【プレミア注目プレビュー】2戦連続首位撃破狙うブルーズと絶対王者シティが激突!
2023.11.12 12:00 Sun
プレミアリーグ第12節、チェルシーvsマンチェスター・シティが、日本時間12日25:30にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。2戦連続首位撃破狙うブルーズと、4連勝狙う王者によるビッグマッチだ。10位のチェルシー(勝ち点15)は前節、首位のトッテナムとアウェイで対戦。ポチェッティーノ監督のN17初帰還に注目が集まったなか、4-1の勝利を収めた。前半開始早々に先制を許す苦しい立ち上がりも、相手の退場と共に獲得したPKをMFパーマーが決めて同点に追いつく。さらに、相手に2人目の退場者が出た後半は9人のホームチームの魂のパフォーマンスに手を焼いたが、FWジャクソンのハットトリックの活躍によって押し切り、昨シーズンから続いた対トップハーフ未勝利に終止符を打った。
首位チームに初黒星を与える会心のリーグ3戦ぶりの白星を浮上のきっかけとしたいポチェッティーノ率いるチームは、昨季から思うように結果が出ていないブリッジで再び首位チーム撃破を狙う。スパーズ戦では相手の自滅に助けられた部分も多くあり、攻守により隙がない3連覇中の王者相手に真価が試される。
対するシティ(勝ち点27)は前節、下位に沈むボーンマス相手にFWドクが1ゴール4アシストの驚異的な活躍を披露し、6-1の圧勝。リーグ3連勝を達成すると共に今回の対戦相手のアシストによって首位奪還に成功した。続くチャンピオンズリーグ(CL)ではFWハーランドの2ゴールなどでヤング・ボーイズを3-0と一蹴。2節を残しての決勝トーナメント進出を決めた。DFストーンズの負傷に加え、日程面でディスアドバンテージを背負うが、直近2試合を余力を残して終えており、万全の状態で敵地へ乗り込む。
なお、これまでエスパニョール、トッテナム、パリ・サンジェルマンの指揮官としてグアルディオラ監督と対峙してきたポチェッティーノ監督だが、公式戦4勝5分け13敗と大きく負け越しており、ブルーズの指揮官として臨む初対戦ではその厳しい戦績を覆せるか。
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
GK:ロベルト・サンチェス
DF:リース・ジェームズ、ディザジ、チアゴ・シウバ、コルウィル
MF:カイセド、エンソ・フェルナンデス
MF:パーマー、ギャラガー、スターリング
FW:ジャクソン
負傷者:DFフォファナ、チルウェル、チャロバー、MFエンクンク、ラヴィア、チュクエメカ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しても直近のトッテナム戦から大きな変化はないが、ブロヤの復帰が見込まれる。
システムはより守備的な[3-4-2-1]のオプションもあるが、[4-2-3-1(4-3-3)]の継続が濃厚だ。スタメンに関してはコルウィルのところにククレジャを入れる形や、2列目に変化を加える可能性もあるが、同じメンバーを継続するとみる。
◆マンチェスター・シティ◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
GK:エデルソン
DF:ウォーカー、ルベン・ディアス、アケ、グヴァルディオル
MF:ロドリ、ベルナルド・シウバ
MF:フォーデン、アルバレス、ドク
FW:ハーランド
負傷者:DFストーンズ、セルヒオ・ゴメス、MFデ・ブライネ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者は直近のヤング・ボーイズ戦で負傷したストーンズがしばらくの離脱となるが、試合前のアクシデントで出場を回避したアカンジはトレーニングに復帰している。
引き続き[4-2-3-1(3-2-4-1)]の可変式の布陣を採用するなか、スタメンは前述の11名を予想。ただ、アカンジやコバチッチ、グリーリッシュらを起用する可能性も十二分にある。
★注目選手
◆チェルシー:FWニコラス・ジャクソン
キャリア初のハットトリックをきっかけに完全覚醒なるか。古巣初対戦のパーマーやスターリングにも注目が集まるものの、ブルーズの新エースストライカー候補を注目選手とした。
