囲まれながらも左足のシュートを流し込み、今季初ゴールとした。
前節に続き開始早々の失点となった東京Vは、自陣に[4-4-2]の守備ブロックを築くアウェイチームに対し、インサイドを取るサイドバック、大外に張って果敢に仕掛けるウイングを起点に内と外を織り交ぜた攻めでチャンスを窺う。その形からバスケス・バイロン、新井らが際どいシュートを放つ。
チャンスは作りながらも最後の精度を欠くホームチームだが、前半終了間際に追いつく。42分、右サイドの梶川から逆サイドでフリーの新井へサイドチェンジが繋がる。ボックス付近の新井はカットインから相手を抜き切らずに右足インスウィングの柔らかなクロスを入れると、ゴール前にタイミング良く走り込んだ佐藤凌我がゴール右隅へヘディングシュートを流し込んだ。
1-1で折り返した試合は、立ち上がりこそ前半同様に琉球が勢いを持って入ったが、時間の経過と共に東京Vが押し込んでいく。
河村の投入で[4-3-3]から[4-4-2]に並びを変えると、新井を起点とした左サイドの攻めから幾度も際どいクロスを供給。75分には波状攻撃からボックス手前左の深澤が入れた高精度のクロスをゴール前の河村がダイビングヘッド。だが、枠の右隅を捉えたシュートはGK田口のビッグセーブにはじき出される。
琉球の粘りの守備もあり1-1のイーブンが続く中、互いに交代カードを切って決勝点を目指す。すると、83分には佐藤凌の中央突破の流れから小池のカウンタープレスで奪い返したボールを、佐藤凌がボックス左の新井に展開。ここで新井は左斜め45度からの完璧な右足シュートをファーポストに突き刺した。
その後、琉球の決死の反撃を身体を張った守備で撥ね返し続けた東京Vが、2-1のまま試合をクローズ。新井と佐藤凌の1ゴール1アシストによる共演で琉球を逆転で退け、千葉戦敗戦からのバウンスバックに成功した。一方、敗れた琉球は5連敗となった。
◆第24節
▽7月3日(日)
東京ヴェルディ 2-1 FC琉球
▽7月2日(土)
ブラウブリッツ秋田 0-1 レノファ山口FC
いわてグルージャ盛岡 1-0 大宮アルディージャ
水戸ホーリーホック 1-2 横浜FC
FC町田ゼルビア 2-3 ベガルタ仙台
ヴァンフォーレ甲府 0-1 V・ファーレン長崎
モンテディオ山形 0-2 栃木SC
ツエーゲン金沢 0-1 徳島ヴォルティス
ファジアーノ岡山 0-2 ロアッソ熊本
大分トリニータ 3-2 ジェフユナイテッド千葉
ザスパクサツ群馬 0-2 アルビレックス新潟
いずれも先月に監督交代に踏み切った14位の東京Vと、最下位の琉球による一戦。
前節、ジェフユナイテッド千葉に1-3で敗戦し、城福新体制で初黒星を喫した東京Vはバウンスバックの白星を、ナチョ・フェルナンデス新体制の初陣でFC町田ゼルビアに0-1で敗れリーグ4連敗の琉球は新体制初勝利、8戦ぶりの白星を目指した。
前節に続き開始早々の失点となった東京Vは、自陣に[4-4-2]の守備ブロックを築くアウェイチームに対し、インサイドを取るサイドバック、大外に張って果敢に仕掛けるウイングを起点に内と外を織り交ぜた攻めでチャンスを窺う。その形からバスケス・バイロン、新井らが際どいシュートを放つ。
一方、相手を引き込んでのロングカウンターで虎視眈々と追加点を狙う琉球。前がかりな相手に対して、幾度か数的同数の鋭いカウンターを繰り出す。30分には相手FKを撥ね返した流れから背後に飛び出した中野が梶川からGKへの短いバックパスをかっさらい、ボックス内で一対一のビッグチャンス。だが、ここは飛び出したGKマテウスのビッグセーブに阻まれる。
チャンスは作りながらも最後の精度を欠くホームチームだが、前半終了間際に追いつく。42分、右サイドの梶川から逆サイドでフリーの新井へサイドチェンジが繋がる。ボックス付近の新井はカットインから相手を抜き切らずに右足インスウィングの柔らかなクロスを入れると、ゴール前にタイミング良く走り込んだ佐藤凌我がゴール右隅へヘディングシュートを流し込んだ。
1-1で折り返した試合は、立ち上がりこそ前半同様に琉球が勢いを持って入ったが、時間の経過と共に東京Vが押し込んでいく。
河村の投入で[4-3-3]から[4-4-2]に並びを変えると、新井を起点とした左サイドの攻めから幾度も際どいクロスを供給。75分には波状攻撃からボックス手前左の深澤が入れた高精度のクロスをゴール前の河村がダイビングヘッド。だが、枠の右隅を捉えたシュートはGK田口のビッグセーブにはじき出される。
琉球の粘りの守備もあり1-1のイーブンが続く中、互いに交代カードを切って決勝点を目指す。すると、83分には佐藤凌の中央突破の流れから小池のカウンタープレスで奪い返したボールを、佐藤凌がボックス左の新井に展開。ここで新井は左斜め45度からの完璧な右足シュートをファーポストに突き刺した。
その後、琉球の決死の反撃を身体を張った守備で撥ね返し続けた東京Vが、2-1のまま試合をクローズ。新井と佐藤凌の1ゴール1アシストによる共演で琉球を逆転で退け、千葉戦敗戦からのバウンスバックに成功した。一方、敗れた琉球は5連敗となった。
◆第24節
▽7月3日(日)
東京ヴェルディ 2-1 FC琉球
▽7月2日(土)
ブラウブリッツ秋田 0-1 レノファ山口FC
いわてグルージャ盛岡 1-0 大宮アルディージャ
水戸ホーリーホック 1-2 横浜FC
FC町田ゼルビア 2-3 ベガルタ仙台
ヴァンフォーレ甲府 0-1 V・ファーレン長崎
モンテディオ山形 0-2 栃木SC
ツエーゲン金沢 0-1 徳島ヴォルティス
ファジアーノ岡山 0-2 ロアッソ熊本
大分トリニータ 3-2 ジェフユナイテッド千葉
ザスパクサツ群馬 0-2 アルビレックス新潟
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2025シーズンのホームグロウン制度、14クラブが不遵守も罰則なし…最多はFC東京の15名
Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue5