プレミア昇格イプスウィッチ、ビッグクラブ関心のマッケンナ監督と4年契約締結

2024.05.31 06:30 Fri
Getty Images
イプスウィッチ・タウンは30日、キーラン・マッケンナ監督(38)と2028年6月まで契約を延長したことを発表した。

かつてマンチェスター・ユナイテッドに5年ほど在籍し、U-18チームの指揮官やファーストチームのアシスタントコーチを務めていたマッケンナ監督。2021年12月、当時リーグ1(イングランド3部)に所属していたイプスウィッチの指揮官に就任した。

キャリア初のトップチーム監督となったマッケンナ監督は、そこから一気にチームを押し上げ、2022-23シーズンに2位でチャンピオンシップ(イングランド2部)昇格を果たすと、今シーズンも安定した戦いでチャンピオンシップ2位にチームを導き、プレミアリーグ昇格を達成した。
瞬く間にイプスウィッチをトップリーグまで押し上げたマッケンナ監督には、ビッグクラブからの関心が集中。これまでチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドが招へいを検討と報じられていた。

2年連続昇格へと導いた最大の立役者であるマッケンナ監督は契約延長を受けて「クラブと新契約を結べたことを誇りに思う。過去2シーズン、我々は素晴らしい成功を収めることができた。22年ぶりにイプスウィッチをプレミアリーグに導くことができたことを嬉しく思う」とクラブへの忠誠を誓った。

キーラン・マッケンナの関連記事

トッテナム・ホットスパーがアンジェ・ポステコグルー監督の後任としてプレミアリーグ2クラブの指揮官を有力な候補としてリストアップしているようだ。イギリス『テレグラフ』が報じている。 2023年夏にセルティックからスパーズに引き抜かれたポステコグルー監督。就任1年目は中盤戦以降の急失速もあって5位フィニッシュとなった 2025.03.18 17:45 Tue
フィル・ジョーンズ氏が古巣マンチェスター・ユナイテッド、また自身のセカンドキャリアについて語った。 今年8月に現役引退を発表、最後の数年間はケガで殆ど試合に絡めなかったジョーンズ氏。9月のインタビューでは、失意の現役晩年から立ち直りきれていない様子も窺わせていたが、ここ最近は古巣の試合を観るのが楽しいそう。 2024.11.21 17:20 Thu
プレミアリーグ昇格組のイプスウィッチ・タウンが思わぬ事態で選手が離脱することとなってしまった。 負傷したのは、DRコンゴ代表DFアクセル・トゥアンゼベ。昨季マンチェスター・ユナイテッドから加入したトゥアンゼベだが、1カ月程度の離脱になるという。 イギリス『BBC』によると、その理由はまさかの皿洗い。トゥアン 2024.10.09 21:35 Wed
イプスウィッチ・タウンの元イングランド代表MFカルヴァン・フィリップスは移籍先を探る上でも、自身の体重を巡るジョゼップ・グアルディオラ監督の発言に苦しんだようだ。 マンチェスター・シティでは自身の持ち場であるアンカーにスペイン代表MFロドリという絶対的存在もいて、思うように出番を掴めずのフィリップス。昨季のウェス 2024.10.04 15:15 Fri
今年9月のイングランド代表は暫定体制でいくようだ。 先のユーロ2024で2大会連続の準優勝に終わると、その2日後にガレス・サウスゲイト監督が退任したイングランド。次の活動は9月の代表ウィークで、今月29日にそこに向けたメンバーが発表される予定だ。 イギリス『スカイ・スポーツ』の見立てではU-21イングランド 2024.08.07 22:15 Wed

イプスウィッチ・タウンの関連記事

イプスウィッチ・タウンが1年でのチャンピオンシップ(イングランド2部)降格となった。 昨シーズンのチャンピオンシップをレスター・シティに次ぐ2位でフィニッシュし、22年ぶりのプレミアリーグ昇格を果たしたイプスウィッチ。 ただ、久々のプレミアの舞台の壁は高く開幕10戦未勝利(5分け5敗)とスタートから躓くと、 2025.04.27 07:30 Sun
アーセナルのイングランド代表FWブカヨ・サカは大事に至っていないようだ。ミケル・アルテタ監督が試合後に明かしている。 サカは20日にアウェイで行われ、4-0で快勝したプレミアリーグ第33節イプスウィッチ戦に先発。32分に相手DFリーフ・デイビスに右足かかとをスパイク裏で踏みつけられてピッチに倒れ、直後は悶絶してい 2025.04.21 14:00 Mon
プレミアリーグ第33節、イプスウィッチ・タウンvsアーセナルが20日にポートマン・ロードで行われ、アウェイのアーセナルが0-4で快勝した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 今節のリバプール優勝阻止を狙った2位のアーセナルは、勝利を逃せば降格が決定的となる18位のイプスウィッチと対戦。リーグ前節は 2025.04.20 23:59 Sun
2024-25シーズンの2度の移籍期間で最も代理人手数料を支払ったクラブが判明した。その金額は6038万4449ポンド(約114億2000万円)とのことだ。 シーズンも佳境に迫る中、イングランドサッカー協会(FA)は2024年2月2日から2025年2月3日までの期間で、FAに登録されているクラブおよびサッカーエー 2025.04.15 15:40 Tue
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が、イプスウィッチ・タウン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 13日、プレミアリーグ第32節でチェルシーはイプスウィッチをホームに迎えた。 来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争うチェルシー。ニューカッスル・ユナイテッド、マンチェスター・シティとの厳しい 2025.04.14 15:30 Mon

