「運にも恵まれたが必要なこと」逆転負けも他力に助けられW杯出場のU-17日本代表、廣山望監督は運を活かす「次のステージで勝利を目指す」
2025.04.11 15:25 Fri
敗戦を振り返る廣山望監督
U-17日本代表の廣山望監督が、U-17ワールドカップ(W杯)出場権獲得を喜んだ。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。
試合は、7分に左CKから藤田明日翔が決めて日本が先制。そのまま後半に入ると、勝利が必須のオーストラリアが反撃。51分にCKからマイルズ・ミリナーに同点ゴールを決められると、71分には日本の自陣での横パスをカットしたマックス・アナスタシオが逆転ゴール。さらに74分にはCKの流れからマックス・アナスタシオにゴールを許す苦しい展開となる。
2点ビハインドとなった中、日本は終盤にかけて圧力をかけると、右サイドからの仕掛けから谷大地が決めて1点さに。それでも残り1点が遠く、まさかの敗戦となった。
最後は他力となった中、オーストラリアに敗れた日本。廣山監督はパフォーマンスは悪くなかったとした。
「オーストラリア戦では良いパフォーマンスを見せたいと思っていました。最初の2試合に比べると、実力は及ばなかったものの、大きな差はなかったと思います」
「ただ、少し苦戦した瞬間もあったと感じています」
とはいえ、結果は敗戦。それでもグループ首位でのベスト8進出は嬉しいとした。
「グループ首位通過は本当に嬉しいです。統計上、4チーム中1位で次のステージに進めるということであり、これは我々の目標でした」
また、他力でのグループステージ突破にも言及。こうした運を活かす必要があるとし、しっかりと次からは勝ち続けると意気込んだ。
「確かに運にも恵まれましたが、トップのチームになるためには、それも必要なことです。確かなことは、この幸運を最大限活かし、次のステージで勝利を目指すということです」
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10日、日本はAFC U17アジアカップのグループステージ最終節でU-17オーストラリア代表と対戦した。第2戦のU-17ベトナム代表戦では、勝利目前でミスからPKを献上。1-1のドローに終わり、U-17W杯の出場権を確保できず。ただ、この試合で引き分け以上の結果を残せば出場が確定し、敗戦でももう1試合の結果次第という状況だった。2点ビハインドとなった中、日本は終盤にかけて圧力をかけると、右サイドからの仕掛けから谷大地が決めて1点さに。それでも残り1点が遠く、まさかの敗戦となった。
他会場に結果を委ねることとなったが、U-17ベトナム代表vsU-17UAE代表は、UAEが87分に追いつき1-1のドロー。この結果、日本はグループ首位となり、ベスト8進出と共にU-17W杯出場権を確保した。
最後は他力となった中、オーストラリアに敗れた日本。廣山監督はパフォーマンスは悪くなかったとした。
「オーストラリア戦では良いパフォーマンスを見せたいと思っていました。最初の2試合に比べると、実力は及ばなかったものの、大きな差はなかったと思います」
「ただ、少し苦戦した瞬間もあったと感じています」
とはいえ、結果は敗戦。それでもグループ首位でのベスト8進出は嬉しいとした。
「グループ首位通過は本当に嬉しいです。統計上、4チーム中1位で次のステージに進めるということであり、これは我々の目標でした」
また、他力でのグループステージ突破にも言及。こうした運を活かす必要があるとし、しっかりと次からは勝ち続けると意気込んだ。
「確かに運にも恵まれましたが、トップのチームになるためには、それも必要なことです。確かなことは、この幸運を最大限活かし、次のステージで勝利を目指すということです」
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U-17日本代表が U-17W杯出場権獲得目前の悲劇…PK献上でベトナムとドロー、出場権は最終節へ【AFC U17アジアカップ】
