再び大勝のアーセナル、指揮官アルテタも「本当に満足」

2024.02.18 11:20 Sun
アーセナルが5-0と大勝。
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アーセナルが5-0と大勝。
アーセナルがプレミアリーグで再び大勝した。

首位リバプールを2ポイント差で追いかける3位のアーセナルは17日の第25節でバーンリーのホームに乗り込み、5-0と快勝。前節のウェストハム相手に続く大勝劇で5連勝とし、今節を足踏みのマンチェスター・シティを抜いて2位に浮上した。
イギリス『BBC』によると、ミケル・アルテタ監督も『Match of the Day』で難所での難敵相手の勝利を喜んだ。

「本当に満足だ。ここは難所だし、バーンリーは今季のここまで戦ってきたビッグゲームでとても競争的だったからだ」

「そのなかで、今日は試合の序盤で崩せたし、少し余裕そうを感じた。相手は食い下がってくるチームだったがね」
選手の状態にも「個としても、集団としても、目的をもってプレーし、状態も良い。今は勢いを保つのが大事。彼らは3-0でも、4-0でもそれ以上を目指している」と語った。

「我々はチーム内で競争を生み出している。日々の練習から自分たちの力を出し、向上しようとする姿は一緒に仕事をする喜びを感じさせてくれるね。彼らはもっと求めている。それは良いことだ」

タイトルの可能性については「今のところ、我々にできるのは勝つことだけ。アウェイでの連戦が終われば、チャンピオンズリーグでポルトとのタフな一戦が待っている」と話した。

「タイトルをとれたら良いが、大事なのは一貫性であり、他チームの基準を見たらわかる。我々はそこを求めているし、それは確かだ」

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アーセナルは24日、エストニア代表GKカール・ハイン(22)との契約延長を発表した。 2018年7月に16歳でアーセナルに加入したハイン。U-18、U-23と昇格し、レディングへのレンタル移籍を経験したのち、2022年7月にファーストチームに昇格した。 控えGKという立ち位置のハインは、2023-24シーズンのファーストチームでの出番はなし。ただ、チャンピオンズリーグの全試合でベンチ入りし、プレミアリーグでもベンチ入りを果たすなどしていた。 ファーストチームでは1試合の出場に終わっているが、エストニア代表としては30試合に出場している。 ハインはクラブを通じて契約延長についてコメントしている。 「6年ぶりに契約を延長し、この素晴らしいクラブで旅を続けることができることを嬉しく思っている。クラブにとって、さらに良い思い出と成功が生まれることを願っている」 また、ミケル・アルテタ監督もハインの契約延長についてコメントしている。 「カールは日々向上しようとする姿勢と熱意で我々を感銘させ続けている」 「我々は彼の継続的な成長に貢献できることを高く評価しており、クラブとの新しい契約を獲得できたことを祝福したい」 2024.06.24 21:01 Mon
元スペイン代表MFサンティ・カソルラ(39)は、今シーズン終了後にアーセナル帰還を検討しているようだ。 アーセナル時代はピッチ上で魔法のようなプレーで輝きを放った一方、アキレス腱のケガと患部の感染症による長期離脱も経験したカソルラ。しかし、クラブとしては依然として良好な関係を築いている。 そのベテランMFは昨夏、古巣であるレアル・オビエドに1年契約で加入。過去のケガや39歳という年齢もあり、フル稼働には至っていないが、セグンダ・ディビジョン(スペイン2部)で24試合に出場。レギュラーシーズンをプリメーラ昇格プレーオフ圏内の6位フィニッシュしたチームは、3位のエイバルとのプレーオフ準決勝1stレグを0-0のドローで終え、昇格への望みを繋いでいる。 筋肉系の問題でエイバル戦を欠場したものの、愛するクラブのプリメーラ昇格に全力を注いでいる元スペイン代表MFだが、クラブの昇格、2部残留に関わらず、今夏に現役続行あるいは引退という重大な決断を下す可能性が高いという。 そして、スペイン『マルカ』によれば、スパイクを脱ぐ決断を下した場合、カソルラがミケル・アルテタ監督率いるアーセナルのコーチングスタッフ入りする可能性が高いという。 アルテタ監督は以前から同胞MFのスタッフ入りを希望していることを明言しており、カソルラ自身も同紙のインタビューでその可能性を認めている。 「僕は幸運にもミケル・アルテタと同じロッカールームにいた。そして今、彼は監督だ。僕らは彼のコーチングスタッフに加わる可能性について話し合っていた」 「だけど、今はこのクラブ、オビエドに貢献すること。そして、プレーヤーとしてフットボールを楽しみ続けること以外には何も考えていないんだ。その後、自分の将来がどうなるかがわかる。ただ、アーセナルは、僕が復帰するための扉を常に開いてくれたクラブであることは明らかだよ」 右足切断の可能性もあった大ケガを乗り越えたカソルラが、できるだけ長くピッチで活躍する姿を見たいと思う一方、その優れた戦術眼を指導者として発揮する姿を見たいという気持ちもある中、39歳の決断はいかに…。 2024.06.09 22:00 Sun
2023-24シーズンのラ・リーガで躍進したジローナ。チームを支えたウクライナ代表MFヴィクトール・ツィガンコフ(26)が注目を集めている。 ツィガンコフは、2023年1月にディナモ・キーウからジローナに完全移籍。2023-24シーズンはラ・リーガで30試合に出場し8ゴール7アシストを記録。右ウイングを主戦場にチームの攻撃を支えた。 ジローナとの契約は2027年夏まで残っているものの、契約解除金は3000万ユーロ(約50億8000万円)に設定されており、非常に手頃な価格。本人もチームを去る必要があるならば、堂々と去りたいと、移籍に関してもオープンであることを語っていた。 スペイン『アス』によれば、そのツィガンコフに関心を寄せているのはアーセナルとミランとのこと。共にチャンピオンズリーグ(CL)に出場するため、ジローナに固執する理由は生まれない。 一方で、CLに出場しないクラブからのオファーであれば断る意向があり、限られたビッグクラブにのみ傾く可能性があるようだ。 ただ、ジローナも簡単には手放したくない。チームでの活躍を受け、契約期間の延長と解除金の増額を打診したが、シーズンに集中したかったツィガンコフは合意に至らず。他クラブも関心を寄せ始めたということだ。 アーセナルのミケル・アルテタ監督は、ツィガンコフに惚れ込んでおり、ウインガーを補強したいことにもマッチ。チームにフィットできると考えているようだ。 クラブ史上初となるCLを戦うジローナにとっては頭の痛い話。まずはユーロに参加するため、移籍よりも集中することになると思われるが、ユーロ後の動きに注目だ。 2024.06.05 11:10 Wed
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左SBで新境地開拓!アーセナルの希望の光、ブカヨ・サカ【ライジング・スター】

