ブラジルの「同じ絵を描いた攻撃は勉強になった」と谷口彰吾、プレス回避のビルドアップにも言及
2022.06.09 16:27 Thu
日本代表DF谷口彰吾(川崎フロンターレ)が、キリンチャレンジカップ2022を終えての印象やガーナ代表戦へ向けた意気込みを語った。日本代表はキリンチャレンジカップ2022で、2日に札幌ドームでパラグアイ代表と(4-1〇)、6日に国立競技場でブラジル代表と(0-1●)対戦した。
さらに、キリンカップサッカーとして、10日にノエビアスタジアム神戸ではガーナと、14日にはパナソニックスタジアム吹田でチリ代表、またはチュニジア代表と戦う。
谷口はパラグアイ戦でフル出場を果たし、ブラジル戦では出番がなかった。南米勢の印象はイメージ通りだったとのことだが、ブラジルの攻撃は外から見ていても興味深く映ったようだ。
「球際の強さやずるがしこさ、駆け引きなどは南米っぽいなという、イメージしていた通りでした。ブラジル戦は選手一人一人のイメージというか、攻撃で同じ絵を描けているようで、すごく勉強になりました」
カタール・ワールドカップ(W杯)まで残り5カ月。ここからの改善点を問われると、プレスの位置や速攻のタイミング、また構えた守備にならざるを得ない状況から打開策などを挙げた。
「(ブラジル戦のような)プレッシャーの中でも、自分たちのビルドアップをもっともっと正確にし、確実に相手陣地へ持っていく作業、回数を増やしていかなきゃいけない。そういったときに自分だったこうできるなというのは考えていました」
「強豪国と対戦するときは、自陣で人数を掛けて守る時間が増えるし、それはある程度仕方ないというか、割り切ることは多くなると思うんですけど、その分相手ゴールとの距離が遠くなるので、こちらも前からプレッシャーを掛けたときに、できるだけ高い位置で引っ掛けてショートカウンターというのを鋭くやっていかないといけないし、それができるようになると、強い国を脅かせる試合ができるのではないでしょうか」
ガーナ戦についてはラインコントロールやビルドアップなど、自らの持ち味を発揮したいと意気込みを語った。また、立ち位置や判断力のように、川崎Fで培ったポゼッションサッカーのボール技術以外の面でも、日本代表で共有できると考えているようだ。
「出場するチャンスがもらえたのなら、まずはきちんとしたパフォーマンスを発揮したいなと。ゼロで抑えるのが仕事だと思っているのでそれは果たしたい」
「プラスアルファで自分の持ち味、守備の部分ではラインコントロールや駆け引き。(攻撃では)ビルドアップが特徴だと思っているので、(縦に)付けるパスだったり、相手を見ながら隙を突くパスだったりをディフェンスラインからどんどん入れていきたいと思っています」
「スピードアップに関しては、1つは準備の部分が大方を占めるのかなと、ポジションを相手よりも素早くとる、自分が良い状態を作ることを、どれだけ早くできるかが大事。その差だけで相手陣地に侵入できるチャンスが生まれるので、順番はそこから。素早く始めて少ない本数で相手陣地に行けるにこしたことはない」
「(相手が)構えるのが速ければ、ポジションを相手よりも素早くとった後に、ワンタッチやパスのスピードを考えていく。圧をかけてくる相手に対しても、パス1本で局面を打開できるのではないかと思います。前の選手にどれだけ時間を与えられるか。そのためには周りのサポートが必要だし、3人目の動きが共有できるとすんなりと前に運べるのかなと思います」
さらに、キリンカップサッカーとして、10日にノエビアスタジアム神戸ではガーナと、14日にはパナソニックスタジアム吹田でチリ代表、またはチュニジア代表と戦う。
「球際の強さやずるがしこさ、駆け引きなどは南米っぽいなという、イメージしていた通りでした。ブラジル戦は選手一人一人のイメージというか、攻撃で同じ絵を描けているようで、すごく勉強になりました」
「ブラジル戦は出場することができませんが、出た選手は0-1以上の差があるなと痛感したでしょうし、外から見ていても差がすごく大きいなと感じました。ですので、そこを埋めていく作業は個人一人一人がやっていかなきゃいけない」
カタール・ワールドカップ(W杯)まで残り5カ月。ここからの改善点を問われると、プレスの位置や速攻のタイミング、また構えた守備にならざるを得ない状況から打開策などを挙げた。
「(ブラジル戦のような)プレッシャーの中でも、自分たちのビルドアップをもっともっと正確にし、確実に相手陣地へ持っていく作業、回数を増やしていかなきゃいけない。そういったときに自分だったこうできるなというのは考えていました」
「強豪国と対戦するときは、自陣で人数を掛けて守る時間が増えるし、それはある程度仕方ないというか、割り切ることは多くなると思うんですけど、その分相手ゴールとの距離が遠くなるので、こちらも前からプレッシャーを掛けたときに、できるだけ高い位置で引っ掛けてショートカウンターというのを鋭くやっていかないといけないし、それができるようになると、強い国を脅かせる試合ができるのではないでしょうか」
ガーナ戦についてはラインコントロールやビルドアップなど、自らの持ち味を発揮したいと意気込みを語った。また、立ち位置や判断力のように、川崎Fで培ったポゼッションサッカーのボール技術以外の面でも、日本代表で共有できると考えているようだ。
「出場するチャンスがもらえたのなら、まずはきちんとしたパフォーマンスを発揮したいなと。ゼロで抑えるのが仕事だと思っているのでそれは果たしたい」
