【ラ・リーガ第22節プレビュー】上位陣は曲者と対戦! コパ敗退バルサはビジャレアル戦
2024.01.26 19:00 Fri
上位陣は曲者と対戦
先週末に行われた第21節ではいずれも劇的勝利を飾ったレアル・マドリー、バルセロナを含めて上位陣がほぼ順当に勝ち点3を積み上げた。また、降格圏に沈む18位のカディスがセルヒオ・ゴンサレス監督を解任し、ペジェグリーノ新監督を招へいしている。
今節は比較的上位陣が下位との対決が組まれているが、来週ミッドウィークに第20節延期分を控えるスーペル・コパ参戦組の戦いに注目したい。
2位のレアル・マドリーは週明けにヘタフェとのタフなマドリード自治州ダービーを控えるなか、リーグ2位の堅守を誇る8位のラス・パルマスとの難しいアウェイゲームに臨む。先日にアトレティコ・マドリーとのコパ・デル・レイのダービーに敗れて今季初のタイトル逸となったエル・ブランコだが、前節は最下位のアルメリア相手に見事なレモンターダを決めた。
蓄積疲労と相手の予想以上の奮闘によってホームでまさかの2点ビハインドを背負ったが、いずれも優位に働いた3度のオンフィールド・レビューの恩恵に加え、勝負師カルバハルが後半アディショナルタイムに決めた劇的ゴールによって3-2の逆転勝利。判定に恵まれた部分は間違いなくあったが、さすがの勝負強さでダービー敗戦をきっちり払しょくした。ただ、パフォーマンス自体はやや低下しており、直近2試合でビジャレアル、ラージョ相手にクリーンシート且つ複数得点で快勝しているラス・パルマス相手のアウェイゲームは一筋縄ではいかないはずだ。
3位のバルセロナは週明けにスーペル・コパで対峙したオサスナとの再戦が控えるなか、14位のビジャレアルとのホームゲームに臨む。リーグ前節はベティスとの名門対決に臨んだなか、絶好調のMFイスコにドブレーテを許して一時同点に追いつかれたが、FWフェラン・トーレスのトリプレーテを含む全4ゴールに絡む活躍によって後半終盤の連続ゴールで突き放し、会心の4-2の勝利を挙げた。だが、ミッドウィークのコパ準々決勝ではウィリアムズ兄弟が躍動したアスレティック・ビルバオを相手に、延長戦の末に2-4で敗戦。スーペル・コパに続く今季2つ目のタイトル逸となった。
4位のアトレティコは週明けにラージョとの自治州ダービーを控えるなか、7位のバレンシアと対戦する。リーグ前節は下位のグラナダに思わぬ苦戦を強いられたが、FWモラタが決めたゴールを最後まで守り切ってウノセロ勝利。さらに、ミッドウィークのコパではセビージャ相手にFWグリーズマンのPK失敗が響いたものの、早いタイミングでの2トップ入れ替えという見事なシメオネ采配によってFWデパイが決めたゴールによってこちらもウノセロ勝利。良い流れに乗ってリーグ4連勝中のバレンシアをホームで迎え撃つ。ここに来て全体の駒が揃いつつあり、攻撃のカードを含めてアルゼンチン人指揮官の用兵がこの試合でも重要となるはずだ。
暫定ながらレアル・マドリーを1ポイント差で上回って首位に立つジローナは、16位のセルタを相手に首位キープを狙う。リーグ前節のセビージャ戦ではFWドヴビクのトリプレーテを含め5ゴールを挙げて不調の相手に5-1の圧勝を収めた。ただ、ミッドウィークのコパではマジョルカ相手に、前半だけで3失点を喫する難しい戦いを強いられると、相手の退場もあって後半に2ゴールを奪ったものの、2-3の敗戦。ベスト4進出のチャンスを逃した。公式戦18試合ぶりの今季2敗目の影響が懸念されるなか、同じくコパ敗退のセルタとのアウェイゲームでは先発復帰のドヴビクらの活躍に期待したいところだ。
MF久保建英が引き続き不在となる6位のソシエダは、ここ最近失速傾向にある13位のラージョ相手に連勝を狙う。前節、セルタ相手にMFブライス・メンデスの恩返しゴールを最後まで守り切ってウノセロ勝利を収めたラ・レアル。これでリーグ5戦ぶりの白星を手にしたイマノルのチームは、そのセルタと再戦したコパでも新戦力ベッカーの初ゴールなどで2-1と勝利。公式戦連勝でコパ4強入りを決めた。チーム状態は復調傾向にある一方、左サイドバックでは長期離脱のDFムニョスに続き、DFティアニーが再離脱となっており、今回のラージョ戦ではアトレティコから緊急補強のDFハビ・ガランがいきなりの新天地デビューが見込まれており、その新戦力のパフォーマンスに注目したい。
