ドルトムントが5年4カ月ぶりにデア・クラシカー制す、バイエルンは逆転優勝がさらに遠のく【ブンデスリーガ】
2024.03.31 04:31 Sun
ブンデスリーガ第27節、バイエルンvsドルトムントが30日に行われ、0-2でドルトムントが勝利した。
2位バイエルン(勝ち点60)と4位ドルトムント(勝ち点50)によるデア・クラシカー。
バイエルンは代表ウィーク前の前節ダルムシュタット戦、最下位チーム相手に先制を許す展開とされながらも終わってみれば5発圧勝とした。負傷交代したケインは代表ウィーク中に回復した一方、守護神ノイアーが負傷欠場となった。
対するドルトムントは前節フランクフルト戦、3発逆転勝利とした。リーグ戦3連勝で4位を死守した中、代表戦で負傷したマレンが負傷欠場。3トップはフュルクルク、サンチョ、アデイェミで形成した。
バイエルンが攻勢をかける入りとした中、10分にドルトムントが先制する。ミュラーのミスパスからショートカウンターを仕掛けると、ブラントのラストパスをボックス左で引き出したアデイェミがシュートを決めきった。
迎えた後半もバイエルンが前がかる中、52分にドルトムントに追加点の決定機。リエルソンがボックス右ポケットまで突いて送ったクロスをファーサイドのエンメチャが受けてシュート。しかし、GKウルライヒのファインセーブに阻まれた。
さらに58分、フンメルスがミドルシュートでGKを強襲して牽制したドルトムントに対し、流れを引き寄せきれないバイエルンは63分、2列目の3枚を変更。コマン、ニャブリ、テルを投入した。
それでも65分、ロングカウンターに転じたドルトムントはマートセンが際どいシュートを浴びせて牽制。そして終盤の83分に決定的な追加点が生まれる。遅攻の流れでアラーのパスをボックス右にいたリエルソンがダイレクトでゴール左へ流し込んだ。
その後、89分にケインがヘディングシュートでネットを揺らすもVARでオフサイドを取られノーゴールに。敗れたバイエルンの12連覇がさらに遠のいている。
一方、ドルトムントは実に5年4カ月ぶりとなるデア・クラシカー勝利となった。
2位バイエルン(勝ち点60)と4位ドルトムント(勝ち点50)によるデア・クラシカー。
バイエルンは代表ウィーク前の前節ダルムシュタット戦、最下位チーム相手に先制を許す展開とされながらも終わってみれば5発圧勝とした。負傷交代したケインは代表ウィーク中に回復した一方、守護神ノイアーが負傷欠場となった。
バイエルンが攻勢をかける入りとした中、10分にドルトムントが先制する。ミュラーのミスパスからショートカウンターを仕掛けると、ブラントのラストパスをボックス左で引き出したアデイェミがシュートを決めきった。
追う展開となったバイエルンは23分、キミッヒの右クロスに合わせたケインが決定的なヘディングシュートを放つも枠を外してしまう。さらに35分、CKの流れからダイアーがゴール至近距離からヘディングシュートを放ったが、フンメルスのブロックに阻まれ、1点ビハインド前半を終えた。
迎えた後半もバイエルンが前がかる中、52分にドルトムントに追加点の決定機。リエルソンがボックス右ポケットまで突いて送ったクロスをファーサイドのエンメチャが受けてシュート。しかし、GKウルライヒのファインセーブに阻まれた。
さらに58分、フンメルスがミドルシュートでGKを強襲して牽制したドルトムントに対し、流れを引き寄せきれないバイエルンは63分、2列目の3枚を変更。コマン、ニャブリ、テルを投入した。
それでも65分、ロングカウンターに転じたドルトムントはマートセンが際どいシュートを浴びせて牽制。そして終盤の83分に決定的な追加点が生まれる。遅攻の流れでアラーのパスをボックス右にいたリエルソンがダイレクトでゴール左へ流し込んだ。
その後、89分にケインがヘディングシュートでネットを揺らすもVARでオフサイドを取られノーゴールに。敗れたバイエルンの12連覇がさらに遠のいている。
一方、ドルトムントは実に5年4カ月ぶりとなるデア・クラシカー勝利となった。
バイエルンの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
バイエルンの人気記事ランキング
1
バイエルンが2季ぶり34度目の優勝、ケインが待望のキャリア初タイトル【ブンデスリーガ】
4日、バイエルンの2季ぶり34度目のブンデスリーガ優勝が決まった。 同日、ブンデスリーガ第32節フライブルクvsレバークーゼンが2-2の引き分けに終わり、残り2試合で首位バイエルンと2位レバークーゼンの勝ち点差が8となり、バイエルンのマイスターシャーレ奪還が決まった。 今季、ヴァンサン・コンパニ監督を迎えたバイエルンは開幕から安定した強さを発揮して首位を快走。第3節に首位に立って以降、一度もその座を明け渡すことなく優勝を果たすこととなった。 今季24ゴールを挙げ、バイエルンの優勝に大きく貢献したFWハリー・ケインは待望の自身キャリア初タイトルとなった。 2025.05.05 04:32 Mon2
バイエルンDFがパリで窃盗被害、一瞬の隙を突かれ驚きの表情
