レーティング: アタランタ 0-1 レアル・マドリー《CL》

2021.02.25 06:55 Thu
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、アタランタvsレアル・マドリーが24日に行われ、0-1でレアル・マドリーが先勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし

▽アタランタ採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
95 ゴッリーニ 6.0
カゼミロのヘディングシュートを好守で阻止
DF
2 トロイ 6.5
無理の効く守備で耐え凌いでいた

17 ロメロ 6.0
フロイラー退場後はライン設定を深くして1失点に凌ぐ

19 ディムスティ 6.5
アセンシオの突破を全く許さなかった
MF
3 メーレ 6.0
堅実に守備に奔走した

(→パロミーノ -)

15 デ・ルーン 6.0
相棒のフロイラーが退場した中、中盤を締める

32 ペッシーナ 6.0
フロイラー退場後はボランチでプレー。運動量豊富にボールホルダーを追いかけた

11 フロイラー 4.5
やや厳しい判定だったが、痛恨の退場

8 ゴセンズ 6.0
自身のサイドを破られることはなかった

FW
9 ムリエル 5.5
守備に追われ過ぎてカウンターの起点になることはできず

(→イリチッチ 4.5)
軽いプレーが多く途中出場ながら屈辱の交代を命じられる

(→マリノフスキー -)

91 D・サパタ 5.5
単騎で何度か打開を仕掛けた

(→パシャリッチ 5.5)
ボールホルダーにプレスに行き続けた

監督
ガスペリーニ 5.5
退場者を出した中、アウェイゴールを与えない采配に出るも実らず

▽レアル・マドリー採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 クルトワ 5.5
守備機会なし

DF
17 L・バスケス 5.5
攻撃面でもう少しアクセントを付けたかった

5 ヴァラン 6.0
余裕を持ったプレーでチーム全体を押し上げた

6 ナチョ 6.0
意外な攻撃参加がアクセントに

23 F・メンディ 7.0
フロイラーを退場に追い込む抜け出しを見せ、決勝弾をマーク

MF
10 モドリッチ 6.0
さすがのゲームメーク力で中盤を支配、シュートも狙っていった

14 カゼミロ 6.0
リスクを負って攻撃参加に出ていた

8 クロース 6.0
モドリッチ、イスコらと共に中盤を制圧

FW
11 アセンシオ 5.0
今日に関しては目立たなかった

(→アリーバス -)

22 イスコ 6.0
中盤に降りてポゼッションを安定させた

(→ウーゴ・ドゥロ -)

20 ヴィニシウス 6.0
コンスタントにボールに絡み、フロイラーを退場に追い込むスルーパスを通す

(→マリアーノ 5.0)
スペースがなく生きない展開だった

監督
ジダン 6.0
苦しい台所事情の中、イスコの最前線起用が奏功。ただ、マリアーノ投入は失敗だった

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
メンディ(レアル・マドリー)
退場を誘発し、貴重なアウェイゴール獲得と文句なしのマン・オブ・ザ・マッチ。

アタランタ 0-1 レアル・マドリー
【レアル・マドリー】
F・メンディ(後41)
関連ニュース

ミランがダニエル・マルディーニの売却を視野に…今季後半戦は通算3度目のレンタルでモンツァへ

ミランが元U-20イタリア代表FWダニエル・マルディーニ(22)を手放す可能性もあるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 マルディーニ一族3代目のミラン選手、ダニエル・マルディーニ。今季前半戦はエンポリ、後半戦はモンツァへレンタル移籍し、モンツァではセリエA11試合4得点をマークした。 今夏ひとまずミランに戻るわけだが、どうやら複数のクラブがダニエルに関心を寄せているようで、代理人のジュゼッペ・リソ氏が頻繁にミラン以外と連絡を取り合っているという。 リソ氏に電話をかけるのはローマとアタランタ、また完全移籍移行を真剣に望むモンツァ。ダニエル自身はミランでキャリアを積む意向だが、ミランは少なからず今夏の売却を視野に入れているとのことだ。 『カルチョメルカート』いわく、モンツァへ完全移籍の実現性は低く、ミランは1000万ユーロ(約17.1億円)前後のオファーで売却に応じる可能性が。一方で、25年6月までとなっている契約を延長したうえで再びレンタル移籍という道もある模様。 ひとつわかるのは、ミランがダニエル・マルディーニを戦力にカウントしていないということだ。 2024.06.03 15:25 Mon

