「これはチャンス」2得点でMOTMの浦和・シャルク、直接FK弾は「キャリアを通じてたくさん練習してきた」

浦和レッズのFWアレックス・シャルクが、山東泰山戦を振り返った。18日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022のグループF第2節で浦和は中国の山東泰山と対戦した。初戦でライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)と対戦し、4-1で快勝した浦和は、GK鈴木彩艶、DFアレクサンダー・ショルツ以外の9名を変更、大幅なターンオーバーを敢行した。
それでも実力で勝る浦和は、26分に明本考浩がネットを揺らして先制すると、31分にはPKをショルツが決めて2点リードで試合を折り返す。

後半は開始からシャルクがACLで初出場を果たすと、53分に浦和での初ゴールを記録。さらに76分にもシャルクが追加点を奪うと、93分にはルーキーの安居海渡も初ゴール。5-0で連勝スタートとなった。試合後、マン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)に選出されたシャルクが記者会見に出席。自身のパフォーマンスを振り返った。

「まず勝ち点3をとることができて非常に嬉しい。これがチームにとっても、最も大事なことだった。ACLのデビュー戦で、このような形になって良かったと思う」

「まだ周りのことを知ったりする順応の期間で、これからも必要になってくると思うが、このACLでこのような良い2得点を決めることができて嬉しい」

「監督も言っていたように、得点のチャンスは他にもあったのでそこは残念だが、2戦2勝というのは非常に良かったし、次に向かいたいと思う」

浦和に合流後間もない中で試合に出場し、初ゴールを含む2ゴールの活躍を見せたシャルク。改めてゴールを振り返った。

「1点目はストライカーらしい得点を決めることができたと思う。ボックス内の、ちょっとしたチャンスで決めるという得点だった。2得点目のFKはキャリアを通じてたくさん練習してきた。自分の武器だと思っているしクオリティも自信がある」

「もちろん、新しいチームに来たばかりで全てのFKを蹴ろうという傲慢な姿を見せたくないと思っていたが、これはチャンスだと思ったので蹴った。このクオリティを今後も見せ続けることができればと思う」

浦和は第3節で韓国の大邱FCと対戦。試合は23時から「DAZN」で独占配信となる。

◆4月21日(木)
グループF/第3節
23:00キックオフ
大邱足球倶楽部 vs 浦和レッズ
解説:福田正博氏