PK失敗のリーズFWにファンから相次ぐ脅迫、クラブは声明を発表「まったく容認できない」…相手監督を突き飛ばすファンも

2023.05.15 15:02 Mon
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プレミア昇格争いも白熱中! 2部リーズが“元エース”の完全復活とともに6連勝、自動昇格圏2位に肉薄

1年でのプレミアリーグ復帰を目指すリーズ・ユナイテッド。元エースの完全復活とともに調子が上がってきた。 2020-21シーズン、“エル・ロコ”マルセロ・ビエルサ監督(当時)とともにプレミアリーグへ帰ってきた古豪リーズ。同シーズンは望外の9位フィニッシュも、翌季は17位、そして昨季19位となり、今季よりチャンピオンシップ(イングランド2部)からの再出発となった。 ここまでのリーグテーブルを振り返ると、同期降格のレスター・シティとサウサンプトンが順調に歩みを進め、レスターについては首位を独走中。一方のリーズは昇格プレーオフ圏内を維持しつつも、上記2チームに比べると、やや波に乗り切れていない感が否めなかった。 実際に2023年のラスト2試合は2連敗。ところが年が明けると、1月1日のバーミンガム戦からここまで6連勝…原動力となっているのはイングランド代表歴も持つ“元エース”、FWパトリック・バンフォード(30)だ。 バンフォードは2012年に18歳でチェルシー加入も、伸び悩んではレンタル放出を繰り返した、言わば“元逸材”。それでも18-19シーズン加入のリーズで才能を開花させ、プレミア昇格1年目の20-21シーズンに17得点を叩き出した。 しかし、元々ケガが多く、21-22シーズンは大半を棒に振って9試合2得点、22-23シーズンは28試合4得点…今季もケガで出遅れたなか、昨年中のリーグ戦は16試合0得点だった。 ところが、1月1日のバーミンガム戦で今季初スタメンを飾ると、この一戦の先制点を含めて6試合4得点1アシスト。6連勝のリーズは、2位サウサンプトンと暫定ながらも勝ち点「1」差というところまで上昇…バンフォードが原動力となっている。 熱を帯びるプレミアリーグへの昇格争い…レスターの優勝・自動昇格はいまのところ堅そうだが、バンフォードのけん引するリーズが這い上がってきたことで、レスターとしてもうかうかしていられない状況に拍車がかかったと言える。 ◆チャンピオンシップ順位表(上位/2月13日時点) 1位 レスター「勝ち点75」「+42」 2位 サウサンプトン「勝ち点64」「+25」 ---自動昇格ライン--- 3位 リーズ「勝ち点63」「+29」 4位 イプスウィッチ「勝ち点60」「+15」 5位 WBA「勝ち点49」「+14」 6位 コベントリー「勝ち点47」「+13」 ---昇格プレーオフ進出ライン--- 7位 サンダーランド「勝ち点47」「+10」 8位 ハル・シティ「勝ち点45」「+4」 2024.02.13 21:30 Tue