その他ではペジェグリーノ新体制の初陣となるカディスと、バルセロナ撃破で勢いに乗る5位のアスレティックの対戦。直近のジローナ、レアル・マドリー相手の善戦で初勝利に近づくアルメリアの試合にも注目したい。
《ラ・リーガ第22節》
▽1/26(金)
《29:00》
アルメリア vs アラベス
▽1/27(土)
《22:00》
レアル・ソシエダ vs ラージョ
《24:15》
ラス・パルマス vs レアル・マドリー
《26:30》
バルセロナ vs ビジャレアル
《29:00》
マジョルカ vs ベティス
▽1/28(日)
《22:00》
セルタ vs ジローナ
《24:15》
カディス vs アスレティック・ビルバオ
《26:30》
セビージャ vs オサスナ
《29:00》
アトレティコ・マドリー vs バレンシア
▽1/29(月)
《29:00》
ヘタフェ vs グラナダ
今節は比較的上位陣が下位との対決が組まれているが、来週ミッドウィークに第20節延期分を控えるスーペル・コパ参戦組の戦いに注目したい。
2位のレアル・マドリーは週明けにヘタフェとのタフなマドリード自治州ダービーを控えるなか、リーグ2位の堅守を誇る8位のラス・パルマスとの難しいアウェイゲームに臨む。先日にアトレティコ・マドリーとのコパ・デル・レイのダービーに敗れて今季初のタイトル逸となったエル・ブランコだが、前節は最下位のアルメリア相手に見事なレモンターダを決めた。
3位のバルセロナは週明けにスーペル・コパで対峙したオサスナとの再戦が控えるなか、14位のビジャレアルとのホームゲームに臨む。リーグ前節はベティスとの名門対決に臨んだなか、絶好調のMFイスコにドブレーテを許して一時同点に追いつかれたが、FWフェラン・トーレスのトリプレーテを含む全4ゴールに絡む活躍によって後半終盤の連続ゴールで突き放し、会心の4-2の勝利を挙げた。だが、ミッドウィークのコパ準々決勝ではウィリアムズ兄弟が躍動したアスレティック・ビルバオを相手に、延長戦の末に2-4で敗戦。スーペル・コパに続く今季2つ目のタイトル逸となった。
同試合では心身ともに消耗を強いられた上、DFバルデがハムストリングの負傷、DFクリステンセンも軽傷を負った可能性があり、DFカンセロは復帰したものの、ディフェンスラインはより手薄な状況に。そういったなかで臨む難敵ビジャレアルとの一戦ではアスレティック戦で悔しい2度の決定機逸はあったものの、ベティス戦を含め2試合連続で印象的な活躍を見せたFWラミン・ヤマルの奮起に期待したいところだ。
4位のアトレティコは週明けにラージョとの自治州ダービーを控えるなか、7位のバレンシアと対戦する。リーグ前節は下位のグラナダに思わぬ苦戦を強いられたが、FWモラタが決めたゴールを最後まで守り切ってウノセロ勝利。さらに、ミッドウィークのコパではセビージャ相手にFWグリーズマンのPK失敗が響いたものの、早いタイミングでの2トップ入れ替えという見事なシメオネ采配によってFWデパイが決めたゴールによってこちらもウノセロ勝利。良い流れに乗ってリーグ4連勝中のバレンシアをホームで迎え撃つ。ここに来て全体の駒が揃いつつあり、攻撃のカードを含めてアルゼンチン人指揮官の用兵がこの試合でも重要となるはずだ。
暫定ながらレアル・マドリーを1ポイント差で上回って首位に立つジローナは、16位のセルタを相手に首位キープを狙う。リーグ前節のセビージャ戦ではFWドヴビクのトリプレーテを含め5ゴールを挙げて不調の相手に5-1の圧勝を収めた。ただ、ミッドウィークのコパではマジョルカ相手に、前半だけで3失点を喫する難しい戦いを強いられると、相手の退場もあって後半に2ゴールを奪ったものの、2-3の敗戦。ベスト4進出のチャンスを逃した。公式戦18試合ぶりの今季2敗目の影響が懸念されるなか、同じくコパ敗退のセルタとのアウェイゲームでは先発復帰のドヴビクらの活躍に期待したいところだ。
MF久保建英が引き続き不在となる6位のソシエダは、ここ最近失速傾向にある13位のラージョ相手に連勝を狙う。前節、セルタ相手にMFブライス・メンデスの恩返しゴールを最後まで守り切ってウノセロ勝利を収めたラ・レアル。これでリーグ5戦ぶりの白星を手にしたイマノルのチームは、そのセルタと再戦したコパでも新戦力ベッカーの初ゴールなどで2-1と勝利。公式戦連勝でコパ4強入りを決めた。チーム状態は復調傾向にある一方、左サイドバックでは長期離脱のDFムニョスに続き、DFティアニーが再離脱となっており、今回のラージョ戦ではアトレティコから緊急補強のDFハビ・ガランがいきなりの新天地デビューが見込まれており、その新戦力のパフォーマンスに注目したい。
その他ではペジェグリーノ新体制の初陣となるカディスと、バルセロナ撃破で勢いに乗る5位のアスレティックの対戦。直近のジローナ、レアル・マドリー相手の善戦で初勝利に近づくアルメリアの試合にも注目したい。
《ラ・リーガ第22節》
▽1/26(金)
《29:00》
アルメリア vs アラベス
▽1/27(土)
《22:00》
レアル・ソシエダ vs ラージョ
《24:15》
ラス・パルマス vs レアル・マドリー
《26:30》
バルセロナ vs ビジャレアル
《29:00》
マジョルカ vs ベティス
▽1/28(日)
《22:00》
セルタ vs ジローナ
《24:15》
カディス vs アスレティック・ビルバオ
《26:30》
セビージャ vs オサスナ
《29:00》
アトレティコ・マドリー vs バレンシア
▽1/29(月)
《29:00》
ヘタフェ vs グラナダ
バルセロナの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
バルセロナの人気記事ランキング
1
「存在がバレた」スペイン王者・バルセロナを震撼させた日本代表FWの“超美麗”ターンショット「バルサ相手にあの冷静さ」
【ヴィッセル神戸20周年チャリティーマッチ】ヴィッセル神戸 1-3 バルセロナ(7月27日/ノエビアスタジアム神戸) <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">[速報]ヴィッセル神戸が同点に追いつく!!<br><br>/<br>キーパーが弾いたボールを<br>広瀬陸斗が拾い宮代大聖がゴール!<br>\<br><br>30周年記念チャリティーマッチ<br><br>ヴィッセル神戸 vs FCバルセロナ<br>解説:槙野智章 乾貴士<br>ABEMAで無料生中継!</p>— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) <a href="https://twitter.com/ABEMA_soccer/status/1949429389789467070?ref_src=twsrc%5Etfw">July 27, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> スペイン王者に一矢報いる素晴らしいゴールが生まれた。ボックス内でボールを受けた日本代表FW宮代大聖が“超美麗”ターンから鮮やかなフィニッシュ。まるで時が止まったかのような華麗な一撃にファンたちが歓喜した。 見る者を虜にするプレーが炸裂したのは、ヴィッセル神戸が「ヴィッセル神戸30周年チャリティーマッチ」としてバルセロナと対戦した42分のことだ。1点を追いかける神戸は、積極的に前線からプレスをかけていた。 FW佐々木大樹が、センターサークル付近の高い位置で相手センターバックからボールを奪取すると、猛スピードでボックス内に侵入する。右足でシュートを放つが、これは飛び出してきたGKジョアン・ガルシアに防がれた。そのこぼれ球を左サイドのFW広瀬陸斗が拾うと、ゴールエリア手前の宮代にパス。宮代は背後に迫っていたMFぺドリを逆に取り、左足でボールをトラップすると、そのまま反転し、右足を振り抜いてゴールネット左下角に突き刺した。 世界的なヤングスターであるぺドリの動きを逆手に取った、華麗な反転シュートに対して、ファン・サポーターはSNS上で反応。「宮代は早く海外へ行くべき」「よしいいぞ、海外いけ」「早く海外に行った方がいいぞ」「気持ちいいシュートだった」「相変わらずシュートいな」「バルサ相手にあの冷静さ」「日本代表にグッと近づいた感」「ゴール前の落ち着きは健在」「スペイン国内に宮代の存在がバレた」と歓喜している。 この日、宮代は45分間プレー。3本のシュートを放ち、スペイン王者相手に存在感を見せつけた。「一人ひとりの技術が非常に高く、こういったレベル感で、日々やらなきゃいけないなと特に感じました」と、世界的名プレーヤーたちとの対戦をJリーグでも活かす意欲を顕わにした。また、この日中盤で対峙したぺドリやMFガビについては、「非常に嫌なポジションを取ってきたので、上手いなと感じました」と歯痒さをみせた。 今季、チームトップのゴール数を記録している宮代。スター選手揃いのバルセロナとプレーしたことで得た多くの学びを、リーグ戦でどのように活かすか期待が集まる。 2025.07.28 06:00 Mon2
