乱打戦を逆転で制したスパーズ、コンテ「選手は絶対に諦めなかった」

2022.11.13 11:34 Sun
Getty Images
トッテナムのアントニオ・コンテ監督が逆転劇を演じたチームを評価した。クラブ公式サイトが伝えている。
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12日に行われたプレミアリーグ第16節でリーズ・ユナイテッドをホームに迎えたトッテナム。10分に先制ゴールを許すと、25分にイングランド代表FWハリー・ケインが同点弾を決めるが、43分にも失点して1-2で前半を終えた。試合を折り返して51分にはウェールズ代表DFベン・デイビスのゴールで再び同点に追いつくも、76分に勝ち越しを許して、アウェイチームが三度のリード。万事休すかと思われたが、81分、83分にウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールが立て続けの2ゴールを奪い、4-3で逆転勝利にした。コンテ監督は試合後、3度のビハインドをはね返して3ポイントを掴んだチームを称賛しながらも、守備には課題があると語った。
「このような試合は、ファンにとって、テレビで試合を見ている人にとって、本当に魅力的でエキサイティングな内容だと理解している」

「この試合にはポジティブな点がいくつかあった。選手たちは絶対に諦めなかった。だからこそ、我々は素晴らしいパフォーマンスを何度も発揮し、多くの試合で逆転勝利を収められているのだ。選手たちは自分たちが最後まで戦わなければならないことをよく分かっている」
「一方、ネガティブな面もあった。3失点というのは、あまりにも多すぎる。そのため、我々はもう一度やり直し、トレーニングから戦術的な面を改善する必要がある」

また、この一戦を終えて、チームはカタール・ワールドカップ前の全日程を終了。1カ月以上にも及ぶ過密日程を振り返りつつ、その結果には達成感を語った。

「中断前最後の試合だったこともあり、大きな努力をした。43日間で13試合を連続して戦うのは、本当に難しかった。肉体的なエネルギーだけでなく、精神的なエネルギーもかなり失われてしまった」

「だからこそ、チャンピオンズリーグ(CL)で首位通過を果たし、リーグでも順位表の好位置に留まったことは、まず第一に、我々が大きな大きな努力をしたこと、そして第二に、私やスタッフ、そして選手たちがこの時期を乗り越えるために、本当にプロフェッショナルとして行動していたことの表れだ」

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