「どん底にいた時期があった」ブライトン守護神が過去の苦悩を告白…昨今大きな問題となっているSNSが原因「最近はすごくエスカレートしている」

ブライトン&ホーヴ・アルビオンのGKジェイソン・スティールが、過去の苦悩について言及した。 ミドルスブラやノーサンプトン、ブラックバーン、サンダーランドでプレーしてきたスティールは、2018年7月にブライトンへと完全移籍で加入した。 今シーズンはスペイン代表GKロベルト・サンチェスの控えとしてチームを支え、カップ戦で出番をもらっていたスティール。しかし、サンチェスの低パフォーマンス、スティールの優れたビルドアップ能力が買われて3月から出番を得ると、そこから正守護神の座を手にしている。 14日には優勝を争うアーセナル戦でもしっかりとパフォーマンスを見せていたスティール。しかし、過去にはプレーしたくないほど落ち込んだ時期があったことをイギリス『BBC』のラジオ「マンデー・ナイト・クラブ」で明かした。 「フットボールをすることすら気にならなくなるほど、どん底にいた時期があった」 「僕はそれを恐れていない。そこから立ち直ることができると知っているので、もう失敗は怖くない」 ヨーロッパの舞台に立てるかどうか瀬戸際のブライトンで、ゴールを守るスティールだが、どん底まで落ちてしまった理由は、何かと問題視されるソーシャルメディアが原因だった。 「僕がフットボールを嫌っていた時期であり、フットボールにまつわる全てを嫌っていた。それはソーシャルメディアが引き起こす混乱だ。ソーシャルメディアは、常にみんなを翻弄し、肩に大きな重荷を背負わせるようなものだ」 「自分自身で行動することはなく、一緒にいるのが苦手で、それがフットボールを本当に愛せなくなった原因だ」 「それがターニングポイントだった。どうすれば、試合への愛情を取り戻すことができるだろうか。そういった感じだった」 年々心無い言葉が直接的に選手に届き、家族らを脅迫するようなメッセージを送る者も。クラブや警察などが動き出してはいるが、その数は減るどころか、増えていく一方だ。 先日も、リーズ・ユナイテッドのFWパトリック・バンフォードがニューカッスル戦でPKを失敗すると、心無い言葉がSNSを通じて届くことに。スティールは、バンフォードのことは良く知らないとしながらも、SNSでの誹謗中傷等は止めるべきだと訴えた。 「影響を受けるのは僕たちだけではない。家族や子供、妻だ。ただ座り、そういうことを書いている人たちは、その影響を理解していない。僕たちはみんな人間であり、誰もが物事を感じ、感情を持っている」 「僕は完全にオフにしているし、それを必要とはしない。もう歳をとっているし、賢いから、良い試合や悪い試合をした時は分かる。ツイッターであれこれ言われる筋合いもない」 「試合をして、スマートフォンを見て、言われていることを目にする。というのは10年前の話だ。最近はすごくエスカレートしている」 「私はパトリックのことは良く知らないが、彼は故意にPKを外したわけではない。ファンに危害を加えるためにやったわけでもない。それはただの1つのことに過ぎない。それがフットボールだ。それは毎週起こることだ」 ファンが1つ1つのプレーに反応しすぎだと指摘するスティール。悪質なプレーであればまだしも、1つ1つのミスに騒ぎ過ぎて、脅迫まがいのことをするのは、やはり間違っているとしか言えない。 2023.05.16 12:45 Tue

「とても重要だった」機材トラブルで30分以上中断も粘り勝ちのアーセナル、アルテタ監督は土壇場のPK判定覆りに「不満はない」

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、リーズ・ユナイテッド戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 プレミアリーグで首位を走るアーセナル。第6節でマンチェスター・ユナイテッドに敗れたものの、その後はリーグ戦3連勝。トッテナム、リバプールとの対戦も勝利で終え、ヨーロッパリーグ(EL)も3連勝となっており、公式戦6連勝でこの試合に臨んだ。 しかし、前半開始してすぐに機材トラブルの影響で試合が中断するアクシデント。審判団の通信機器に問題があり、選手たちはロッカーに引き上げ、35分程度の中断となった。 思わぬアクシデントに見舞われたが、ここで時間をかけたことが結果を左右することに。リーズが前半から強度の高いプレーを見せる中、アーセナルもチャンスを作ると35分にブカヨ・サカが角度の厳しいところから右足で叩き込み先制。ELも合わせて3戦連発となった。 リーズは何度もアーセナルゴールに迫るがゴールが遠く。後半にはパトリック・バンフォードを投入すると、開始早々にゴール。しかし、これは直前にファウルがあったとして取り消しに。その後も後半はリーズが主導権を握るが、GKアーロン・ラムズデールの好セーブが光り得点を許さない。 しかし、アーセナルはDFウィリアム・サリバがハンド。60分にPKを与えるが、それまで何度も決定機を逸していたバンフォードが失敗。アーセナルは耐えていたが、後半アディショナルタイムにはDFガブリエウ・マガリャンイスが報復行為で一発退場。リーズにPKが与えられる。 ただ、オンフィールド・レビューの結果、このファウルはバンフォードがわざと体をぶつけたことが発端となり、主審はレッドカードとPKを取り消し。アーセナルはVARに救われ、0-1で勝利を収めた。 アルテタ監督は、難しい試合となった一戦を振り返り、自分たちで難しくしてしまったとコメント。それでも選手が見せたメンタリティを称えた。 「ここではいつも激しい。試合が本当に混沌とすることを予想していた。我々はその状況に対処しなければいけなかった」 「前半は本当に良い瞬間がいくつかあったと思うが、それを生かして2、3点を奪うべきだった。ただ、それはできなかった」 「我々は試合をオープンなままにし、後半の最初のホイッスルからリズムが合わず、何度も正しい決定を下さなかった。大きな問題を抱えていた」 「しかし、そのような状況になった時、私は回復力やキャラクターとの戦い、そしてチームがゲームに勝つために示した勇気が大好きだ」 また、リーズに対しても称賛のコメント。特に後半は相手に上回られたと認めた。 「前半は試合を終わらせるべき時に終わらせられず、我々は自分たちで苦しめた。後半はミスが多すぎて、リーズにチャンスと自信を与えてしまった」 「リーズには感謝している。彼らは後半は本当に良かった。信じられないような雰囲気で、彼らも称賛に値すると思う」 一方で、試合終盤のPKの判定が覆ったことについても言及。当然の判断だとし、開始早々の機材トラブルによる中断も重要なことにつながったとした。 「判定は明確だと思う。振り返ったことはないが、みんなが同じことを言ってくれるのであれば、そこに不満はない」 「(中断の影響については)MLSに行けば、とても一般的なことだ。我々がプレシーズンで行った時、試合が再開するまで、3時間、5時間など試合が遅れることがあった」 「ここでは我々は慣れていないために、それに順応し、問題を解決する時間を与える必要があった」 「ただ、VARは本当に重要であり、それによっては試合が違ったものになったかもしれない。とても重要だった」 2022.10.17 09:50 Mon

