「アーセナルしか知らない」殊勲の劇的ゴールのネルソン、今季で契約満了&交渉難航と報道も残留を口に「8歳の時からここに居る」

2023.03.06 13:52 Mon
Getty Images
アーセナルが殊勲のゴールを決めたFWリース・ネルソン(23)はアーセナルに留まりたいようだ。イギリス『90min』が伝えた。
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アーセナルのアカデミー育ちのネルソンは、ホッフェンハイムへのレンタル移籍を経て、2019年7月にファーストチームへと昇格。出番が限られる中、2021年8月にはフェイエノールトへとレンタル移籍していた。左右のウイングでプレーできるネルソンは、フェイエノールトでは公式戦32試合で4ゴール7アシスト。シーズン終了後にアーセナルへと復帰。控えの立場ながら、要所で結果を残していた。
今シーズンも控えのポジションながら、ケガもありメンバー外になることも多く、プレミアリーグでは2試合に出場し2ゴール1アシストを記録していた。

そんな中、4日に行われたボーンマス戦では大仕事。リーグ戦12試合ぶりに出番をもらうと、20分間で1ゴール1アシストの大活躍。特に97分のラストプレーで決めた豪快なシュートは、19年ぶりの優勝に向けた大きなゴールとなった。
そのネルソンだが、今シーズン終了後にアーセナルとの契約が満了を迎える状況。チームは予てから契約延長に動いている中、ネルソンとの交渉はまだ進んでいないという。

控えに甘んじている状況が大きなネックとなっているとみられ、ブレントフォードやクリスタル・パレス、ウェストハムの他にも、ドイツ、フランス、イタリアからオファーがあるという。

ただ、ボーンマス戦後にネルソンは自身の契約についてコメント。子供の頃から自身が過ごすアーセナルへの残留を望んでいると明言。プレーを続けたいとした。

「もちろん。8歳の時からここに居て、アーセナルしか知らない。スタジアムから2、3分しか離れていないところにいて、家族もみんないる。だから、もちろんここに居たい」

「何度か言ってきたけど、8歳からここに居て今は23歳だ。長い間ずっとここにいるし、僕はアーセナルのことしか考えてない」

「このような試合でプレーできることはとても嬉しいことだ。もちろん、ケガは些細なことだけど、将来を見据えて、このクラブでもっと長い間プレーできることを願っている」



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