スカルヴィーニに悲劇…アタランタの今季最終戦で左ヒザ重傷、来るユーロ欠場に

アタランタのイタリア代表DFジョルジョ・スカルヴィーニに悲劇だ。 2日にセリエA延期分の第29節が行われ、フィオレンティーナをホームに迎え撃ったアタランタ。フィオレンティーナのゼネラル・マネジャー(GM)を務めるジョー・バローネ氏が心臓発作で緊急入院したことで、この日まで持ち越された試合は3-2でアウェイチームに軍配が上がり、アタランタは4位フィニッシュで終戦した。 そんな一戦に3バックの一角で先発したスカルヴィーニは1-2の32分にミドルでネットを揺らすなど、攻撃面でも存在感を放ったが、81分頃にジョナタン・イコネの対応にあたろうとした際に左ヒザを痛めてピッチに倒れ込み、その場にドクターが駆け寄って治療する事態に。結局、プレーに戻れず、84分に交代した。 イタリア『スカイ』によると、すぐ病院に運ばれ、最初の検査で左ヒザの前十字じん帯断裂および、半月板包断裂と診断。これから程度をはっきりさせるため、さらなる検査が予定されるが、4日か、5日にも手術を受けるという。重傷ということで、来季にまたがる離脱となりそうだ。 今季のアタランタで公式戦44試合に出場した20歳の若きセンターバックは来るユーロ2024のイタリア代表で予備メンバーに含まれ、最終メンバー入りが期待される存在でもあったが、このケガでそれも叶わない見通しとなってしまった。 2024.06.03 12:05 Mon

打ち合いとなった欧州カップ戦ファイナリスト同士のラストマッチはフィオレンティーナに軍配!【セリエA】

セリエA第29節延期分のアタランタvsフィオレンティーナが2日に行われ、2-3でフィオレンティーナが勝利した。 フィオレンティーナのゼネラル・マネジャー(GM)を務めるジョー・バローネ氏が緊急入院したことで延期となっていた4位アタランタ(勝ち点69)と、8位フィオレンティーナ(勝ち点57)による一戦。 試合は開始早々にスコアが動く。6分、左サイドでボールを受けたカストロヴィッリが早いタイミングでクロスを供給すると、ゴール前に走り込んだベロッティがヘディングシュートをゴール右に流し込んだ。 先制を許したアタランタだが、すぐに反撃に出る。すると12分、デ・ケテラエルのロングスルーパスでDFの裏に抜け出したルックマンがそのままボックス内まで侵入。飛び出したGKの位置を見極めてチップキックでゴールネットを揺らした。 このまま勢いに乗りたいアタランタだったが、再びスコアを動かしたのはフィオレンティーナ。19分、カストロヴィッリのパスで左サイド深くまで駆け上がったビラーギがクロスを供給すると、ボックス中央右で待ち構えたニコ・ゴンザレスが左足ボレーシュート。ピッチに叩きつけたシュートはそのままゴール右に吸い込まれた。 その後は一進一退の展開が続くなか、再び追う展開となったアタランタは32分に中盤でボールを奪ったスカルヴィーニが敵陣左サイドへ展開。パス&ゴーでボックス左手前まで駆け上がったスカルヴィーニがルックマンからのパスを受けるとカットインから鋭いシュートをゴール左隅に突き刺した。 追いつかれたフィオレンティーナは、前半終了間際の44分にカヨデの右クロスからラニエリがネットを揺らすが、これはオフサイドの判定。このまま前半終了かとおもわれたが、前半追加タイム2分に右CKのこぼれ球をボックス中央のベルトランがシュート。クアルタにディフレクトしたボールがゴール前のベロッティにつながると、難なくゴールに流し込み、2-3で前半を終えた。 迎えた後半、先にチャンスを作ったのはアタランタ。54分、コープマイネルスのパスでDFの裏に抜け出したルックマンがボックス左深くまで侵入しマイナスへ折り返すと、走り込んだパシャリッチがワントラップからシュート。しかし、これはクロスバーを直撃した。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、拮抗した展開が続く。アタランタは試合終了間際の93分、ハテブールのミドルシュートのこぼれ球をボックス右で拾ったミランチュクのクロスをゴール前でフリーのスカマッカがヘディングで合わせたが、これはGKマルティネッリの好セーブに阻止され、万事休す。 結局、試合はそのまま2-3でタイムアップ。今季セリエA最後の一戦はフィオレンティーナに軍配が上がった。 2024.06.03 03:00 Mon

