サウジアラビアが2034年W杯開催を正式立候補
2024.07.30 08:00 Tue
サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)は29日、2034年ワールドカップ開催を正式に立候補したことを発表した。
昨年10月に立候補の意向を示していたSAFFのヤセル・アル・ミセハル会長は正式立候補を受けて以下のような声明を出した。
「今回の立候補は、世界最大のサッカーイベントを主催するという我々の確固たる決意と、あらゆるレベルでスポーツを促進し、質を向上させたいという我々の願望を反映している。サウジアラビアではこれまでサッカーが歴史と文化に根ざし、愛されてきた。我々はこの熱意を2034年に向けてだけでなく、今後の世代にどのように伝えていくかをFIFAに示したいと思っている。サウジアラビアの変革を導くのに役立つであろうサッカーの遺産を残したい」
現時点で2034年W杯に立候補しているのはサウジアラビアのみ。今後、FIFAによる公式視察や招致の評価を経て、12月11日に2034年W杯の開催国が決まる運びとなっている。
昨年10月に立候補の意向を示していたSAFFのヤセル・アル・ミセハル会長は正式立候補を受けて以下のような声明を出した。
「今回の立候補は、世界最大のサッカーイベントを主催するという我々の確固たる決意と、あらゆるレベルでスポーツを促進し、質を向上させたいという我々の願望を反映している。サウジアラビアではこれまでサッカーが歴史と文化に根ざし、愛されてきた。我々はこの熱意を2034年に向けてだけでなく、今後の世代にどのように伝えていくかをFIFAに示したいと思っている。サウジアラビアの変革を導くのに役立つであろうサッカーの遺産を残したい」
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