ビジャレアルに移籍した日本代表MF久保建英など、10代の選手の活躍が目立っているサッカー界。この企画『Rising Stars』では、近いうちにサッカー界の主役を担うであろう、注目の若手選手たちを紹介していく。 今回はアーセナルのU-19イングランド代表FWブカヨ・サカ(18)だ。 <div id="cws_ad">◆アカデミー時代のサカのプレーをチェック<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJqN0QyNDhQVyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 両親がナイジェリア出身であり、イングランドとの二重国籍であるサカはアーセナルの下部組織で育ち、世代別イングランド代表にも招集されるなど順調に成長を続け、2018年9月にプロ契約を結んだ。 2018-19シーズンは主にカップ戦で経験を積むと、2019-20シーズンから正式にファーストチームに昇格。シーズン当初はウナイ・エメリ監督に左ウイングとして起用され、2019年9月19日に行われたヨーロッパリーグのフランクフルト戦では、シーズン初出場となったこの一戦で、1ゴール2アシストの活躍でチームを勝利に導き、一躍その名を轟かせた。 その後、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFセアド・コラシナツ、そしてスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが相次いで負傷したことを受け、左サイドバックの人材難に陥った結果、本職ではないもののサカが左サイドバックに抜擢される。 ミケル・アルテタ監督の就任後も左サイドバックに定着したサカは、当初は守備面のウィークポイントを突かれる場面も多く、1列前で見せていた輝きを発揮できずにいた。 しかし、徐々に守り方を学ぶと、逆に水を得た魚のようにアーセナルのサイド攻撃のキーマンに。走力を生かした守備に加え、高いポジション取りでゴール前に顔を出すプレーも増えていた。 新型コロナウイルスによる中断期間後は、ケガ人が復帰したこともあり1列前で起用されることに。最終的にはプレミアリーグで26試合に出場し1ゴール5アシスト、公式戦でも39試合に出場し4ゴール11アシストを記録。不振に喘いだチームの中でも奮闘を見せた。 6月にはアーセナルとの契約を長期延長したことを発表し、さらに2020-21シーズンからは現在の背番号「77」から「7」に変更されることが決まっている。 新境地を開拓しつつあるサカは、アーセナルにとって大きな未来と言えるが、どこまで飛躍するのだろうか。 2020.08.24 13:00 Mon
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左サイドバック冨安健洋の功績、加速するアルテタ監督のプラン/編集部コラム

「彼は左サイドバックでもプレーが可能だと思った」と、試合後に口にしたのはアーセナルのミケル・アルテタ監督。日本代表DF冨安健洋を大一番のリバプール戦で左サイドバック起用した後に語ったコメントだ。 今シーズン開幕から好調を維持するアーセナルは、9日にプレミアリーグ第10節でリバプールと対戦した。 首位を守るためには勝たなければいけない相手。今シーズンは苦しいシーズンスタートとなったリバプールだったが、アーセナルにとっては2年間リーグ戦では勝っていない相手。好調なスタートを切ったシーズンだけに、しっかりと勝ってもらいたいと多くのファンが願った。 試合前に発表されたスターティングイレブンには冨安の名前が。ファンもプレーを希望していた中で、大一番での抜擢となったが、メンバーを見ると不思議な感覚に陥っていた。 アーセナルのスターティングメンバーには、イングランド代表DFベン・ホワイトの名前。右サイドバックで起用されると考えれば、ホワイトはいないはずだが、メンバーにいる。では昨シーズン同様にホワイトがセンターバックかと思いきや、フランス代表DFウィリアム・サリバ、ブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスの名前も。アーセナルファンは、その時点で冨安が左サイドバックに入ることを察知した。 今夏加入したウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコが居ないことも気になるところだが、ベンチメンバーを見ればスコットランド代表DFキーラン・ティアニーもいる。本職の左サイドバックがいながら、冨安を起用するという采配には、試合前から多くの批判的なコメントが見てとれた。 しかし、試合が始まればその言葉も無くなることに。冨安は対峙したエジプト代表FWモハメド・サラーを封じる役割を見せただけでなく、ビルドアップでも巧みなポジションどりと、両足を使えるキックで貢献。同サイドのFWガブリエウ・マルティネッリは冨安が後ろに構えることで攻撃に比重が置けることとなり、開始早々にゴールを決めただけでなく、ブカヨ・サカの勝ち越しゴールもアシストしていた。 試合は3-2で勝利。判定を巡って様々な意見はあったが、冨安が封じたサラーは途中交代せざるを得ない状況に。ユルゲン・クロップ監督も、サラーがこの試合で仕事ができていなかったことを試合後に認めていた。それだけ冨安が貢献したということだろう。 この大胆な采配は何も思いつきでやったわけではなく、予てから冨安を左サイドで起用できる可能性を探っていた。 アルテタ監督は今年5月、「彼は右サイドバックから両足が使えるだけでなく、右センターバック、左センターバック、左サイドバックでプレーできるため、多くの解決策を提供してくれる」と冨安について言及。その才能を既に見出していた。そして、昨夏から始まったチーム作りの上で、選手の多様性というものがアーセナルを進化させて行っていることがわかる。 <span class="paragraph-title">◆左サイドバック冨安の功績</span> 前述の通り、今シーズンのアーセナルはジンチェンコ、ティアニーと左サイドバックの本職がいる。アルテタ監督が待望したジンチェンコは、中盤にポジションをとってプレーすることが可能。従来のサイドバック以上の働きを今のスタイルで見せており、ティアニーは馬力とキャプテンシー、そして左サイドのスペシャリストとして高いポテンシャルを持っている。 一方で、冨安は日本代表で左センターバックでプレー。今回の左サイドバック起用はヨーロッパリーグ(EL)のボデ/グリムト戦でも後半途中から務めており、試運転が行われていた。 ボローニャ時代にも冨安は左サイドバックで何度かプレーした経験があり、左右の両足で遜色なくプレーできる点が生きることに。最終ラインだけでなく、チーム全体のシステムにおいて、様々な形をもたらせることができる重要なピースとなることがわかる。 冨安自身はボデ/グリムト戦のパフォーマンスを「満足していない」と語っていたが、アルテタ監督はサラーを封じるために起用したと言って良いだろう。 冨安は世界最高峰と言われるプレミアリーグでまだ2年目の選手。シーズン序盤と考えれば、1年しかプレーしていない状況だ。 昨シーズンの始まりも良く知らない日本人選手という目で見られていたが、デビュー戦でのパフォーマンスで一気にファンの心を掴むと、その後も落ち着いたプレーと、冷静な判断、そして何よりも一対一で抜かれないという強みを生かして信頼を勝ち取った。 特に、サイドバックがやりがちなすぐにプレスをかけてボールに飛び込む形はほとんど取らず、間合いを詰めて、ボールと相手の間に体を入れてボールを奪う守備を見せた他、188cmの身長を生かして空中戦でも圧倒的な勝率を誇り、数々のウインガーにとっては厄介な相手となっていた。 それは左サイドバックで起用されたリバプール戦でも同じ。サラーを封じるためについていくが、インサイドはスイス代表MFグラニト・ジャカがしっかりと下りてきて埋めている状況。前半にはボックス付近でのサラーの突破をファウルもせずに難なくボールを奪い、そのまま攻撃につなげているシーンもあった。結果としてチームは2失点をしているが、冨安のサイドからはやられていない。 また、アルテタ監督も口にしていた冨安の特徴の1つである左右の足が使えることも大きく、右サイドバックとして見せていたものを、左サイドでも十分に発揮していた。右ではイングランド代表FWブカヨ・サカ、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールと左利きの選手が前におり、そこにしっかりとパスを出して攻撃を活性化させていた。 攻撃面に関しては、まだ物足りないという意見が多いが、ティアニーの場合は高い位置を取りたがる傾向があり、マルティネッリの力を生かしきれないという点もある。ジンチェンコは中央に入る役割があり、上がり過ぎない冨安は、調子が良いマルティネッリを生かすのには適しているとも言える。 <span class="paragraph-title">◆チームの総合力を上げるユーティリティ性</span> そして、これは冨安に限ったことではない。右サイドバックでレギュラーをはるホワイトも、昨シーズンは1年間ほとんどセンターバックでプレー。冨安がケガで離脱した際には、試合中に右サイドバックを務めることもあったが、今シーズンは完全に右サイドバックでしかプレーしていない。 また、サリバはセンターバックで起用されているが、左サイドバックでも起用が可能。ただ、冨安が収まるのであれば、センターバックで起用し続けることで問題ないだろう。これまで、バックラインの負傷者に毎年のように悩まされるアーセナルだったが、冨安をはじめ、複数ポジションができる選手が多くいることはチームを大きく手助けし、チーム力を低下させないことにも繋がっている。 アーセナルからは離れるが、日本代表でも9月のアメリカ代表戦では、左のセンターバックとして前半を戦い、後半は右サイドバックでプレーした。左も可能となれば、日本代表が窮地に陥った際にもプランとして考えられ、監督としては選択肢が大きく広がることになる。それだけ遜色なく両サイドバックをこなせ、センターバックでもプレーでき、さらには元々ボランチでプレーしていたことも生きるはずだ。 話をアーセナルに戻し、冨安、ホワイトの両サイドバックを務めることで、最終ライン全員が180cmを超えることになる。ジンチェンコやティアニーは上背はなく、ロングボールを使って押し込む相手であれば、冨安を左サイドバックという考えは、試合途中でも考えられそうだ。この4人はそれぞれが足元の技術も高いだけに、空中でも地上でも相手を困らせることができ、後方からのビルドアップ、攻撃面でのサポートも何も問題はない。まさに、アルテタ監督が目指すサッカーを体現できるのだ。 過密日程に加え、リーグ戦を含めて4つの大会を戦うことになるアーセナル。相手によって、大会によって、選手の配置を変えることが可能であり、ケガなどで誰かを欠いても、しっかりとした代役を用意できる状況。冨安が見せたユーティリティ性と高いポテンシャルは、アルテタ監督のプランをさらに広げることに繋がるに違いなく、よりアーセナルを高みに押し上げる原動力になりそうだ。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2022.10.11 23:30 Tue
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「可愛い!」ペガサスに乗って宙を舞うイングランド代表FWサカの衝撃写真が話題沸騰「この男を愛さないわけにはいかない」

イングランド代表の新鋭でもあるアーセナルのFWブカヨ・サカだが、オフのある姿が大きな話題となっている。 サカはアーセナルのアカデミーで育ち、2019年7月に正式にファーストチームに昇格。当初は左サイドバックの選手だったが、攻撃特性を認められウイングでもプレー。しかし、チームの台所事情から再びサイドバックでプレーするなどし、プロ1年目を過ごした。 2年目の2020-21シーズンはミケル・アルテタ監督の下でより攻撃的なポジションで起用され、さらには右サイドでのプレー機会も増えたことで、公式戦46試合で7ゴール10アシストを記録。イングランド代表にも招集されるようになり、19歳ながらユーロ2020のメンバーにも選ばれた。 そのサカは、ユーロでここまで2試合に出場。しかし、2日に行われたトレーニング中に打撲を負ったことで、3日に行われたウクライナ代表との準々決勝ではメンバー外だった。 7日にはデンマーク代表との準決勝が控える中、ガレス・サウスゲイト監督は「元気になっているはずだ」と4日の公式会見でコメント。起用は問題ないと語った。 そんなサカだが、サウスゲイト監督の言葉を裏付ける写真が出回った。 これはイングランド代表の公式ツイッターが公開した動画。試合の合間のリラックスする日だったのか、プールで楽しむサカの姿が。その写真はペガサスの浮き物に乗っかり、満面の笑みを浮かべるサカの姿が4枚公開された。 普通に考えれば19歳の若者がプールではしゃぐのは夏によく見る光景だが、それとなんら変わりない光景。さらにそのうちの1枚が、プールサイドからペガサスに乗って飛び込んだと見られる写真だが、空中に浮いているため、サカがペガサスに乗っているかのように見える代物となっている。 これにはアーセナルのレジェンドでもあるイアン・ライト氏もツイッターで反応。さらにファンからは「この男を愛さないわけにはいかない」、「完璧な人生を送っている」、「レジェンドだ」という声から、日本のファンも反応し「可愛い」という声が多く寄せられている。 なお、イングランド代表はバズったサカの写真を切り抜いたものを再投稿。「みなさんがクリエイティブであることは知っています。みなさんの作品を見てみましょう」と、サカをフリー素材として提供し、面白画像の大喜利に加担する始末だ。 イングランド代表は初のユーロ制覇に向けてベスト4まで勝ち進んだ状況。チームの雰囲気もバッチリのようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】ペガサスに乗って宙を舞うサカ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">We just cannot get enough of these <a href="https://twitter.com/BukayoSaka87?ref_src=twsrc%5Etfw">@BukayoSaka87</a> images! <a href="https://t.co/ne4RLwwZtJ">pic.twitter.com/ne4RLwwZtJ</a></p>&mdash; England (@England) <a href="https://twitter.com/England/status/1411757626745102337?ref_src=twsrc%5Etfw">July 4, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJ6Q090cURJbiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">We know you&#39;re a creative lot... so let&#39;s see what you&#39;ve got.<br><br>It&#39;s time for a photo edit challenge – <a href="https://twitter.com/BukayoSaka87?ref_src=twsrc%5Etfw">@BukayoSaka87</a> style! <a href="https://t.co/7tRxd3ClAk">pic.twitter.com/7tRxd3ClAk</a></p>&mdash; England (@England) <a href="https://twitter.com/England/status/1411792994412421130?ref_src=twsrc%5Etfw">July 4, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.07.05 21:33 Mon
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アーセナルがエルネニーやソアレスらを含む19選手の退団を発表

