前倒し加入も出番のないサラゴサ、トゥヘルは言葉の問題と明かす

2024.03.09 00:00 Sat
Getty Images
バイエルンに半年前倒しで加入することになったものの、出場機会に恵まれないスペイン代表MFブライアン・サラゴサについて、トーマス・トゥヘル監督が言及した。

FWキングスレー・コマンの負傷を受け、移籍期限最終日の2月1日にグラナダからバイエルンにレンタルの形で前倒し加入したサラゴサだが、ここまでわずか1試合、20分間の出場に留まっている。
そのサラゴサについてトゥヘル監督は以下のように述べた。

「言語面で厳しい。英語もドイツ語も話すのは難しい。それは当然のことだ。ただ、半年前倒しで加入したことによって、彼にとって非常に大きな一歩となるのは明らかだ。彼のクオリティはわかっているし、試合に出場することが重要だとも理解している。ただ、言葉の面で完全ではない。もうしばらく時間が必要だ」

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バイエルンのトーマス・トゥヘル監督が、改めてスペイン代表MFブライアン・サラゴサとの関係について語った。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。 ドイツ代表FWセルジュ・ニャブリやフランス代表FWキングスレー・コマンらの負傷離脱を受け、今夏から合流予定だったサラゴサを冬のうちに迎え入れたバイエルン。しかし、ドイツにやってきて以降は途中出場の2試合のみと、ここまで満足にプレータイムを得られていない。 31日のブンデスリーガ第27節でドルトムントとの大一番に臨むトゥヘル監督は試合に向けた会見内でサラゴサについて言及。獲得の際、自ら交渉に携わったことを明かし、関係が冷え切っているのではないかというスペインメディアの報道を否定した。 「率直に言えば、彼がバイエルンとの契約を決断したことについて、私は無関係ではなかった。無関係では起こり得ないし、会話なしにも起こり得ない」 「私はミュンヘンでの決定的かつ最後の話し合いの場に、(スポーツ・ディレクターの)クリストフ・フロイントと立ち会った。2人とも選手と話したくてもスペイン語を話すことができない。彼の代理人が通訳してくれて、顔つきやジェスチャー、感情を通じて十分な繋がりを築いた。そして我々と契約するよう説得した」 また、サラゴサのプレータイムの欠如については、「言葉の面で完全ではない」と以前説明していたトゥヘル監督。それでもスペイン語が話せるアシスタントコーチのニコラス・マイヤー氏を通じ、しっかりとコミュニケーションを取っているようだ。 「私のコーチングチームでは、ニコ・マイヤーがブライアンの専属通訳を務めている。私はまだスペイン語を話せない。ニコは彼にルールやトレーニング中の振る舞いを説明する。そういった状況から、私が彼と話をしない、彼との関係が悪いと推測するなら、それはたわごとだ」 一方、ラージョ・バジェカーノやバルセロナがサラゴサのレンタル移籍に関心を示している模様。状況が変わらなければ、こういった移籍が実現するかもしれない。 2024.03.30 14:37 Sat
バイエルンがチェルシーのウクライナ代表FWミハイロ・ムドリク(23)の獲得を検討していたようだ。イギリス『Caught Offside』が伝えた。 ドイツ代表FWセルジュ・ニャブリとフランス代表FWキングスレイ・コマンの負傷により、サイドアタッカー補強の必要性に迫られていたバイエルン。冬の移籍市場では、夏に本格加入の予定だったスペイン代表MFブライアン・サラゴサを前倒しで獲得し、その穴を埋めた。 しかし、バイエルンの当初のターゲットはムドリクだったとのこと。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、バイエルンはムドリクが獲得可能かどうかチェルシーに電話で連絡を取り、即座に放出を拒否されていたという。 電話での話し合いは数時間ほど続いたというが、チェルシーが交渉に応じる気配はなく、その後サラゴサとの契約へ舵を切った模様だ。 快足ウインガーのムドリクは、昨年1月にシャフタールから8850万ポンド(約167億6000万円)の移籍金でロンドン入り。プレミアリーグではまだ大金に見合うだけの活躍を見せられていないが、チェルシーはいかなるオファーにも応じるつもりがなかったとのことだ。 2024.02.13 21:40 Tue
