【プレミア注目プレビュー】暫定3Pt差で迎える首位攻防戦! 前哨戦制したシティの奪首か、アーセナルがリベンジで首位堅持か
2023.02.15 12:00 Wed
プレミアリーグ第12節延期分、アーセナルvsマンチェスター・シティが、日本時間15日28:30にエミレーツ・スタジアムでキックオフされる。今シーズンのリーグタイトルの行方を大きく左右する激戦必至の首位攻防戦だ。開幕から圧巻のパフォーマンスを継続し、シーズン100ポイントペースで首位ターンを決めたアーセナル(勝ち点51)。しかし、前々節のエバートン戦では降格圏に沈む格下相手に、昨年9月初旬のマンチェスター・ユナイテッド戦以来となるリーグ戦14試合ぶりの黒星。さらに、前節のブレントフォード戦では圧倒的な強さを誇るホームで好調ブレントフォード相手に痛恨の1-1のドロー。今季リーグ戦では初となる2試合連続の取りこぼしとなった。
とりわけ、ブレントフォード戦ではFWトロサールの加入後初ゴールで先制したものの、試合後にPGMOLが公式に謝罪を行ったビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の人的ミスによって認められた同点ゴールによって勝ち点2を失う形に。チームとしては憤りとモヤモヤが混在する、消化しづらい結果となった。19シーズンぶりのリーグ制覇へ思わぬ形での試練を与えられた若きチームは、今回の首位攻防戦で逆風を撥ね退ける強さを示せるか。
一方、絶好調の首位チームには及ばずも、安定して勝ち点を積み重ねる2位のシティ(勝ち点48)。前々節は天敵トッテナムにリベンジを許し、エバートンに敗れたアーセナルとお付き合いする形の失態を演じたが、前節のアストン・ビラ戦ではMFロドリの序盤のゴールを皮切りに前半だけで3点を奪い切り、余裕を持っての3-1の完勝。スパーズ戦の敗戦を払しょくした。
これにより、首位チームとの暫定ポイント差を「3」に縮めることに成功。相手より1試合消化試合が多いものの、今回の一戦と4月末に控える直接対決をモノにできれば、自力での首位奪還が可能な状況だ。
なお、今季リーグ戦での対戦は今回が初となるが、両チームは先月末に行われたFAカップ4回戦で対戦。その前哨戦では主力を起用したシティが、大幅なターンオーバーを敢行したアーセナルを相手にDFアケのゴールで1-0の勝利を収めている。
【4-3-3】
▽予想スタメン

GK:ラムズデール
DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ
MF:ウーデゴール、トーマス、ジャカ
FW:サカ、エンケティア、マルティネッリ
負傷者:MFエルネニー、スミス・ロウ、FWガブリエウ・ジェズス、ネルソン
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはエルネニーに加えて、すでにトレーニングに復帰しているジェズスも実戦復帰は時期尚早。一方で、スミス・ロウとネルソンに関してはメンバー入りの可能性があるようだ。
スタメンに関してはリーグ戦6試合連続で継続する11人の起用が濃厚だが、ややパフォーマンスにかげりが見えるホワイトとマルティネッリに代えて冨安健洋、トロサールを起用する可能性もありそうだ。
◆マンチェスター・シティ◆
【4-3-3】
▽予想スタメン

GK:エデルソン
DF:リコ・ルイス、アカンジ、ルベン・ディアス、アケ
MF:デ・ブライネ、ロドリ、ベルナルド・シウバ
FW:マフレズ、ハーランド、グリーリッシュ
負傷者:DFストーンズ、FWハーランド
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはストーンズの欠場が確定しているが、ビラ戦で太ももを痛めて予防措置で交代したハーランドに関しても欠場の可能性がある。
システムに関しては直近のアストン・ビラ戦に[3-2-4-1]の布陣で臨んだが、本来の[4-3-3]の採用が濃厚だ。スタメンは前述の11人を予想したが、ハーランドが間に合わない場合はアルバレスが代役を務め、ウォーカーやラポルテ、ギュンドアンの起用も想定される。
★注目選手
◆アーセナル:DFオレクサンドル・ジンチェンコ