バイエルンのフランス人DFサシャ・ブイが窃盗の被害に遭っていた。 スタッド・レンヌでキャリアをスタートさせたブイは、2024年1月にガラタサライから完全移籍でバイエルンに加入した。 今シーズンは、ブンデスリーガで12試合に出場し1アシスト。チャンピオンズリーグ(CL)で3試合に出場し1アシストに留まり、ケガに苦しむシーズンとなってしまった。 そのブイだが、窃盗の被害に遭っていた。場所はフランス・パリ。祝賀行事の最中に、車に乗っていたブイだが、ルーフを開けていたところ、そこから何者かが手を伸ばし、被っていたキャップを奪って逃げ去っていった。 流石のブイも驚き、思わずルーフを閉めることに。ケガなどが無かっただけ良かったが、あまりにも酷い行為だった。 <span class="paragraph-title">【動画】天井から突然手が伸びて盗まれる一瞬の出来事</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="fr" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hypemagz/status/1920260157180616954?ref_src=twsrc%5Etfw">May 7, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.05.08 23:30 Thu3
バイエルンとの契約延長合意目前でサネが翻意…代理人変更で白紙に
バイエルンとの契約交渉が進んでいたドイツ代表FWレロイ・サネ(29)だが、土壇場で代理人変更を考え、白紙に戻ったようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。 シャルケやレバークーゼンの下部組織で育ったサネは、2016年8月にシャルケからマンチェスター・シティに完全移籍。2020年7月からバイエルンでプレーしている。 チームの主軸としてプレーするサネは、ここまで公式戦218試合で61ゴール54アシストを記録。今シーズは4度目のブンデスリーガ制覇を達成した中、今シーズン限りで契約満了を迎える。 『スカイ・スポーツ』はサネとバイエルンが契約延長で口頭合意に達していたと報じ、2028年夏までの3年契約を締結。年間総額約1400〜1500万ユーロ(約22億8000万〜4億4000万円)のサラリーになると見られていた。 サネ自身もバイエルン側の提示を知っているとされ、本人も残留を強調しており、バイエルン側も楽観的に見ており、スポーツ・ディレクター(SD)を務めるマックス・エーベル氏もRBライプツィヒ戦後にほぼ完了し、サインだけが残っている状況だと語っていた。 しかし、サネは土壇場になって代理人変更を決断。どうやらバイエルン側の条件に不満があったとのこと。アルフォンソ・デイビスやジャマル・ムシアラの契約延長を見て、不満を持っていたという。 サネ自身はバイエルンへの滞在を希望しているが、チームの評価がよくないとのこと。合意に至りたいとは思っているが、条件が変わらなければ退団も十分にあるようだ。 なお、サネの新たな代理人はピニ・ザハビ氏。バルセロナのFWロベルト・レヴァンドフスキやチェルシーのFWクリストファー・エンクンク、レバークーゼンのDFヨナタン・ターなど多くの顧客を抱えているエージェントであり、バイエルンは要求を待っている状況だという。 サネが仮にバイエルンを退団するとなった場合は、アーセナルやチェルシーなどが関心を持っているとのこと。サウジアラビアからも関心はあるようだが、本人は関心を持っていないようだ。 2025.05.06 16:40 Tue4
「去る理由はない」批判にさらされ、退団の噂もあるキム・ミンジェがバイエルン残留を希望「残れたら良いな」
バイエルンの韓国代表DFキム・ミンジェ(28)だが、退団の噂がある中でクラブへの残留を希望した。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えた。 キム・ミンジェは、2023年7月にナポリからバイエルンへと完全移籍で加入。チームの守備の要として活躍する中、今シーズンも公式戦43試合で3ゴールを記録するなど、主軸としてプレーしている。 加入2年目のシーズンだが、今シーズンは失点に絡むシーンも目立ち、ファンから批判にさらされることに。特にチャンピオンズリーグ(CL)の敗退の要因と見られており、ケガがちな部分も疑問視されている。 そんな中、キム・ミンジェは『シュポルト・ビルト』に自身の心境をコメント。移籍の可能性についても言及した。 「7カ月間、ひどい痛みに苦しんでいた」 「僕にとって、チームを去る理由はない。残れたら良いなと思っている。でも、どうなるかは分からない」 「来シーズンはとにかく体調を整えておきたい」 バイエルンとの契約は2028年夏までとなっているキム・ミンジェ。一方で、クラブの幹部は適切なオファーがあれば売却を検討していると見られており、イタリアのクラブやチェルシー、ニューカッスル・ユナイテッド、そしてサウジアラビアのクラブも関心を持っているという。 本人に移籍の意思はないが、やはり気になるのはケガの問題。バイエルンはすでにボルシアMGの日本代表DF板倉滉にも関心を持っているとされ、新たなCBの補強にも動いていると見られている。 2025.05.01 16:55 Thu5