バイエルンは1日、グラナダからスペイン代表MFブライアン・サラゴサ(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月30日までの5年契約となる。 バイエルンは昨年12月にグラナダとサラゴサの獲得に関して合意を発表。当初は今シーズン終了までレンタルの形でグラナダに残留する予定だったが、セルジュ・ニャブリに続き、キングスレイ・コマンが左ヒザのじん帯断裂で離脱となり、サイドアタッカーも手薄な状況となっていたため、即時獲得に切り替えたとのことだ。 バイエルンへの加入が決まったサラゴサは、公式サイトで以下のように意気込みを語った。 「バイエルンという世界有数のビッグクラブで成長し続けるために移籍することを決断した。グラナダには、一緒に過ごした素晴らしい時間、そしてこのクラブが僕に与えてくれたものすべてにとても感謝している。そのことは決して忘れない。バイエルンからのサポートも、今はとても心強く感じている。これからが楽しみだ。僕たちには高い目標があるんだ」 サラゴサは2019年にグラナダの下部組織に加入。エル・エヒドへの武者修行、グラナダのリザーブチームでのプレーを経て、昨シーズンからファーストチームに定着。これまでグラナダで公式戦51試合に出場し、10ゴール3アシストを記録している。 昨シーズンのセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)優勝に貢献を果たしたなか、今シーズンはプリメーラに初参戦。ここまで14試合5ゴール2アシストを記録し、バルセロナ戦では圧巻のドブレーテを記録し2-2のドローの立役者となっていた。 さらに、10月に行われたユーロ2024予選のスコットランド代表戦でスペイン代表デビューも飾っている。 164cmとサイズには恵まれていないが、左右のウイングを主戦場に爆発的なスピードとテクニックを活かした勝負度胸に優れるドリブル突破が最大の魅力。また、シュート感覚やボックス内での冷静さを併せ持っており、得点力に優れるアタッカーとしてのさらなる飛躍が期待されている。 2024.02.02 01:15 Fri
バイエルンがグラナダからスペイン代表MFブライアン・サラゴサ(22)を前倒しで獲得するようだ。 主力にケガ人が続くバイエルンでは先日にキングスレイ・コマンも左ヒザのじん帯断裂で離脱に。セルジュ・ニャブリも離脱が続くなか、さらにサイドアタッカーも手薄な状況となっている。 この事態解消の一手として浮上したのが昨年12月にグラナダと来季加入で合意したサラゴサの即時獲得。スポーツディレクターのクリストフ・フロイント氏はグラナダとの交渉を認めている。 ラ・リーガで降格圏19位に沈むグラナダの状況からして、相手の事情で中心選手のサラゴサを送り出すいかないが、ドイツ『スカイ』によると、バイエルンは前倒し入団で基本合意したという。 バイエルンは当初、サラゴサの獲得合意時に1500万ユーロ(約23億7000万円)の移籍金をつぎ込んだが、今回の件で追加料として最大500万ユーロ(約7億9000万円)を支払う模様だ。 すべてが計画どおりに進めば、3日にボルシアMGをホームに迎え撃ってのブンデスリーガ第20節からメンバー入りを果たす可能性があるようだ。 また、移籍市場に精通するイタリア人のファブリツィオ・ロマーノ記者いわく、サラゴサは1日午前中にも移動し、バイエルンに即合流するとのことだ。 2024.02.01 13:25 Thu
グラナダは1月31日、ウルグアイ代表MFファクンド・ペリストリ(22)を巡り、マンチェスター・ユナイテッドと今季終了までのローンで合意したと発表した。 2020年10月に母国クラブのペニャロールからユナイテッド入りしてから4年が経つアタッカーは今やウルグアイ代表で主力の1人だが、クラブレベルでは依然として定位置争いが続く。 アラベスでの1年半ローンを挟み、2022年夏からユナイテッドに戻って以降は少しずつ出番が巡り、今季はここまで公式戦14試合で1アシスト。だた、先発機会は3回しかなかった。 イギリス『The Athletic』によると、買取オプションなしのローンで、グラナダがレンタル料とともに、給与も負担するという。 この冬のグラナダでは来季のバイエルン入りが内定済みのブライアン・サラゴサに前倒しのドイツ行きが噂となっている。 2024.02.01 09:10 Thu