古巣相手に初勝利を狙う多才な左サイドバック。シティ時代に指導を受けたアルテタ監督からのラブコールを受け、新エースのジェズスと共にノースロンドン入りしたウクライナ代表DF。ここまで幾度か負傷離脱があったものの、“ジンチェンコロール”と称される複雑なタスクを担いビルドアップ、崩しの一歩手前の場面で絶大な存在感を放つ。さらに、シティで培った勝者のメンタリティ、元来持ち合わせる強烈なリーダーシップで若手主体のチームを支えている。
直近のFAカップでは古巣初対戦を経験したものの途中出場に加えて、チームも大幅なターンオーバーを敢行しており、個人としては消化不良の形となった。しかし、スタメン起用が見込まれる今回の一戦は、結果次第で暫定ながら順位が入れ替わる可能性もある重要な一戦となるため、情熱的な26歳が臨む形での古巣対戦となるはずだ。
自身を控えに追いやったカンセロ(バイエルン)はすでにチームを離れているが、アケやリコ・ルイスは同じピッチに立つ可能性が高い。とりわけ、直接マッチアップし、自身と近い役割を担うシチズンズの新星との競演には大きな注目が集まるところだ。
◆マンチェスター・シティ:MFジャック・グリーリッシュ

大一番での躍動期待される1億ポンドのアタッカー。今冬にベンフィカからチェルシーに1億680万ポンドで加入したMFエンソ・フェルナンデスに更新されるまで、イギリス史上最高額の移籍金記録を保持していたグリーリッシュ。苦戦した加入1年目を含め、ここまでその高額な移籍金に見合うだけの存在感を示せずにいるシチズンズの背番号10番だが、ここに来てコンディション面の改善、戦術面の浸透によって真価を示し始めている。
今季リーグ戦では16試合2ゴール3アシストと数字上のインパクトを欠くが、元々アストン・ビラ時代のキャリアハイが8ゴールと、目に見える数字が評価基準のタイプではない。今季に関しては求められるアタッキングサードでの個的・質的優位をもたらす仕事に加え、ここ最近では守備面でのデュエルの奮闘ぶりが光る。
とりわけ、カタールW杯後は精彩を欠くフォーデンからポジションを奪い、マフレズと共に質の高いパフォーマンスを継続しており、グアルディオラ監督にとって頼りになる主力の一人となっている。
逆転優勝に向けて勝ち点3を持ち帰ることが必須となる首位攻防戦では、FAカップの前回対戦のように左サイドでのチャンスメークを担いつつ、守備では左サイドバックの相棒と共に相手のキーマンであるサカを抑え込む先日のトッテナム戦のような攻守に渡る活躍が期待されるところだ。
とりわけ、ブレントフォード戦ではFWトロサールの加入後初ゴールで先制したものの、試合後にPGMOLが公式に謝罪を行ったビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の人的ミスによって認められた同点ゴールによって勝ち点2を失う形に。チームとしては憤りとモヤモヤが混在する、消化しづらい結果となった。19シーズンぶりのリーグ制覇へ思わぬ形での試練を与えられた若きチームは、今回の首位攻防戦で逆風を撥ね退ける強さを示せるか。
これにより、首位チームとの暫定ポイント差を「3」に縮めることに成功。相手より1試合消化試合が多いものの、今回の一戦と4月末に控える直接対決をモノにできれば、自力での首位奪還が可能な状況だ。
なお、今季リーグ戦での対戦は今回が初となるが、両チームは先月末に行われたFAカップ4回戦で対戦。その前哨戦では主力を起用したシティが、大幅なターンオーバーを敢行したアーセナルを相手にDFアケのゴールで1-0の勝利を収めている。
◆アーセナル◆
【4-3-3】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:ラムズデール
DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ
MF:ウーデゴール、トーマス、ジャカ
FW:サカ、エンケティア、マルティネッリ
負傷者:MFエルネニー、スミス・ロウ、FWガブリエウ・ジェズス、ネルソン
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはエルネニーに加えて、すでにトレーニングに復帰しているジェズスも実戦復帰は時期尚早。一方で、スミス・ロウとネルソンに関してはメンバー入りの可能性があるようだ。
スタメンに関してはリーグ戦6試合連続で継続する11人の起用が濃厚だが、ややパフォーマンスにかげりが見えるホワイトとマルティネッリに代えて冨安健洋、トロサールを起用する可能性もありそうだ。
◆マンチェスター・シティ◆
【4-3-3】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:エデルソン
DF:リコ・ルイス、アカンジ、ルベン・ディアス、アケ
MF:デ・ブライネ、ロドリ、ベルナルド・シウバ
FW:マフレズ、ハーランド、グリーリッシュ
負傷者:DFストーンズ、FWハーランド
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはストーンズの欠場が確定しているが、ビラ戦で太ももを痛めて予防措置で交代したハーランドに関しても欠場の可能性がある。
システムに関しては直近のアストン・ビラ戦に[3-2-4-1]の布陣で臨んだが、本来の[4-3-3]の採用が濃厚だ。スタメンは前述の11人を予想したが、ハーランドが間に合わない場合はアルバレスが代役を務め、ウォーカーやラポルテ、ギュンドアンの起用も想定される。
★注目選手
◆アーセナル:DFオレクサンドル・ジンチェンコ

