アーセン・ヴェンゲルのニュース一覧
かつてアーセナルでも指揮を執ったアーセン・ヴェンゲル氏が、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのPK判定に異議を唱えた。
6日、CL準決勝2ndレグでインテルとバルセロナが対戦。1stレグは壮絶な撃ち合いの中3-3のドローとなったが、2ndレグはそれ以上の壮絶な展開に。史上最高の準決勝とも評される試合は、
2025.05.07 23:30 Wed
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、元チームメイトの監督就任について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。
アーセナルは23日、プレミアリーグ第34節でクリスタル・パレスと対戦する。
この試合で敗れると、リバプールのリーグ制覇が決定する試合。逆転での優勝は限りなく難しい状況だが、易々と優勝させるわけにはいかな
2025.04.23 23:00 Wed
近年はどんな名将も10年と続かない政権ばかりだが、約16年間続いた長期政権が終焉を迎えることとなった。
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のスポルティング・カンザスシティは3月31日、ピーター・ベルメシュ監督(58)の解任を発表した。
ベルメシュ監督は2006年11月にスポルティング・カンザスシティのテクニ
2025.04.01 23:50 Tue
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が、アーセナル戦を前にミケル・アルテタ監督について語った。
今シーズン途中にエリク・テン・ハグ監督の後任として指揮官に就任したが、チームは立て直せず。現在も14位に位置している。
9日にアーセナルとのプレミアリーグを控える中、アモリム監督はアルテタ監督につい
2025.03.07 23:50 Fri
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)のプレーオフの組み合わせ結果について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。
前人未到のプレミアリーグ5連覇を目指したシティ。しかし、今シーズンはいつになくつまづきが多く、現在は首位のリバプールと勝ち点差12の4位に位置している。
2025.01.31 22:52 Fri
FIFAのニュース一覧
欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長が、総会に大遅刻した国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長を非難した。イギリス『BBC』が伝えた。
15日、パラグアイのアスシオンで第75回FIFA総会が行われた。
しかし、インファンティーノ会長は2時間17分の遅刻。理由
2025.05.16 18:10 Fri
国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が、ロシアの復帰に期待を寄せた。
ロシアは、2022年2月にウクライナへの軍事侵攻を行い、3年が経過した現在もまだ続いている状況だ。この軍事侵攻を受け、ロシア代表とロシアのクラブはFIFA、そして欧州サッカー連盟(UEFA)の大会から追放されている。
2025.04.04 13:15 Fri
国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が、女子ワールドカップ(W杯)について立候補国を明かした。
2031年と2035年の開催地の立候補を募っていたFIFA。3月に行われた理事会で2031年はアフリカ(CAF)およびCOCACAF(北中米カリブ海)、2035年はCAFかヨーロッパ(UEFA
2025.04.03 21:10 Thu
国際サッカー連盟(FIFA)は26日、今年6月にアメリカで開催されるFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)の賞金総額を発表した。
これまでは各大陸王者と開催国王者の7チームの出場だったクラブW杯。しかし、FIFAはフォーマットを刷新。今年から開催されるクラブW杯は4年に1度の開催となり、32チームが出場することと
2025.03.26 20:45 Wed
国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が、日本代表が2026年北中米ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得したことにお祝いのメッセージを送った。
20日、日本代表は2026年北中米W杯アジア最終予選の第7節でバーレーン代表とホームで対戦。前半こそゴールレスで終わったが、後半に鎌田大地、久保建
2025.03.21 01:30 Fri
アーセン・ヴェンゲルの人気記事ランキング
1
かつてアーセナルでプレーしたブラジル人MFデニウソン(32)が当時を振り返った。イギリス『ガーディアン』が伝えている。
2005年にサンパウロでキャリアをスタートさせたデニウソンは、2006年8月にアーセナルへと移籍。アーセナルでは、在籍5シーズンで225試合16ゴールを記録した。
類稀なる才能の持ち主として期待されながらも、アーセナルでは惜しくもタイトルを獲得できなかったデニウソン。当時を振り返り、悔しさを露わにした。
「僕を最も傷つけることの1つはアーセナルでメダルを獲得できなかったことだ。僕たちは2つのカップ戦で決勝に出場し、その両方で敗れた。マンチェスター・ユナイテッドという大きなライバルを見ても、僕たちの方が美しい試合をしていたと信じていた」
「僕のチームメイトには大きな才能があった。ティエリ・アンリ、ジウベルト・シウバ、イェンス・レーマン、セスク・ファブレガスのようにね。アーセナルは本当に美しいサッカーをした。なぜメダルが獲れなかったのか、何が悪かったのかを理解できないし、それを説明できない。才能を持ち、美しいサッカーをしたが、何も勝ち取れなかった」
また、当時の指揮官であるアーセン・ヴェンゲル氏には、サッカーだけでなく人間としても多くのことを学んだと、感謝の気持ちを示している。
「ヴェンゲルのビジョンは正しかった。非難するべき人がいるとしたら、それはピッチの選手だった。失点につながるミスはほとんどなかった。アーセン・ヴェンゲルは僕が一緒にプレーした監督で最高の1人だ。彼が僕のためにしてくれたことについて感謝している」
「彼は僕にとって素晴らしい人だった。いつもピッチの上でどうしているかを尋ねてきた。個人的にも助けてくれて、とてもまじめな人だった。何か人々に伝えることがある時、彼はそうしてくれる。言うべきことを言ってくれる」
「彼は素晴らしい監督であり、素晴らしいメンターだった。僕はサッカー選手としてだけでなく、個人としても多くを学んだ。多分それが今日の自分を作ってくれている」
アーセナル退団後のデニウソンは、2011年夏にサンパウロへとレンタル移籍。2シーズンのプレーを経て、2013年に完全移籍で再加入を果たすと、2015年からUAEのアル・ワフダへと活躍の場を移す。その後はクルゼイロへのレンタルを経て、2018年にボタフォゴSPへ加入したが、2019年4月に退団して以降は、無所属となっている。
2020.06.08 16:30 Mon
2
現役時代はアヤックスやアーセナル、オランダ代表でストライカーとして活躍したデニス・ベルカンプ氏が紙幣になるようだ。イギリス『ミラー』が伝えた。
オランダの名門・アヤックスの下部組織出身で、ファーストチームでも3度の得点王に輝くなど大きな活躍を見せると、その後移籍したインテルではUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)のタイトル獲得に貢献。しかし、期待はずれの結果に終わると、1996年にアーセナルへと完全移籍した。
アーセナル移籍後は、アーセン・ヴェンゲル監督の下でチームの中心選手として活躍。元フランス代表FWティエリ・アンリらと黄金時代を築き、数かz区のタイトル獲得に貢献した。
名ストライカーの1人として知られ、テクニックに溢れるプレーはファンを魅了。その中でも記憶に残るゴールをいくつも記録している。
アーセナル時代のニューカッスル戦で決めた巧みなターンで相手DFと入れ替わるゴールは誰もが息を飲むゴールだが、1998年のフランス・ワールドカップ(W杯)準々決勝のアルゼンチン代表戦で見せたゴールも記憶に残っている人が多いはずだ。
1-1で迎えた中、延長戦に突入するかと思われた89分、自陣でボールを持ったフランク・デ・ブールが前線にロングフィードを送ると、ボックス内に走り込んだベルカンプが後方からのボールをいとも簡単にジャンピングトラップ。奪いにきたロベルト・アジャラをトラップの流れでかわし、ゴールに叩き込んだ。
『ミラー』によれば、このシーンとベルカンプ氏の顔が印刷された新紙幣が発行されるとのこと。オランダ財務省は、オランダ通貨の鋳造を担当するロイヤル・エンスヘーデ印刷会社に対し、特別な8ユーロ紙幣を製造するよう指示したという。当時のベルカンプの背番号「8」に由来しての8ユーロとなった。
これは記念紙幣となり、一般的に流通するものとは異なるとのこと。特別に限定で発売されるが、オランダ国民をはじめ、アヤックスやアーセナルなどのサポーターから問い合わせが殺到すると予測されている。
<span class="paragraph-title">【写真】ベルカンプの名場面が印刷された新紙幣デザイン</span>
<span data-other-div="movie"></span>
<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/MullockSMirror?ref_src=twsrc%5Etfw">@mullocksmirror</a><a href="https://t.co/negQLRp8NU">https://t.co/negQLRp8NU</a> <a href="https://t.co/DrZr0ZeTKa">pic.twitter.com/DrZr0ZeTKa</a></p>— Mirror Football (@MirrorFootball) <a href="https://twitter.com/MirrorFootball/status/1733305470599762269?ref_src=twsrc%5Etfw">December 9, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>
<span class="paragraph-title">【動画】ベルカンプのテクニック光る!ロングフィードをジャンピングトラップから劇的決勝ゴール</span>
<span data-other-div="movie2"></span>
<blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/Cl5_q2yt7OD/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/reel/Cl5_q2yt7OD/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/Cl5_q2yt7OD/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">FIFA World Cup(@fifaworldcup)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script>
2023.12.12 13:05 Tue
3
2018年までアーセナルで長期政権を築いたアーセン・ヴェンゲル氏が、リバプールから 引き抜きを狙ったウルグアイ代表FWルイス・スアレスに関するエピソードについて語った。イギリス『ミラー』などが伝えている。
今夏にバルセロナからアトレティコ・マドリーに移籍したスアレスは、2011年1月から2014年7月までリバプールに所属。公式戦133試合に出場し82得点を記録するなど、絶対的なエースとして君臨していた。
そのリバプールのエースの獲得に向け、アーセナルが動いたのが2013年の夏。
当時、チャンピオンズリーグ(CL)から遠ざかるなど、低迷が続いていたクラブからの退団の意思を示していたスアレスに関して、ヴェンゲル氏はCL出場権を切り札のひとつとして獲得が可能と踏んでいた。ただ、同じプレミアリーグのライバルへの売却を望まないリバプールの徹底抗戦が予想されていた。
ただ、当時スアレスには4000万ポンド(約54億8000万円)の契約解除金が設定されていると報じられており、アーセナルはこの金額に1ポンド(約136円)を上乗せした“4000万1ポンド”のオファーを掲示し、エースの引き抜きを図った。
やや非常識ともいえるこのオファーは物議を醸し、リバプールのオーナーであるジョン・ヘンリー氏は自身の『ツイッター』で「彼らはエミレーツで何か(薬のようなものを)吸っているのか?」と呟くなど激高。また、実際に前述の契約解除条項は存在しておらず、リバプール側が交渉を拒否したこともあり、スアレス獲得は実現しなかった。
ただ、10月13日に販売が開始されたヴェンゲル氏の自叙伝『My Life in Red and White: My Autobiography』によると、同氏は契約解除条項が存在しないことを理解した上で前述のオファーを掲示していたという。そして、自身の振る舞いを反省している。
「2013-14シーズンにスアレスを獲得したいと思っていた。我々はプレーヤー本人、代理人と合意に達していた。そして、彼の代理人は4000万ポンド以上のオファーがあれば、リバプールは彼を手放さなければならない条項があると主張していた」
「しかし、リバプール内部の軽率な振る舞いのおかげで、そんな条項が存在しないということも理解していた。その事実を確かめるために、4000万1ポンドのオファーを出した。これについては、馬鹿げていると思われただろうし、私自身も同意する」
「リバプールはスアレスを売る気がなかったし、彼らにはプレーヤーを残すだけの(金銭的)余裕があった。さらに、既にバルセロナからのオファーが差し迫っていた」
リバプールはアーセナルからのオファーを拒絶した1年後に、スアレスをバルセロナに6500万ポンド(約89億円)で売却している。ヴェンゲル氏からすると、交渉上の駆け引きのつもりだったと思われるが、ビッグネームの獲得を逃しただけでなく、相手方にばらされてひんしゅくまで買う苦い経験だったようだ。
2020.10.15 17:03 Thu
4
6日、今シーズン最初の”ノースロンドン・ダービー”が行われる。トッテナム・ホットスパースタジアムで行われるプレミアリーグ第11節は、結果が出ずに14位に沈むアーセナルが首位のトッテナムの本拠地に乗り込むという構図だ。
過去にはアーセナルをトッテナムが上回ることができない時代が長らく続き、ノースロンドンの覇権は完全にアーセナルが握っていたものの、徐々にトッテナムが成績でも追いつき、近年では完全にトッテナムが上回る構図に変わった。
<div id="cws_ad">◆2019-20 ノースロンドン・ダービー<div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJTeDZPVFpEUyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div>
そこで、今回は歴代の“ノースロンドン・ダービー”におけるベストイレブンを選出。トッテナム、アーセナルに分けた歴代のベストイレブン(プレミアリーグ開幕後の1992年以降の選手が対象)と寸評を併せて激闘の歴史を振り返る。
通算成績では77勝51分け59敗とアーセナルが大きく勝ち越している一方で、直近10試合の戦績は2勝5分け3敗と負け越しており、ここ4年のプレミアリーグではトッテナムよりも下位でフィニッシュするなど、立場が変わってきている。
その分、1999年11月から2008年1月まではダービーでトッテナムに勝利を許さないなど、クラブの黄金期にはライバルを圧倒。当時の主力らが名を連ねてた。
◆アーセナルベストイレブン
GK
イェンス・レーマン(ドイツ/2003-2008,2011)
ダービー成績:8試合出場
通算8試合のノースロンドン・ダービーに出場し4勝4分けの無敗。チャンピオンズリーグ853分無失点の記録も持つ守護神。
DF
バカリ・サニャ(フランス/2007-2014)
ダービー成績:13試合出場1ゴール3アシスト
アーセン・ヴェンゲル監督からの信頼も厚かったサニャ。2011年10月のダービーではトッテナムDFブノワ・アスー=エコト氏のチャージを受け右足の腓骨を骨折している。
トニー・アダムス(イングランド/1983-2002)
ダービー成績:14試合出場1ゴール
元コートジポワール代表DFのコロ・トゥーレ氏の存在も捨てきれなかったが、「ミスター・アーセナル」とまで呼ばれたアダムス氏を選出。ダービー通算14試合で1ゴールを記録。FAカップでも3試合に出場しいずれも準決勝で対戦。1992-93シーズンでは決勝ゴールを記録していた。
ソル・キャンベル(イングランド/2001-2006,2010)
ダービー成績:8試合出場
2001年にトッテナムからフリーでアーセナルへと加入。スパーズサポーターからの大きな反感を買い。2003-04シーズンにアーセナルが当時のトッテナムの本拠地ホワイト・ハート・レーンで優勝を決めた時には、優勝セレモニーには参加しなかった。
アシュリー・コール(イングランド/1999-2006)
ダービー成績:8試合出場
当時は世界最高の左サイドバックとの呼び声も高かったコール氏。アーセナルとチェルシーの左サイドバックとして長年トッテナムを苦しめ、両チーム通算で対スパーズ戦12勝11分け2敗。アーセナルでは6勝3分け無敗。
MF
セオ・ウォルコット(イングランド/2006-2018)
ダービー成績:13試合出場4ゴール4アシスト
2000年代後半からアーセナルの右サイドを担った快速アタッカー。2014年1月のダービーでは、負傷してストレッチャーで運ばれる際に、スタンドに向かって当時のスコア「2-0(でアーセナルの勝ち)」のジェスチャーを行い、トッテナムサポーターの怒りを買った。
パトリック・ヴィエラ(フランス/1996-2005)
ダービー成績:16試合出場4ゴール4アシスト
2003-04シーズン無敗優勝立役者の一人。アーセナル時代にはカップ戦を含みトッテナムと17回対戦し5ゴール4アシストをマーク。ピレス氏同様に、トッテナムはキャリアを通して最もゴールを決めた相手だ。
トマシュ・ロシツキ(チェコ/2006-2016)
ダービー成績:11試合出場2ゴール
チェコが生んだ天才司令塔。ケガによる欠場も多かったものの、自身が先発出場したトッテナム戦ではわずか1敗。通算でも3ゴール1アシストとゴールにつながる結果を残している。
ロベール・ピレス(フランス/2000-2006)
ダービー成績:11試合出場8ゴール1アシスト
MFながらプレミアリーグにおけるノースロンドン・ダービー史上3位の通算8ゴールをマーク。トッテナムはピレスがキャリアを通して最もゴールを決めた相手だ。
FW
ティエリ・アンリ(フランス/1999-2007,2012)
ダービー成績:10試合5ゴール1アシスト
言わずもがなアーセナルの大エース。アンリ氏がアーセナルに在籍したのが1999年から2007年。アーセナルがトッテナム相手に全く負けなかったのが1999年11月から2008年1月なのは偶然ではないはずだ。
ロビン・ファン・ペルシ(オランダ/2004-2012)
ダービー成績:14試合5ゴール4アシスト
元イングランド代表FWイアン・ライト氏との二択だったが、ファン・ペルシ氏を選出。5ゴール4アシストと多くのゴールに絡んだ活躍を評価しての選出となった。
2020.12.06 22:15 Sun
5
アーセナルからフェネルバフチェに加入した元ドイツ代表MFメスト・エジル(32)が記者会見に臨んだ。イギリス『サン』が伝えている。
アーセン・ヴェンゲル監督時代から絶対的な司令塔として君臨していたエジルだが、近年はウナイ・エメリ前監督、ミケル・アルテタ監督の下で構想外となり、今シーズンはプレミアリーグ、ヨーロッパリーグの登録メンバーを外される冷遇を受けており、アーセナルとの契約を解除していた。
自身がルーツを持つトルコのフェネルバフチェに加入したエジルだが、この移籍で夢が叶ったと喜びを露わにしている。
「まず、皆さんにあいさつしたい。ワクワクしていて何と言ったらいいか分からない。僕もとても幸せだ。アリ・コチ会長が言ったように、これはフェネルバフチェにとっての夢であり、僕にとっても夢だった」
「これで、双方にとってこの素晴らしいつながりが生まれる。だから僕はとても幸せだよ。ピッチの上では喜んで僕のスキルでチームの役に立つさ。僕たちはチームとして成功したシーズンを過ごす。僕はフェネルバフチェを信じており、フェネルバフチェのサポーターとして常に信じてきた。 だからここに来られてとても嬉しい。みんなに感謝します」
なお、エジルは「67」番のユニフォームを手にしてこの会見に臨んでいた。珍しい番号となった理由について、イギリス『サン』は、「67は彼の家族がドイツに移住する前のトルコのゾングルダクの市外局番」だとしている。
不遇の1年半を過ごした稀代のチャンスメーカーは新天地で心機一転活躍することができるだろうか。
<div id="cws_ad">◆フェネルバフチェ仕様のエジル<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Mesut Ozil is officially unveiled at Fenerbahce<a href="https://t.co/NG5oGPYATG">pic.twitter.com/NG5oGPYATG</a></p>— International Champions Cup (@IntChampionsCup) <a href="https://twitter.com/IntChampionsCup/status/1354439560571322370?ref_src=twsrc%5Etfw">January 27, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div>
2021.01.28 21:05 Thu