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バイエルンが、フルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得に大きく近づいているようだ。ドイツ『スカイ』が報じた。 トーマス・トゥヘル前体制からホールディングMFの獲得を目指し、イングランド代表MFデクラン・ライスを逃した後はパリーニャを有力なターゲットとしてリストアップしてきたバイエルン。 実際、昨夏の移籍市場最終盤には獲得に接近し、パリーニャ自身がメディカルチェック受診のためミュンヘン入りしたが、クラブ間の交渉がまとまらずに最終的に破談した。 その後、一時獲得からの撤退も報じられたが、ヴァンサン・コンパニ新体制においても獲得リスト上位にいたポルトガル代表MFに関しては2028年までの4年契約で個人間合意に至り、以降はフルアムとの粘り強い交渉が行われていた。 そして、ドイツ国内の移籍市場に精通するジャーナリストのフロリアン・プレッテンベルク氏によると、両者は移籍金4600万ユーロ(約80億2000万円)+アドオンという条件で合意に迫っており、このままクラブ間の交渉が完了する見込みだという。 ただ、パリーニャはポルトガル代表としてユーロ2024の決勝トーナメントを戦っており、クラブ間で合意した場合でも、メディカルチェックはポルトガルの敗退後か、同大会終了後になるという。 いずれにしても昨夏から相思相愛の状況が続いたレコルトマイスターと、屈強なホールディングMFの共闘は新シーズンに実現する可能性は非常に高い。 2024.07.03 22:50 Wed
ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホ(25)は、バルセロナとの契約延長に消極的なのか。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。 ウルグアイ代表とバルセロナで、それぞれ最終ラインの中核を担うアラウホ。現在開催中のコパ・アメリカ2024にも参戦し、グループステージの全3試合に先発出場する。 バルセロナとの契約は残り2年。 ハンジ・フリック新監督は引き続きアラウホをチームの主力と位置付けているようだが、当の本人と代理人は、どこかのタイミングでの移籍も排除していないとのことだ。 大小含めチェルシー、バイエルン、マンチェスター・ユナイテッドからの関心はまだ消えず。現在コパ・アメリカを取材中の『ムンド・デポルティボ』記者がアラウホに契約延長を問うたところ、「今大会に集中しているから」と、実質的にノーコメントだったという。 バルセロナはアラウホ売却を考慮せず、ここ数カ月でチェルシーから届いた1億ユーロ(約174.1億円)超えの打診を2度にわたって拒否。 アラウホと代理人も「基本的には残留」のようだが、バルセロナからの契約延長オファーを保留にしていることは確かだそうだ。 2024.07.03 18:10 Wed
バイエルンは2日、U-19ドイツ代表FWアリヨン・イブラヒモビッチ(18)との契約延長を発表した。新契約は2027年6月30日までの3年間となる。 イブラヒモビッチは、グロイター・フュルト、ニュルンベルクのユースで過ごした後、2018年夏にバイエルンのユースチームに加入した。 その後そのまま下部組織で育つと、2023年1月にファーストチームに昇格。2023-24シーズンはセリエAのフロジノーネにレンタル移籍していた。 左ウイングを主戦場に、セリエAで16試合1ゴール1アシスト、コッパ・イタリアで2試合1ゴールを記録していた。 ヴァンサン・コンパニ監督が就任した今シーズンは、チームに残る予定だという。 イブラヒモビッチは、クラブを通じてコメントしている。 「バイエルンとの契約を延長し、故郷に帰ることができてとても嬉しい。僕は幼い頃からこのクラブでプレーしてきた」 「イタリアのセリエAでのシーズンは、僕を人としてもサッカー選手としても成長させ、多くのことを学んだ。今はここでスタートするのが待ちきれない」 「成長し続け、チームとクラブのために全力を尽くし、バイエルンで多くのタイトルを獲得したい」 2024.07.02 23:45 Tue
日本代表DF伊藤洋輝はバイエルンでの背番号が「21」に決まった。 ヴァンサン・コンパニ新体制の補強第一号として、バイエルン入りが決まった伊藤。噂が出てから、とんとん拍子で決まっていった印象も強いこの移籍が発表され、2週間が過ぎたなか、バイエルンは公式Xで背番号決定を発表した。 21番は伊藤にとって日本代表だけでなく、シュツットガルトでも背負った馴染みのある番号。最近のバイエルンではフランス代表DFリュカ・エルナンデスが昨夏にパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍するまでつけ、空き番だった。 もっと遡れば、レジェンドOBであり、キャプテンも務めたフィリップ・ラーム氏も着用。空いていたのもあるだろうが、かつてレジェンドも背負い、自身にとっても馴染み深い背番号でドイツの名門でのキャリアをスタートさせる。 <span class="paragraph-title">【SNS】伊藤洋輝、バイエルンでの背番号が決定</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="de" dir="ltr"> Unsere neue Nummer 21. <br><br>Holt euch jetzt das Trikot von Hiroki <a href="https://twitter.com/hashtag/Ito?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Ito</a>! <a href="https://t.co/RkwaLhQfu3">https://t.co/RkwaLhQfu3</a><a href="https://twitter.com/hashtag/MiaSanMia?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#MiaSanMia</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/FCBayern?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FCBayern</a> <a href="https://t.co/ajJ0QYizTn">pic.twitter.com/ajJ0QYizTn</a></p>&mdash; FC Bayern München (@FCBayern) <a href="https://twitter.com/FCBayern/status/1807772304710975987?ref_src=twsrc%5Etfw">July 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.02 18:50 Tue
バイエルンがオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(24)に設定する移籍金額がわかったようだ。 バイエルンでの2年目が終わり、ユーロ2024に参戦中のデ・リフト。その裏では日本代表DF伊藤洋輝が加入したバイエルンでの去就が慌ただしくなり始め、センターバック補強に乗り出すマンチェスター・ユナイテッドの関心が報じられる。 ドイツ『スカイ』によると、クラブ間で接触の動きがあるなか、選手の代理人を務めるラファエラ・ピメンタ氏もすでにユナイテッドとの交渉に。バイエルンは最低でも5000万ユーロ(約86億6000万円)+ボーナスの条件を求めているという。 現時点で選手個人も、クラブ間も合意はまだだが、バイエルンで4、5番手のセンターバックになるつもりなしとされるデ・リフト本人はアヤックス時代の恩師であるエリク・テン・ハグ監督が求める状況もあり、ユナイテッド行きに意欲的のようだ。 バイエルンもオファー次第で売却しうるスタンスといわれるなか、少しずつユナイテッドの動きが本格化しつつあるが、いかに。 2024.07.02 16:45 Tue

