【プレミア注目プレビュー】共に満身創痍のチェルシーとリバプールが新年初戦で激突! 独走シティを追走するのは?

2022.01.02 12:00 Sun
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プレミアリーグ第21節、チェルシーvsリバプールが、日本時間2日25:30にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。11連勝で独走態勢に入る昨季王者への挑戦権を懸けた両雄による新年初戦のビッグマッチだ。先月初めの段階ではプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ双方で首位に立つ完璧な戦いぶりを見せてきたチェルシー(勝ち点42)。しかし、多くの負傷者、新型コロナウイルス感染者の影響で世界屈指の選手層と言われたスカッドに歪みが出始めると、ウェストハム戦での敗戦を契機に、勝ち切れない試合が増えて2位に陥落。さらに、暫定ながらマンチェスター・シティ(勝ち点53)とのポイント差が「11」に開いている。

その中でトゥヘル率いるチームは今節を皮切りにシティ戦、トッテナム戦と、早くも今季の行方を左右する重要な連戦を控える。ここに来てチーム内のコロナ蔓延に終息の目途が立った一方、主力ウイングバックの長期離脱、勤続疲労によるプレー強度の低下が招いたプレッシングの機能不全や得点力不足など、多くの課題を抱える。その苦境の中で世界屈指の智将は解決策を見いだせるか。
一方、ここまで幾つかの取りこぼしはあったものの、安定して勝ち点を積み重ねてきたリバプール(勝ち点41)だが、先月のトッテナム戦のドローで公式戦連勝が「8」でストップ。直後のEFLカップではPK戦を制して白星を取り戻したが、そのEFLカップで破ったレスター・シティとのリーグ戦でのリターンマッチでは日程面で大きなアドバンテージを得ながらも、今季公式戦初の無得点で0-1の敗戦。今季リーグ2敗目を喫すると共に暫定3位に転落した。

さらに、先月に入って他クラブと同様にコロナ感染者が増え始めると、今回の一戦では3選手と試合前日にクロップ監督に感染の疑いが発覚し、スタンフォード・ブリッジでは副官リンダースが代理で指揮を執る緊急事態となった。ピッチサイド、ドレッシングルームで絶大な存在感を放つ熱血漢不在の中、敵地から勝ち点3を持ち帰ることは至難の業だ。
なお、昨年8月末にアンフィールドで行われた前回対戦は1-1のドロー。アウェイのチェルシーがMFハヴァーツのゴールで先制に成功したが、前半終了間際にDFリース・ジェームズの決定機阻止のハンドで与えたPKをFWサラーが決めてホームチームが試合を振り出しに戻した。その後、数的優位を得たリバプールが攻勢を続けたものの、チェルシーの堅守をこじ開けられずに痛み分けの結果に終わっていた。

◆チェルシー◆
【3-4-2-1】
▽チェルシー予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:メンディ
DF:チャロバー、チアゴ・シウバ、リュディガー
MF:アスピリクエタ、ジョルジーニョ、カンテ、マルコス・アロンソ
MF:マウント、ハドソン=オドイ
FW:ハヴァーツ

負傷者:DFチルウェル、リース・ジェームズ、クリステンセン、MFロフタス=チーク
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはチルウェル、リース・ジェームズの両ウイングバックに加え、軽傷を抱えるクリステンセン、ロフタス=チークの欠場が濃厚。一方で、チアゴ・シウバやコロナウイルスから回復したヴェルナーは練習に復帰しており、復帰可能だ。

スタメンに関しては直近のブライトン戦をベースにチアゴ・シウバ、チャロバー、マルコス・アロンソ、カンテの復帰を予想。対リバプールということを考えれば、前線を2トップにして中盤を厚くした[3-5-2]への変更も考えられる。

なお、直前の複数の現地報道では先日のイタリア『スカイ』のインタビューでクラブ、起用法への不満を訴えたルカクの振る舞いを問題視したトゥヘル監督が、今節の招集メンバーから外す決断を下す模様。その報道通りであれば、前線はハヴァーツ、プリシッチ、コロナから回復したばかりのヴェルナーのいずれかを起用することになる。

◆リバプール◆
【4-3-3】
▽リバプール予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ツィミカス
MF:ヘンダーソン、ファビーニョ、ナビ・ケイタ
FW:サラー、ジョタ、マネ

負傷者:GKアドリアン、DFフィリップス、MFエリオット、チアゴ、FW南野拓実、オリジ
コロナ陽性者:3名(匿名)
出場停止者:DFロバートソン(3/3)

トッテナム戦で一発退場のロバートソンが今節まで出場停止となる。負傷者に関しては長期離脱組に加え、筋肉系のトラブルで南野とチアゴがレスター戦に続き不在となる。さらに、選手名は公表されていないが、少なくとも3選手がコロナウイルス陽性で欠場となる。

主力に陽性者がいない場合、レスター戦のメンバーがこの試合でも継続して起用されるはずだ。その中でオックスレイド=チェンバレン、ジョタのところにナビ・ケイタ(ミルナー)、フィルミノが入る可能性がある。

★注目選手
◆チェルシー:MFメイソン・マウント
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主砲のメンバー外報道で決定的な仕事求められるチーム得点王。本来であれば、物議を醸すインタビューが公開されてから最初のホームゲームに臨むルカクに注目したいところだったが、直前の現地報道ではトゥヘル監督が招集外を考慮しているとの情報もあり、ベルギー代表FW不在の可能性を踏まえてマウントに注目したい。

仮にルカクが欠場した場合、共に前線でユニットを組む選手はコンディションに不安を抱えるハヴァーツ、ヴェルナーあるいは、ストライカーとしての適性が低いハドソン=オドイ、プリシッチ、ツィエクらとなる。そうなると、マウントには中盤やサイドに流れてボールを引き出し、前向きな状態からのミドルシュートやラストパスという得意の形だけでなく、前線でのボールキープやよりボックス内でのフィニッシャーとしての仕事が求められるところだ。

ルカクと異なり、ブルーズへの忠誠心に溢れる生え抜きの22歳MFは、ファン・ダイクら世界屈指のリバプール守備陣を相手に、苦境に立たされるチームを救う決定的な仕事ができるか。

◆リバプール:FWサディオ・マネ
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公式戦10試合ぶりのゴールを置き土産にアフリカ・ネーションズカップ(AFCON)参戦目指す。今シーズン序盤戦は絶好調のFWサラーと共にコンスタントにゴールを重ねてきたマネだが、11月20日のアーセナル戦でのゴールを最後に公式戦9試合連続でゴールから遠ざかっている。

もちろん、ゴール以外の攻守に渡る仕事量は多くチームが結果を残していれば問題はないが、いずれも勝ち点を取りこぼしたトッテナム戦、レスター戦では背番号10がひとつでもチャンスを決めていれば、との指摘も出ている。

また、相棒サラー、MFナビ・ケイタと共に今節を最後に約1カ月間の日程でAFCONに向かうことになるため、このチェルシー戦では久々のゴールを奪って勝利に貢献し、すっきりとした気持ちでカメルーンへ旅立ちたい。対チェルシーという部分でも、リーグ屈指のDFリュディガーとマッチアップするサラーの苦戦は必至と見られ、リバプールとしてはアスピリクエタあるいはチャロバーとマッチアップするマネのサイドを突破口としたい。

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