クロアチア代表コンビがリーグ初弾のシティが暫定首位! 橋岡大樹はフル出場も今季2点目のオウンゴール…【プレミアリーグ】
2024.04.14 01:02 Sun
プレミアリーグ第33節、マンチェスター・シティvsルートン・タウンが13日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが5-1で快勝した。なお、ルートンのDF橋岡大樹はフル出場した。3位のシティはチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦を控える中、降格圏の18位相手にリーグ3連勝を狙った。リーグ前節はクリスタル・パレス相手に4-1の快勝を収めたグアルディオラのチームは、敵地で行われたマドリー戦では激しい打ち合いの末に難所で3-3のドローに持ち込んだ。
逆転でのリーグ優勝へ勝ち点3を積み上げつつ、週明けの大一番へ弾みを付けたいこの一戦では先発6人を変更。守護神エデルソン、体調不良から回復したデ・ブライネが復帰した一方、休養のロドリ、フォーデンらに代えてマテウス・ヌネス、アルバレスらが起用された。対するルートンは橋岡が変則5バックの中央右でスタメンを飾った。
試合は開始早々にホームチームが動かす。2分、デ・ブライネのスルーパスに抜け出したハーランド、ドクとボックス内で続けて際どいシュートを放つと、最後はハーランドの枠を外れた強引なシュートが橋岡の顔面に当たってコースが大きく変わってゴール左隅に決まった。なお、橋岡は先日のアーセナル戦に続く不運なオウンゴールとなった。
幸先よく先制に成功したシティは、以降も人基準のルートンの守備を効果的に揺さぶってチャンスを作っていく。9分にはグヴァルディオルの右足ミドルシュート、14分にはボックス付近からのヌネスのシュートでGKカミンスキにファインセーブを強いる。
後半も試合展開に大きな変化はなし。引き続き相手陣内でハーフコートゲームを展開するホームチームは、アルバレスやグヴァルディオルがフィニッシュに顔を出す。
以降も多彩な仕掛けで相手を揺さぶりながらルベン・ディアスらが幾度も際どいシュートを放つと、64分にはセットプレーからようやくゴールをこじ開ける。64分、左CKのショートコーナーでアルバレスからのマイナスパスをペナルティアーク付近のコバチッチが右足ダイレクトシュート。これがゴール前の密集を抜けてゴール右に突き刺さった。
コバチッチに今季プレミアリーグ初ゴールを決められて2点のビハインドを背負ったルートンは、失点直後にオニエディンマの右サイドからのクロスをゴール前のウッドロウがワンタッチで合わせてようやくファーストシュートを記録したが、これは惜しくもクロスバーを叩く。
冷や汗をかいたものの、2点リードを維持したシティは、ここから攻勢を強めると、75分にはドクが鋭い仕掛けからボックス内でオニエディンマのファウルを誘ってPK獲得。これをキッカーのハーランドが冷静に左隅へ蹴り込み、今季リーグ戦20点目とした。
この3点目で勝利を確信したグアルディオラ監督は81分にデ・ブライネ、ハーランドを下げてセルヒオ・ゴメス、ボブの投入で試合をクローズに入る。
この交代直後の81分にはビルドアップのミスを突いたルートンがバークリーのゴールで一矢報いる。
だが、ここから再びギアを上げたシティは87分に左サイドを単騎突破したドクが切れ味鋭いカットインでボックス内に侵入し、DF橋岡の股間を抜くシュートを右隅に流し込む。さらに、試合終了間際の93分にはドクの突破で相手守備を押し下げた後、ボックス手前でフリーとなったグヴァルディオルが見事な右足のミドルシュートをゴール左上隅に突き刺し、公式戦2試合連発となるプレミアリーグ初ゴールを記録した。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、快勝でリーグ3連勝を達成したシティが暫定首位に浮上すると共に週明けのマドリー戦へ大きな弾みを付けた。
試合は開始早々にホームチームが動かす。2分、デ・ブライネのスルーパスに抜け出したハーランド、ドクとボックス内で続けて際どいシュートを放つと、最後はハーランドの枠を外れた強引なシュートが橋岡の顔面に当たってコースが大きく変わってゴール左隅に決まった。なお、橋岡は先日のアーセナル戦に続く不運なオウンゴールとなった。
幸先よく先制に成功したシティは、以降も人基準のルートンの守備を効果的に揺さぶってチャンスを作っていく。9分にはグヴァルディオルの右足ミドルシュート、14分にはボックス付近からのヌネスのシュートでGKカミンスキにファインセーブを強いる。