U-17日本代表は7日、AFC U17アジアカップグループB第2節でU-17ベトナム代表とサウジアラビアのオカズ・スタジアムで対戦した。 毎年開催されることになり、48カ国に出場国が増大したU-17ワールドカップ(W杯)出場権を懸けた今大会。2連覇中の日本は初戦でU-17UAE代表相手に4-1で勝利していた。 グループ2位以内で準々決勝に進出すれば本戦出場となる中、この試合で勝利すれば、ノックアウトステージに進出すると共にW杯出場権獲得が決定する。 日本は、UAE戦から3名を変更。GKにエジケ唯吹ヴィンセントジュニア(サガン鳥栖U-18)を起用し、MF野口蓮斗(サンフレッチェ広島F.Cユース)、MF姫野誠(ジェフユナイテッド市原・千葉U-18)がスタメンに入った。[3-4-2-1]の布陣を採用し、最終ラインは藤井翔大(横浜F・マリノスユース)、篠崎健人(市立船橋高校)に加え、樺山文代志(興国高校)がリベロの位置に。右サイドに長南開史(柏レイソルU-18)、左サイドに姫野。ボランチに野口、神田泰斗(RB大宮アルディージャU18)が入り、2シャドーに吉田湊海(鹿島アントラーズユース)、加茂結斗(柏レイソルU-18)、1トップに浅田大翔(横浜F・マリノス)が入った。 立ち上がりから日本がボールを保持して攻め込んでいく展開に。しっかりとビルドアップをしながら崩しにかかっていく。対するベトナムは強度の高いプレスに加え、ロングボールや個人の突破など、様々な形で日本に対して攻め込んでくる形となった。 日本は11分、藤井が遠目の位置から左足で強烈シュート。枠を越えていったが、引いていた相手に鋭い一発を見せた。13分には左サイドからの藤井のアーリークロスをボックス中央で神田がダイレクトシュート。しかし、GKがセーブする。それでも、これで得たCKから姫野がクロスを入れると、吉田がフリーでヘッド。UAE戦に続いてのゴールを決め、日本が先制に成功した。 吉田の今大会3点目のゴールで幸先良く先制した日本。対するベトナムは日本の隙を見てカウンターを仕掛けていく展開に。守備でも6バックで日本のサイド攻撃を制限して良い形をあまり作らせないこう着した展開となる。 それでも33分、今度は右CKから日本がチャンス。クロスを吉田が折り返すと、浅田がこれを折り返し、最後は再び吉田。しかし、ヘディングで押し込んだシュートはサイドネットを揺らす。日本は攻めあぐねていたが、42分には浅田の落としを受けた吉田が相手をかわしてミドルシュート。しかし、これはGKがセーブする。 日本が1点リードで迎えた後半。廣山望監督は加茂を下げて小林志紋(サンフレッチェ広島F.Cユース)を投入して流れを変えに行く中、ベトナムも前に圧力をかけて立ち上がりからシュートを積極的に放ってくる。 ややオープンな展開となり、攻守の入れ替えが激しくなる中、49分には浅田のパスに反応した長南がボックス内右から強烈な右足シュート。GKがなんとか弾き出すに留まった。 なかなか攻撃が上手く組み立てられない日本は62分に長南を下げて田中遥大(FC東京U-18)を投入。停滞する攻撃の活性化を図りにいく。それでもあまり良い形が作れない日本は、70分に野口を下げて加藤海輝(横浜F・マリノスユース)を投入。中盤に手を加えて変化をつけていく。 すると71分、吉田のパスをボックス内で受けた加藤がそのままシュート。投入直後にしっかりとゴール前に顔を出して行く。80分には左サイドを姫野がドリブルで突破。そのまま深い位置からクロスを入れるがDFがブロック。これで得たCKからファーに流れたクロスを吉田が強振もGKがわずかに触ってゴールを許さない。 6バック気味に戦い、日本のサイド攻撃を封じ、前には圧力をかけて行くベトナムに対し、日本は最後まで追加点を奪うことができなかったが、それでもしっかりと1点を守り抜き0-1で勝利するかと思われた中、後半アディショナルタイムにドラマが。ロングボールの処理に躊躇すると、突っ込んできたチャン・ギア・バオをエジケ唯吹ヴィンセントジュニアがファウルで止めてしまいPKを献上。