アーセナルは3日、今シーズン限りで契約が満了する19選手の退団を発表した。 今回、トップチームから退団が発表されたのはエジプト代表MFモハメド・エルネニー(31)、ポルトガル代表DFセドリック・ソアレス(32)、イングランド人GKアーサー・オコンクウォ(22)の3選手。 2016年1月にバーゼルからアーセナルに加入したエルネニーは、中盤のバックアッパーとしても重要な役割を担っていた中、徐々に出番を失い、2019年9月にはベシクタシュにレンタル移籍したが、翌年に復帰するとここまで在籍8年間で公式戦161試合に出場し、6ゴール10アシストを記録。 ミケル・アルテタ監督の下では、手薄となったボランチを支える活躍を見せたが、昨年1月に右ヒザの手術を受け、長期離脱を強いられて以降はほとんどプレーできておらず、今季もここまで公式戦6試合の出場でプレー時間は95分間にとどまっていた。 2020年1月にサウサンプトンからアーセナルへレンタル移籍で加入したセドリックは、半年後に完全移籍。サイドバックのバックアッパーを主な役割として、これまで公式戦64試合2ゴール5アシストの成績を残している。 しかし、昨シーズンから出場機会は減少中であり、今シーズンもベン・ホワイト、オレクサンドル・ジンチェンコ、冨安健洋、ヤクブ・キヴィオルらより序列で下回る状態に。公式戦出場は6試合にとどまっており、プレミアリーグでは3試合に途中出場するのみとなっている。 8歳でアーセナルの下部組織に入団したオコンクウォは、早くから頭角を現し、15歳の時点でU-18チームのベンチに登録され、17歳でU-21チームの試合に出場すると、2021年7月にプロ契約を締結。 しかし、トップチームでの出場機会はなくリーグ2(イングランド4部)のクルー・アレクサンドラやオーストリアのシュトルム・グラーツに武者修行に出されると、今シーズンもリーグ2のレクサムへレンタル移籍に出されていた。 なお、アーセナルU-21からは今季リーグ1(イングランド3部)にレンタルされたFWタイリース・ジョン=ジュールスら12選手、アーセナルU-18からは4選手の退団が発表された。 今回発表された退団選手は以下の通り。 【アーセナル】 MFモハメド・エルネニー(31) DFセドリック・ソアレス(32) GKアーサー・オコンクウォ(22) 【アーセナルU-21】 GKオヴィ・エジェヘリ(21) GKテイラー・フォラ(20) GKヒューバート・グラチィク(21) GKジェームス・ヒルソン(23) DFヘンリー・ジェフコット(20) DFアレックス・カーク(20) DFジェームス・スウィート(20) MFマウロ・バンデイラ(20) MFカタリン・チルジャン(21) FWヘンリー・デイビーズ(19) FWタイリース・ジョン=ジュールス(23) FWキド・テイラー・ハート(21) 【アーセナルU-18】 GKノア・クーパー(18) DFルイス・ブラウン(18) FWオマリ・ベンジャミン(18) FWカマルニ・ライアン(18) 2024.06.04 00:35 Tue