昨シーズン後半戦での爆発によってビジャレアルからチェルシーへのステップアップを遂げた22歳のセネガル代表FW。プレシーズンはエンクンクとのコンビで上々の滑り出しを見せたが、シーズン開幕後はアタッキングサードでの判断ミスや技術ミスが目立って思うような活躍を見せられず。また、不必要なカードトラブルも批判を招く一因となった。
それでも、直近のダービーでは相手が9人だった部分は大きかったものの、決勝点を含むハットトリックの活躍で勝利に貢献。自身への批判を結果で黙らせることに成功した。
ただ、ポチェッティーノ監督が「6ゴール奪うべきだった」と注文を付けていたように、ハットトリック達成よりも決定機逸の印象が強く、これまでチェルシーで奪ったゴールに関しても周囲に“取らせてもらった”印象は否めない。
したがって、今回のシティ戦ではトッテナム戦で得た自信を活かしてチームを勝利に導くようなエースストライカーの仕事を期待したい。また、課題のファーストディフェンダーとしてのハードワークも求められるところだ。
◆マンチェスター・シティ:FWジェレミー・ドク
熾烈ポジション争いで頭角現す気鋭のドリブラー。サウジアラビアへ旅立ったマフレズの後継者としてスタッド・レンヌから加入した21歳のベルギー代表FWは、すぐさま新天地に順応しここまで13試合3ゴール6アシストと上々の滑り出しを見せる。
レンヌでは順足の右ウイングでの起用も多く、当初シティでは右ウイングを主戦場にするかに思われたが、ここまでは左ウイングのポジションで存在感を示す。リーグ前節のボーンマス戦では1ゴール4アシストの驚異的な活躍をみせ、マンチェスター・ダービーで圧巻の活躍を見せたグリーリッシュに負けじとグアルディオラ監督への強烈なアピールに成功した。
守備力や戦術理解の部分ではイングランド代表に分があるものの、推進力やチャンスクリエイトの部分では勝るとも劣らないプレーを見せており、とりわけ縦への突破という部分ではライバルを凌駕している印象だ。
今回の一戦では先発、途中出場の双方の可能性はあるが、まだまだ本調子ではない対面のリース・ジェームズ、あるいは昨季までリーグ・アンで鎬を削ったグストを相手にサイドで質的優位をもたらし、ビッグマッチでの活躍という実績を手にしてグリーリッシュとのポジション争いで優位に立ちたい。
首位チームに初黒星を与える会心のリーグ3戦ぶりの白星を浮上のきっかけとしたいポチェッティーノ率いるチームは、昨季から思うように結果が出ていないブリッジで再び首位チーム撃破を狙う。スパーズ戦では相手の自滅に助けられた部分も多くあり、攻守により隙がない3連覇中の王者相手に真価が試される。
なお、これまでエスパニョール、トッテナム、パリ・サンジェルマンの指揮官としてグアルディオラ監督と対峙してきたポチェッティーノ監督だが、公式戦4勝5分け13敗と大きく負け越しており、ブルーズの指揮官として臨む初対戦ではその厳しい戦績を覆せるか。
◆チェルシー◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ロベルト・サンチェス
DF:リース・ジェームズ、ディザジ、チアゴ・シウバ、コルウィル
MF:カイセド、エンソ・フェルナンデス
MF:パーマー、ギャラガー、スターリング
FW:ジャクソン
負傷者:DFフォファナ、チルウェル、チャロバー、MFエンクンク、ラヴィア、チュクエメカ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しても直近のトッテナム戦から大きな変化はないが、ブロヤの復帰が見込まれる。
システムはより守備的な[3-4-2-1]のオプションもあるが、[4-2-3-1(4-3-3)]の継続が濃厚だ。スタメンに関してはコルウィルのところにククレジャを入れる形や、2列目に変化を加える可能性もあるが、同じメンバーを継続するとみる。
◆マンチェスター・シティ◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:エデルソン
DF:ウォーカー、ルベン・ディアス、アケ、グヴァルディオル
MF:ロドリ、ベルナルド・シウバ
MF:フォーデン、アルバレス、ドク
FW:ハーランド
負傷者:DFストーンズ、セルヒオ・ゴメス、MFデ・ブライネ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者は直近のヤング・ボーイズ戦で負傷したストーンズがしばらくの離脱となるが、試合前のアクシデントで出場を回避したアカンジはトレーニングに復帰している。