英代表FWバンフォードがモデルの女性と婚約!ケガに苦しんだ今シーズンも大きな支えに

リーズ・ユナイテッドのイングランド代表FWパトリック・バンフォード(28)が交際していたミカエラ・アイルランドさん(30)と婚約した。 昨季のプレミアリーグで17ゴールを挙げ、昇格組リーズの躍進を支えたバンフォードだが、今シーズンは度重なる負傷で長期離脱。シーズンを通して公式戦11試合の出場に留まった。 悔しいシーズンとなったが、バンフォードは苦しい時期を支えてくれたミカエラさんにプロポーズすることを決意した。ミカエラさんが15日までにインスタグラムを更新。プロポーズの瞬間の写真を投稿し、「いつも、そしてこれからも」とバンフォードの提案を受け入れたことを明かしている。 イングランド『リーズ・ライブ』によると、ミカエラさんはモデルやパティシエとして活躍していて、2人は4年間交際。今年2月に第1子となる娘が誕生していた。 2021年にはイングランド代表でもプレーしたバンフォード。まずはケガを完治させ、来シーズンは大暴れといきたいところだ。 <span class="paragraph-title">【写真】バンフォードとミカエラさんの2ショット!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Ceid_4moqwK/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Ceid_4moqwK/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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リーズFWバンフォードがシーズン3度目の負傷…今季絶望の可能性も

リーズ・ユナイテッドは27日、イングランド代表FWパトリック・バンフォードの負傷をクラブ公式サイトを通じて伝えた。 昨季のプレミアリーグで17ゴールを挙げ、昨年8月にイングランド代表入りも果たしたバンフォード。しかし、今季はここまで度重なる負傷により、公式戦10試合に出場し、2ゴールにとどまっている。 ハムストリングのケガで昨年12月から離脱が続いたバンフォードだが、10日に行われたプレミアリーグ第20節のアストン・ビラ戦で復帰。その後のノリッジ戦、ウォルバーハンプトン戦も出場したが、ウォルバーハンプトン戦で負傷し、再離脱となってしまった。 クラブはバンフォードが足底筋膜を断裂したと発表。最低6週間はチームを離れることが見込まれ、イギリス『BBC』は場合によっては今季終了までピッチに立てない可能性もあると伝えている。 リーズはリーグ戦30試合を消化した現時点で、降格圏まで勝ち点差「7」の16位と残留争いの真っただ中。ジェシー・マーシュ新監督が先日に就任したチームにとって、主力FWの離脱は大きな痛手となりそうだ。 2022.03.28 13:40 Mon

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「レッドブルではリーズを救えない」プレミアクラブでCEO経験のコンサルタントが推察

