国内組が見せた変化、“普段”のパフォーマンスをいかに出せるか/日本代表コラム

2021.06.18 07:15 Fri
◆最終予選へのサバイバル
Getty Images

次の活動まではおよそ2カ月半の期間が空くことになり、海外組は新シーズンの開幕まで束の間の休息がある。また、チームを変える選手、チーム内でのポジション争いが待つ選手など、それぞれの勝負が始まる。

一方で、国内組はリーグ戦が待っており、実戦の場でのアピールが可能。この3週間で得たものを、チームに戻っても磨き続けられるか、そしてピッチ上で表現できるかが重要になる。

そして、その還元がJリーグそのもののレベルを引き上げることに繋がり、その結果がさらに選手自身の強化、成長に繋がっていく。代表からJリーグへ、Jリーグから代表へという循環を、チームに戻った選手たちが作り出すことが、日本代表が来年のカタールW杯で結果を残すためには必要だろう。

Jリーグで結果を出し続ければ日本代表への道が開けることは証明された。そして、それが国際舞台でも通用することも証明された。より高いレベルの相手に通用するかどうかは、ここからどれだけ磨けるかに懸かってくる。

9月の最終予選には、東京オリンピックを終えた選手たちもポジションを狙ってくる。「1チーム2カテゴリー」と森保監督は常日頃から口にするが、「1チーム1カテゴリー」になり、U-24日本代表の選手たちもA代表の舞台でサバイバルが始まる。

明らかにこれまでとは異なる姿を見せている日本代表。難敵揃いの最終予選でも見たいのは、ここ最近のサッカーだ。それを見せるためには、各クラブで、国内外問わずそれぞれの選手が高みを目指し続けることが不可欠。自らの基準を上げていけるかが重要となる。

《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》


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元日本代表MF橋本英郎氏の引退試合で、南アフリカ・ワールドカップ(W杯)の3トップの共演も実現していた。 16日に行われた橋本氏の引退試合。2005年のJ1初優勝時メンバーで構成される「ガンバ大阪'05」と、日本代表時代のチームメイトで構成される「日本代表フレンズ」が対戦し、「ガンバ大阪'05」が7-5で勝利していた。 豪華なメンバーが揃った中、試合3日前にはMF本田圭佑の参加も決まり、「日本代表フレンズ」の一員としてプレーしていた。 また、大久保嘉人氏、松井大輔もそれぞれ「日本代表フレンズ」のメンバーとしてプレー。なんと、2010年の南アフリカW杯で3トップを組んだ3人が集結することとなった。 本人たちとしても感慨深いものがあったようで、松井は19日にインスタグラムを更新。3人での集合写真を投稿している。 「2010年ワールドカップ以来 3トップナツい‼️」 また、大久保氏も自身のインスタグラムのストーリーズで同じ写真を投稿し、「南アフリカW杯 3トップ あの時は走ったね~」と当時を振り返っていた。 南アフリカW杯の日本代表は岡田武史監督が指揮。大会直前に本田を最前線へと据える形を採用し、左に松井、右に大久保氏を起用すると、初戦となったカメルーン代表戦では松井のアシストから本田が決勝点をマーク。デンマーク代表戦では本田が鮮烈なFKを決めるなどグループステージを突破し、ベストイレブン16という成績を残していた。 当時が思い出される貴重な3ショットには、ファンも「最高過ぎます」、「最高のメンツ」、「すっごくなついわー」とコメントを寄せている。 橋本氏の引退試合には、3人以外にも楢崎正剛氏、中澤佑二氏、稲本潤一氏、中村憲剛氏、玉田圭司氏、駒野友一氏、今野泰幸、内田篤人氏、遠藤保仁と多くの南アフリカW杯メンバーが参加。さらに「日本代表フレンズ」は岡田監督が指揮していた。 <span class="paragraph-title">【写真】南アフリカW杯の日本代表3トップが再び集結!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C1B4fkEPOVT/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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