引き続き[4-2-3-1(3-2-4-1)]の可変式の布陣を採用するなか、スタメンは前述の11名を予想。ただ、アカンジやコバチッチ、グリーリッシュらを起用する可能性も十二分にある。
★注目選手
◆チェルシー:FWニコラス・ジャクソン
Getty Images
キャリア初のハットトリックをきっかけに完全覚醒なるか。古巣初対戦のパーマーやスターリングにも注目が集まるものの、ブルーズの新エースストライカー候補を注目選手とした。
昨シーズン後半戦での爆発によってビジャレアルからチェルシーへのステップアップを遂げた22歳のセネガル代表FW。プレシーズンはエンクンクとのコンビで上々の滑り出しを見せたが、シーズン開幕後はアタッキングサードでの判断ミスや技術ミスが目立って思うような活躍を見せられず。また、不必要なカードトラブルも批判を招く一因となった。
それでも、直近のダービーでは相手が9人だった部分は大きかったものの、決勝点を含むハットトリックの活躍で勝利に貢献。自身への批判を結果で黙らせることに成功した。
ただ、ポチェッティーノ監督が「6ゴール奪うべきだった」と注文を付けていたように、ハットトリック達成よりも決定機逸の印象が強く、これまでチェルシーで奪ったゴールに関しても周囲に“取らせてもらった”印象は否めない。
したがって、今回のシティ戦ではトッテナム戦で得た自信を活かしてチームを勝利に導くようなエースストライカーの仕事を期待したい。また、課題のファーストディフェンダーとしてのハードワークも求められるところだ。
◆マンチェスター・シティ:FWジェレミー・ドク
Getty Images
熾烈ポジション争いで頭角現す気鋭のドリブラー。サウジアラビアへ旅立ったマフレズの後継者としてスタッド・レンヌから加入した21歳のベルギー代表FWは、すぐさま新天地に順応しここまで13試合3ゴール6アシストと上々の滑り出しを見せる。
レンヌでは順足の右ウイングでの起用も多く、当初シティでは右ウイングを主戦場にするかに思われたが、ここまでは左ウイングのポジションで存在感を示す。リーグ前節のボーンマス戦では1ゴール4アシストの驚異的な活躍をみせ、マンチェスター・ダービーで圧巻の活躍を見せたグリーリッシュに負けじとグアルディオラ監督への強烈なアピールに成功した。
守備力や戦術理解の部分ではイングランド代表に分があるものの、推進力やチャンスクリエイトの部分では勝るとも劣らないプレーを見せており、とりわけ縦への突破という部分ではライバルを凌駕している印象だ。
今回の一戦では先発、途中出場の双方の可能性はあるが、まだまだ本調子ではない対面のリース・ジェームズ、あるいは昨季までリーグ・アンで鎬を削ったグストを相手にサイドで質的優位をもたらし、ビッグマッチでの活躍という実績を手にしてグリーリッシュとのポジション争いで優位に立ちたい。
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RCランスのウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフ(20)が1月中にステップアップへ。ウズベキスタン『UZA』が伝える。 クサノフは186cmの右利きセンターバックで、現市場価値は1200万ユーロ(約19.6億円)。 母国の名門ブニョドコルから、ベラルーシのクラブを経て、2023年夏にRCランスへ加入。欧州5大リーグ1年目の2023-24シーズンは控えながらもチャンピオンズリーグ(CL)を経験し、今季に入ってガッチリ定位置を確保した。 また、U-23ウズベキスタン代表としてパリ五輪の全3試合にフル出場し、A代表では19歳から主軸に定着。W杯初出場へアジア最終予選を戦う現チームの根幹たる存在となっている。 昨秋以降、トッテナムやパリ・サンジェルマン(PSG)といった欧州強豪からの関心が明るみになり、次第にマンチェスター・シティやアーセナル、チェルシー、レアル・マドリーといった列強がリストに含めていることも判明した。 一方、RCランスは財政状況が厳しく、2500万〜3000万ユーロ(約41億〜49.2億円)のオファーが届くならすんなり受諾する見通し…と報じられ、このたび幹部が売却の意向を明言。 最高経営責任者(CEO)のピエール・ドレオッシ氏が取材対応で「いずれにしても彼は今月でクラブを離れる。行き先は決まっていないがね。あらゆる提案を検討中だ」とコメントした。 近年新世代が次々と台頭するウズベク。その筆頭格がビッグクラブへ向かうことになりそうだ。 2025.01.07 21:05 Tue3
鎌田大地が途中出場のパレスが追いついてドロー! チェルシーはパーマー弾で先制も4戦未勝利に…【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第20節、クリスタル・パレスvsチェルシーが4日にセルハースト・パークで行われ、1-1のドローに終わった。なお、パレスの鎌田大地は69分から途中出場した。 前節、最下位のサウサンプトンを相手に2-1の逆転勝利を収め、上々のパフォーマンスで2024年の戦いを終えた15位のパレス。2025年の初陣となるホームゲームは失速のブルーズとのダービーマッチとなったなか、前節途中出場の鎌田は引き続きベンチスタートに。 対して今季初の連敗且つ3戦未勝利で4位転落のチェルシーは、敵地でのダービーで4戦ぶりの勝利を目指した。前節、降格圏に沈むイプスウィッチに0-2の敗戦を喫したマレスカのチームは、その試合から先発6人を変更。GKをサンチェスに戻したほか、ジャクソン、サンチョ、ペドロ・ネトが復帰。さらに、18歳DFアチャンポンがプレミア初スタメンのチャンスを与えられた。 セットした状態で[5-4-1]の堅固なブロックを敷く相手に対して、立ち上がりからボールを握って攻め手を窺うチェルシー。 試合の入りではジャブを打つにとどまったが、オープンな形から個人技でゴールをこじ開けた。14分、左サイドで巧みなスルーから持ち味のスピードを活かして左サイド深くに侵攻したサンチョがDF3枚を引き付けてゴール前のパーマーに横パスを通す。ここでパーマーはやや足元に詰まりながらも左足の正確なシュートをゴール右隅へ流し込んだ。 エースのクールな一撃で先手を奪ったアウェイチームはこのまま主導権を掌握。流れのなかでは決定機には至らずも、前半半ば過ぎにはパーマーの右CKにファーで反応したアチャンポンがヘディングシュート。だが、フリーで放ったシュートはわずかに枠の左を外れる。 一方、30分を過ぎた辺りからマテタをシンプルに使ったロングボール、両ウイングバックの攻撃参加を軸に良い形を作り始めたホームチーム。ボックス付近でマテタ、エゼと足を振っていくが、ここはGKサンチェスのセーブや相手DFにブロックされて同点ゴールには至らず。 その後、パーマーの超絶ミドルスルーパスからジャクソンに見せ場が訪れたが、ボックス手前で切り返して放ったシュートは枠を捉え切れず。アウェイチームの1点リードでダービーは後半へ折り返した。 互いに選手交代なしで臨んだ後半はパレスが勢いを持った入りを見せる。49分には右サイド深くに抜け出したムニョスのグラウンダークロスにゴール前で反応したエゼにビッグチャンスも、右足シュートは枠を捉え切れない。さらに、56分にはセットプレーからリチャーズのストロングヘッドでGKサンチェスを脅かす。 その後はチェルシーが試合を落ち着かせて膠着状態に陥るなか、パレスは69分にドゥクレを下げて鎌田をボランチの一角で投入する。 70分過ぎにはパーマーを起点にチェルシーに追加点のチャンスが訪れるが、エンソ・フェルナンデスのミドルシュート、ボックス左に抜け出したジャクソンのシュートは枠を捉え切れず。 すると、試合は再びホームチームの流れで進んでいくと、82分に同点ゴールが生まれる。中盤でのムニョスの見事な潰しからショートカウンターを発動。サール、エゼと左に展開し、最後は正確な折り返しをゴール前のマテタがワンタッチで流し込んだ。 1-1の振り出しに戻った試合はダービーらしい白熱の攻防が繰り広げられるなか、最終盤に突入。どちらにも勝ち点3を奪うチャンスはあったものの、2点目を奪うことはできず。 この結果、パレスは連勝こそ逃したものの、強豪相手に追いついての価値ある勝ち点1となった。一方、チェルシーは連敗こそストップも厳しい4戦未勝利に。 