レッドブルでは財政難のリーズ・ユナイテッドを救えないという。 世界的飲料メーカーの「レッドブル」。これまでに各国のサッカークラブへ進出しているなか、先月末に、来季からリーズのユニフォームスポンサーとなることが発表された。 現時点では少数株主で、リーズ取締役会に議席もなし。シンプルな資金投入で今後の経営参画を強めていきたい思惑だろうが、このレッドブル介入を財政難リーズのファンがエキサイティングに捉えているのは想像に難くない。 そんななか、アストン・ビラとエバートンで最高経営責任者(CEO)を務めた経験があるコンサルタント、キース・ワイネス氏がイギリス『フットボール・インサイダー』で「レッドブルではリーズの経営を救えない」とコメントした。 「詳細がわからないので憶測も入るが、リーズがレッドブルとの契約でどのくらい資金を得るか…ユニフォームのスポンサーシップ、他の諸スポンサーシップ…どれだけの現金を来季、最終利益として計上できるだろうか」 「言わずもがなリーズは危機的状況」 「未払い移籍金(約146億円)の支払い期限が6月末に迫り、PSR(リーグの収益性と持続可能性に関する規則)問題をカバーすべく、レッドブルが入っても選手を売却する必要があるのは変わりないだろう。よほどの金額でもない限り」 「悪気はないが、レッドブルでは今のリーズを救えないと思う。リーズが抱える財政難は、もっともっと大きい構造的な問題だ」 リーズは前体制時代の21-22シーズンに3400万ポンド(約67.4億円)、22-23シーズンも3370万ポンド(約67.0億円)の損失を計上。選手売却を避けてPSRに抵触した場合、待っているのは勝ち点剥奪だ。 2024.06.07 15:50 Fri

プレミア昇格ならずのリーズ、今季加入のブルガリア代表MFにブンデス方面から関心集中か

ドルトムントがリーズ・ユナイテッドのブルガリア代表MFイリア・グルエフ(24)に狙いを定めているようだ。 ヴェルダー・ブレーメンの下部組織で育ったグルエフは、2020年にファーストチームデビュー。主力の一人として活躍していたが、今シーズンからチャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズに加入した。 リーズでも序盤こそ出番を得られない日々が続いたが、中盤以降は主軸に定着。公式戦35試合出場1ゴール1アシストの成績を残したものの、チームはプレミアリーグ昇格プレーオフ決勝で敗れ、最大の目標だった昇格を逃す結果となった。 ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、これを受けてドルトムントら複数クラブがグルエフ獲得に関心を示している模様。前述した昇格プレーオフ決勝の舞台であるウェンブリー・スタジアムには、多くのクラブ関係者が訪れていたようだ。ドルトムントのテクニカル・ディレクター(TD)であるスヴェン・ミスリンタート氏(51)も、姿を見せていたという。 ただし、グルエフとリーズは2027年夏まで契約を残しており、契約解除条項なども存在しないとのこと。リーズは売却に消極的な構えではあるものの、プレミアリーグ昇格を逃し財政的に厳しい状態であることから、適切な移籍金を提示されれば話し合いに応じる可能性がある。 2024.06.04 13:10 Tue