チャン・ギア・バオが落ち着いて中央へ決めて、起死回生の同点ゴールとなった。 試合はそのまま終了し、ベトナムが起死回生の同点劇。日本は勝利目前でミスから引き分けとなり、最終節のオーストラリア戦で決着をつけることとなった。 U-17ベトナム代表 1-1 U-17日本代表 【ベトナム】 チャン・ギア・バオ(後51) 【日本】 吉田湊海(前13) <h3>◆U-17日本代表</h3> GK:エジケ唯吹ヴィンセントジュニア DF:篠崎健人、樺山文代志、藤井翔大 MF:長南開史(→63分 田中遥大)、野口蓮斗(→70分 加藤海輝)、神田泰斗、姫野誠 MF:吉田湊海(→90+4分 今井宏亮)、加茂結斗(→46分 小林志紋) FW:浅田大翔[C] <h3>◆順位表</h3> (勝ち点/得失点/試合数) 1:日本|4pt/+3/2 2:ベトナム|2pt/0/2 3:オーストラリア|1pt/0/1 4:UAE|0pt/-3/1 <span class="paragraph-title">【動画】日本のW杯出場権がスルり…土壇場の悲劇</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zPiVpxuxl1A";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.08 01:54 Tue2
U-17日本代表がメンバー変更、鹿島ユースDF元砂晏翔仁ウデンバが追加招集…G大阪ユースDF横井佑弥が離脱【AFC U17アジアカップ】
日本サッカー協会(JFA)は25日、AFC U17アジアカップに臨むU-17日本代表メンバーの変更を発表した。 23日から活動をスタートさせているU-17日本代表。U-17ワールドカップ(W杯)出場権を懸けたアジア予選も兼ねている大会となっている。 そんな中、DF横井佑弥(ガンバ大阪ユース)がコンディション不良のために離脱することが決定。代わりにDF元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島アントラーズユース)が招集されることとなった。 すでにFW葛西夢吹(湘南ベルマーレU-18)がケガのため不参加に。代わってMF加藤海輝(横浜F・マリノスユース)が追加招集されていた。 廣山望監督が率いるチームは、現地でのU-17タイ代表とのトレーニングマッチを経て、4月4日の第1戦でU-17UAE代表と対戦。7日の第2戦でU-17ベトナム代表と、10日の第3戦でU-17オーストラリア代表と対戦する。 <h3>◆U-17日本代表メンバー</h3> GK 1.村松秀司(ロサンゼルスFC/アメリカ) 23.松浦大翔(アルビレックス新潟U-18) 12.エジケ唯吹ヴィンセントジュニア(サガン鳥栖U-18) DF 21.横井佑弥(ガンバ大阪ユース)※コンディション不良のため離脱 5.篠崎健人(市立船橋高校) 4.藤井翔大(横浜F・マリノスユース) 2.藤田明日翔(川崎フロンターレU-18) 17.メンディーサイモン友(流通経済大学付属柏高校) 21.元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島アントラーズユース)※追加招集 MF 7.今井宏亮(東京ヴェルディユース) 13.樺山文代志(興国高校) 15.針生涼太(清水エスパルスユース) 6.野口蓮斗(サンフレッチェ広島F.Cユース) 14.神田泰斗(RB大宮アルディージャU18) 3.田中遥大(FC東京U-18) 19.姫野誠(ジェフユナイテッド市原・千葉U-18) 16.長南開史(柏レイソルU-18) 9.加藤海輝(横浜F・マリノスユース)※追加招集 FW 20.瀬口大翔(ヴィッセル神戸U-18) 11.浅田大翔(横浜F・マリノス) 8.小林志紋(サンフレッチェ広島F.Cユース) 18.谷大地(サガン鳥栖U-18) 10.吉田湊海(鹿島アントラーズユース) 22.加茂結斗(柏レイソルU-18) 9.葛西夢吹(湘南ベルマーレU-18)※ケガのため離脱 2025.03.25 16:45 Tue3