プレミアリーグの関連記事

ブライトン所属の日本代表MF三笘薫が、プレシーズンマッチで力強い右足のシュートを決めた。日本代表ドリブラーの今季初ゴールにファン・サポーターが歓喜している。 Kaoru’s deflected opener vs Stoke! pic.twitter.com/0VdkmC9igq— Brighton 2025.07.18 20:07 Fri
リバプールは17日、北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリー(21)との新契約を発表した。長期契約を締結したとされている。 ブラッドリーはリバプールの下部組織出身で、ボルトンへのレンタル移籍を経験。2023年7月に正式にファーストチームに昇格した。 これまで公式戦通算55試合に出場し1ゴール10アシストを 2025.05.17 22:55 Sat
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドへの敬意を求めた。 アレクサンダー=アーノルドは今季限りでのリバプール退団を発表した中、11日に行われたアーセナル戦で途中出場。その際に味方の一部サポーターからブーイングを浴びせられた。 試合後にDFアン 2025.05.17 12:00 Sat
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が16日に行われ、0-1で敗れたプレミアリーグ第37節チェルシー戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のトッテナム戦を控えるユナイテッドは、主力を起用。チェルシー相手に互角以上の戦いを見せるも71分に被弾して惜敗となった。 アモリム監督は試合勘を 2025.05.17 11:00 Sat
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が16日に行われ、1-0で勝利したプレミアリーグ第37節マンチェスター・ユナイテッド戦後にコメントした。 前節ニューカッスルとの上位対決に敗れ、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の6位アストン・ビラに勝ち点で並ばれた5位チェルシーが、ヨーロッパリーグ決勝を控えるユナイテッドをス 2025.05.17 10:00 Sat

イプスウィッチ・タウンの人気記事ランキング

1

プレミア未経験も市場価値25億円…2部ハル・シティの193cm超屈強CBグリーブス、2クラブが争奪戦か

ウェストハムとイプスウィッチ・タウンが、ハル・シティのイングランド人DFジェイコブ・グリーブス(23)獲得へ本腰を入れているようだ。 以前はトッテナムとエバートンからの関心も報じられたグリーブス。 チャンピオンシップ(イングランド2部)はハルに所属する193cmの左利きセンターバックで、プレミアリーグ未経験ながらも1500万ユーロ(約25.6億円)の市場価値を誇る。 特徴としては、まずとにかく屈強。 フィジカルコンタクトがプレミアより激しい2部において、21-22シーズンにリーグ戦全46試合フルタイム出場、昨季は46試合中44試合出場、今季も43試合出場。過去3年間ケガによる欠場が1試合もない。 また、手足の長い大柄ディフェンダーは足も遅くなく、チーム状況に応じて左サイドバックにも対応。ハルを象徴する1人として、ゲームキャプテンを担うリーダーシップも兼ね備える。 しかし、今季のハルは勝ち点「3」差で昇格レーオフへ進めず。 グリーブスが今夏の“個人昇格”を望んでいることはシーズン中から明白となっており、イギリス『フットボール・インサイダー」いわく、獲得を目指すウェストハムはクラブ間で大筋合意まで達していたという。 ただ、何らかの理由で暗礁に乗り上げ、そこへここ数日で昇格組のイプスウィッチが参戦。是が非でも来季のプレミア残留を達成すべく、グリーブスに注力し始めたとのことだ。 2024.06.26 14:20 Wed
2

補強着々の昇格組イプスウィッチ…次なる新戦力はモウリーニョに構想外を言い渡されたライアン・ケントか

イプスウィッチ・タウンが、フェネルバフチェからイングランド人FWライアン・ケント(27)の獲得を目指しているという。 24-25シーズンからプレミアリーグに帰ってくる古豪イプスウィッチ。トップディビジョンでの優勝経験はないが、70〜80年代は度々UEFAカップに進出し、78年には決勝戦にてアーセナルを撃破したFAカップで栄冠に輝いた。 来たる1年に向けては、ここまで2選手を獲得。 昨季チェルシーからのレンタル加入でエース格となったジャマイカ代表FWオマリ・ハッチンソン(20)について、完全移籍移行に成功。ウェストハムからは元U-21イングランド代表DFベン・ジョンソン(24)をフリー移籍で獲得した。 3人目の補強はトルコからか。 トルコ『Fanatik』によると、イプスウィッチはフェネルバフチェからケントの獲得へ本腰。リバプール産のウインガーは、ジョゼ・モウリーニョ新監督に完全なる構想外とみなされ、チーム練習から除外されているという。 ケントはリバプールの下部組織からトップ昇格後、フライブルクやレンジャーズなどへのレンタル放出を経て、レンジャーズへ完全移籍。昨夏フェネルバフチェへ完全移籍も、ケガで1年の大半を棒に振っていた。 イプスウィッチへの移籍が成立なら、リバプール時代にFA杯1試合しか出番がなかったケントにとって、自身初のプレミアリーグとなる。 2024.07.09 14:00 Tue
3

