リバプール保有の22歳CBファン・デン・ベルフが退団を視野に「プレー以上に重要なものはないんだ…」

2024.02.19 15:05 Mon
マインツへレンタル移籍中のファン・デン・ベルフ
Getty Images
マインツへレンタル移籍中のファン・デン・ベルフ
リバプール保有のU-21オランダ代表DFセップ・ファン・デン・ベルフ(22)が、苦しい胸の内を明かした。

ファン・デン・ベルフは2019年夏、チャンピオンズリーグ(CL)制覇からまもないリバプールに17歳で加入。以後、プレストンとシャルケへ武者修行に送り出され、今季も1年レンタルでマインツに所属する。
保有元リバプールで未だにプレミアリーグの出場がない一方、マインツでは最終ラインの柱となっており、直近のアウグスブルク戦(1◯0)は決勝点を記録。深刻な得点力不足で自動降格圏に沈むマインツだが、ファン・デン・ベルフの孤軍奮闘は見逃せない。

試合後にはオランダ『VoetbalNieuws』のインタビューで来季以降の去就を問われ、リバプール復帰にやや消極的であることを示唆する。

「どちらにしてもシーズンが終われば一度(リバプールへ)戻ることになる。彼らは僕をとどめておくことを望むかもしれないけど、あまり試合に出られないようなら退団したい。プレー以上に重要なものはないんだ…」
同胞の偉大な先輩とコンビを組む希望がありつつも、やはりプロ選手である以上、コンスタントなプレーを望んでいるようだ。

ヴィルヒル・ファン・ダイクの隣で自分が先発するイメージなんてこれまで一切できなかったのに、今は少し違う。調子もいいし、プレミアリーグの強度にも耐えれると思う。けど、そのチャンスがあるかどうかも夏にならないとわからない」

ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールのファーストチームで最後の公式戦出場は、コロナ急拡大前の2020年2月…加入1年目まで遡る。22歳ファン・デン・ベルフは2024年夏がキャリアのターニングポイントとなりそうだ。

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マインツは13日、リバプールからのU-21オランダ代表DFセップ・ファン・デン・ベルフ(21)をレンタル移籍で獲得した。 マインツに加入が決定したファン・デン・ベルフは、公式サイト以下のようにコメントしている。 「マインツ、特にボー・スヴェンソン監督とは早くから話をしていた。もちろん、ここに来る前にユルゲン・クロップ監督とも話をした。彼はマインツのことを絶賛していて、ここならきっと安心してプレーできると言ってくれたんだ」 「すでにここのスタジアムでプレーしたことがあるし、ファンのことも知っている。チームとともに何かを成し遂げられることを楽しみにしているよ」 オランダのズヴォレで17歳の時にファーストチームデビューを飾ったファン・デン・ベルフは、将来有望な若手として2019年夏にリバプールへ加入。初年度はカップ戦4試合に出場したが、その後は出場機会を得られず、チャンピオンシップ(イングランド2部)のプレストン・ノースエンドに武者修行へ。 昨季はブンデスリーガに復帰したシャルケにレンタルされたが、昨年10月2日に行われたアウグスブルク戦で足首のじん帯断裂で長期離脱に。4月29日のブレーメン戦で戦列復帰したが、結局シャルケでは公式戦10試合の出場に終わっていた。 2023.07.14 07:30 Fri
シャルケの日本代表DF吉田麻也がレバークーゼン戦後に現在の苦しい状況をコメント。しかし、期待に応えられていないと厳しい言葉も並んでいる。ドイツ『WAZ』が伝えた。 ここまでのブンデスリーガで9試合を戦い1勝3分け5敗。18チーム中16位に位置し、降格圏に迫っている。 8日には第9節でレバークーゼンと対戦。勝ち点で下回る相手だったが、試合は4-0でレバークーゼンが圧勝。同じく苦しむ下位チーム相手の大敗にファンの怒りは最高潮に。「クラマーは出ていけ!」とフランク・クラマー監督の解任を求める声も上がっていた。 ドイツ『ビルト』はフランク・クラマー監督監督がミーティングを行ったことを報道。守備の中心でありリーダーの吉田に対しては「ブンデスリーガでは遅すぎる」とスピードの欠如を指摘していた。 そんな中、吉田はレバークーゼン戦後にコメント。守備陣の多くがケガをしていることが原因であると語った。 「十分ではなかったです。センターバックではたくさんのパートナーがこれまでいました」 「若い選手も多いです。簡単なことではありません。通常、守備の連係は十分な準備を積まなければいけません」 吉田の言う通り、シーズン序盤にコンビを組んでいたDFマルチン・カミンスキーが離脱中。次に、DFマリック・チャウとプレーしたが、突然のミラン移籍で退団。その後、DFセップ・ファン・デン・ベルフとプレーしたが、足首を負傷。現在は4人目となるDFレオ・グライムルとプレーしている。 コロコロと変わる相棒、そして若手ということもあり、連係がうまくいっていない理由にはなるが、吉田への期待値はもっと高かった。 同情する一面もある中で『WAZ』は吉田に厳しい言葉を並べ、期待に応えていないと糾弾。1つは、VVVフェンロ、サウサンプトン、サンプドリアでプレーし、日本代表でもキャプテンを務めていることもあり、真のディフェンスリーダーになることが期待されていたこと。さらに、昨シーズンのシャルケの2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)優勝と昇格の立役者である日本代表DF板倉滉(ボルシアMG)の存在を忘れさせることが求められたが、今の吉田はどちらもチームにもたらせていないことを挙げている。 また「もはやシャルケで誰もが認める存在ではない」ともし、ここまでのパフォーマンスが期待外れであるとした。 ただ、惨敗に終わったレバークーゼン戦後に吉田を批判する声は大きくなく、メディアに対してしっかりと対峙したことが称えられている。 吉田は、ちょっとしたキッカケで変わることができるとコメント。14日のホッフェンハイム戦で、やり返したいと意気込んだ。 「僕たちは小さな成功事例を手にする必要があります。試合中でも練習中でもです」 「これが唯一の方法です。サッカーでは小さな変化でも、大きな影響を与えることができます」 吉田はチームメイトの奮起を期待し「キャラクターを示す」ことを求めるとのこと。良い時期がなかったわけではないだけに「あのメンタリティを取り戻す必要がある」と、良い時を思い出してプレーすべきだとも語った。 2022.10.12 12:50 Wed
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シャルケは30日、リバプールのU-21オランダ代表DFセップ・ファン・デン・ベルフ(20)をレンタル移籍で獲得した。背番号は「5」を着用する。 オランダのズヴォレで17歳の時にファーストチームデビューを飾ったファン・デン・ベルフは、将来有望な若手として2019年夏にリバプールへ加入。初年度はカップ戦4試合に出場したが、翌シーズンは出場機会が全く得られず、2021年2月にチャンピオンシップ(イングランド2部)のプレストン・ノースエンドへ半年間の武者修行に出た。 そのプレストンで主軸の座をつかんだファン・デン・ベルフは、レンタル期間が1年延長されると、昨シーズンは公式戦50試合に出場して2ゴール1アシストを記録。189cmの長身や右サイドバックでのプレーもこなすユーティリティ性を武器に、1シーズンを通して先発の座を守り続けた。 ただ、レンタルバックしたリバプールでは、多くの負傷者の影響で開幕全試合でベンチ入りを果たしたが、ここまで出場機会を得られずにいた。 シャルケへの加入が決まったファン・デン・ベルフは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「シャルケ04のような伝統あるビッグクラブが僕に興味を持ってくれていると聞いたときは、とても嬉しかったよ。最終的な決め手は、フランク・クラマー監督とルーベン・シュレーダーSDとの話し合いだった。彼らがシャルケで歩んできた道に、私はわくわくさせられました。僕もこれから、信念をもってこの道を歩んでいくよ」 2022.08.31 01:10 Wed

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バルセロナなど関心のニコ・ウィリアムズ、今はユーロに集中も「外から来る話は全て良いもの」

アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)が自らの去就について語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 現在はスペイン代表の一員としてユーロ2024を戦っているニコ・ウィリアムズ。一方、左ウイングを探すバルセロナからの関心も報じられている。 バルセロナはサウジアラビア方面から熱視線を浴びるブラジル代表FWハフィーニャ(27)が残留したとしても、リバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアス(27)より少し安く済むニコ・ウィリアムズの獲得に動く可能性があるとのこと。さらに、チェルシーやリバプールといったクラブもこの21歳に注目しているようだ。 ニコ・ウィリアムズはラウンド16のジョージア代表戦を前に、スペイン『La Vanguardia』のインタビューに対応。ビッグクラブからの関心は嬉しいが、今はユーロ以外に目を向けていないと語った。 「外から来る話は全て良いものだ。自分が仕事をうまくやっている証拠だ。子供たちは皆、ビッグクラブに注目されることを夢見ている」 「僕はユーロで良い結果を残すことに集中している。その後に何が待っているかはそのうちわかるだろう。最近は完全に(移籍の話を)断っているからね」 一方、代表で仲の良い選手についても語り、関心が噂されるバルセロナのFWラミン・ヤマルと常に行動しているとのこと。MFフェルミン・ロペス(バルセロナ)も加わってプレイステーションで遊んでいるようで、ニコ・ウィリアムズは16歳ウインガーとの関係の良さを強調した。 「僕らはとても仲が良い。単なるチームメイトではなく、友人でもある。チームを大きな成功に導く上でも重要なことだと思う」 「友達と一緒なら何事もよりうまくいく。彼がここにいてくれることや、彼のスペクタクルなプレーを見られることはとても嬉しいよ」 2024.06.29 17:56 Sat
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リバプールの控えGKアドリアン、古巣のレアル・ベティス移籍へ

リバプールとの契約交渉を行っていたGKアドリアン(37)だが、母国に戻ることになるようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 アドリアンはレアル・ベティスの下部組織育ち。2度のレンタル移籍を経験し、2012年7月にファーストチームに昇格。2013年7月にはウェストハムへ完全移籍した。 2019年8月にはリバプールに完全移籍。ブラジル代表GKアリソン・ベッカーやアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーの控えとしてプレー。5年間の在籍で公式戦26試合に出場していた。 2023-24シーズンはベンチ入りこそあったが公式戦出場はなかった。 シーズン終了と共に契約が満了。クラブは契約延長交渉を行っていることを発表していたが、どうやらチームを去ることを決断したという。 なお、リバプールはケレハーもレギュラーでのプレーを求めて移籍の可能性があり、守護神の補強に動く必要が出てくる可能性もあるという。 2024.06.24 18:18 Mon
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遠藤航がリバプールに完全移籍か? 中盤補強がことごとく失敗する中で白羽の矢

中盤の補強にことごとく失敗しているリバプールだが、日本代表MF遠藤航(30)の獲得が急浮上した。イギリス『リバプール・エコー』が伝えた。 2019年夏にシント=トロイデンからレンタル移籍でシュツットガルトに加入した遠藤。2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)に所属していたチームの昇格に貢献すると、2020-21シーズンは初のブンデスリーガに挑戦。2021-22シーズンは中盤のデュエルの勝利数がリーグ1位となり、デュエルキングと呼ばれるほどに成長した。 チームのキャプテンも務めている遠藤は、これまで公式戦133試合に出場し15ゴール12アシストを記録。日本代表でも新たにキャプテンに就任するなど、ピッチ内外での振る舞いは高く評価されている。 リバプールは、今夏キャプテンのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン、ブラジル代表MFファビーニョがサウジアラビアへと移籍。副キャプテンの元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーもブライトン&ホーヴ・アルビオンへ、ギニア代表MFナビ・ケイタがブレーメンへ移籍していた。 中盤が手薄になったリバプールは、サウサンプトンのベルギー代表MFロメオ・ラヴィアの獲得に動いていたが、交渉があまり進まず。一方で、チェルシーが獲得に苦戦していたブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドにターゲットを切り替えクラブ間合意に至ったものの、カイセドがリバプール行きを拒否し失敗。結局チェルシーに移籍すると、ラヴィアもチェルシーに奪われる形となり、一気に暗雲が立ち込めることとなった。 そんな中で急浮上したのが遠藤。ブンデスリーガでの実績が買われ、リバプールがコンタクト。シュツットガルトも交渉の許可を出したという。 遠藤とシュツットガルトの契約は残り1年。センターバックとしてもプレーできる遠藤の能力はたかく評価されているという。 また、リバプールのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるヨルグ・シュマトケ氏はドイツに強い人脈があり、移籍金は1600万ポンド(約29億8000万円)程度と見られているが、これを抑えに行く可能性があるという。 遠藤は過去に「プレミアリーグでのプレーが夢」だと語っていたことがあり、本人としても大きなチャンス。話は一気にまとまる可能性がありそうだ。 2023.08.17 09:10 Thu
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浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!

▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu

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