【ブンデス第26節プレビュー】ELで明暗分かれた堂安フライブルクと首位レバークーゼンが激突
2024.03.16 07:45 Sat
前節はFW浅野ボーフムとMF堂安による日本代表アタッカー対決が行われ、堂安のアシストで2-1としたフライブルクが7戦ぶりの白星を手にした。迎える第26節、ヨーロッパリーグ(EL)で明暗の分かれた8位フライブルク(勝ち点33)と首位レバークーゼン(勝ち点67)が対戦する。
CL8強入りで勢い付いた2位バイエルン(勝ち点57)は最下位ダルムシュタット(勝ち点13)と対戦。前節マインツに圧巻の8発圧勝としたバイエルン。FWケインがハットトリックで大台の30ゴールに到達した中、最下位チーム相手にも爆発となるか。
3位をキープし続けるシュツットガルト(勝ち点53)は7位ホッフェンハイム(勝ち点33)と対戦。シュツットガルトは前節、FWギラシー弾などでウニオン・ベルリンに勝利。安定した強さを見せ付ける中、難敵ホッフェンハイムを退けることはできるか。DF伊藤はセンターバックでスタメン予想だ。
堂安フライブルクに敗れて3連敗となった15位ボーフム(勝ち点25)は17位マインツ(勝ち点16)と対戦。今季も残留争いに巻き込まれることになったボーフムだが、浅野はチームを救えるか。
最後にDF板倉の12位ボルシアMG(勝ち点27)は11位ハインデンハイム(勝ち点28)と対戦。前節ケルン戦ではスタメンを外れた板倉。板倉投入後、3-2と一時勝ち越したものの、3失点目を喫して勝ち切るには至らなかった。そして火曜に行われたDFBポカールでは板倉がフル出場した中、台風の目となっているザールブリュッケンに敗戦。ハインデンハイム戦でも板倉は先発復帰予想となっているが、守備を締めてチームを勝利に導けるか。
◆ブンデスリーガ第26節
▽3/15(金)
ケルン 1-5 ライプツィヒ
▽3/16(土)
《23:30》
ウニオン・ベルリンvsブレーメン
ヴォルフスブルクvsアウグスブルク
マインツvsボーフム
ハイデンハイムvsボルシアMG
ダルムシュタットvsバイエルン
《26:30》
ホッフェンハイムvsシュツットガルト
▽3/17(日)
《23:30》
フライブルクvsレバークーゼン
《25:30》
ドルトムントvsフランクフルト
PR
フライブルクはボーフムに勝利後のELウェストハム戦、堂安がフル出場したものの、敵地での2ndレグを0-5と大敗。ホームでの1stレグを1-0と制していたが、逆転での敗退となった。代表ウィーク前にもう一試合タフな一戦となるが、堂安は踏ん張れるか。対するレバークーゼンは前節、前半半ばに10人となったヴォルフスブルク相手に2-0で勝利。2位バイエルンとの10ポイント差を維持している。そしてELではやはり10人となったカラバフに2点を先行されるまさかの展開とされながらもそこから起死回生の3ゴール。FWシックが殊勲のドッペルパックで大逆転でのベスト8進出とした。公式戦無敗記録を37試合に伸ばした中、この勢いを持続して代表ウィークに入れるか。3位をキープし続けるシュツットガルト(勝ち点53)は7位ホッフェンハイム(勝ち点33)と対戦。シュツットガルトは前節、FWギラシー弾などでウニオン・ベルリンに勝利。安定した強さを見せ付ける中、難敵ホッフェンハイムを退けることはできるか。DF伊藤はセンターバックでスタメン予想だ。
4位ドルトムント(勝ち点47)は6位フランクフルト(勝ち点40)と対戦。ドルトムントは前節、MFザビッツァーが退場した中、ヴォルフスブルクに2-1で逃げ切り勝利。そして水曜に行われたCLではPSVに2-0で競り勝ち、ベスト8進出を決めた。CL出場権争いのライバルになり得るフランクフルトを退け、4位死守となるか。
堂安フライブルクに敗れて3連敗となった15位ボーフム(勝ち点25)は17位マインツ(勝ち点16)と対戦。今季も残留争いに巻き込まれることになったボーフムだが、浅野はチームを救えるか。
