【セリエA最終節プレビュー】残り1つの降格枠を巡る3チームによる残留争い
2024.05.24 08:00 Fri
前節はアタランタが5位以上を確定させ、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場を決めた。そしてサッスオーロが初のセリエA昇格から11シーズン目で降格となった。残り1つの降格枠を巡り、降格圏の18位エンポリ(勝ち点33)は6位ローマ(勝ち点63)と対戦、16位フロジノーネ(勝ち点35)と17位ウディネーゼ(勝ち点34)が直接対決を戦う。
エンポリが逆転残留するにはローマに勝利することが条件。また、ローマに引き分けた場合、ウディネーゼが敗れてプレーオフに持ち込むことが条件となる。エンポリにとっては前節終了時点でローマが6位を確定させた点はプラスに働きそうだが果たして。
フロジノーネとウディネーゼにしてもエンポリの結果次第で降格が十分にあるだけに勝ちに行きたい状況。スリリングな最終節となりそうだ。
そしてアタランタがヨーロッパリーグを制したことで6位にもCL出場権が回ってくる可能性が高まったが、条件としてはアタランタが4位以上に浮上しないこと。消化試合が1つ少なく3位まで十分に狙えるが、ここはイタリアから6チームCLに送り出すためにアタランタが残り2試合、気を遣った立ち回りをするのかが注目される。
EL出場を目指す7位ラツィオ(勝ち点60)は19位サッスオーロ(勝ち点29)と対戦。引き分け以上で7位確定のラツィオだが、降格が決まったサッスオーロから勝ち点を挙げられるか。前節インテル相手に見事なミドルシュートを突き刺したMF鎌田の最終節での活躍にも期待したい。
▽5/23(木)
カリアリ 2-3 フィオレンティーナ
▽5/24(金)
《27:45》
ジェノアvsボローニャ
▽5/25(土)
《25:00》
ユベントスvsモンツァ
《27:45》
ミランvsサレルニターナ
▽5/26(日)
《25:00》
アタランタvsトリノ
ナポリvsレッチェ
《27:45》
エンポリvsローマ
フロジノーネvsウディネーゼ
ヴェローナvsインテル
ラツィオvsサッスオーロ
エンポリが逆転残留するにはローマに勝利することが条件。また、ローマに引き分けた場合、ウディネーゼが敗れてプレーオフに持ち込むことが条件となる。エンポリにとっては前節終了時点でローマが6位を確定させた点はプラスに働きそうだが果たして。
フロジノーネとウディネーゼにしてもエンポリの結果次第で降格が十分にあるだけに勝ちに行きたい状況。スリリングな最終節となりそうだ。
EL出場を目指す7位ラツィオ(勝ち点60)は19位サッスオーロ(勝ち点29)と対戦。引き分け以上で7位確定のラツィオだが、降格が決まったサッスオーロから勝ち点を挙げられるか。前節インテル相手に見事なミドルシュートを突き刺したMF鎌田の最終節での活躍にも期待したい。
◆セリエA最終節
▽5/23(木)
カリアリ 2-3 フィオレンティーナ
▽5/24(金)
《27:45》
ジェノアvsボローニャ
▽5/25(土)
《25:00》
ユベントスvsモンツァ
《27:45》
ミランvsサレルニターナ
▽5/26(日)
《25:00》
アタランタvsトリノ
ナポリvsレッチェ
《27:45》
エンポリvsローマ
フロジノーネvsウディネーゼ
ヴェローナvsインテル
ラツィオvsサッスオーロ
アタランタの関連記事
セリエAの関連記事
|
アタランタの人気記事ランキング
1
イタリア代表常連もナポリで控え…ラスパドーリが今冬移籍も? アタランタ&ローマが関心継続か
ナポリがイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(24)を手放す可能性もあるようだ。 ラスパドーリはイタリア代表に定着する万能アタッカーで、サッスオーロで脚光を浴びたのち、2022年夏にナポリ入り。加入初年度にセリエA優勝メンバーとなるも、ここまでおよそ2年半、一度も定位置を確保できていない。 今季も途中出場か90分間ベンチかで、リーグ戦の先発起用はたった2度。この冬に向け、アタランタ、ユベントス、ローマがラスパドーリ獲得のアイデアを保有と伝えられていた。 アルフレッド・ペドゥーラ氏の最新レポートいわく、ユベントスは去り、アタランタとローマが引き続きラスパドーリに関心。選手自身はイタリア代表における地位を守るため、プレータイム確保へ移籍を希望しているという。 ローマに関しては、ウズベキスタン代表FWエルドル・ショムロドフ(29)の放出話が進んでおり、これが成立なら前線にスペースが空くことに。ナポリは適切なオファーと判断すれば、完全移籍でもラスパドーリを放出するとされる。 2025.01.22 15:17 Wed2
