三谷和華奈 MITANI Wakana

ポジション MF
国籍 日本
生年月日 2001年10月02日(22歳)
利き足
身長 160cm
体重 57kg
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新進気鋭の浦和DF後藤若葉、次節S広島R戦で大学同期と対戦へ「活躍は刺激、でも絶対に負けられない」

三菱重工浦和レッズレディースのDF後藤若葉は、活躍する同級生との対戦を心待ちにしているようだ。 2023-24WEリーグも佳境を迎え、首位に立つのは浦和。1試合消化数の多い中で、2位INAC神戸レオネッサに勝ち点「7」差を付け、順位表の最上位に位置している。 クラブは残る5試合を『FINAL5 勝利を積み重ねてその先へ』と銘打ち、選手を後押し。24日のトレーニング後には監督や選手が取材に応じ、連覇へ向けての意気込みなどを語った。 今冬に早稲田大学から正式加入の後藤は、18日の第15節大宮アルディージャVENTUS戦で加入後初先発を飾り、「すごく緊張もあった」とのことだが、フル出場で無失点勝利に貢献。中2日でのマイナビ仙台レディースでもフル出場を果たし、こちらもクリーンシートで終えた。 試合を重ね、より「自分らしくプレーできた」と話すマイ仙台戦を振り返っては「クリアボールや相手のバックパスに対して、いかにラインをコンパクトにあげられるか、その上げ下げをこまめにできるかがすごく大事だと思っていて、そういう部分は試合を重ねて、チームメイトと少しずつ合わせていけたと思います。フル出場している2試合を無失点で終えられているのは、自信にも繋がります」と手応えを口にする。 そのマイ仙台戦では早稲田大学の1学年先輩、「代表でも一緒で、すごく仲良くさせてもらっていた」という廣澤真穂とマッチアップ。「早稲田の練習の時からもバチバチにやり合ってので、久しぶりな感じがした」と対戦を振り返っては顔を綻ばせた。 さらに、次節対戦相手のサンフレッチェ広島レジーナには、同期の笠原綺乃が在籍。「活躍する姿は刺激になっている」とのことで、「(対戦)相手として戦うのが初めてなので楽しみ」と対戦を心待ちにしていると語る。 また、笠原以外にも、藤生菜摘(←東洋大学)や古賀花野(←帝京平成大学)は、大学時代に対戦相手として、また、選抜としてともにプレーした仲でもある。 「同期として、活躍している姿は自分自身にも刺激になっていますし、笠原選手だけではなく、藤生選手や古賀選手もこれまでずっと大学リーグで戦ってきて、大学選抜では一緒にプレーしているので、本当にすごいみんなの活躍が刺激にもなっていますけど、でも、対戦では絶対に負けられないと思っています」 さらに先を見据えれば、第19節で対戦するちふれASエルフェン埼玉には、インカレ決勝で敗れた山梨学院大学出身の栃谷美羽が、第21節対戦のI神戸には早稲田同期で副将だった三谷和華奈が在籍。最終節は育成時代を過ごした日テレ・東京ヴェルディベレーザと、後藤にとって縁のある対戦が続く。 チームの優勝へ向けてはもちろんのこと、若きDF個人にとっても楽しみな、だが負けられない戦いが続きそうだ。 2024.04.25 22:00 Thu

「プライドもあった」早稲田大学MF三谷和華奈、鮮烈弾で勝ち越しも…インカレ準優勝後の心境語る「純粋に悔しい、ただ…」

早稲田大学の4年生副主将MF三谷和華奈が、試合を終えての心境を明かした。 6日、第32回全日本大学女子サッカー選手権大会(インカレ)決勝の山梨学院大学vs早稲田大学が味の素フィールド西が丘で行われ、早稲田は延長戦の末に敗れた。 千葉梨々花のゴールで7分に先制し、19分に追い付かれたものの、39分には三谷の一振りで再びリードを奪った早稲田。ただ、時計の針が進むにつれて守勢の時間が長くなると、85分に嶋田華の直接FK弾を浴びて再び同点に。延長戦に入っての95分に逆転ゴールを許し、2-3で試合終了。関東大学女子サッカーリーグ戦に続いて山梨学院の後塵を拝することとなった。 2年前のインカレ優勝を知る三谷は試合後の取材に応じ、悔しさを覚えると同時に「やりきった気持ちもある」と、チームの成長を感じるとの声も残した。 「(試合を終えて)純粋に悔しいというのが、率直な気持ちです。ただチームとして、リーグ戦からここまで来るのに、1歩ずつですけれど、大きく成長していったのは間違いありません。なので、そこに関してはやりきったなと気持ちもあります」 準決勝の帝京平成大学戦では複数人で囲まれるなど策を講じられ、サイドアタッカーは持ち味を生かし切れず。だが、決勝では果敢な姿勢を取り戻し、相手の対策を越えて見事なゴールも奪った。 「帝平成大学戦では私らしいプレーがなかなかできず、監督やコーチにも『もっといけるだろう』と声をかけられました。『このまま卒業できないな』というプライドもあったので、その気持ちが点に繋がったのかなと思います」 「戦術はもちろん頭に入れてますけど、考えすぎるとドリブルに迷いが出始めるので、シンプルでやることを考え、今日は(スピードを)止めずに行こうと。(良くない時は)ボールが回ってきた時、スピードに乗ってるのに、足元に止めて減速してしまうことがあったので、そのままの勢いで運んだ方が相手も嫌だろうし、そのままクロスも上げられるので、そこは意識しました」 すでにINAC神戸レオネッサへの加入が発表されている三谷はもちろんのこと、早稲田の各選手は取材の応対にも慣れている様子。在学生による「早稲田スポーツ新聞会(早スポ)」が精力的に声を聴き、発信していることで、プレーのみならず、思考の言語化や話力向上に大きな役割を果たしているとのことだ。 後藤史監督いわく"ア女の一員"という早スポの担当者へ向けては、三谷から「こういう取材経験は、誰でもできるわけではないですし、私もこれからプロリーグに入っていく中で、すごく貴重な経験させてもらいました。1年生の時から悪い時でもいい時でも何度も取材してくださり、ありがとうございました」との言葉も預かっている。 今後はWEリーグへと活躍の場を移す三谷。プロの世界でも臆することなく、果敢に勝負へ挑むことを期待したい。 <span class="paragraph-title">【動画】早稲田MF三谷和華奈が角度のない位置から強烈な一撃を沈める!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-A2hdczD_7c";var video_start = 223;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.01.07 17:45 Sun

