マラドーナ監督が自ら減給を申し出! 「今こそ立ち上がる時」
2020.04.03 17:50 Fri
アルゼンチンのヒムナシア・ラ・プラタを率いるディエゴ・マラドーナ監督もまた、新型コロナウイルス(COVID-19)撲滅を支援する1人だ。イタリア『メディアセット』によると、ヒムナシアのオーナーであるガブリエル・ペッレグリーノ氏が「彼はサラリーの再検討の必要性を最初に説いた人物の1人だ」と、マラドーナ監督が自ら減給を買って出たことを告白。
また、アルゼンチン『infobae』によると、マラドーナ監督はアルゼンチンの選手協会の会長であるセルヒオ・マルキ氏と、連動して対策を進めていくことを話し合ったという。そして、同メディアに対しこんなコメントを残した。
「選手一人一人が動かなければならない。フットボール界は我々が動かす。さもなければ、それは誰も乗っていないメリーゴーランドのようなもので、だれも見向きもしなくなる」
「多くの子供たちが夢を失くしてしまう。今ならまだ、彼らは我々クラブを見てくれている」
「今が立ち上がる時だ。クラブが給料を保証できるようにするためにもね」
また、アルゼンチン『infobae』によると、マラドーナ監督はアルゼンチンの選手協会の会長であるセルヒオ・マルキ氏と、連動して対策を進めていくことを話し合ったという。そして、同メディアに対しこんなコメントを残した。
「選手一人一人が動かなければならない。フットボール界は我々が動かす。さもなければ、それは誰も乗っていないメリーゴーランドのようなもので、だれも見向きもしなくなる」
「今が立ち上がる時だ。クラブが給料を保証できるようにするためにもね」
アルゼンチンではボカ・ジュニアーズに所属するFWカルロス・テベスが支援を約束。「サッカー選手は半年無給でも暮らせる。みんなを助けよう」と力強いエールを送っていた。
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