イプスウィッチが新守護神獲得…降格バーンリーからコソボ代表GKムリッチ加入

イプスウィッチ・タウンは17日、バーンリーからコソボ代表GKアリジャネ・ムリッチ(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月30日までの4年となる。 ムリッチはグラスホッパーの下部組織出身で、2015年3月にマンチェスター・シティのアカデミーに加入。2018年7月にファーストチームへ昇格すると、同クラブでは通算5試合に出場した。 一方で、これまでNACブレダ、ノッティンガム・フォレスト、ジローナ、ヴィレムII、アダナ・デミルスポルと国内外のクラブへのレンタル移籍を経験。その後、2022年夏にチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格したバーンリーへ完全移籍した。 バーンリーでは加入1年目で正GKを務め、クラブのチャンピオンシップ優勝と共に1年でのプレミアリーグ復帰に貢献。ただ、昨シーズンはGKジェームズ・トラッフォードとのポジション争いに敗れ、プレミアリーグの出場はほぼ降格が決まっていた終盤戦の10試合に限られた。 コソボ代表でここまで38キャップを刻む経験豊富な25歳GKは、新天地での意気込みを語った。 「昨シーズンのチームのプレーを見て、そのスタイルが自分にとても合っていると感じたいたし、これは僕にとって完璧な移籍だ」 「監督たちと良い話し合いができた。クラブがプレミアリーグに昇格する中、ここが自分にとって最適な場所だと信じているよ」 なお、イプスウィッチでは昨季限りで退団した守護神ヴァツラフ・フラドキーの後釜を担う。 2024.07.17 21:47 Wed
4

ナポリで構想外カユステがプレミア昇格組に加入! ブレントフォード行き土壇場破談からの新天地決定

イプスウィッチ・タウンは19日、ナポリからスウェーデン代表MFイェンス・カユステ(25)を買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。 今夏の移籍市場ではブレントフォード加入決定的な状況から土壇場で破談するアクシデントに見舞われたが、同じイングランドのクラブへの加入が決定した25歳は新天地での意気込みを語った。 「ここに来られてとても嬉しいよ」 「交渉に少し時間がかかってしまったけど、ようやくここに来ることができてとても興奮している」 「監督と素晴らしい話し合いができた。非常に興味深いプロジェクトのように思えるし、野心的なクラブで、進化しているチームだ」 「僕はハードワークできるプレーヤーで、攻撃と守備の両方で貢献したいと思っているよ。できるだけ多くプレーしたいし、いいタックルも見せたいと思っているよ!」 ハイチ系アメリカ人の父親とスウェーデン人の母親の元、スウェーデンで生まれ育ったカユステは、母国のエルグリーテでプロキャリアをスタート。その後、2018年にミッティランへ完全移籍。2022年1月に加入したスタッド・ランスでも主力として活躍し、昨年夏にナポリへのステップアップを遂げた。 そのナポリでは途中出場がメインながらも公式戦35試合に出場したが、アントニオ・コンテ新監督就任によって構想外の扱いとなっていた。 188cmの恵まれた体躯とアスリート能力に長けた守備的MFは、2020年11月にはスウェーデン代表デビューも飾り、ここまで23試合に出場している。 本職は守備的MFもドリブルでの運びやゴール前に飛び出していく推進力、強烈なミドルシュートもレパートリーに持っており、攻守両面で貢献可能な8番的なプレースタイルだ。 2024.08.20 06:15 Tue
5

イプスウィッチが今夏10人目の補強! スパーズ在籍歴もある英2部屈指の若手アタッカーが加入

イプスウィッチ・タウンは24日、サンダーランドからイングランド人FWジャック・クラーク(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月30日までの5年となる。 イギリス『スカイ・スポーツ』によると、移籍金は1800万ポンド(約34億4000万円)程度になったという。また、今回の移籍によって以前の所属先であるトッテナムが移籍金の一部をサンダーランドから受け取ることになるようだ。 リーズ・ユナイテッドの下部組織出身のクラークは左右のウイングにセンターフォワードでもプレー可能なスピードと、ドリブルテクニックに優れた181cmのアタッカー。 2019年夏にはトッテナムへのステップアップを果たしたが、ノースロンドンのクラブではほぼ出場機会を得られず。QPR、ストーク・シティと武者修行を繰り返したなか、2022年1月にレンタル加入したサンダーランドに翌シーズンから完全移籍した。 そのブラックキャッツでは昨シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)で40試合15ゴール4アシストの数字を残し、今夏のステップアップが噂されていた。 なお、イプスウィッチにとってクラークは今夏10人目の新戦力となった。 2024.08.25 07:00 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly