U-23パラグアイ代表
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パラグアイに完勝もマリ戦は油断禁物/六川亨の日本サッカー見聞録
ブラジルといえば、南米大陸のランドマークであることはいまさら説明する必要もないだろう。世界で唯一すべてのW杯に出場している“サッカー王国”である。そんな彼らを倒すため、アルゼンチンやウルグアイを筆頭に南米の国々は堅守からのカウンターに磨きをかけてきた。 そんな五輪を連覇している“王国”を予選敗退に追いやり、南米1位で予選を突破したパラグアイだけに、堅牢な守備と鋭いカウンターが武器だろうと勝手に想像していた。しかし24日にボルドーで対戦したパラグアイは、テストマッチでフランスに1-4と大敗したのが頷ける脆弱なチームだった。 シャドーのフリオ・エンシソやボランチのディエゴ・ゴメスこそスタメンに名を連ねたものの、ブラジル撃破の原動力となったペラルタやボバディージャはメンバー外。とはいえ、そうした事情はどの国も抱えているだけに言い訳にならない。 日本はGK小久保怜央ブライアンにCBは高井幸大と木村誠二ら守備陣はほぼ不動のベストメンバー。ボランチは藤田譲瑠チマ一人で、その前に山本理仁と三戸舜介という攻撃的な布陣。1トップに細谷真大、両サイドに斉藤光毅と平河悠というテクニシャンを配した。 立ち上がり15分はパラグアイもアグレッシブに攻めてきたため“ど突き合い”といった展開。それでも5分、日本は右CKから関根大輝がヘディングで決定機をつかむ。そしてパラグアイがリトリートして守備を固めた19分、左サイド深く侵入した大畑歩夢のマイナスのクロスを三戸がワントラップから狭いニアサイドを抜いて先制点を流し込んだ。 負けられない試合、しかも緊張する初戦での先制点が持つ意味は大きい。この1点で日本はアドバンテージを手にしたが、さらに大きなアドバンテージを手にする。24分、背番号10を背負うサイドアタッカーのウィルデル・ビエラが平河の足を踏みつけ、OFRの結果レッドカードとなる。残念ながら平河はプレーを続行したものの、32分に自らピッチに座り込み、交代を余儀なくされた。大事に至らないことを願うばかりだ。 前半は1点のリードで終えた日本だったが、後半に入りパラグアイに疲れが目立つようになると日本の技術が生きた。18分、斉藤が左サイドで足裏の引き技でマークをかわしてクロスを送ると三戸が先制点に続いてヘッドで2点目をゲット。24分には藤田譲瑠チマのタテパスから右サイドを崩し、佐藤恵允のクロスをつないで山本が3点目を流し込む。 そしてゴールショーを締めくくったのは後半28分に三戸に代わって交代出場した藤尾翔太だった。37分、交代出場の荒木遼太郎のFKをヘッドで右上に決めると、5分後には細谷のタテパスに抜け出てドリブル突破からGKとの1対1を冷静に制して5点目を流し込んだ。 五輪本大会で5ゴールは過去最多。それも南米予選を1位で突破した相手だけに、高く評価していいだろう。そして96年のアトランタ五輪以降、初戦で勝った大会はアトランタ五輪をのぞきすべてグループリーグを突破している。そのためにも、第2戦のマリ戦は重要な意味を持ってくる(アトランタ五輪は初戦でブラジルに1-0で勝ったが、第2戦のナイジェリアに0-2で敗れ、2勝1敗で3チームが並んだものの得失点差で日本は3位となり敗退)。 マリには3月のテストマッチで逆転負けを喫している。しかし28日は臆することなくリベンジの気持ちで挑戦してほしいところ。一度対戦しているだけに、相手の特長を把握しているのも日本のアドバンテージと見たい。 2024.07.25 23:00 Thu2
2度追いつかれるもパラグアイがイスラエルを退けて決勝T進出の可能性を残す【パリ五輪】
パリ・オリンピック(五輪)グループD第2節、U-23イスラエル代表vsU-23パラグアイ代表が27日に行われ、2-4でパラグアイが勝利した。 3日前のU-23マリ代表戦を1-1で引き分けたイスラエルは2選手を変更して臨んだ。 一方、U-23日本代表に0-5で完敗したパラグアイは4選手を変更して臨んだ。 立ち上がりから攻勢をかけたパラグアイは8分に決定機。右クロスに合わせたフェルナンデスのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKのセーブに阻まれた。 良い入りを見せていたパラグアイだったが、エンソ・ゴンサレスがヒザを負傷するアクシデントに見舞われ、カバジェロとの交代を強いられてしまう。 ここから一進一退の攻防に持ち込まれていた中、21分にはD・ゴメスのミドルでゴールに迫ったパラグアイだったが、ここもGKニルオンの好守に阻まれ先制とはならない。 それでも25分にゴールをこじ開ける。ロングフィードを収めたフェルナンデスがボックス手前左から右足を一閃。見事にコントロールされたシュートがゴール右上に決まった。 追う展開となったイスラエルは39分、グルークのミドルがポストに直撃し、1点ビハインドのまま前半を終えた。 迎えた後半、53分にイスラエルが同点に追いつく。CKの流れからGKフェルナンデスがファンブルしたルーズボールをガンデルマンが押し込んだ。 追いつかれた直後、パラグアイはエンシソが個人技でゴールに迫るも、ボックス左から放ったシュートは惜しくも右ポストに直撃してしまう。 その後はオープンな展開が続き、互いにゴールに迫った中、69分にパラグアイが勝ち越す。決めたのはエンシソ。ボックス手前左から左足を一閃すると、強烈なミドルがゴールに突き刺さった。 しかし77分、微妙な判定ながらVARの末にイスラエルにPKが与えらえる。このPKをグルークが決めてイスラエルが再び同点とした。 それでも終盤にかけて攻め込んだパラグアイが追加タイム3分に決勝点。CKの流れからバルブエナのヘディングシュートが決まった。 さらにフェルナンデスにこの試合2点目も生まれたパラグアイが4-2で勝利。初戦では日本に完敗したパラグアイだったが、初白星で決勝トーナメント進出の可能性を残している。 U-23イスラエル 2-4 U-23パラグアイ 【U-23イスラエル】 オムリ・ガンデルマン(後8) オスカル・グルーク(後35) 【U-23パラグアイ】 マルセロ・フェルナンデス(前25) フリオ・エンシソ(後24) ファビアン・バルブエナ(後48) マルセロ・フェルナンデス(後51) 2024.07.28 04:07 Sun3
三笘薫の同僚MFエンシソがU-23パラグアイ代表に緊急招集、コパ・アメリカにも出場した20歳…パリ五輪で日本と対戦
パラグアイサッカー協会(APF)は15日、パリ・オリンピックに臨むU-23パラグアイ代表に関して、選手の入れ替えを発表した。 APFによると、当初招集していたMFファブリツィオ・ペラルタの負傷を受けての追加招集となるとのこと。国際サッカー連盟(FIFA)と国際オリンピック委員会(IOC)の承認を得ての招集となる。 追加招集を受けたのは、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのMFフリオ・エンシソ(20)。すでにパラグアイ代表として17試合に出場し1ゴールを記録。コパ・アメリカ2024にも参加していた。 パラグアイの名門・リベルタードで育ち、2022年7月にブライトンに完全移籍で加入。プレミアリーグで通算32試合に出場し4ゴール4アシストを記録し、2023-24シーズンからは背番号「10」を背負っていた。 U-23パラグアイ代表はU-23日本代表とグループDで同居。日本にとっては手強い選手がチームに加わることとなった。 2024.07.17 10:17 Wed4