リバプール、30年ぶりのトロフィーリフトは優勝を決めてくれたチェルシー戦で実施

2020.07.16 12:25 Thu
Getty Images
30年ぶりのリーグ制覇、初のプレミアリーグ優勝を成し遂げたリバプールだが、悲願のトロフィーリフトの日程が決まった。昨シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)を制したものの、プレミアリーグではわずかに及ばず2位で終えていたリバプール。今シーズンは悲願のリーグ優勝に向けて開幕から結果を出し続けると、第27節まで無敗を継続。しかし、第28節のワトフォード戦で0-3と完敗を喫すると、その後新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けてリーグ戦が約4カ月中断することとなった。

◆2019-20シーズン優勝のリバプール!

中断明けも勝ち点を重ねたリバプールは、2位のマンチェスター・シティが6月25日にチェルシーに敗れたことで優勝が決定。ソーシャル・ディスタンスや密集を避けることが叫ばれるなか、アンフィールドの外には多くのリバプールサポーターが集まってしまうなど、歓喜に沸いた。
そのリバプールだが、30年ぶりのトロフィーはアンフィールドで手渡させるとのこと。7月22日に行われる今シーズンのホーム最終戦となる22日のチェルシー戦で受け取ることになるようだ。

優勝を決めてくれたチェルシー戦でのトロフィー授与という不思議な運命を持つリバプールだが、30年待ったサポーターたちはこのトロフィーリフトを見ることができない。
プレミアリーグは現在無観客で試合を開催。当然チェルシー戦も無観客となる。しかし、今回の表彰式は特別なものが準備されるようだ。

クラブの発表によると、選手とスタッフはファンのバナーに囲まれたKOPスタンドの中央に建てられた特別な表彰台でトロフィーとメダルを受け取るとの音だ。

また、30年前に優勝した当時の指揮官であり、クラブのレジェンドであるケニー・ダルグリッシュ氏もメダルの授与に参加するという。

さらに、イギリス『スカイ』ではこの表彰式をサポーターが自宅で視聴できるように無料放送するとのこと。チェルシー戦も無料で放送するとのことだ。

リバプールとプレミアリーグは、このセレモニーを楽しむために、ファン・サポーターには自宅にいることを訴え、アンフィールドに来ないことを求めている。

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不利判定で公式戦25試合ぶり黒星もスロット監督は達観「負けなければならないなら…」

リバプールのアルネ・スロット監督が8日に行われ、0-1で先勝を許したEFLカップ準決勝1stレグ、トッテナム戦を振り返った。 2連覇を狙うリバプールが決勝進出を懸けてトッテナムと相まみえた初戦、両軍に好機がありながら迎えた終盤の86分に新星MFルーカス・ベリヴァルのゴールで先勝を許した。 決勝点を許したベリヴァルに2枚目のイエローカードが出なかったことで物議を醸しているが、スロット監督は公式戦25試合ぶりの黒星を達観している。 「あれは良いゴールだった。非常に冷静なフィニッシュだったと思う。だが、皆さんはそれに興味がないと思う。その前のプレーに興味があるはずだ。先週の日曜にはここに座ったアンジェ(ポステコグルー監督)が幾つかの判定に満足していなかったと思う。多くの人がシーズンが終われば不利な判定は有利な判定を受けることで収束するという。シーズンには不運なことも幸運なこともある。日曜にトッテナムは不利な判定を下されたが、今日は彼らに有利な判定が下されたかもしれない。というのもこの試合で私は一度も負けるとは感じなかったからだ。試合の大半をコントロールし、相手陣内でプレーすることができていた。そんな中、トッテナムのように良いサッカーができるチームに対して数十秒でも10人での戦い(ベリヴァルのタックルを受けてツィミカスが負傷し治療を受けていた)を強いられたのは不運だった」 一方で2枚目のイエローカードは出るべきだったと主張している。 「議論の余地はないと思う。どの監督もゴールから離れたあの位置であれば、プレーを止めてイエローカードを出してもらうことを望んだと思う。こちらのカウンターアタックの人数は少なかったしね。そもそもあのタックルは無謀だったと思うし、アドバンテージを取リ終えた後にイエローカードが出るべきだったと思う」 1点ビハインドでアンフィールドに帰ることになったリバプールだが、スロット監督は「負けてしまったのは理想からは程遠いが、もしどこかで負けなければならないなら、2ndレグが残っているこの試合だった」と反撃を見据えていた。 2025.01.09 11:30 Thu

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