EL優勝のガスペリーニ監督、さらなる長期政権へ「プレミアリーグのオファーを断った」

アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、プレミアリーグクラブからのオファーを断ったそうだ。 ヨーロッパリーグ(EL)優勝が66歳にして指導者キャリア初のタイトルとなったガスペリーニ監督。長年積み上げてきた“オールコート・マンツーマン”が、今季公式戦無敗だった最強レバークーゼンを大きく凌駕した。 充実の2023-24シーズンも残すはセリエA1試合。無事に来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権も確保したことで状況は落ち着き、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のロングインタビューであれこれ語る。 ELでの勝ち進みとともに注目されてきたのが、ガスペリーニ監督自身の去就。一時ナポリ行きも取り沙汰されていた指揮官は「イタリアを愛し過ぎている」と言い、ナポリ以外の打診があったことを自ら明かした。 “国外で指揮を執る可能性はありますか?” 「いやいや、少なくとも今はないよ」 「最近就任オファーを貰ってね。とても素敵な内容で、それはプレミアリーグからのものだった。EL優勝のおかげだろうか…海外クラブからオファーなんて以前は全くなかったよ(笑)」 「しかしだ。海外へ行くと観光気分で『ああ…素敵な雰囲気だ』なんて思う一方、月曜から土曜まで何をすればいいんだ? 私はイタリアが大好きだし、結局一番落ち着くのさ」 今季で就任8年目、さらなる契約延長に向けて交渉中のガスペリーニ監督。他クラブでくすぶっていた選手の個性を発揮させる術に長けた老将は、もうしばらくアタランタで続けそうだ。 「ジャンルカ・スカマッカに関してひとつ。実はトレーニングで一番頑張るのがヤツなんだ。タトゥーを見るとそう思わないかもしれないが、とてもいいヤツなんだよ」 2024.05.31 12:10 Fri

負傷のデ・ローンがユーロ欠場明かす…「これほど浮き沈みのある一週間があるとは…」

アタランタのオランダ代表MFマルテン・デ・ローンが、ユーロ2024欠場を明かした。 今シーズンのアタランタで、主戦場のセントラルMFとディフェンスラインの一角でほぼフル稼働したデ・ローン。しかし、今月16日に行われたコッパ・イタリア決勝のユベントス戦で筋肉系の負傷に見舞われ、ヨーロッパリーグ決勝を含め以降の公式戦を欠場していた。 その33歳MFは、ロナルド・クーマン監督が率いるオランダ代表でも守備的MFのバックアッパーとして、先日に発表された候補メンバーに入っていた。 しかし、デ・ローンは27日、X(旧ツイッター)を通じてユーロ欠場を明言した。 「僕のキャリアや人生において、これほど浮き沈みのある一週間があるとは想像できなかった。コッパ・イタリアで負け、決勝に出場できなかったヨーロッパリーグでは優勝した。最後の幸福感の中で、僕はメディカルスタッフと多くの時間を過ごした。だけど、最終的にユーロに出場できないことがわかった」 なお、オランダ代表の26名は29日に発表予定となっており、デ・ローンに加えてあと3名がメンバーを外れることになる。 2024.05.28 19:15 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly