ユナイテッドがコスト削減で250人のスタッフを解雇か? 成績と規模が見合わず…リーグ優勝は11年前、補強に3086億円、スタッフ1150人

2024.07.04 12:40 Thu
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マンチェスター・ユナイテッドが、経費削減のために250名の退職を募るようだ。イギリス『BBC』が伝えた。
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共同オーナーに就任したジム・ラトクリフ氏のもとで新組織作りにも注力するユナイテッド。トレーニング施設の改修を含めて、大きな改革を行おうとしている。そんな中、前年比で大幅にコストが上がってしまうことが浮上。クラブが財政的に大きな改革を行う必要があると一部の関係者は考えられている。
調査の結果、近年のユナイテッドはクラブの規模と形態が、成績に全く反映されていない状況。特に、スタッフの数が必要以上にいると結論づけられたという。

『BBC』によれば、クラブにとって“必須ではない”活動を止めていく方針とのこと。どういったことが対象にされるかは判明していないものの、とにかく従業員コストの削減を目指すことになるという。
なお、ユナイテッドは常勤のスタッフが1150人いるとされており、明らかに多い数字だとみなされている。

暫定的にクラブのCEO(最高経営責任者)を務めているジャン=クロード・ブラン氏は、約800人が出席した全社集会でこのニュースを発表したという。

ただ、もちろん否定的に受け止められることに。そもそも、ファーストチームの不甲斐なさの影響を、一般従業員の削減で節約できるはずもないと指摘を受けている。

プレミアリーグで最後に優勝したのは2012-13シーズン。それから選手の獲得に15億ポンド(約3086億円)も費やしているが、不発に終わった選手は数多くいる。

クラブを支える人たちを補填のために削減する動きは批判も受けているが、どういった形で進めていくのか注目を集めそうだ。



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