モテモテのペドリ、男連れの女性ファンからこっそりメモを渡される「電話番号か?」「こんな可愛い子だったら仕方ない」
バルセロナのスペイン代表MFペドリがモテモテだ。 20歳にしてバルセロナとスペイン代表の主力を張るペドリ。今シーズンも欠かせぬ存在としてラ・リーガ首位のチームを牽引していたが、16日のマンチェスター・ユナイテッド戦で負傷。約1カ月の離脱を強いられている。 そのペドリは20日に行われたバルセロナ選手会の授賞式に参加。女子チームのアイタナ・ボンマティとともにクラブの選手賞を受賞したのだが、そこでの1本の動画が話題になっている。 ファンとの交流の時間が設けられ、ペドリも続々と記念撮影。男性を連れてきていた女性ファンもペドリとの2ショットを撮っていた。実はその時、女性は連れの男性からは見えない位置でペドリにこっそりと紙きれを渡しており、受け取ったペドリは即座にポケットへとしまっていたのだ。 偶然このシーンを捉えた映像がSNS上で拡散。「彼女は大胆だ」、「こんな可愛い子だったら受け取るのも仕方ない」、「その場では捨てられないだろう」、「メモに書かれているのは電話番号か?」と反響が集まっている。 ちなみに、ペドリとともにバルセロナの中心選手であるスペイン代表MFガビもサイン会で女性ファンから1枚のメモを受け取ったことがあり、その時も同様に注目を集めていた。 <span class="paragraph-title">【動画】カメラは捉えた!ペドリが女の子からメモを受け取る決定的瞬間</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">How cheeky! <a href="https://twitter.com/Pedri?ref_src=twsrc%5Etfw">@Pedri</a> [<a href="https://twitter.com/NereaSa98?ref_src=twsrc%5Etfw">@NereaSa98</a>] <a href="https://t.co/yyoRKKxuWc">pic.twitter.com/yyoRKKxuWc</a></p>— barcacentre (@barcacentre) <a href="https://twitter.com/barcacentre/status/1627711774785953792?ref_src=twsrc%5Etfw">February 20, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】渡した女の子は男連れだった!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ar" dir="rtl">بيدري يلتقي بالمعجبين اليوم <a href="https://t.co/UhhMGJCpMh">pic.twitter.com/UhhMGJCpMh</a></p>— عالم بيدري (@Pedri_World8) <a href="https://twitter.com/Pedri_World8/status/1627694254670729216?ref_src=twsrc%5Etfw">February 20, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】過去にはガビも!</span> <span data-other-div="movie3"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Gavi, renovación y número de teléfono que se lleva <a href="https://t.co/eFRFol3rK4">pic.twitter.com/eFRFol3rK4</a></p>— Manu Heredia (@ManuHeredia21) <a href="https://twitter.com/ManuHeredia21/status/1570471448845733888?ref_src=twsrc%5Etfw">September 15, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.02.21 12:25 Tue3