全盛期は世界最強クラスの韋駄天…36歳クアドラードが欧州に別れ? 盟友所属のメキシコ1部クラブが獲得へ本腰に
元コロンビア代表MFフアン・クアドラード(36)が欧州を去る可能性もあるようだ。 2009年に21歳で欧州上陸のクアドラード。 “若手の登竜門”ウディネーゼが欧州への橋渡しとなり、以後、フィオレンティーナ、チェルシー、ユベントス、インテルに在籍。チェルシーでのプレミアリーグ優勝を経て、ユーベ&インテルで通算6回のセリエA優勝も。今季からはアタランタでバックアッパーを務めている。 そんななか、イタリア『カルチョメルカート』によると、メキシコ1部・リーガMXのクラブ・レオンがクアドラード獲得に本腰。メキシコは移籍市場が3月まで開いており、これからじっくりアタランタと交渉する時間があるようだ。 クラブ・レオンはクラブW杯2025を見据えて積極補強中。クアドラードの盟友たるコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスも1月に獲得し、同選手はすでに主将兼エースとして活躍中だ。クラブW杯のグループステージではチェルシー、フラメンゴ、エスペランスと対戦する。 2025.02.06 11:21 Thu3
アタランタがFWダニエル・マルディーニをモンツァから獲得! 昨年10月に祖父、父に続くイタリア代表デビュー
アタランタは1日、モンツァからイタリア代表FWダニエル・マルディーニ(23)の完全移籍加入を発表した。 『フットボール・イタリア』によると、契約期間は2029年6月までで、移籍金は1000万ユーロ(約16億1000万円)+ボーナス300万ユーロ(約4億8000万円)となった。 ダニエル・マルディーニは元イタリア代表DFチェーザレ・マルディーニ氏の孫で、元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏の息子。両者が活躍したミランの下部組織で育ち、2020年2月にファーストチームデビューを飾った。 2021-22シーズンはセリエAで待望の初ゴールを奪うも、なかなか出番を得られず2022年7月にスペツィアへレンタル移籍。2023-24シーズンは前半をエンポリ、後半をモンツァで過ごした。 2024年7月にミランからモンツァへ完全移籍。今シーズンはレギュラーとしてプレーし、セリエAで20試合3ゴール1アシストを記録。レンタル期間も含めた在籍1年間で、通算32試合7ゴール2アシストの成績を残した。 2024年10月にはイタリア代表に初招集され、イスラエル代表戦でデビュー。マルディーニ家はイタリア代表史上初の親子3世代でプレーしたファミリーとなり、ダニエル・マルディーニはここまで2試合キャップを記録している。 2025.02.01 23:40 Sat4
重傷から復帰のアタランタDFスカルヴィーニが肩の手術成功…CLバルセロナ戦で負傷
アタランタは5日、イタリア代表DFジョルジョ・スカルヴィーニの手術成功を発表した。 スカルヴィーニは、2024年6月に行われたシーズン最終戦のフィオレンティーナ戦で左ヒザの前十字じん帯を損傷。長期離脱となっていた。 2024年11月に復帰すると、今年に入ってからはコンスタントにプレーしていたが、1月29日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ最終節のバルセロナ戦で途中出場を果たすと、試合終盤に負傷。ストレッチャーに乗せられてピッチを後にしていた。 左肩を痛めていたスカルヴィーニは、5日に左肩関節上腕骨安定化手術を受け無事に成功。すでにリハビリのプログラムを行っているという。 負傷続きとなってしまったスカルヴィーニ。しっかりと治して復帰してもらいたいものだ。 2025.02.06 12:10 Thu5