U-17日本代表が発表! サウジアラビアでU-17W杯の出場権を懸けた戦いに挑む【AFC U17アジアカップ】
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「大きな失望」日本を下すも天国から地獄へ、オーストラリア指揮官は選手たちを称える「自分たちの努力を誇りに思うべき」
U-17オーストラリア代表を指揮するブラッド・マロニー監督が、U-17日本代表戦を振り返った。フットボール・オーストラリア(FFA/オーストラリアサッカー連盟)が伝えた。 10日、AFC U17アジアカップのグループステージ最終節で、オーストラリアは日本と対戦した。 オーストラリアは1分け1敗、日本は1勝1分けで臨んだ一戦。オーストラリアは勝利が最低条件であり、勝った場合でも他会場の結果次第でU-17ワールドカップ(W杯)の出場権が決定する状況だった。 試合は7分に左CKから藤田明日翔が決めて日本が先制。オーストラリアは1点ビハインドとなり、そのまま後半に入る。 しかし、後半は勝利を目指して圧力をかけると、51分にCKからマイルズ・ミリナーが同点ゴールを決めると、71分には日本の自陣での横パスをカットしたマックス・アナスタシオが逆転ゴール。さらに74分にはCKの流れからマックス・アナスタシオがゴールを奪い2点差をつける。 日本に1点を返されたものの、3-2で勝利。最低限の結果を残しもう1試合の結果を待っていたが、U-17ベトナム代表vsU-17UAE代表は1-1のドローに終わり、オーストラリアは勝ち点で並びながらも3位で敗退となってしまった。 試合に勝利しながらも、敗退が決まったオーストラリア。マロニー監督は、選手たちを称え、この先の未来が明るいことを示唆した。 「選手たちは本当に素晴らしい努力をした。特にビハインドから逆転し、素晴らしい精神力を見せて勝利した」 「残念ながらW杯の出場権獲得には至らなかったようだ。これはこのチームにとって、大きな失望だ」 「ただ、選手たち全員に明るい未来があると信じている。私はこの選手たちを強く信じており、ほとんどの選手が今後素晴らしいキャリアを築くと確信している」 また、最初の2試合について勝利を挙げられなかったことを悔やんだ。 「最初の2試合は少し残念だった。パフォーマンスではなく、結果がだ。3試合全てにおいて、選手たちのパフォーマンスは素晴らしかったと思うし、どの試合も優位に進めることができた」 「結局のところ、それだけでは十分ではなかったが、選手たちは、自分たちの努力を誇りに思うべきだ」 改めて今大会を振り返り、最初の2試合が悔やまれるとコメント。ただ、日本を破ったことを誇りに思うべきだとした。 「本当に誇りに思う。先ほども言ったが、最初の数試合はスコアボードの数字が我々を失望させた。ただ、選手たちの努力を責めることはできない」 「最初の2試合と今夜の試合はどれも圧倒した。そして、この大会で4度優勝している日本のようなチームを破ったことは、チーム全体の素晴らしい努力の賜物だと思う」 <span class="paragraph-title">【動画】オーストラリアが日本撃破の歓喜…も数分でU-17W杯出場を逃す</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="6z5YYbUcvkA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.11 14:10 Fri3
U-17日本代表がメンバー変更、鹿島ユースDF元砂晏翔仁ウデンバが追加招集…G大阪ユースDF横井佑弥が離脱【AFC U17アジアカップ】