「ありえない」バルセロナ、神戸とのチャリティーマッチ中止を発表 プロモーターが「意図的な詐欺」を公表しファン悲鳴「なんとか開催してほしい」
FCバルセロナは24日、27日に開催予定のヴィッセル神戸との試合を中止することを発表した。注目を集めた一戦がまさかの形で中止となると、ファンの間で落胆の声が広がっている。 神戸は7月27日、30周年記念チャリティーマッチ「FRIENDLY MATCH」の『ヴィッセル神戸 vs FC バルセロナ』が予定されていた。Jリーグを代表するクラブの記念試合に、世界的なビッグクラブの一戦が大きな注目を集めていた。 しかし、日本時間24日にバルセロナが公式サイトで開催中止を発表。「FC バルセロナは、プロモーターによる重大な契約違反のため、来週日曜日に日本で予定されている試合への参加を中止せざるを得なくなった」と、『プロモーターによる重大な契約違反』により日本行きをキャンセルしたことを明かした。一方で「クラブは、夏のツアーにおける韓国での試合日程について、プロモーターが一定の条件を満たした場合、FCソウル(7月31日)および大邱FC(8月4日)と予定している2試合、韓国でのサマーツアーについては調整を検討する予定だ。もし、条件が満たされた場合、クラブは近日中に韓国へ出発する」と発表。加えて「FCバルセロナは、今回の出来事と、日本のバルサファンの皆様への影響について遺憾に思う」とした。 神戸も、「現在、2025年7月27日(日)に予定されているFCバルセロナとの試合について、プロモーターによる契約上の問題が発生しているとの情報を受け、当クラブとしても状況の確認を行っております」と発表。あくまで、現状の確認を進めていることを明確にしつつ、「本試合を楽しみにされている多くのファンの皆さま、関係者の皆さまにはご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます」と、ファン・サポーターに対して謝罪の言葉を述べた。今後の情報はクラブ公式サイト等を通じて発表されるとのことだ。 今回のツアーは韓国のD-DRIVE社がプロモーターを務める。同社のソウル・ハム氏は「日本で予定されていたヴィッセル神戸対FCバルセロナの試合は、誠に遺憾ながら中止となりました。この試合はD-Driveが主催したものではなく、レアル・ソシエダのメインスポンサーである日本のヤスダグループが現地で提案・手配したものです」と発表。さらに「契約上、D-Driveは本日までに試合代金全額を受け取ることになっていましたが、資金は振り込まれませんでした。ヤスダグループは複数の偽造・無効文書を提出し、支払いが韓国に送金されたと虚偽の主張をしました。私たちはヤスダグループの従業員が、同社のCEOが故意に支払いを差し控えたことを確認する音声録音を保有しており、これは意図的な詐欺の明白な証拠です」と、状況の説明を行った。 これらの発表を受けてファンたちはSNS上で「4日前で中止とかありえない」「これは酷すぎるだろ」「楽しみにしてたのに」「ユニ買って、こどもが夏休み一番楽しみにしてたのに。なんて言おう・・・」「海外からこのために来てる人とかいるんかな?かわいそうすぎる」「わざわざ帰ってきて急いでチケット取ったのに」「これはヴィッセル側可哀想だな」「ファンのためにどうにか開催してくれ」と悲壮感が漂っている。さらに「ヤスダ流石にやばいだろ」「ヤスダ関係してたのか。。。ちょっとこれは酷すぎる」「何やってんだよ。」「ヤスダか。何してんだよ」とヤスダ・グループへ矛先も向けられた。 バルセロナは「参加を中止せざるを得なくなった」と発表したが、神戸は試合の中止については言及していない。今後発表される情報を注視したい。 2025.07.24 13:06 Thu4