チェルシーの新オーナーはあの有名企業創設者のひ孫? トランプ政権の駐英大使も務めたNFLジェッツのオーナー
2022.03.08 22:19 Tue
ロマン・アブラモビッチ氏が売却の意思を示したチェルシーだが、新たなオーナーはNFLクラブのオーナーになるかもしれない。『ESPN』が伝えた。
潤沢な資金を使い、ワールドクラスの選手を集め、チェルシーを強豪クラブの仲間入りさせたアブラモビッチ氏だが、資産凍結の可能性からクラブ売却を決断。買い手を探している状況だった。
世界有数の資産家が興味を示している一方で、安くない値段に簡単に買い手が決まらない状況でもあるチェルシー。そんななか、興味を持っているのがNFLのクラブを持つアメリカ人のロバート・ウッディ・ジョンソン氏だ。
自身も実業家として活躍。2000年1月には、NFLのニューヨーク・ジェッツを6億3500万ドル()で買収。当時のアメリカプロスポーツ史上3番目となる高額だった。
また、ドナルド・トランプ大統領に駐英大使に任命され、2017年から2021年までイギリスで生活。その際にロンドンに在住し、プレミアリーグやチェルシーにも触れ、ファンになったと言われている。
プレミアリーグではNFLのオーナーがチームを持つことが増えており、アーセナルのスタン・クロエンケ氏はロサンゼルス・ラムズを、マンチェスター・ユナイテッドのグレイザーファミリーは、タンパベイ・バッカニアーズ、リーズ・ユナイテッドに出資しているジェド・ヨーク氏は、サンフランシスコ・フォーティーナイナーズのオーナーである。
チェルシーの売却価格は30億ポンド(約4620億円)とも言われており、簡単に手が出る金額ではない、新たなオーナーになるのだろうか。
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2月24日に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻。多くの犠牲者をこれまでに出しており、現在も終息に向かっていない。その影響もあり、イギリス政府による資産凍結の可能性があったのがアブラモビッチ氏。ウクライナへの侵攻を決断したウラジーミル・プーチン氏と親しい仲であることも影響し、風当たりが強くなった。世界有数の資産家が興味を示している一方で、安くない値段に簡単に買い手が決まらない状況でもあるチェルシー。そんななか、興味を持っているのがNFLのクラブを持つアメリカ人のロバート・ウッディ・ジョンソン氏だ。
名前を聞いてもピンとこないかもしれないが、医薬品をメインに扱う「ジョンソン・エンド・ジョンソン」を設立したジョンソン3兄弟の1人のひ孫にあたる。
自身も実業家として活躍。2000年1月には、NFLのニューヨーク・ジェッツを6億3500万ドル()で買収。当時のアメリカプロスポーツ史上3番目となる高額だった。
また、ドナルド・トランプ大統領に駐英大使に任命され、2017年から2021年までイギリスで生活。その際にロンドンに在住し、プレミアリーグやチェルシーにも触れ、ファンになったと言われている。
プレミアリーグではNFLのオーナーがチームを持つことが増えており、アーセナルのスタン・クロエンケ氏はロサンゼルス・ラムズを、マンチェスター・ユナイテッドのグレイザーファミリーは、タンパベイ・バッカニアーズ、リーズ・ユナイテッドに出資しているジェド・ヨーク氏は、サンフランシスコ・フォーティーナイナーズのオーナーである。
チェルシーの売却価格は30億ポンド(約4620億円)とも言われており、簡単に手が出る金額ではない、新たなオーナーになるのだろうか。
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