「プラスアルファで自分の持ち味、守備の部分ではラインコントロールや駆け引き。(攻撃では)ビルドアップが特徴だと思っているので、(縦に)付けるパスだったり、相手を見ながら隙を突くパスだったりをディフェンスラインからどんどん入れていきたいと思っています」
「スピードアップに関しては、1つは準備の部分が大方を占めるのかなと、ポジションを相手よりも素早くとる、自分が良い状態を作ることを、どれだけ早くできるかが大事。その差だけで相手陣地に侵入できるチャンスが生まれるので、順番はそこから。素早く始めて少ない本数で相手陣地に行けるにこしたことはない」
「(相手が)構えるのが速ければ、ポジションを相手よりも素早くとった後に、ワンタッチやパスのスピードを考えていく。圧をかけてくる相手に対しても、パス1本で局面を打開できるのではないかと思います。前の選手にどれだけ時間を与えられるか。そのためには周りのサポートが必要だし、3人目の動きが共有できるとすんなりと前に運べるのかなと思います」
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IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu3
【選手評】ハリルホジッチ監督、招集メンバー26名へ期待と要求…初招集FW中島翔哉は「日本になかなかいない選手」《キリンチャレンジカップ》
▽日本サッカー協会(JFA)は15日、国際親善試合及びキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEに臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の選考基準を説明。代表復帰となったDF森重真人(FC東京)やFW本田圭佑(パチューカ/メキシコ)への期待や初選出となったFW中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の招集理由についても明かした。 GK 川島永嗣(メス/フランス) 中村航輔(柏レイソル) 東口順昭(ガンバ大阪) 「GKは3人。ただ、現段階のパフォーマンスに満足している訳ではない。もっともっと向上して欲しい。」 DF 酒井宏樹(マルセイユ/フランス) 遠藤航(浦和レッズ) 「酒井は日本人選手の中では、定期的に高いパフォーマンスを継続している。ここ最近調子も良い。遠藤は昨日のルヴァンカップで少し問題が出た。今検査をしている段階と聞いている。ただ、バックアップはすでに用意している。何が起きても問題はない」 DF 長友佑都(ガラタサライ/トルコ) 車屋紳太郎(川崎フロンターレ) 宇賀神友弥(浦和レッズ) 「次に左サイド。長友はクラブを変えたにも関わらず、定期的に試合に出場していて嬉しい。彼の存在は日本代表に必要不可欠だ。車屋と宇賀神の戦いは、これから始まる。合宿を多くこなしている訳ではないが、右サイドでもいけるのかというのも見極めなくてはいけない。どこまでついて行けるかをこれから見ていく」 DF 昌子源(鹿島アントラーズ) 植田直通(鹿島アントラーズ) 槙野智章(浦和レッズ) 森重真人(FC東京) 「それから真ん中。最初の3人(昌子、植田、槙野)はもっとできると思っている。そして、森重をなぜ呼んだか。まだ彼は準備できている段階ではない。すぐに使う訳でもない。ただ、彼がどのような状況になっているかを知りたい。励ますためにも呼んでいる。彼が以前のレベルに戻るかどうか。もちろん(吉田)麻也がいないということもある。彼の経験が我々にとってどこまで使えるかというのもある。ただ、まだまだトップパフォーマンスには程遠い。モチベーションを上げる努力をしていかなくてはいけない。早くレベルを戻してほしい」 MF 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 三竿健斗(鹿島アントラーズ) 山口蛍(セレッソ大阪) 「長谷部は真ん中もできれば後ろもできる。本会までにケガなくいってほしい。三竿は、良いパフォーマンスを続けている。(山口)蛍は、常に呼んでいる選手だが、守備だけで終わるのではなく攻撃のところでもっと野心を持ってほしい。代表では良いパフォーマンスを見せている。イラク戦では我々を助けてくれた選手の1人だ」 MF 大島僚太(川崎フロンターレ) 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) 森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー) 「大島は国内でも優秀な選手の1人。彼もよくケガをするが、我々もしっかりとコンタクトをとって、そこを脱して良い状況が続いていると思う。(柴崎)岳と森岡は、(香川)真司と清武が居ないこともあり、10番や8番のタイプとして期待している。柴崎は、クラブで毎回先発という訳ではないが、レベルが上がってきていると思う。森岡はすでに2、3回観ているが、フィジカル的なところやデュエルの部分でまだ伸びると思う。ゴール数やアシスト数はリーグでも断トツ。ただ、ゲームのアクションの中でまだまだ伸びる部分はあると思う」 FW 久保裕也(ヘント/ベルギー) 本田圭佑(パチューカ/メキシコ) 「久保もまだまだ私の満足いくパフォーマンスではない。