前半半ばから終盤にかけても相手陣内でハーフコートゲームを展開するシティズンズ。80%近いボール保持率に加え、ボールを失っても即時奪回でルートンに自陣からの脱出を許さない。そして、前半だけで18本のシュートを浴びせかけたが、27分のヌネスのシュートは左ポストを掠め、前半終了間際のデ・ブライネの枠内シュートは同胞GKカミンスキの好守に遭い、圧倒した前半のうちに追加点を奪い切れなかった。
後半も試合展開に大きな変化はなし。引き続き相手陣内でハーフコートゲームを展開するホームチームは、アルバレスやグヴァルディオルがフィニッシュに顔を出す。
以降も多彩な仕掛けで相手を揺さぶりながらルベン・ディアスらが幾度も際どいシュートを放つと、64分にはセットプレーからようやくゴールをこじ開ける。64分、左CKのショートコーナーでアルバレスからのマイナスパスをペナルティアーク付近のコバチッチが右足ダイレクトシュート。これがゴール前の密集を抜けてゴール右に突き刺さった。
コバチッチに今季プレミアリーグ初ゴールを決められて2点のビハインドを背負ったルートンは、失点直後にオニエディンマの右サイドからのクロスをゴール前のウッドロウがワンタッチで合わせてようやくファーストシュートを記録したが、これは惜しくもクロスバーを叩く。
冷や汗をかいたものの、2点リードを維持したシティは、ここから攻勢を強めると、75分にはドクが鋭い仕掛けからボックス内でオニエディンマのファウルを誘ってPK獲得。これをキッカーのハーランドが冷静に左隅へ蹴り込み、今季リーグ戦20点目とした。
この3点目で勝利を確信したグアルディオラ監督は81分にデ・ブライネ、ハーランドを下げてセルヒオ・ゴメス、ボブの投入で試合をクローズに入る。
この交代直後の81分にはビルドアップのミスを突いたルートンがバークリーのゴールで一矢報いる。
だが、ここから再びギアを上げたシティは87分に左サイドを単騎突破したドクが切れ味鋭いカットインでボックス内に侵入し、DF橋岡の股間を抜くシュートを右隅に流し込む。さらに、試合終了間際の93分にはドクの突破で相手守備を押し下げた後、ボックス手前でフリーとなったグヴァルディオルが見事な右足のミドルシュートをゴール左上隅に突き刺し、公式戦2試合連発となるプレミアリーグ初ゴールを記録した。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、快勝でリーグ3連勝を達成したシティが暫定首位に浮上すると共に週明けのマドリー戦へ大きな弾みを付けた。
1
2
マンチェスター・シティの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
マンチェスター・シティの人気記事ランキング
1
フェリックス&カンセロがひとまずバルサ退団…ただ今後も交渉継続へ
ポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)、ポルトガル代表DFジョアン・カンセロ(30)の2選手が、ひとまずバルセロナを離れることになった。 バルセロナは30日、アトレティコ・マドリー、マンチェスター・シティから1年間のレンタル移籍で加入していた2選手に関して「ジョアン・フェリックスとジョアン・カンセロはFCバルセロナに残留しない。ポルトガル人プレーヤー2人のレンタル契約も終了し、それぞれのクラブに戻る」と、レンタル期間終了に伴う退団を明かした。 アトレティコとの関係が完全に破綻しているフェリックスは昨夏、シーズンローンでブラウグラナに加入。公式戦44試合10ゴール6アシストの数字を残したが、シーズンを通してパフォーマンスの波が顕著だった。 一方、シティで構想外の扱いとなっていたカンセロも昨夏、同じくシーズンローンで加入。左右のサイドバックを主戦場に公式戦42試合4ゴール5アシストとほぼフル稼働。ただ、攻撃面で存在感を示した一方、チャンピオンズリーグやビッグマッチでは課題の守備で穴を空けるなど、シーズン終盤の評価は芳しくなかった。 新シーズンからハンジ・フリック新監督がチームを率いる中、ジョアン・ラポルタ会長ら首脳陣は2選手の残留を希望しているが、いずれも完全移籍での買い取りのハードルは高く、現状での買い取りを断念する形となった。 ただ、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、両者のカタルーニャ残留への扉は完全に閉ざされたわけではなく、代理人のジョルジュ・メンデス氏、アトレティコ、シティの両クラブとレンタル期間延長の可能性を含め今後も話し合いを継続することになるようだ。 2024.06.30 23:13 Sun2