『レッドブル』が1年でのプレミア復帰逃したリーズの少数株主に…来季は胸スポンサーに

世界的な飲料メーカーである『レッドブル』が、リーズ・ユナイテッドの少数株主となった。イギリス『The Athletic』が伝えている。 先日に行われたサウサンプトンとのプレミアリーグ昇格プレーオフ決勝に敗れ、1年でのプレミアリーグ復帰を逃したリーズ。これにより以前から財政面の問題を抱えるクラブは、主力数人の売却を余儀なくされるなどネガティブな報道もされている。 『The Athletic』は、そのホワイツに関して『レッドブル』の経営参画というホットな話題を提供している。 リーズは昨年7月、NFLのサンフランシスコ・フォーティナイナーズのプライベートエクイティ部門『49ers Enterprises』が、アンドレア・ラドリッツァーニ前オーナーから56%の株式を買い取り、100%の株式を保有。正式にクラブオーナーとなった。 なお、『49ers Enterprises』はフォーティナイナーズ自身が全体の責任を負っているが、多数の団体や個人で構成されており、今月初めにはハリウッド俳優のウィル・フェレルがエランド・ロードの投資家リストに新たに名を連ねたことが話題となっていた。 報道によると、フットボール界だけでなくスポーツ界全体に投資を続ける『レッドブル』は、新たな投資先としてリーズをリストアップ。そして、『49ers Enterprises』との交渉によって少数株を取得し、来シーズンはユニフォームスポンサーになることが決定した。 同報道後の30日に『レッドブル』との契約を公式発表したリーズ。パラーグ・マラテ会長は今回の合意に際して、「レッドブルがリーズ・ユナイテッドの明るい未来を築くため、我々に加わっ​​てくれることを嬉しく思います。この本当に特別なクラブに対する我々の深い尊敬の念を共有します。これはクラブが競争力を最大限に発揮できるようさらに力づける歴史的な節目となります」と、その意義を語った。 また、『The Athletic』は、現時点で『レッドブル』は株式買収の一環としてリーズの取締役会に席を与えることはなく、クラブ名、ユニフォームの色、スタジアム名の変更などにも関与する気はないとしている。 2024.05.30 19:15 Thu

昇格失敗で2部残留のリーズ…主力1人や2人の現金化だけでは解決できぬ財務危機も、18歳グレイだけは守り抜く?

主力の大量放出がほぼ確実なリーズ・ユナイテッドだが、生え抜きのスター候補生だけはどうしても守り抜きたいようだ。 プレミアリーグへの昇格プレーオフ決勝で敗れ、24-25シーズンもチャンピオンシップ(イングランド2部)残留となったリーズ。 この結果、莫大な負債を抱えて今季会計中の資金調達も必須というなか、財務安定化のためには、高額な移籍金を見込める主力選手の売却しか道がない状況に。それも、1人や2人の現金化で解決するレベルではないとされる。 売却候補は世代別オランダ代表のクリセンシオ・サマーフィル(22)、若きイタリア代表戦士のウィルフレッド・ニョント(20)、守備陣を束ねるイーサン・アンパドゥ(23)、U-21イングランド代表MFアーチー・グレイ(18)など。 イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、どうしてもグレイだけは残しておきたいのだという。 グレイは親族含めて一族4人目のリーズ選手で、トップ昇格1年目の今季いきなり主軸に定着。イングランドの今夏移籍市場で最もアツい選手の1人と位置付けられ、リバプールやトッテナムが獲得へ熱視線…また、シンプルな関心だけならレアル・マドリーとバイエルンもこの18歳を高く評価していることが判明済み。 したがって、複数いる売却候補の中でも、とりわけ高額な売却益を見込めるのがグレイなわけだが、リーズは引き留めのために「できることは全てやる」つもりとのこと。クラブ関係者がそう語ったという。 具体的には、1月に延長したばかりのグレイとの契約をさらに伸ばし、他の主力選手は軒並み売却する、といったところか。来季の戦力ダウンが避けられないリーズ。来季もプレミア復帰を目指すうえでは、グレイだけは欠かせないと判断したようだ。 2024.05.29 15:35 Wed

プレミア昇格ならずのリーズ…多額の負債抱え主力の売却は避けられずか

プレミアリーグ昇格を逃すことになったリーズ・ユナイテッドだが、その代償は大きなものになってしまうようだ。 今シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)を3位で終え、プレミアリーグ昇格プレーオフに回ることとなったリーズ。準決勝でノリッジ・シティを下し、26日に迎えた決勝戦ではサウサンプトンと対戦することになったが、前半に失点を許すと最後まで得点は奪えず、0-1で敗れた。 これにより、プレミアリーグ昇格とはならず、来シーズンもチャンピオンシップに留まることになったリーズ。イギリス『デイリー・メール』によると、昇格失敗で1億ポンド(約199億円)以上の収入を逃すことになるクラブは、主力の大量売却を余儀なくされるとのことだ。 現在クラブは1億9000万ポンド(約379.8億円)の負債を抱えており、6月末までに未払い移籍金のうち7360万ポンド(約146.2億円)を支払う必要がある模様。一刻も早い資金調達が必要であり、もはや選手の保持は不可能となっている。 真っ先に売却対象となるのは、クリセンシオ・サマーフィル(22)とアーチー・グレイ(18)。いずれの選手もリバプールやチェルシーなどプレミアリーグのクラブから高い関心を示されており、今夏確実にクラブを去る見通しだ。 また、昨季加入のジョルジニオ・ラター(22)や、昨夏移籍の噂があったウィルフレッド・ニョント(20)、安定したパフォーマンスを披露したイーサン・アンパドゥ(23)についても、オファーがあれば売却の可能性が濃厚に。いずれにしても、来季のリーズは文字通り一からの立て直しになると考えられる。 2024.05.28 18:35 Tue

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ウサイン・ボルト氏がデフォー氏との対峙で悲劇…チャリティーマッチでアキレス腱を断裂

元陸上選手のウサイン・ボルト氏がイングランドで参加したフットボールのチャリティーマッチで悲劇に見舞われてしまった。 かつて世界最速のスプリンターとして名を馳せ、引退後はフットボール好きが高じてプロ選手にも挑戦したボルト氏。9日にロンドンのスタンフォード・ブリッジで毎年恒例のチャリティーマッチ『サッカーエイド』に参加し、マウリシオ・ポチェッティーノ氏が監督を務めるワールドイレブンのキャプテンとして出場した。 だが、イングランドが3-2でリードする63分、右センターバックでプレーするボルト氏は対峙したジャーメイン・デフォー氏の仕掛けに対応しようとしたところ、右足が芝に引っかかったか、その足首を手で押さえてピッチに倒れ込む事態に。以降は動けず、66分にそのまま担架に乗せられ、ピッチの外に運ばれていった。 そんなボルト氏は試合後、自身のSNSに右足を固定しての松葉杖姿をアップ。さらに「アキレス腱を断裂してしまったが、俺らは戦士だ」と綴り、重傷を明らかにした。 ボルト氏は2017年に現役を引退し、今年8月に38歳。チームは3-6で敗れ、自身も大ケガを負ってしまったが、ワールドイレブンでチームメイトだったアレッサンドロ・デルピエロ氏のゴールをアシストするなどで試合を盛り上げていた。 <span class="paragraph-title">【動画】チャリティーマッチ出場のボルト氏に悲劇</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rEJz00Jutps";var video_start = 329;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.10 19:15 Mon

「一部は僕で、一部はメディカルスタッフのせい」 ユーロ行きに滑り込みのショー、今季のケガを語る

イングランド代表DFルーク・ショーがマンチェスター・ユナイテッドでのケガを振り返った。 2014年夏のユナイテッド入りからケガに苦しみながらも左サイドバックの一番手をほしいがままとするショー。昨季もユナイテッドでの自己ベストに並ぶ公式戦47試合に出場したが、今季は筋肉系の故障を繰り返し、トータルでも15試合のプレーに終わった。 痛かったのは2月中旬に行われたプレミアリーグ第24節のアストン・ビラ戦でアクシデント交代したにもかかわらず、翌節のルートン・タウン戦も先発したこと。結果、ルートン戦では前半終了間際に交代し、その試合を最後に筋肉系の故障で全休を強いられた。 28歳DFはその長引いた離脱に自身だけでなく、周囲にも非があると感じているようだ。 「アストン・ビラ戦で違和感があってハーフタイムに交代したけど、それはみんなの責任だ。一部は僕で、一部はメディカルスタッフのね。彼らの誰もがそう認めると思う」 「検査では大したことじゃなかったけど、丸1週間にわたって練習しなかった。で、試合前日にトレーニングをしたんだ。監督にプレーを求められたら、絶対に断らない」 「でも、プレーすべきじゃなかった」 だが、来る夏のユーロ2024メンバーに何とか滑り込み、驚きの声も。「何人かに『ユナイテッドで間に合わず、イングランドで間に合うなんてどういうことだ』と聞かれたりもした」とし、周囲の反応に理解を示すが、全力を尽くした結果だと述べた。 また、「何があったのか公表した方がいい。どうして僕がここにいて、ユナイテッドでいなかったのか、多くの疑問があると思うから。そのことが頭から離れないし、そんなことをしていると思われたくない」とも語っている。 ガレス・サウスゲイト監督からはグループステージ第2戦からの出場見込みが語られるが、「初戦に出たい。そこに嘘なんてない。でも、チャンスは現実的に1回しかないし、あまり急ぎたくない。違和感があればそこで終わり。そんなの起きてほしくない」と話した。 2024.06.10 16:35 Mon