最後にDF板倉の12位ボルシアMG(勝ち点27)は11位ハインデンハイム(勝ち点28)と対戦。前節ケルン戦ではスタメンを外れた板倉。板倉投入後、3-2と一時勝ち越したものの、3失点目を喫して勝ち切るには至らなかった。そして火曜に行われたDFBポカールでは板倉がフル出場した中、台風の目となっているザールブリュッケンに敗戦。ハインデンハイム戦でも板倉は先発復帰予想となっているが、守備を締めてチームを勝利に導けるか。
◆ブンデスリーガ第26節
▽3/15(金)
ケルン 1-5 ライプツィヒ
▽3/16(土)
《23:30》
ウニオン・ベルリンvsブレーメン
ヴォルフスブルクvsアウグスブルク
マインツvsボーフム
ハイデンハイムvsボルシアMG
ダルムシュタットvsバイエルン
《26:30》
ホッフェンハイムvsシュツットガルト
▽3/17(日)
《23:30》
フライブルクvsレバークーゼン
《25:30》
ドルトムントvsフランクフルト
PR
フライブルクの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
フライブルクの人気記事ランキング
1
開幕から躍動続く堂安律に複数有力クラブが関心…今冬あるいは来夏にステップアップへ
フライブルクの日本代表MF堂安律(26)にステップアップの可能性が浮上している。 ガンバ大阪からフローニンヘンへ移籍し、ヨーロッパでのキャリアをスタートした堂安。以降はPSV、アルミニア・ビーレフェルトを経て2022年からフライブルクでプレー。その新天地では右のウイング、ウイングバックを主戦場に絶対的なレギュラーに君臨。今シーズンは開幕から好調を維持し、ブンデスリーガ8試合4ゴール1アシストを記録。早くも昨シーズンの7ゴールに迫っており、自身初の2桁ゴールを視界に捉える。 ドイツ国内の移籍市場に精通する『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によれば、その日本代表には現時点で複数の有力クラブの関心を集めているという。 今冬の移籍の可能性は除外されないが、堂安は来夏までに次のステップに向けて準備を進めており、すでに公式な問い合わせもあるようだ。 なお、フライブルクは堂安の売却条件を2000万ユーロ(約33億2000万円)程度に設定しているが、実際には1500万ユーロ(約24億9000万円)程度が相場になるという。 現時点で具体的なクラブ名は明かされていないが、今季のフライブルクでこのままの調子を維持できれば、ヨーロッパ5大リーグの強豪クラブ入りが実現することになりそうだ。 2024.10.30 07:00 Wed2
ドルトムントやブレーメンで活躍した元トルコ代表DFトプラクが35歳で現役引退
元トルコ代表DFエメル・トプラク(35)が現役引退を発表した。 2024年6月にトルコのアンタルヤスポルを退団し、フリートランスファーとなっていたトプラクは、14日に自身のインスタグラムにこれまで在籍したクラブのユニフォームを纏った自身の写真と共に引退する旨のコメントを綴った。 「今日は特別な投稿をさせてもらう。16年間のキャリアに、笑顔と涙をもって終止符を打ちます」 「15歳で故郷のラーベンスブルクを離れ、フライブルクの下部組織に入団したことで、僕は夢だったプロサッカー選手としての足がかりをつかむことができた。そして実際にその夢をかなえることができた」 「一緒にブンデスリーガに昇格しフライブルクは僕にとって常に特別な存在だ。事故に遭い大変な時期に僕を無条件で支えてくれた」 「またブレーメンでは、恥ずべき降格争いを経験し、実際に降格を味わうこととなった。幸いなことに、翌年はキャプテンとしてチームを引っ張り、ブンデスリーガ昇格を果たすことができた」 「チャンピオンズリーグのデビューハレバークーゼンだった。彼らは事故後の僕に大きな信頼を寄せてくれたクラブで、キャプテンとしてピッチに立つさせてもらった」 「ドルトムントは黄色い壁。