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ユベントスだけでなくレアルやアーセナルまで…ユーロで躍動するイタリア代表DFカラフィオーリにビッグクラブが関心、価格は69億円以上か

ユーロ2024で注目を集めているボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)だが、レアル・マドリーやアーセナルなども関心を寄せるクラブだという。 ローマの下部組織育ちのカラフィオーリは、2020年9月にファーストチームに昇格。2022年1月にジェノアへレンタル移籍すると、2022年8月にはバーゼルへ完全移籍。2023年8月にボローニャに完全移籍で加入した。 ボローニャではセリエAで30試合に出場し2ゴール5アシストを記録。世代別のイタリア代表としてもプレーし、若くしてその才能を認められていた中、ユーロを直前にしてイタリア代表デビュー。そのユーロでは、グループステージ3試合全てに出場している。 連覇を目指すイタリアは苦戦したものの、グループステージ最終節のクロアチア代表戦では、敗戦目前の中でドリブルで持ち上がり、マッティア・ザッカーニの同点ゴールをアシストして話題となった。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、今大会のパフォーマンスは非常に注目を集め、ヨーロッパのビッグクラブも関心を寄せているという。 1つはボローニャを昨季まで指揮し、カラフィオーリのことをよく知るチアゴ・モッタ監督が就任したユベントス。当然チームに連れて行き、守備陣を安定させたいと考える。 また、マドリーも関心を寄せているとのこと。近年は各国の若手選手を早期に獲得する動きを続けており、2023-24シーズンも完成されつつあったイングランド代表MFジュード・ベリンガムをドルトムントから獲得すると、一気にチームの中心選手となった。 プレミアリーグでもトッテナムが関心を寄せる他、若き才能を見つけ出すのが上手いアーセナルも注目しているとのこと。いずれにしても、その能力がユーロで知れ渡ったため、多くのクラブが関心を持つことになったという。 当然ボローニャも来シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)を戦うこともあり、カラフィオーリの残留を望んでいる。売却する気はないが、評価額としては4000万ユーロ(約69億円)とのこと。ただ、この価格は今後も上がる可能性はある。 ジョゼ・モウリーニョ監督のターゲットとなってしまったカラフィオーリは、ローマを追いやられたが、バーゼルでのプレーに目を光らせたボローニャは400万ユーロ(約6億9000万円)で獲得しており、一気に10倍もの価値に跳ね上がることに。ユーロでさらに評価を上げ、ビッグクラブへとステップアップを果たすだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】劇的なドラマ! イタリアを救ったカラフィオーリの持ち出しからザッカーニの右足!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="RoycwidfK8o";var video_start = 127;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.28 10:45 Fri
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ストライカー補強検討中のアーセナル、エンケティア売却も視野か…安売りはせず移籍金約101億円に設定

アーセナルはイングランド代表FWエディ・エンケティア(25)の移籍金を設定したようだ。イギリス『talkSPORT』が報じた。 プレミアリーグ2位フィニッシュの今シーズンは、ドイツ代表FWカイ・ハヴァーツの最前線起用に落ち着いたアーセナル。ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスも前にするエンケティアは途中出場をメインとし、公式戦37試合6ゴール3アシストの成績に終わった。 今夏の移籍市場で新たなストライカーを狙うアーセナルは、RBライプツィヒのスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ(21)こそ確保に至らなかったものの、依然として補強を検討中。実現するのであればエンケティアの売却もあり得るという。 しかし、生え抜きストライカーをそう易々と放出するつもりはなし。ウェストハムや1年でプレミア復帰のサウサンプトンなどが興味を示すなか、アーセナルは5000万ポンド(約101億3000万円)の値札をつけたという。 また、週給が10万ポンド(約2000万円)を大幅に超えることから、獲得に二の足を踏むクラブが多数の見込み。本格開花が待たれる25歳は新天地行きとなるのだろうか。 2024.06.26 17:47 Wed
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「ユベントス行きはないと思う」ボローニャTDが注目株カラフィオーリらの今後に言及、ザークツィーは「99.9%の確率で出て行く」