クリスタル・パレス 1-1 チェルシー 【クリスタル・パレス】 ジャン=フィリップ・マテタ(後37) 【チェルシー】 コール・パーマー(前14) <span class="paragraph-title">【動画】ダービーで生まれた2ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">エースのマテタが<br>セルハースト・パークを沸かす<br>前線の3枚が絡みパレスが追いつく<br><br>プレミアリーグ 第 20節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#クリスタル・パレス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#チェルシー</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#年末年始はプレミアリーグ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/pgfmlxhfVC">pic.twitter.com/pgfmlxhfVC</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1875586061059104823?ref_src=twsrc%5Etfw">January 4, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">2025年もチェルシーを牽引するのは<br>遠藤選手も注目のパーマー!<br>サンチョの見事なアシストから<br>仕上げも完璧<br><br>プレミアリーグ 第 20節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#クリスタル・パレス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#チェルシー</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#年末年始はプレミアリーグ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/9GerQtXcf0">pic.twitter.com/9GerQtXcf0</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1875562948699259363?ref_src=twsrc%5Etfw">January 4, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.05 02:20 Sun4
「トゥヘルの様子が…」オーバメヤンがチェルシー時代を回想「デビュー戦は人生最悪の試合」「僕自身も準備できていなかった」
元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(現:アル・カーディシーヤ)が、イギリス『Athletic』でチェルシー時代を回想した。 ブンデスリーガとプレミアリーグで得点王に輝いたストライカー、オーバメヤン。ドルトムントとアーセナルで腰を据えて活躍し、半年間だけの在籍となったバルセロナでも得点を量産した。 22年夏、バルセロナの財政状況により、加入半年でチェルシー移籍を余儀なくされることに。 当時チェルシーはドルトムント時代に師事したトーマス・トゥヘル監督(現:イングランド代表)が指揮も、オーバメヤンいわく再会した恩師トゥヘルは「様子がおかしかった」という。 「あの日のことをよく覚えてる。チェルシーで最初に出場した試合のことだよ」 「僕はトゥヘルと親しい関係性で、彼はいつも選手たちに理解を示してくれる…しかし、再会した彼は僕の知っている男ではなかったんだ。試合に敗れて怒りを撒き散らし、チェルシーでの仕事を楽しんでいないのだと理解した」 “トゥヘルがいるなら”とチェルシー加入を承諾したオーバメヤンだが、結局デビュー戦翌日に指揮官は解任され、コンディションもモチベーションも落ちていくことに。1年後にマルセイユへの完全移籍でチェルシーを去った。 「チェルシーでの初戦は“人生最悪の試合”。正直言って僕自身も準備ができていなかったと認めざるを得ない。ファンはアーセナル時代の僕を期待していただろうけど、不本意にバルセロナを離れ、心の整理ができていなかった」 「チェルシーも僕自身も混乱していた1年だったと思う。クラブが僕をプレーさせたくなかったことは、今思えばラッキーだったかもしれない。当時の僕は休息が必要だったからね」 その後、オーバメヤンは23-24シーズンのマルセイユで公式戦30得点を叩き出し、今季から高待遇のサウジ移籍を掴むなど、復活を遂げた。 2025.01.08 15:20 Wed5