東京Vからレンタル中の22歳藤本寛也が1G1A!クラブは史上初の欧州カップ戦出場が確定

2022.05.09 14:35 Mon
Getty Images
ポルトガルのジル・ヴィセンテに所属するMF藤本寛也がチームを勝利に導いた。ジル・ヴィセンテは8日、プリメイラ・リーガ第33節でトンデーラとホームで対戦。藤本はインサイドハーフで先発した。

試合開始早々の2分には、ボックス右に抜け出した藤本の折り返しからFWフラン・ナバーロがネットを揺らしたかと思われたが、VARの結果、藤本がわずかにオフサイドポジションいたと判定され、ゴールは取り消される。
それでも、39分にトンデーラの選手が一発退場となったことでジル・ヴィセンテが人数有利を得ると、後半の56分、左サイドの味方からのパスに上手く反応した藤本がボックス左から左足シュート。相手DFに当たったボールがGKの頭上を越え、そのまま先制ゴールとなった。

さらに、62分にはカウンターのチャンスから藤本が絶妙なタイミングでスルーパス。これに反応したFWサムエウ・リーノが冷静にネットを揺らした。
藤本は70分でお役御免となるが、ジル・ヴィセンテは追加点も奪い3-0で勝利。リーグ戦残り1試合を残して、クラブ史上初の欧州カップ戦となるヨーロッパカンファレンスリーグ予選に出場できる5位が確定した。

東京ヴェルディの下部組織で育った藤本は、2020年8月にジル・ヴィセンテへとレンタル移籍。1年目となった2020-21シーズンは、プリメイラ・リーガで27試合に出場し1ゴール2アシストを記録。カップ戦でも4試合に出場し1アシストを記録した。

2年目となる今シーズンは背番号「10」に変更。1年目に起用されていたウイングではなく中盤にポジションを移すと、ここまでリーグ戦31試合で3ゴール2アシスト。カップ戦3試合で1アシストを記録している。

東京Vからはレンタルでの加入となっており、その去就にも注目が集まる。

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