ボローニャのテクニカル・ディレクター(TD)を務めるジョバンニ・サルトーリ氏が、オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)とイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)の去就について語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えた。 2023-24シーズンはセリエAを5位で終え、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を手にしたボローニャ。しかし、チームを躍進させたチアゴ・モッタ監督がユベントスへ向かった上、中心選手の動向に注目が集まっている。 2024-25シーズン移籍市場の幕開けイベントとなるグラン・ガラに出席したサルトーリ氏は、現在ユーロ参戦中のザークツィーについてコメント。ストライカーの移籍を覚悟し、後釜探しに着手していると明かした。 「彼には契約解除条項があるから、99.9%の確率で出て行くだろう。代わりの選手? 我々は何カ月もそのことについて考えてきた。簡単ではないだろうが、彼の代役を見つけられるよう努力するつもりだ。何人か名前が挙がっている」 また、すでにユーロ敗退となってしまったものの、今大会でさらに株を上げたカラフィオーリにも言及。かねてより噂されていたユベントス行きはなく、引き留められないとすればイタリア国外への移籍になるだろうと語った。 「我々は12カ月前に彼と契約したから、市場で何が起こるか様子を見ることになるだろうが、我々の心の中には彼を引き留めたいという意志がある」 「我々は彼を引き留めるため努力するが、重要なオファーが届いたらそれを検討しなければならないだろう。彼がユベントスに行くことはないと思うし、おそらく別(国外)の市場に行くことになるはずだ」 ボローニャでの2年目を終えたザークツィーは、2023-24シーズンのセリエAで34試合に出場し、11ゴール5アシストを記録。4000万ユーロ(約69億4000万円)の契約解除条項が存在するなか、ミランが獲得を進めていたが、代理人の要求する高額な手数料が障壁となり交渉が停滞。マンチェスター・ユナイテッドが接触を図り、アーセナルなども関心を寄せる。 カラフィオーリは2023年夏にバーゼルからボローニャへ移り、センターバックや左サイドバックとしてセリエAで30試合に出場。レアル・マドリーやトッテナム、アーセナルなど多数のイタリア国外クラブからの関心も浮上している。 2024.07.02 15:40 Tue
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今季28戦28発…ギラシーはやはりシュツットガルト退団へ? ドルトムントが獲得本腰か

ギニア代表FWセール・ギラシー(28)はシュツットガルト退団が濃厚か。 今季ブンデスリーガで28試合28得点の28歳ギラシー。昨秋の段階で今夏移籍が浮上していた、脂の乗った素晴らしいストライカーだ。 ドイツのジャーナリスト、フロリアン・プレッテンバーグ氏によると、ギラシーはこの度移籍希望をシュツットガルトに対して明確にし、今後ドルトムント、ミラン、アーセナルによる争奪戦が本格化していくとのこと。一方でチェルシーへの移籍はないという。 時を同じくしてファブリツィオ・ロマーノ氏も自身のXに、「ドルトムントがギラシー獲得へ本腰。1750万ユーロ(約29.9億円)の契約解除条項発動へ進むが、最終段階の重要なステップを超えねばならない」と投稿した。 来季チャンピオンズリーグ(CL)参戦のシュツットガルトだが、日本代表DF伊藤洋輝(25)のバイエルン移籍に続き、主将のドイツ代表DFヴァルデマール・アントン(27)もレバークーゼン行きを含めた売却噂が絶えず。 アントンとギラシーも退団なら、センターラインの再構築を余儀なくされる。 2024.06.24 20:15 Mon
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アーセナルがエストニア代表GKハインと契約延長、16歳でチームに加入「旅を続けることができて嬉しい」

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