ランボルギーニを盗まれかけたエル・シャーラウィ、過剰な暴行で全治60日のケガを負わせた犯人から訴えられる
2021.07.05 12:45 Mon
ローマに所属するイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィが、警察の調査を受けているようだ。イタリア『コリエレ・デッレ・セーラ』や『フットボール・イタリア』が伝えている。エル・シャーラウィは2020年2月、元イタリア代表FWアレッシオ・チェルチの家を訪れ、ビデオゲームに興じていた際、窓の外で自身の愛車であるランボルギーニ・ウルス(新車価格約2800万円)を盗もうとしている男を発見。男は盗難を諦めて逃げようとしたものの、エル・シャーラウィが捕まえていた。
盗難を試みたチリ人の男性には懲役1年6カ月の判決が下ったが、男性はその際にエル・シャーラウィから過剰な暴行を受けたと主張。逮捕後の検査で全身の打撲と全治60日のケガが確認されたという。
エル・シャーラウィはすでにこの件で起訴され、『フットボール・イタリア』によると7月末に被告人質問が予定されているという。
エル・シャーラウィの弁護士は次のように説明している。
「ステファンは予定されている尋問の時に何が起こったのかを教えてくれる。それは確実に7月末までに行われる」
盗難を試みたチリ人の男性には懲役1年6カ月の判決が下ったが、男性はその際にエル・シャーラウィから過剰な暴行を受けたと主張。逮捕後の検査で全身の打撲と全治60日のケガが確認されたという。
エル・シャーラウィの弁護士は次のように説明している。
「訴えを起こしたのは彼の車を盗んだ人間だ。彼は何でも言うことができる。だが、すべてを確かめる必要がある」
「ステファンは予定されている尋問の時に何が起こったのかを教えてくれる。それは確実に7月末までに行われる」
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