エデルソンがアル・ナスルと個人間合意…シティとのクラブ間交渉開始へ
マンチェスター・シティのブラジル代表GKエデルソン(30)が、サウジアラビアのアル・ナスルと個人間で合意に至ったようだ。 エデルソンはベンフィカの下部組織出身で、2017年7月にシティへ完全移籍で加入。正守護神としてこれまで公式戦332試合に出場し、多くのタイトル獲得に貢献してきた。 しかし、シティとの現行契約が2026年までとなるなか、新たな挑戦を求めるブラジル代表GKには、コロンビア代表GKダビド・オスピナが退団したアル・ナスルが高額のオファーを掲示。 移籍市場に精通するジャンルイジ・ロンガリ氏ら複数のジャーナリストによると、アル・ナスルはエデルソンに対して、1年の延長オプションを含む年俸3000万ユーロ(約52億2000万円)の2年契約を掲示し、個人間で合意に至ったという。 この個人間合意を受け、アル・ナスルはクラブ間の交渉を開始する予定で、その事実を把握するシティも適切なオファーであれば、守護神の意思を尊重する形でオファーを受け入れる構えだ。 なお、エデルソンがアル・ナスルに移籍した場合、GK補強に動くことになるシティだが、現状では先日に契約を延長したドイツ人GKシュテファン・オルテガ(31)を守護神として起用し、セカンドGKを補強する形になる模様だ。 2024.07.04 23:40 Thu3
プレミア昇格のサウサンプトン、大きく貢献したシティDFハーウッド=ベリスを完全移籍で獲得…4年契約
プレミアリーグに昇格したサウサンプトンは1日、マンチェスター・シティの元U-21イングランド代表キャプテンのDFテイラー・ハーウッド=ベリス(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。 ハーウッド=ベリスは2023-24シーズンはレンタル移籍でサウサンプトンに加わりプレー。チャンピオンシップ(イングランド2部)で40試合に出場し2ゴール3アシストを記録し、プレーオフでも3試合プレー。チームのプレミアリーグ復帰に貢献していた。 シティの下部組織で育ち、ブラックバーン、アンデルレヒト、ストーク・シティ、バーンリーと武者修行を続けており、ファーストチームでは8試合1ゴールに終わっていた。 なお、サウサンプトンは2028年6月30日までの4年契約を結び、プレミアリーグでの戦いで期待がかかる。 サウサンプトンは、日章学園高校のU-19日本代表FW高岡伶颯(17)も来年3月に加入が内定。新シーズンでプレミアリーグに残留できるのか注目が集まる。 2024.07.01 23:35 Mon4
ジローナ躍進の立役者ヤン・コウト、チアゴ・モッタ新体制で4バック採用確実のユベントスが獲得へ本腰も?
ユベントスがマンチェスター・シティのブラジル代表DFヤン・コウト(22)獲得へ本腰か。 今季レンタル先のジローナで躍動し、ブラジル代表入りを果たした右サイドバック、ヤン・コウト。現在は控えながらもコパ・アメリカ2024に参戦中だ。 今夏の移籍が浮上して久しいが、イタリア『カルチョメルカート』いわく、ここからユベントスが本腰を入れる可能性もあるとのこと。 ユベントスはチアゴ・モッタ新監督の招へいが成功し、同監督の下でのプレーに魅力を感じた選手を惹きつけることにも成功。ここまで獲得したのは、ドウグラス・ルイス、ミケーレ・ディ・グレゴリオという願ってもない即戦力だ。 また、チアゴ・モッタ新監督はボローニャでもベースとした4バックの採用が確実。左サイドバックに成長著しいアンドレア・カンビアーゾを配置する一方、右にはヤン・コウト…実現性はともかく、納得感のあるプランと言える。 ヤン・コウト本人の立場は引くて数多。24-25シーズン最大の目標を「チャンピオンズリーグ(CL)出場」に据えているとされ、シティに残るもよし、ジローナへ再移籍もよし、CLクラブへの移籍もよし、という状況だ。 売却を排除しないシティは、天文学的な金額は要求せず。安売りはしないにせよ、最低2500万ユーロ(約43.5億円)で応じる可能性もあるとみられている。 なお、ヤン・コウトはポルトガル国籍を保有しており、EU圏外の選手ではないという点も、ユベントスとしては魅力的だ。 2024.07.03 21:00 Wed5