九死に一生、なぜ無傷なのか…元ドルトムントFWが交通事故、車は3回転で大破も1週間後にはベンチ入りの奇跡

2023.02.26 22:16 Sun
Getty Images
正に九死に一生を得ていた選手がいた。ドイツ『ビルト』が伝えた。その選手は元U-20ドイツ代表FWリッチモンド・タチー(23)。ヴォルフスブルクのアカデミーで育ち、ドルトムントから昨夏にパーダーボルンへと完全移籍したストライカーだ。
今シーズンの2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)では13試合に出場。DFBポカールでは2試合で1ゴールという結果を残している。

そのタチーだが、18日に交通事故に遭っていたとのこと。高速道路で車はガードレールに衝突し横転。3度回転した後、逆さまの状態で停止した。

愛車のBMWは大破。しかし、目撃者によれば、タチーは無傷で車から脱出したという。救急車も要請されていたが、不要なほど。道にはルイ・ヴィトンの箱が散らばっていたという。
事故から1週間後の25日に行われた、2.ブンデスリーガ第22節のホルシュタイン・キール戦でベンチ入り。出番こそなかったが、本当に何事もなかったようだ。

車の写真を見る限り、まさに奇跡の生還。九死に一生を得た形となるが、何事もなくて良かったと言える。

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