あの熱気あふれるスタジアムは、ブンデスリーガ、もしかしたら世界で一番熱いスタンドで鳥肌が立った」 「アンタルヤスポルは、母国でプレーする機会を与えてくれたチーム、僕はこのクラブでプレーすることが出来て本当に幸せだった」 「代表チーム、そこでプレーできたことは僕にとって最高の瞬間だった!」 「多くの勝利と多くの敗北があった。その過程で多くの友情が生まれた。私はそのことに限りなく感謝しているし、だからこそ私は笑っている。泣いているのは、小さい頃から何よりも好きだったスポーツをやめることになったからだ。自分の夢を叶えられたことを誇りに思うし、サッカー、クラブ、仲間、そしてファンの皆さんに心から感謝している」 2005年にフライブルクの下部組織に入団したトプラクは、2008年にトップチームに昇格。その後、レバークーゼンやドルトムント、ブレーメンでプレーし、ブンデスリーガ通算では263試合に出場、7ゴール50アシストを記録した。 2022年6月からは、母国のアンタルヤスポルに2年契約で加入。主力として公式戦46試合に出場し1ゴール2アシストを記録したが、2023-24シーズン後半戦はベンチを温める時間が増え、シーズン終了後に契約満了で退団していた。 2011年に22歳でデビューしたトルコ代表では27キャップを誇っているが、ユーロやワールドカップなど主要大会の出場はなかった。 2024.11.15 08:00 Fri3
フライブルクが生え抜きのベテランMFヘフラーと契約延長
フライブルクは19日、ドイツ人MFニコラス・ヘフラー(34)との契約延長を発表した。 フライブルクの下部組織出身のヘフラーは2010年にトップチームへ昇格。エルツゲビルゲ・アウエへの武者修行を経て、2013年からトップチームに定着すると、守備的MFの中心選手としてここまで351試合14ゴール26アシストを記録している。 34歳のベテランとして迎えた今シーズンは、準主力としてここまで公式戦10試合に醜状している。 新契約にサインしたヘフラーは公式サイトで以下のように喜びを語った。 「フライブルクは20年近く僕の競技上のホームというだけでなく、、それ以上の場所になっている。僕はまだ、ここでみんなと一緒に力を発揮し、目標を達成したいと思っている。そのために全力を尽くすつもりだし、契約延長を喜んでいる」 2024.11.20 07:30 Wed4
NEC小川航基と同僚のインドネシア代表DFが日本戦へ意欲…堂安律と空港で遭遇し「クボよりドウアンと対峙したいな」
インドネシア代表DFカルヴィン・フェルドンクが日本代表戦へ意気込んだ。 フェルドンクはインドネシア系オランダ人で、今年急増したインドネシア代表“帰化組”の1人。 2026年W杯アジア2次予選のラストゲームで初キャップを飾り、そこから先日の中国代表戦まで5試合連続先発出場と、すぐさま主軸に。守備的ポジションを複数こなすレフティだ。 クラブキャリアはフェイエノールト育ちで、現在は日本代表FW小川航基も所属するNECナイメヘンで不動の左サイドバック。 そんなフェルドンク、ナイメヘン紙『Forza NEC』で代表活動について触れ、11月15日の日本代表戦(H)に向けては、チームメイト小川とあれこれ話に花を咲かせていると言う。 「僕にとって最も楽しい試合になるはずだよ。もちろんコウキと対戦するからだ」 本職左サイドバックということで、出場なら久保建英(レアル・ソシエダ)と対峙する可能性が大。フェルドンクは「マッチアップの相手となるかもしれないのがクボ。ラ・リーガで輝く姿を想像してごらん?」と目を輝かせた。 一方、代表活動に前後し、オランダのスキポール国際空港で、堂安律(フライブルク)とばったり遭遇したことがあるそうで、その時小川が堂安と一緒だったため、その場で談笑。 「もちろんインドネシアvs日本について話したよ。ドウアンと冗談を言い合い、その時から僕は『クボよりもドウアンと対峙したいな』って思っているよ」 「彼らのコーチ(森保一監督)は『日本とインドネシアがW杯にいけることを願う』とか言ってなかったっけ?(笑) 僕たちにとっては難しい対戦になるけど、全てが順調に進んでいるよ」 2024.10.22 19:50 Tue5