デ・ブライネ圧巻1G1Aにボブが劇的なPL初ゴール! シティがニューカッスルとのゴラッソ打ち合い制す【プレミアリーグ】
2024.01.14 04:41 Sun
プレミアリーグ第21節、ニューカッスルvsマンチェスター・シティが13日にセント・ジェームズ・パークで行われ、アウェイのシティが2-3で勝利した。
注目の強豪対決は開始早々にアクシデントが発生。ボックス内での交錯プレーでGKエデルソンが左ヒザを負傷。一度はプレーに復帰したが、直後にニューカッスルのハイプレスに嵌められかけた場面でプレー続行を断念。8分に控えGKオルテガがスクランブル投入された。
それでも、守護神の負傷交代にも動揺を見せないアウェイチームは絶好調のフォーデン、ベルナルド・シウバを起点に内と外を織り交ぜた巧みなパスワークで相手のプレスをいなすと、押し込む展開に持ち込む。その流れからベルナルド・シウバのボレーシュートやドクのカットインからの右足シュートなどで良い形を作り出す。
圧巻の崩しで幸先よく先制したシティは、以降も畳みかける攻めで2点目に迫る。だが、ボックス付近でアルバレスからパスを受けたベルナルド・シウバの鋭い左足のシュートはGKドゥブラフカの見事な反応に遭い、惜しくもゴールの枠を叩いた。
ベテランGKのビッグプレーで辛くも1点差を維持したホームチームは、この直後に持ち味の縦に速い攻めから一気に試合を引っくり返す。
まずは35分、自陣でのボール奪取からギマランイスが背後に送り込んだボールにイサクが快足を飛ばして追いつくと、ボックス左から絶妙な右足のコントローシュートをゴール右隅に突き刺す。さらに、直後の37分には再び自陣でボールを回収したバーンからのスルーパスに抜け出したゴードンがイサクの同点ゴールと同じようなシチュエーションから右足のコントロールシュートを突き刺し、瞬く間の逆転ゴールとした。
この連続ゴールで一気にセント・ジェームズ・パークの空気が変わると、41分にはマイリーのスルーパスに抜け出したイサクに3点目のチャンスが訪れるが、ここはGKオルテガが絶妙な飛び出しでシュートコースを消して阻止した。
前半終盤の数分間を除いてゲームをコントロールしたなかでビハインドを背負う厳しい展開となったシティ。後半も同じメンバーで臨んだなか、立ち上がりから攻勢を仕掛けていく。52分にはボックス手前の好位置で得たFKをアルバレスが直接狙うが、壁を越えて右隅を捉えたシュートはGKドゥブラフカにはじき出された。
以降もニューカッスルに攻撃機会を与えることなく、厚みのある仕掛けでゴールに迫っていくシティ。ウォーカーの迫力あるボックス内への侵入からのスクランブル、ドクのお膳立てからのアルバレスのボックス内でのシュートと良い形を作るが、相手の粘りの守備を前にあと一押しが足りない。この状況を受け、グアルディオラ監督はベルナルド・シウバを下げて切り札のデ・ブライネを70分手前で投入した。
すると、百戦錬磨の司令塔の投入によって一段階崩しのグレードが上がったアウェイチームが同点に追いつく。74分、ハーフウェイライン付近でのリスタートからロドリのグラウンダーの縦パスを受けたデ・ブライネが左斜めにボールを運びながらボックス手前で右足を振ると、DFの股間を抜けたゴールへの絶妙な“パス”が左下隅の完璧なコースに決まった。
デ・ブライネの今季初ゴールで完全に流れを引き寄せたシティズンズは、ここから攻勢を強めていく。さらに、ドクに代えてボブを投入すると、この交代策が劇的ゴールをもたらす。
相手GKドゥブラフカの再三の好守を前にあと一押しが足りないなか、試合は3分が加えられた後半アディショナルタイムに突入。ホームチームが後ろ重心に傾いたこともあり2-2のドロー決着濃厚かに思われたが、91分にボックス手前左でボールを受けたデ・ブライネがボックス内への飛び出しを狙うボブへ絶妙な浮き球のラストパスを供給。これに反応したボブがDFトリッピアーと交錯しながらも絶妙なダブルタッチから右足のシュートを流し込み、値千金のプレミアリーグ初ゴールとした。
そして、このまま試合はタイムアップを迎え、ゴラッソの応酬となった強豪対決に競り勝ったシティがリーグ3連勝で2位に浮上。一方、善戦もホームで屈したニューカッスルは厳しいリーグ戦4連敗となった。
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9位のニューカッスルは年末年始にかけて公式戦4連敗と厳しい戦いが続いたが、直近のFAカップでは8年ぶりに実現したサンダーランドとのタイン・ウェア・ダービーに3-0で完勝。この新年初勝利を後半戦の巻き返しを狙うエディ・ハウのチームはダービーから先発1人を変更。負傷離脱したジョエリントンの代役にマイリーを起用した。一方、クラブ・ワールドカップ優勝後はリーグ連勝と本来の調子を取り戻した3位のシティ。前節は最下位のシェフィールド・ユナイテッド相手に2-0と危なげなく勝ち切った。さらに、直近のFAカップでは2部のハダースフィールド相手に、戦列復帰を果たしたデ・ブライネ、ドクが早速決定的な仕事を果たすなど5-0の完勝を収めた。新年最初のリーグ戦に向けグアルディオラ監督は、ハダースフィールド戦から先発6人を変更。温存したロドリ、体調不良から回復したベルナルド・シウバ、ドクらがスタメンに戻ってきた。それでも、守護神の負傷交代にも動揺を見せないアウェイチームは絶好調のフォーデン、ベルナルド・シウバを起点に内と外を織り交ぜた巧みなパスワークで相手のプレスをいなすと、押し込む展開に持ち込む。その流れからベルナルド・シウバのボレーシュートやドクのカットインからの右足シュートなどで良い形を作り出す。
すると、前半半ば過ぎの26分には左のハーフスペースで複数のDF相手にキープしたドクから逆サイドでボールを受けたウォーカーが狙いすましたグラウンダーのクロスを供給。これをゴール前に飛び出したベルナルド・シウバが見事な右足のバックヒールでゴール左下隅に流し込んだ。
圧巻の崩しで幸先よく先制したシティは、以降も畳みかける攻めで2点目に迫る。だが、ボックス付近でアルバレスからパスを受けたベルナルド・シウバの鋭い左足のシュートはGKドゥブラフカの見事な反応に遭い、惜しくもゴールの枠を叩いた。
ベテランGKのビッグプレーで辛くも1点差を維持したホームチームは、この直後に持ち味の縦に速い攻めから一気に試合を引っくり返す。
まずは35分、自陣でのボール奪取からギマランイスが背後に送り込んだボールにイサクが快足を飛ばして追いつくと、ボックス左から絶妙な右足のコントローシュートをゴール右隅に突き刺す。さらに、直後の37分には再び自陣でボールを回収したバーンからのスルーパスに抜け出したゴードンがイサクの同点ゴールと同じようなシチュエーションから右足のコントロールシュートを突き刺し、瞬く間の逆転ゴールとした。
この連続ゴールで一気にセント・ジェームズ・パークの空気が変わると、41分にはマイリーのスルーパスに抜け出したイサクに3点目のチャンスが訪れるが、ここはGKオルテガが絶妙な飛び出しでシュートコースを消して阻止した。
前半終盤の数分間を除いてゲームをコントロールしたなかでビハインドを背負う厳しい展開となったシティ。後半も同じメンバーで臨んだなか、立ち上がりから攻勢を仕掛けていく。52分にはボックス手前の好位置で得たFKをアルバレスが直接狙うが、壁を越えて右隅を捉えたシュートはGKドゥブラフカにはじき出された。
以降もニューカッスルに攻撃機会を与えることなく、厚みのある仕掛けでゴールに迫っていくシティ。ウォーカーの迫力あるボックス内への侵入からのスクランブル、ドクのお膳立てからのアルバレスのボックス内でのシュートと良い形を作るが、相手の粘りの守備を前にあと一押しが足りない。この状況を受け、グアルディオラ監督はベルナルド・シウバを下げて切り札のデ・ブライネを70分手前で投入した。
すると、百戦錬磨の司令塔の投入によって一段階崩しのグレードが上がったアウェイチームが同点に追いつく。74分、ハーフウェイライン付近でのリスタートからロドリのグラウンダーの縦パスを受けたデ・ブライネが左斜めにボールを運びながらボックス手前で右足を振ると、DFの股間を抜けたゴールへの絶妙な“パス”が左下隅の完璧なコースに決まった。
デ・ブライネの今季初ゴールで完全に流れを引き寄せたシティズンズは、ここから攻勢を強めていく。さらに、ドクに代えてボブを投入すると、この交代策が劇的ゴールをもたらす。
相手GKドゥブラフカの再三の好守を前にあと一押しが足りないなか、試合は3分が加えられた後半アディショナルタイムに突入。ホームチームが後ろ重心に傾いたこともあり2-2のドロー決着濃厚かに思われたが、91分にボックス手前左でボールを受けたデ・ブライネがボックス内への飛び出しを狙うボブへ絶妙な浮き球のラストパスを供給。これに反応したボブがDFトリッピアーと交錯しながらも絶妙なダブルタッチから右足のシュートを流し込み、値千金のプレミアリーグ初ゴールとした。
そして、このまま試合はタイムアップを迎え、ゴラッソの応酬となった強豪対決に競り勝ったシティがリーグ3連勝で2位に浮上。一方、善戦もホームで屈したニューカッスルは厳しいリーグ戦4連敗となった。
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