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シュツットガルトが、ホイルンド弟の獲得に動いているようだ。 昨シーズンのブンデスリーガを2位でフィニッシュし、チャンピオンズリーグ出場権を手にしたシュツットガルト。しかし、今夏の移籍市場ではギニア代表FWセール・ギラシーの流出が濃厚で、ドイツ代表FWデニス・ウンダブもブライトンが買い戻しを画策しているとの報道もあり、主砲同様に去就が不透明だ。 そういったなか、ドルトムントのドイツ代表FWニクラス・フュルクルクといったビッグネーム、ボーフムを退団した日本代表FW浅野拓磨ら獲得候補の名前も挙がっているが、新たな補強候補としてコペンハーゲンのU-19デンマーク代表FWエミル・ホイルンド(19)が浮上している。 ドイツ『キッカー』によると、マンチェスター・ユナイテッドで活躍するデンマーク代表FWラスムス・ホイルンド(21)を実兄に持ち、中盤を主戦場とするオスカーと双子のエミル・ホイルンドは将来的な主力候補としてシュツットガルトの補強候補になっているという。 兄ラスムスと利き足は異なるものの、同じセンターフォワードを主戦場とする185cmのストライカーは、コペンハーゲンのファーストチームではほぼ出場機会はないが、昨シーズンのUEFAユースリーグでは8試合に出場し、4ゴール3アシストを記録した。 コペンハーゲンとの契約は今年12月末までで、安価な移籍金での獲得が可能ということもあり、シュツットガルトとしては将来への投資としてもリスクがない取引となる。 2024.07.03 21:40 Wed
レバークーゼンのブンデスリーガ初優勝時の大騒ぎの代償は、1万9000ユーロ(約330万円)となった。 ドイツサッカー連盟(DFB)は3日、ブンデスリーガ初優勝前に、多くのファン・サポーターがピッチに侵入した一件でレバークーゼンに1万9000ユーロの罰金を科した。 4月14日にバイ・アレーナで行われたブンデスリーガ第29節で、悲願のリーグ初優勝が懸かっていたレバークーゼンは、後半半ばまでに3点のリードを得て勝利をほぼ確実なモノとした。 そして、試合終盤にさしかかるに連れてボルテージが上がり切ったホームサポーターは、83分にフロリアン・ヴィルツが4点目を決めたタイミングで勇み足。もちろん試合後でも認められていないものの、多くのファン・サポーターが試合終了を待たずにピッチへ侵入。試合を一時中断せざるを得ない状況となっていた。 その後、再開された試合ではヴィルツがハットトリックとなるチーム5点目も叩き込み、空気を呼んだ主審が早めに笛を吹き、初優勝に大興奮の群衆がピッチになだれ込む大混乱の中で歓喜を爆発させた。 この一件を受け、DFBは多くのファン・サポーターのピッチ侵入および試合終了直後の4発の打ち上げ花火点火の違反行為に対して、前述の罰金を科した。ただ、罰金の内の6300ユーロは、今後の安全対策や暴力防止対策に再投資できるという。 <span class="paragraph-title">【動画】試合終了の瞬間!興奮の坩堝、ピッチに雪崩れ込んだファンが初優勝を選手たちと祝福!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="uBUqVXt4v8U";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.03 20:58 Wed
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CB補強に注力のユナイテッド、デ・リフト獲得を本格検討か