日本サッカー協会(JFA)は25日、AFC U17アジアカップに臨むU-17日本代表メンバーの変更を発表した。 23日から活動をスタートさせているU-17日本代表。U-17ワールドカップ(W杯)出場権を懸けたアジア予選も兼ねている大会となっている。 そんな中、DF横井佑弥(ガンバ大阪ユース)がコンディション不良のために離脱することが決定。代わりにDF元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島アントラーズユース)が招集されることとなった。 すでにFW葛西夢吹(湘南ベルマーレU-18)がケガのため不参加に。代わってMF加藤海輝(横浜F・マリノスユース)が追加招集されていた。 廣山望監督が率いるチームは、現地でのU-17タイ代表とのトレーニングマッチを経て、4月4日の第1戦でU-17UAE代表と対戦。7日の第2戦でU-17ベトナム代表と、10日の第3戦でU-17オーストラリア代表と対戦する。 <h3>◆U-17日本代表メンバー</h3> GK 1.村松秀司(ロサンゼルスFC/アメリカ) 23.松浦大翔(アルビレックス新潟U-18) 12.エジケ唯吹ヴィンセントジュニア(サガン鳥栖U-18) DF 21.横井佑弥(ガンバ大阪ユース)※コンディション不良のため離脱 5.篠崎健人(市立船橋高校) 4.藤井翔大(横浜F・マリノスユース) 2.藤田明日翔(川崎フロンターレU-18) 17.メンディーサイモン友(流通経済大学付属柏高校) 21.元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島アントラーズユース)※追加招集 MF 7.今井宏亮(東京ヴェルディユース) 13.樺山文代志(興国高校) 15.針生涼太(清水エスパルスユース) 6.野口蓮斗(サンフレッチェ広島F.Cユース) 14.神田泰斗(RB大宮アルディージャU18) 3.田中遥大(FC東京U-18) 19.姫野誠(ジェフユナイテッド市原・千葉U-18) 16.長南開史(柏レイソルU-18) 9.加藤海輝(横浜F・マリノスユース)※追加招集 FW 20.瀬口大翔(ヴィッセル神戸U-18) 11.浅田大翔(横浜F・マリノス) 8.小林志紋(サンフレッチェ広島F.Cユース) 18.谷大地(サガン鳥栖U-18) 10.吉田湊海(鹿島アントラーズユース) 22.加茂結斗(柏レイソルU-18) 9.葛西夢吹(湘南ベルマーレU-18)※ケガのため離脱 2025.03.25 16:45 Tue4
U-17日本代表が4発圧勝発進、10番FW吉田湊海が2発! 次戦勝利でU-17W杯出場権獲得【AFC U17アジアカップ】
U-17日本代表は4日、AFC U17アジアカップグループB第1節でU-17UAE代表とサウジアラビアで対戦し、4-1で圧勝した。 毎年開催されることになり、48カ国に出場国が増大したU-17ワールドカップ出場権を懸けた今大会のU-17アジアカップ。2連覇中の日本はU-17ベトナム代表、U-17オーストラリア代表と同組となった。 グループ2位以内で準々決勝に進出すれば本戦出場となる中、日本は[3-4-2-1]の布陣を採用。最前線には主将のFW浅田大翔(横浜FM)が入り、2シャドーにはFW吉田湊海(鹿島ユース)とFW加茂結斗(柏U-18)が入った。 試合は開始2分にいきなり動く。MF針生涼太(清水ユース)の正確な左クロスに浅田がヘッド。これはポストに直撃したもののルーズボールを吉田がボレーで押し込んだ。 最高のスタートを切った日本は15分にリードを広げる。左サイドを上がったDF藤井翔大(横浜FMユース)のクロスを吉田がダイビングヘッドで叩き込んだ。 吉田の2ゴールで2-0とした日本は直後、バー直撃のシュートを浴びてヒヤリとするも34分に3点目。加茂が左サイドを持ち上がってボックス内へ。DFを抜ききらず巧みなコントロールシュートを流し込んだ。 余裕の日本は迎えた後半、71分に1点を返されたが、83分に浅田がダメ押しの4点目を決めて圧勝。初戦を最高の形で制し、7日のベトナム戦を勝利すると準々決勝進出とともに11月にカタールで行われる本大会出場が決まる。 U-17日本代表 4-1 U-17UAE代表 【U-17日本代表】 吉田湊海(前2、15) 加茂結斗(前34) 浅田大翔(後38) 【U-17UAE代表】 ファイサル・モハンメド(後26) 2025.04.05 06:47 Sat5