逆転勝ちで皇后杯初戦突破!早稲田の後藤史監督と三谷和華奈「できることを尽くした結果」「個人としては悔しさもある」

初戦を突破した早稲田大学の後藤史監督と、ゲームキャプテンを務めたMF三谷和華奈が試合を振り返った。 18日、栃木県グリーンスタジアムでは第45回皇后杯1回戦の2試合が行われ、第2試合では関東地区第6代表の早稲田大学と、中国地区第2代表の吉備国際大学Charme岡山高梁が対戦。延長戦の末に、2-1で早稲田大が勝利を収めた。 [3-4-3]でスタートした早稲田大は序盤からボールを握りながらも、18分にワンチャンスを生かされ、吉国大Cに先制を許した。 ただ、「失点の仕方はあまりいい形ではなかったのですが、取られた時間が非常に早かったので、大丈夫かなとは思っていました(後藤監督)」、「私自身もチームとしてもガクっと下がることはなかったですし、盛り返す力はリーグ戦を通して身に付けてきました(三谷)」との言葉通り、失点後も焦れずに相手陣内でのプレーを続けると、44分に笠原綺乃がボックス手前左からの右足ミドルを突き刺し、試合を振り出しに戻す。 GK石田心菜の負傷交代というアクシデントにも見舞われたが、後半もミドル攻勢や4バックへのシステム変更を駆使して主導権を掌握。ただ、ゴールは奪えず試合は延長戦に。延長戦でも三谷和華奈ら個々の強みを生かしたサイド攻撃を軸にボックス内への侵入回数を増やすと、突破を契機に得た右CKから109分に築地育が渾身のヘディングを叩き込み、勝負あり。苦しみながらも1回戦突破を決めた。 試合を振り返った指揮官は、「中はしっかり閉められている状態だったので、どうしてもサイド展開にはなるような予想はしていました。加えて、私たちにはワイドに突破もできる選手たちがいるので、比重が多くなるかなという感じです。選手たちは相当きつかったと思いますが、(勝利は)最後まで自分のできることをやり尽くしてくれた結果かなと思います」と、中央のエリアをうかがいつつも、自分たちの強みで勝負したと残した。 印象に残ったのは試合中の佇まいだ。多くの監督は常時テクニカルエリアに出て指示を伝えることが多いが、後藤監督が声を張り上げる場面は皆無。代わりにピッチ内では選手同士の声掛けが頻繁に行われ、さらには控えメンバーからの声も絶え間なく聞こえたことに感銘を受けた。 「やることを変える場合や何か相手に狙われていて、そこを修正したい場合には声はかけますが、基本的には自分たちのやるべきことは頭の中に入っているところが大きいです」 試合前のスカウティングに関しても選手たちが行い、それを踏まえて監督とのすり合わせをする。この試合に限ったことではなく、選手の自主性を重んじ、促すのは「早稲田のというか、ア女の文化」とのことだ。 決勝点につながるCKはサイドからの仕掛けで獲得したもの。早稲田大のストロングの1つであるサイド攻撃を牽引した三谷は、右ウイングバックでスタートし、後半途中から左サイドハーフに。序盤は積極的にシュートを放ち、左に回ってからも果敢な突破でチームに活力を与えた。 「前半の入りはチームも緊張している中で、しっかり流れを作りたいという意味もあってかなり前向きにいけましたが、後半は相手も慣れてきて対応される中で、ロストするシーンがちょっと多かったです。なので、チームとしては勝ったんですけど、個人的な評価としては悔しさもあります。でも同期の子と後輩の子に本当に助けられたので、感謝したいなと思います」 2回戦の相手は昨年のなでしこリーグ1部優勝チームのスフィーダ世田谷。25日に鳥取県のAxisバードスタジアムで顔を合わせる。 指揮官とゲームキャプテンはそれぞれ、「次も確実にタフな相手なので、まずはこの120分のケアをし、どう戦うか整理して、自分たちの力をしっかりとぶつけられるようしっかり準備したいと思います(後藤監督)」、「今日も決して圧倒できた試合ではなく、課題もたくさんありました。この1勝があったからこそ、いい課題感が自分自身もチームとしてもあると思うので、しっかり一週間準備して、また早稲田らしいサッカーを見せたいなと思います(三谷)」と、次戦への意気込みを語ってくれた。 2023.11.20 21:50 Mon
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