バイエルンが1年越しに獲得目指す、フルアムMFパリーニャに60億円のオファー

中盤の補強を目指すバイエルンが2年連続でフルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得にオファーを出したという。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 トーマス・トゥヘル監督が退任し、ヴァンサン・コンパニ監督が新たに就任したバイエルン。選手補強に動く中、1年越しにパリーニャの獲得に動いているという。 昨夏はメディカルチェックまで済ませていたパリーニャ。個人間合意に至っていた中、フルアムが後釜を見つけられないという理由から移籍を拒否していた。 7500万ポンド(約149億7000万円)の値札をつけていたフルアムに対し、バイエルンは6000万ポンド(約120億円)で獲得に近づいていたが、今夏は3000万ポンド(約60億円)のオファーからスタートしたという。 パリーニャは2022年7月にスポルティングCPからフルアムに加入。2022-23シーズンはプレミアリーグで35試合に出場し3ゴールを記録。FAカップでも5試合で1ゴールを記録ていた。 2023-24シーズンは、プレミアリーグで33試合に出場し4ゴールを記録。2シーズンで公式戦79試合に出場し8ゴールを記録していた。 バイエルンは結果として無冠に終わり、中盤の負傷者に悩まされただけに、パリーニャが獲得できていればという思いも少なからずあるところ。本人も移籍を希望しており、交渉を早くまとめたいところだ。 2024.06.10 11:25 Mon

トゥへル氏が休養へ…ユナイテッドと面談も

次はどのクラブを率いるのか注目されるトーマス・トゥヘル氏(50)だが、休養の意向を示すようだ。 今季限りでバイエルンの監督を辞したトゥヘル監督。シーズン途中の退任内定からまもなくして、エリク・テン・ハグ監督の解任話が浮かぶマンチェスター・ユナイテッドと紐付き、後任候補の1人に目される。 トゥヘル氏もプレミアリーグ復帰に前向きとされたが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、今夏はどのクラブの指揮も執らずに休みをとりたく、ユナイテッド行きの意向なしだという。 ここ数週間にわたり、ユナイテッドと面談の場を設けたというドイツ人指揮官だが、その話し合いも打ち切った模様だ。 また、イギリス『BBC』によれば、その会談はジム・ラトクリフ共同オーナーも同席してフランスで行われたそうだ。 テン・ハグ監督の進退を巡る結論はこれからとされ、ほかにもイングランド代表のガレス・サウスゲイト監督らを候補とするユナイテッドだが、トゥヘル氏を招へいする選択肢がなくなった。 2024.06.10 09:55 Mon

ユナイテッドは来季監督が誰だろうとサンチョ売却方針か…売値を80億円に設定

マンチェスター・ユナイテッドがこの夏にイングランド代表FWジェイドン・サンチョ(24)を売る方針だという。 今季を迎えてからしばらくしてエリク・テン・ハグ監督との摩擦から干され、今年1月からシーズンローンでドルトムントに舞い戻ったサンチョ。ドルトムントの11年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献するなどで息を吹き返した。 こうした活躍からドルトムントも引き留めの動きが取り沙汰されるが、予算の問題が浮き彫りとなり、ユナイテッド復帰も1つの選択肢に。ただ、ユナイテッド復帰となる場合も対立するテン・ハグ監督が解任されればとの条件つきとなっている。 テン・ハグ監督自身も進退が不透明とあって、実現性の低い話ではないが、イギリス『BBC』によると、ユナイテッドは来季の監督が誰であろうと今夏のサンチョ売却を検討しており、その額を4000万ポンド(約79億8000万円)に値付けるようだ。 ドルトムントは新たなローン契約を模索しているが、ユナイテッドはファイナンシャルフェアプレー(FFP)の影響で今夏の予算が限られる現状を打破するため、契約が残り2年となる今夏の売却を目指している模様だ。 新たに就任したジム・ラトクリフ共同オーナーからなる新組織のもと、この夏の改革が予想されるユナイテッドだが、サンチョを売却できるか否かでその動きに関わってきそうだ。 2024.06.10 09:15 Mon

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