それから(本田)圭佑は、このチャンスを是非とも掴んでほしい」 FW 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ) 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ) 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル) 「原口と宇佐美は、同じクラブでプレーしている。ここ直近の数試合で宇佐美は、しっかりと伸びている状況。ある時期はチームで干されるかもしれない状況だったが、今は出ている。原口も同じだ」 「それから長い間追跡している中島。本当にたくさん試合に出場していて、得点やアシストもしている。ドリブラーでここまで俊敏で爆発的なものを持っている選手は日本になかなかいない。前回のオリンピック代表の監督であったテグ(手倉森誠)さんともしっかりと話をして、オフェンス面で何かもたらせるのではないかという判断。ただ、守備面では代表で私が求めるレベルではない。様子を見たい」 FW 小林悠(川崎フロンターレ) 杉本健勇(セレッソ大阪) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 「最初の2人はここ最近で本当に伸びてきている。オフェンス面で日本で素晴らしい結果を出している。彼も自分たちのプレーの仕方を変えて伸びてきている。真ん中の選手として、アグレッシブに背後、そしてペナルティエリア内で存在感を出している。それから相手の最終ラインからの組み立てを最初に防ぐ仕事もしている。我々が観たここ数試合でも良いパフォーマンスだった。これを続けてくれと言いたい」 「大迫は、クラブで真ん中でなく、横や後ろでもプレーしているが、良くなってきている。代表ではクラブとは全く違うアクションをしてほしい。常に背負った状態でプレーするのではなく、ゴールに向いてプレーして欲しい。この3人は素晴らしいヘディングを持っている。W杯本大会でもこれが重要になってくる。もちろんFKを貰えればの話。守備でもしっかりと守らなくてはいけない。大事になってくる。W杯ではFKが決定的な状況を作ることもある」 ▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。 2018.03.15 19:50 Thu4
日本人選手がポーランド女子リーグで初のタイトル! 来季UWCL出場権も獲得
ポーランド女子リーグで日本人選手が歴史を作った。 ポーランド女子サッカー1部・エクストラリガに所属するUKS SMSウッチは22日、AZS UJクラクフとアウェイで対戦し、2-1で勝利を収めた。 残り1試合を残して2位のグルニク・ウェンチナと勝ち点「3」差の首位に立ったSMSウッチは、直接対決での結果で上回っているため、優勝が決定。昨季2位からリベンジを果たし、悲願のクラブ初となるリーグタイトルを獲得した。 同時に、来季のUEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)ラウンド1への出場権も獲得している。 SMSウッチには日本人の圓乘由理奈(えんじょうゆりな)が所属。圓乘はこの試合でもフル出場を果たしていた。 FW登録されていた大阪国際大学から2018年にSMSウッチへ加入し、エクストラリガでは初の日本人選手としてプレーをしている圓乘。今回の栄冠で、同リーグにおいてタイトルを獲得した初の日本人選手となった。 圓乘は自身のSNSで喜びのコメントを伝えている。 「2021-22シーズン残り1試合残して今日2-1で勝ち、優勝を決めました!ポーランドで優勝した日本人は初らしいです。最高の誕生日です!」 <span class="paragraph-title">【写真】タイトル獲得の喜びを口にする圓乘</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pl" dir="ltr">Piłkarki TME SMS Łódź mistrzem Polski. Dziewczyny, jesteście wielkie, jesteście dumną naszego miasta. Gratuluję Wam z całego serca! Andrzej Kuczyński <a href="https://t.co/MkvASJvKlg">pic.twitter.com/MkvASJvKlg</a></p>— Hanna Zdanowska (@HannaZdanowska) <a href="https://twitter.com/HannaZdanowska/status/1528323227025657856?ref_src=twsrc%5Etfw">May 22, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">2021-22シーズン残り1試合残して今日2-1で勝ち、優勝を決めました!ポーランドで優勝した日本人は初らしいです<br>最高の誕生日です <a href="https://t.co/bnjLUO7cX9">pic.twitter.com/bnjLUO7cX9</a></p>— Yurina Enjo (@yrnaa14) <a href="https://twitter.com/yrnaa14/status/1528347786726543361?ref_src=twsrc%5Etfw">May 22, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.05.24 14:35 Tue5