人格者キエッリーニが嫌いな2選手を告白…至極妥当な元同僚

2020.05.09 19:34 Sat
Getty Images
ユベントスイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニにはプロキャリアを通じて、どうしても許せない2選手がいるようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。キエッリーニは、慈善団体への寄付を目的に自叙伝『Io, Giorgio』を来週にリリースする予定だ。そして、そのキャンペーンの一環でイタリア『La Repubblica』のインタビューに答えた。

自叙伝の中身を紹介する目的で行われた今回のインタビューで話題を集めているのが、「受け入れられない」と語った2人の選手に関するエピソードだった。
球際の強さと相手アタッカーを手玉に取る老獪な駆け引きで知られるキエッリーニは、ピッチ内においてタフな守備者のイメージが強い。だが、地元トリノ大学で経営学を学んだ知性派は、多くの同業者からその誠実な人柄が慕われる人格者だ。

ただ、その人格者はイタリア代表でチームメートだったブレシアFWマリオ・バロテッリ、ユベントス時代のチームメートだった元ブラジル代表MFフェリペ・メロの2選手が、どうしても許せない存在だと明かしている。
「これまで2人のプレーヤーに失望させられたよ。そのすべては本の中に書かれている」

「まずバロテッリだけど、彼はチームに悪影響を与える人間だ。グループに対して全く敬意を示すことがない。2013年のコンフェデレーションズカップでブラジル代表と対戦した際、彼はすべての面で周囲の助けになることを全くやらなかった。ビンタをかましてやろうと思ったほどにね」

「過去には彼に関して世界でトップ5のストライカーだという声もあったようだけど、個人的にはトップ10はおろかトップ20にも入らないと思っているよ」

「ただ、そのバロテッリよりも酷い奴がいたよ。それはフェリペ・メロだ。彼は本当に最悪な男だったよ」

「個人的に周囲への敬意を欠く人間や、天邪鬼のような人物は受け入れられない。そして、彼の近くにいると、いつでも乱闘に巻き込まれる可能性があった。あるときにはクラブの首脳陣に対して、『あいつは腐ったリンゴ』だって伝えたよ」

さらに、今回の告白が今後のバロテッリとの対戦に何か影響を及ぼすかとの質問に対して、キエッリーニは、「彼自体に悪感情はないよ。その必要もない。すべての人間と親友である必要はないし、とにかく彼ら2人は僕にとって受け入れられない存在であるというだけだ」と、相手にする気自体がないと語っている。

また、今回の自叙伝においてキエッリーニは、自身がインテルを嫌いであることを明言している。ただ、前述の2選手への嫌悪感とは異なり、インテル嫌いの理由はあくまでライバル関係の延長であると説明している。

「あの発言に関して誤解されたくないと思うから説明するよ。僕がインテルを嫌いな理由は、あくまでスポーツ面においてのみだ。それはマイケル・ジョーダンがピストンズを嫌っていたのと同じ理由だ」

「もちろん、インテル嫌いは治らないけど、ピッチを離れてインテルのプレーヤーと会えば、馬鹿話だってするよ」

「実際、昨年にヒザに重傷を負った際、(インテル副会長の)ハビエル・サネッティから届いた励ましのメッセージが一番嬉しかったよ。スポーツ面での憎しみはライバルを倒すために重要な後押しになると思うし、それが適切なものである限り、スポーツに不可欠な要素だと思っているよ」

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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/DAeWaTCtB5F/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Gianluigi Buffon(@gianluigibuffon)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CJgsNUIhFRZ/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CJgsNUIhFRZ/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CJgsNUIhFRZ/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Ilaria D’amico(@ilariadamico_real)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.09.30 23:53 Mon
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嫌われた男・バロテッリが人格者・キエッリーニに反撃「これがチャンピオンなら、俺は望まない」

元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが、自身を非難したユベントスのイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニに反論した。 キエッリーニは、慈善団体への寄付を目的に自叙伝『Io, Giorgio』を来週リリース予定。そのキャンペーンの一環でイタリア『La Repubblica』のインタビューで、かつてのチームメイトについて辛辣な言葉を並べていた。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiIwemw0VkpnbyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> インタビュー中にキエッリーニは、「受け入れられない」と2人の選手を名指し。それは、ユベントスでのチームメートだった元ブラジル代表MFフェリペ・メロとイタリア代表でチームメートだったバロテッリだった。 バロテッリは、自身のインスタグラム(mb459)のストリーズにこの発言への反論を投稿。キャプテンを務めるキエッリーニを非難した。 「少なくとも、俺は誠実さと勇気を持って発言することができる」 「2013年以降、あなたは本物の男のように振る舞う機会がたくさんあった。しかし、実際はそうではなかった」 「今のチームメイトについて、いつか、こういったことを言うと誰が思うか…奇妙なキャプテンだ」 「これがチャンピオンになるということを意味するのなら、俺はこうなることは望まない。そして、俺はアッズーリのシャツに対する敬意を決して軽視はしなかった」 キエッリーニは、インタビューでバロテッリについて「彼はチームに悪影響を与える人間だ」と語り、「2013年のコンフェデレーションズカップでブラジル代表と対戦した際、彼はすべての面で周囲の助けになることを全くやらなかった。ビンタをかましてやろうと思ったほどにね」とコメントした。 また、その能力にも疑問があるとし、「過去には彼に関して世界でトップ5のストライカーだという声もあったようだけど、個人的にはトップ10はおろかトップ20にも入らないと思っているよ」と代表でのチームメイトをこき下ろしていた。 2020.05.09 22:40 Sat
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1チームに1人欲しかった“万能型サイドバック”、ジャンルカ・ザンブロッタ

