「まさか自分が」LAギャラクシーの遠藤翼が急性白血病を公表、かつて日本人初のMLSドラフト1位

2022.12.28 07:55 Wed
今年の夏まではオーストラリアのメルボルン・シティでプレーした遠藤翼
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今年の夏まではオーストラリアのメルボルン・シティでプレーした遠藤翼
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーⅡに所属するFW遠藤翼(29)が、急性白血病を患ったことを報告した。JFAアカデミー福島U-18出身の遠藤は、2012年にアメリカのメリーランド大学に留学。2016年1月にMLSのドラフトで日本人として初となる1巡目指名を受け、トロントFCに入団した。
MLSでプレーした遠藤だったが、2017年3月にリザーブチームである3部相当のトロントFC IIに降格。その後、トロントFCと契約満了となったが、2018年8月にトロントFC IIに再加入を果たすと、14試合8得点をマーク。2019年1月からはファーストチームに昇格した。

MLSで通算63試合で7ゴール5アシストを記録すると、2022年2月にオーストラリアのメルボルン・シティに完全移籍。Aリーグで5試合に出場、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも4試合に出場し1アシストを記録。今年8月にアメリカへ戻り、ロサンゼルス・ギャラクシーⅡに加入していた。

遠藤は自身のSNSを更新。今年は体調が優れず日本へ帰国していたことを明かした中、急性白血病であると診断されたと報告した。
「ご報告があります。日頃から応援ありがとうございます」

「今年9月下旬LAでプレーしている中、少しの間体調を崩し、緊急帰国をしましたが、実は何回か体調も良くなったりと波があり、この2ヶ月間診断がつきませんでした」

「しかし先日12月2日に、【急性白血病】と診断されました。正直、まさか自分が白血病になるとは思いもよりませんでした」

「今後は、日本で治療に専念して1日でも早くピッチの上に復帰できるように闘っていきます。長い闘いになると思いますが、暖かく見守って下さると嬉しい限りです」

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