Getty Images
古巣相手に初勝利を狙う多才な左サイドバック。シティ時代に指導を受けたアルテタ監督からのラブコールを受け、新エースのジェズスと共にノースロンドン入りしたウクライナ代表DF。ここまで幾度か負傷離脱があったものの、“ジンチェンコロール”と称される複雑なタスクを担いビルドアップ、崩しの一歩手前の場面で絶大な存在感を放つ。さらに、シティで培った勝者のメンタリティ、元来持ち合わせる強烈なリーダーシップで若手主体のチームを支えている。
直近のFAカップでは古巣初対戦を経験したものの途中出場に加えて、チームも大幅なターンオーバーを敢行しており、個人としては消化不良の形となった。しかし、スタメン起用が見込まれる今回の一戦は、結果次第で暫定ながら順位が入れ替わる可能性もある重要な一戦となるため、情熱的な26歳が臨む形での古巣対戦となるはずだ。
自身を控えに追いやったカンセロ(バイエルン)はすでにチームを離れているが、アケやリコ・ルイスは同じピッチに立つ可能性が高い。とりわけ、直接マッチアップし、自身と近い役割を担うシチズンズの新星との競演には大きな注目が集まるところだ。
◆マンチェスター・シティ:MFジャック・グリーリッシュ

Getty Images
大一番での躍動期待される1億ポンドのアタッカー。今冬にベンフィカからチェルシーに1億680万ポンドで加入したMFエンソ・フェルナンデスに更新されるまで、イギリス史上最高額の移籍金記録を保持していたグリーリッシュ。苦戦した加入1年目を含め、ここまでその高額な移籍金に見合うだけの存在感を示せずにいるシチズンズの背番号10番だが、ここに来てコンディション面の改善、戦術面の浸透によって真価を示し始めている。
今季リーグ戦では16試合2ゴール3アシストと数字上のインパクトを欠くが、元々アストン・ビラ時代のキャリアハイが8ゴールと、目に見える数字が評価基準のタイプではない。今季に関しては求められるアタッキングサードでの個的・質的優位をもたらす仕事に加え、ここ最近では守備面でのデュエルの奮闘ぶりが光る。
とりわけ、カタールW杯後は精彩を欠くフォーデンからポジションを奪い、マフレズと共に質の高いパフォーマンスを継続しており、グアルディオラ監督にとって頼りになる主力の一人となっている。
逆転優勝に向けて勝ち点3を持ち帰ることが必須となる首位攻防戦では、FAカップの前回対戦のように左サイドでのチャンスメークを担いつつ、守備では左サイドバックの相棒と共に相手のキーマンであるサカを抑え込む先日のトッテナム戦のような攻守に渡る活躍が期待されるところだ。
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