現代サッカーにおいて、最も重要なポジションとも言われ、その重要性が高まっているのがサイドバックだ。 言わずもがな、4バック、または5バック時に最終ラインの両サイドに位置するポジション。3バックのシステムを採用するチームも増え、ウイングバックというポジションが増えたこともあるが、多くの役割を担うことが多いポジションだ。 かつてのサイドバックは、フルバックとも呼ばれ、守備を専門としてきた。そのため、高い技術や戦術眼よりも、上下動を繰り返せる持久力と、相手のウインガーに抜かれないための対人守備力が何よりも求められるポジションだった。 上手さよりも体力が求められたポジションだが、現代サッカーではそのイメージは全くと言っていいほどなくなった。むしろ、少し前のボランチが担っていたゲームコントロールをすることすら、サイドバックの選手が行うこともあるほど。戦術眼の高さが最も止められるポジションと言っても良いだろう。 時代の変遷とともに役割が変化してきたサイドバックだが、早い時期からチームに欠かせない役割を担っていた選手がいる。元イタリア代表のジャンルカ・ザンブロッタだ。 <span class="paragraph-title">◆今でこそ珍しくない両サイドバック</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/sega20210502zambrotta_2_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> イタリアのコモで生まれたザンブロッタは、地元のクラブであるコモで1994年にプロデビュー。1997年にはセリエAのバーリへと移籍する。右利きのザンブロッタだが、プロ当初のポジションは左のウイング。攻撃的なポジションではあるが、左サイドでプレーしていた。 1999年にユベントスへと移籍するが、加入当時は中盤のサイドでプレー。左右のサイドハーフでプレーを続けていた。転機は2002-03シーズン。日韓ワールドカップにも出場したザンブロッタは、W杯のケガで出遅れると、マルチェロ・リッピ監督によって左サイドバックにコンバートされた。 元々攻撃的なポジションをやっていたザンブロッタは、クロス精度には定評があり、中盤でも左サイドを担っていたこともありプレー面に大きな影響はなかった。さらに、当初は心配されていた守備面も徐々に慣れることで向上。攻守にわたってプレーできるサイドバックとして大きく成長していくこととなった。 さらに、2005-06シーズンには現在もユベントスでプレーするDFジョルジョ・キエッリーニが加入。その影響もあり、ファビオ・カペッロ監督の下では右サイドにコンバート。その後に移籍したミランでも当初は右サイドでプレーするが、再び左サイドバックにポジションを移すなど、キャリアを通して両サイドバックを担っていくこととなった。 <span class="paragraph-title">◆チームを支えたユーティリティ性</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/sega20210502zambrotta_3_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> そのザンブロッタは、左右の足が使える事はもちろんのこと、サイドバックとして必要な豊富な運動量を備え、対人守備も大きく成長した。何よりも、基本的なパフォーマンスが安定したことが最も重宝された理由だろう。 ユーティリティプレーヤーの中には、飛び抜けた才能がなく、器用が故に様々なポジションを務める選手もいる。主力にになりにくく、便利な控え選手という立ち位置で終わる選手も少なくない。 しかし、ザンブロッタはユーティリティという言葉以上に、万能という言葉が合う選手だろう。サイドバックだけでなく、1列前でもプレーが可能。どのポジションにおいても、遜色ないプレーを行える点は、チームにいてくれると助かる存在でありながら、チームの結果に寄与できる選手でもあった。 今ではマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が“偽サイドバック”としてサイドバックに置く選手を中盤でプレーさせる方式があるが、ザンブロッタもその役割を担えただろう。戦術眼、キックの精度、そしてそれを支える持久力もあった。 ミランの後に加入したバルセロナでは右サイドバックとしてプレー。キャリアを通しては最終的に右サイドでのプレーが多くなったザンブロッタだが、現代サッカーでも高い能力を発揮したレジェンドの1人と言えるだろう。 <div id="cws_ad"><hr>ユベントスやミラン、バルセロナとクラブチームで活躍し、イタリア代表としてもワールドカップを制したジャンルか・ザンブロッタが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたユーティリティ性を『サカつくRTW』ででも再現。是非一度チェックしよう。</div> <a href="https://ryan.onelink.me/C7cD/4c7a9075" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/900/img/2021/sega20210428.jpg" style="max-width:100%;"></div></a> <span class="paragraph-title">【動画】サイドバックとは思えない落ち着いた突破から左足ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJCWGpUcGI1byIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> ユベントスやミラン、バルセロナとクラブチームで活躍し、イタリア代表としてもワールドカップを制したジャンルか・ザンブロッタが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場! 現役時代に魅せたユーティリティ性を『サカつくRTW』ででも再現。是非一度チェックしよう。 <a href="https://ryan.onelink.me/C7cD/4c7a9075" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/900/img/2021/sega20210428.jpg" style="max-width:100%;"></div></a> 2021.05.03 18:50 Mon

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ユベントス、財政問題抱えるリヨンの万能型FWに関心か?

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