国内組が見せた変化、“普段”のパフォーマンスをいかに出せるか/日本代表コラム
2021.06.18 07:15 Fri
◆チームの底上げ
何よりも大きな成果はチームの底上げができたという点だろう。来月に控える東京オリンピックに向けたU-24日本代表の活動も6月は行われ、そこにオーバーエイジとしてDF吉田麻也(サンプドリア)、DF酒井宏樹(浦和レッズ)、MF遠藤航(シュツットガルト)が参加した。
A代表でも中核を担う3名を東京オリンピックのオーバーエイジとして採用できたことは、森保一監督が兼任していることの賜物。2018年のロシアW杯でベルギー代表の前に敗れ、失意のどん底にいた中での森保監督の兼任という決断は、ここに来て大きな成果につながりそうだ。
そして、その3人がU-24日本代表の大きな力になることに加え、DF冨安健洋(ボローニャ)やMF久保建英(ヘタフェ)など、A代表の常連組もU-24日本代表の活動に参加。そのため、普段は訪れることがないチャンスが、A代表では生まれていた。
昨年の2度の欧州遠征は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響もあり、海外組のみで活動。しかし、3月の活動から、国内組も加わり、6月もその形は継続された。
その結果、主軸が抜けた穴を争うべくチーム内で競争が起こり、国内組の選手を中心に控えとみられる選手たちが奮起した。
また、誤算でもあることではあるが、FW大迫勇也(ブレーメン)が途中で離脱、MF南野拓実(サウサンプトン)もキルギス代表戦を前に離脱したことで、そのチャンスはさらに広がり、選手を試さざるを得ない環境にもなったが、そこが上手く機能したと言える。
Getty Images
何よりも大きな成果はチームの底上げができたという点だろう。来月に控える東京オリンピックに向けたU-24日本代表の活動も6月は行われ、そこにオーバーエイジとしてDF吉田麻也(サンプドリア)、DF酒井宏樹(浦和レッズ)、MF遠藤航(シュツットガルト)が参加した。
A代表でも中核を担う3名を東京オリンピックのオーバーエイジとして採用できたことは、森保一監督が兼任していることの賜物。2018年のロシアW杯でベルギー代表の前に敗れ、失意のどん底にいた中での森保監督の兼任という決断は、ここに来て大きな成果につながりそうだ。
そして、その3人がU-24日本代表の大きな力になることに加え、DF冨安健洋(ボローニャ)やMF久保建英(ヘタフェ)など、A代表の常連組もU-24日本代表の活動に参加。そのため、普段は訪れることがないチャンスが、A代表では生まれていた。
昨年の2度の欧州遠征は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響もあり、海外組のみで活動。しかし、3月の活動から、国内組も加わり、6月もその形は継続された。
その結果、主軸が抜けた穴を争うべくチーム内で競争が起こり、国内組の選手を中心に控えとみられる選手たちが奮起した。
また、誤算でもあることではあるが、FW大迫勇也(ブレーメン)が途中で離脱、MF南野拓実(サウサンプトン)もキルギス代表戦を前に離脱したことで、そのチャンスはさらに広がり、選手を試さざるを得ない環境にもなったが、そこが上手く機能したと言える。
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