マンチェスター・ユナイテッドがバイエルンからオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(24)の獲得を本格的に検討しているようだ。 ユナイテッドではDFラインの柱となるはずだったアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスをはじめ、ケガ人が相次いだセンターバックの補強が必須で、数々の獲得候補が浮上するなか、デ・リフトもその1人と目される。 そのなかで、イングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイトやフランス代表DFレニー・ヨロの獲得に動くが、イギリス『The Athletic』によると、デ・リフトがターゲット内で序列を高めているという。 クラブ間の交渉はまだで、この移籍の実現性も不透明だが、デ・リフトがますます有力候補となっており、具体的なターゲットに浮上しているそうだ。 2022年夏にユベントスからバイエルンに加わり、通算で73試合の出場数をマークするデ・リフトだが、今季の前半戦こそケガの影響もあって序列が低下。後半戦は挽回し、ユーロ2024に参戦中だ。 だが、ヴァンサン・コンパニ新監督のバイエルンは日本代表DF伊藤洋輝を獲得し、人員整理でデ・リフトを放出候補の1人に。デ・リフトとはまだ3年もの契約が残るが、オファー次第で売却しうるとされる。 移籍コストでもおよそ7000万ポンド(約142億3000万円)といわれるブランスウェイトをはじめ、他の候補と比べ、より現実的な額で獲得可能といわれるデ・リフト。ユナイテッド行きなら、アヤックス時代に指導を受けたエリク・テン・ハグ監督との再会になるが、果たして。 2024.06.29 09:00 Sat
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バイエルンがシャビ・シモンズ獲得に前進か…個人間で原則合意、PSGとの交渉進める

バイエルンがパリ・サンジェルマン(PSG)のオランダ代表MFシャビ・シモンズ(21)の獲得に前進しているようだ。 バルセロナのカンテラ出身の逸材として期待され、10代半ばでPSGへと移ったシャビ・シモンズ。タレント揃いのチームでなかなか出番を得られないなか、2022-23シーズンのPSVへの完全移籍でついに開花すると、2023-24シーズンはPSGに買い戻されながらRBライプツィヒへレンタル移籍し、ドイツの地でさらなる成長を遂げた。 ブンデスリーガで32試合8ゴール13アシストの成績を残し、現在ユーロ2024に参戦中のアタッカーは、すでに今夏の移籍の意向を保有元のPSGに通達。ライプツィヒへの再レンタルやバイエルン移籍などが浮上している。 特にバイエルンのリクルート部門を取り仕切るマックス・エバール氏は、シャビ・シモンズを高く評価。ライプツィヒのスポーツ・ディレクター(SD)時代にレンタル移籍を進めた経緯がある。 そんななか、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、バイエルンは契約期間や給与面に関してシャビ・シモンズと原則合意。PSGとのクラブ間交渉を進めているという。 しかし、シャビ・シモンズは2024-25シーズンをどのクラブで戦うかの決断をまだ下していないとのこと。引き続きライプツィヒでプレーする可能性も残る一方、PSG復帰の選択肢はやはり頭にないようだ。 シャビ・シモンズとPSGの契約は2027年6月まで。獲得には1億ユーロ(約173億5000万円)程度の総コストがかかると報じられている上、前所属先のPSVが移籍金の一部を受け取る契約との兼ね合いから、複雑な移籍オペレーションになるとも考えられている。 2024.07.02 15:53 Tue

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