アレックス・コジャード Alex Collado

ポジション MF
国籍 スペイン
生年月日 1999年04月22日(25歳)
利き足
身長 177cm
体重
ニュース クラブ
ニュース一覧

今夏の移籍市場を席巻したサウジアラビアの移籍期間終了、移籍金総額1510億円…その87%は政府が保有する4クラブが投資

今夏の移籍市場で大暴れをして見せたのはサウジアラビアのクラブたち。豊富な資金力を見せつけ、ヨーロッパから数々の選手を獲得した。 突如現れた脅威とも言えるサウジアラビア。これまでも数人の選手が移籍していたが、ここまで実績と知名度を誇り、キャリアの最盛期にいる選手が移籍を果たしたのは初めてのことだ。 Jリーグからも名古屋グランパスのFWマテウス・カストロがアル・タアーウンへと移籍。横浜F・マリノスのFWアンデルソン・ロペスも狙われていると報道があったほど。そのターゲットは世界各国に向いている。 そんなサウジアラビアの移籍市場も7日をもって終了。ヨーロッパのクラブ、特にプレミアリーグのクラブにとっては脅威であった市場が閉じた中、話題をさらった移籍市場の動きをまとめてみた。 <span class="paragraph-subtitle">◆移籍金の総額は約1510億8000万円</span> 衝撃的な移籍を繰り返していたサウジ・プロ・リーグのクラブたち。『Transfermarkt』のデータによれば、今夏の移籍市場で費やした移籍金の総額は、9億5438万ユーロ(約1510億8000万円)にものぼるという。 2カ月ちょっとの移籍期間でこれほどまでの投資ができる資金力は、世界のどの国を見ても考えられないこと。一時期話題になっていたカタールも、ここまで投資できず、一昔前に“爆買い”が話題になった中国スーパーリーグでも、この規模は不可能だった。 衝撃の投資額だが、その87%はある4クラブが占めているという。それは、アル・ヒラル、アル・ナスル、アル・アハリ、アル・イテハド。サウジアラビアの政府系ファンド「PIF」の傘下に入った4クラブであり、プレミアリーグのニューカッスルも傘下に入っている。 国家を挙げての強化体制を敷き、基本的なビッグネームの移籍はこの4クラブが中心。一部アル・イテファク、アル・シャバブといったクラブも選手を獲得したが、目立っているのは4クラブということだ。 今夏の移籍市場が開く前に行われた4クラブのグループ化は、世界のサッカーに大きな影響を与えることに。中でも、アル・ヒラルが群を抜いて投資しており、投資額は3億5310万ユーロ(約558億6000万円)となっている。当然のことだが、この金額は世界中のどのクラブよりも多い事になる。 ちなみに、2位はアル・アハリで1億9750万ユーロ(約312億1000万円)、3位はアル・ナスルで1億6510万ユーロ(約261億円)、4位はアル・イテハドで1億1939万ユーロ(約188億8000万円)となっている。 <span class="paragraph-subtitle">◆欧州から大量の戦力が流出</span> 移籍金を最も投じたアル・ヒラルが獲得した選手は、FWネイマール(パリ・サンジェルマン)、FWマウコム(ゼニト)、MFルベン・ネヴェス(ウォルバーハンプトン)、FWアレクサンダル・ミトロビッチ(フルアム)、MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(ラツィオ)、DFカリドゥ・クリバリ(チェルシー)、GKボノ(セビージャ)となっている。どの選手も代表チームでプレーしており、ヨーロッパでも実績のある選手だ。 ちなみに、2位のアル・アハリはスペインの新星とも言われたMFガブリ・ベイガ(セルタ)を獲得し驚かせた他、MFリヤド・マフレズ(マンチェスター・シティ)、DFロジェール・イバニェス(ローマ)、FWアラン・サン=マクシマン(ニューカッスル)、DFめリフ・デミラル(アタランタ)、GKエドゥアール・メンディ(チェルシー)、MFフランク・ケシエ(バルセロナ)を獲得した。なお移籍金はかかっていないが、FWロベルト・フィルミノもリバプールから獲得している。 その他にも、FWカリム・ベンゼマ(レアル・マドリー→アル・イテハド)、FW左ディオ・マネ(バイエルン→アル・ナスル)、MFジョーダン・ヘンダーソン(リバプール→アル・イテファク)、MFファビーニョ(リバプール→アル・イテハド)、DFアイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ→アル・ナスル)など挙げればキリがない。 欧州のビッグクラブから30歳前後の選手が大量に流出した今夏の移籍市場。各クラブも資金力では対抗できず、非常に苦しい夏を過ごすこととなった。 <span class="paragraph-subtitle">◆移籍期間の差が大きな懸念点にも</span> 選手たちを引き抜かれるクラブたちだが、その分高額な移籍金を手にすることができるため、戦力ダウンというだけではないのも事実。余剰戦力や、世代交代での選手の入れ替え、選手獲得のための資金調達など、様々な思惑も影響した結果、大量の移籍が実現したとも言える。 例えば、ネイマールはパリ・サンジェルマン(PSG)にとっては完全な不良債権となってしまっていた。ファンからも退団を求められ、ピッチ上のパフォーマンス以外には大きな不満を持たれていた中、売りに出せる状況であれば手放したいと考えたのがPSG。その結果、9000万ユーロ(約142億2000万円)という大金と引き換えに移籍することとなった。 思惑が一致するという点では一定の成果があるが、問題は移籍期間の差。ヨーロッパの主要リーグは9月1日で市場が閉まったが、サウジアラビアは7日まで開いていた。この1週間にわたる差が、大きな悩みとなる。 ヨーロッパの主要リーグのクラブとすれば、補強ができなくなったタイミングで主力選手が退団する可能性があるということ。実際には、リバプールがエースであるエジプト代表FWモハメド・サラーを狙われ、総額2億ポンド(約368億5000万円)もの金額を提示されたが拒否した。このタイミングで抜かれては、チームは冬まで補強ができないため、大きな痛手となってしまう。 一方で、移籍市場が閉鎖した後に余剰戦力を売却できるというメリットも少なからずある。チームとして現金化したい選手を手放すためにはうってつけ。他のリーグよりも高額な移籍金を手にするチャンスがあるということだ。メリットもデメリットもあるが、今後はこの期間の差も大きな争点となる可能性がある。 <span class="paragraph-subtitle">◆冬の移籍市場はどうなる?</span> ひとまず、突如発生した夏の脅威は去ることとなった。ただ、4カ月後にはまた同じ状況が来ないとは言い切れない。特に2024年夏に契約が切れる選手に関しては、1月になれば自由に交渉が可能。夏にフリーで手放す可能性が発生し、高額な報酬でオファーを受ければ、太刀打ちできない可能性が高い。 クラブとしては1月までにチームに留めたい選手との契約延長に動く必要があり、その動きはこれから活発になる可能性がある。セルティックの日本代表MF旗手怜央もターゲットに上がっていただけに、ヨーロッパで活躍すれば日本人もターゲットになり得るということだ。 選手側も今夏の移籍には懐疑的であったとしても、この半年の様子を窺って考えを変える可能性が出ないとは言い切れない。よく知る選手からの勧誘があれば、移籍を希望する可能性もある。多くのクラブは、再び警戒心を高めていく必要がありそうだ。 そしてこれはJリーグにとっても関係ない話ではない。マテウスが移籍したように、市場としてJリーグも見られているということ。助っ人が引き抜かれる可能性は十二分にある。サラリーで対抗しようと思っても、まずそこで立ち向かえるクラブは存在しないはずだ。 加えて、サウジ・プロ・リーグのクラブはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場する。今シーズンはアル・フェイハ、アル・イテハド、アル・ヒラル、アル・ナスルが出場するが、超大型補強をしたクラブのうち3チームが出場しており、今後はより多くの選手が来る可能性も。外国人枠の撤廃など、ACLのレギュレーションも変化するだけに、ヨーロッパのスター選手とアジアの舞台で対戦する可能性も高まりそうだ。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 <span class="paragraph-title">【移籍選手リスト】サウジ・プロ・リーグに移籍した選手リスト(一部抜粋)</span> <span data-other-div="movie"></span> ※チームは移籍金支払額が多い順 ■アル・ヒラル:3億5310万ユーロ(約558億6000万円) <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/saudi20230908_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> FWネイマール(パリ・サンジェルマン) FWマウコム(ゼニト) MFルベン・ネヴェス(ウォルバーハンプトン) FWアレクサンダル・ミトロビッチ(フルアム) MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(ラツィオ) DFカリドゥ・クリバリ(チェルシー) GKボノ(セビージャ) ■アル・アハリ:1億9750万ユーロ(約312億1000万円) <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/saudi20230908_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> MFガブリ・ベイガ(セルタ) MFリヤド・マフレズ(マンチェスター・シティ) DFロジェール・イバニェス(ローマ) FWアラン・サン=マクシマン(ニューカッスル) DFメリフ・デミラル(アタランタ) GKエドゥアール・メンディ(チェルシー) MFフランク・ケシエ(バルセロナ) FWロベルト・フィルミノ(リバプール)★フリー ■アル・ナスル:1億6510万ユーロ(約261億円) <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/saudi20230908_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> FWオタビオ(ポルト) FWサディオ・マネ(バイエルン) DFアイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ) MFセコ・フォファナ(RCランス) MFマルセロ・ブロゾビッチ(インテル) DFアレックス・テレス(マンチェスター・ユナイテッド) ■アル・イテハド:1億1939万ユーロ(約188億8000万円) <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/saudi20230908_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> MFファビーニョ(リバプール) FWジョタ(セルティック) DFルイス・フェリペ(レアル・ベティス) MFエンゴロ・カンテ(チェルシー)★フリー FWカリム・ベンゼマ(レアル・マドリー)★フリー ■アル・イテファク:3630万ユーロ(約57億5000万円) <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/saudi20230908_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> MFジョーダン・ヘンダーソン(リバプール) FWデマライ・グレイ(エバートン) MFジョルジニオ・ワイナルドゥム(パリ・サンジェルマン) DFジャック・ヘンドリー(クラブ・ブルージュ) FWムサ・デンベレ(リヨン)★フリー ■アル・シャバブ:3438万ユーロ(約54億4000万円) FWハビブ・ディアロ(ストラスブール) MFヤニク・カラスコ(アトレティコ・マドリー) ■アル・タアーウン:1498万ユーロ(約23億7000万円) FWムサ・バロウ(ボローニャ) DFアンドレイ・ジロット(ナント) FWマテウス(名古屋グランパス) MFフラビオ(トラブゾンスポル)※レンタル ■アル・フェイハ:815万ユーロ(約12億9000万円) FWファショーン・サカラ(レンジャーズ) FWヘンリー・オニェクル(アダナ・デミルスポル) MFアブデルハミド・サビリ(フィオレンティーナ)※レンタル MFゴイコ・チミロット(スタンダール・リエージュ)★フリー ■アル・ファトフ:575万ユーロ(約9億1000万円) MFルーカス・セララジャン(コロンバス・クルー) FWジャニニー(トラブゾンスポル) ■ダマク:530万ユーロ(約8億4000万円) FWアサン・セーサイ(レッチェ) MFニコラス・スタンチュ(武漢三鎮) FWジョルジュ=ケヴィン・エンクドゥ(ベシクタシュ)★フリー ■アル・ハリージュ:407万ユーロ(約6億4000万円) FWハリド・ナライ(PAOKテッサロニキ) GKイブラヒム・シェヒッチ(コンヤスポル) FWイボ・ロドリゲス(ファマリカン)★フリー DFペドロ・レボチョ(レフ・ポズナン)★フリー ■アル・タイ:332万ユーロ(約5億3000万円) FWマルコ・ドゥガンジッチ(FCラピド) FWアンドレイ・コルデア(FCSB) DFロベルト・バウアー(シント=トロイデン)★フリー MFベルナルド・メンサー(カイセリスポル)★フリー DFエンソ・ロッコ(エルチェ)★フリー FWヴァージル・ミシジャン(トゥベンテ)★フリー FWアブドゥルファッターハ・アシリ(マリエハムン) ■アブハ・クラブ:200万ユーロ(約3億2000万円) FWカール・トコ・エカンビ(リヨン) GKチプリアン・タタルサヌ(ミラン)★フリー MFグジェゴシュ・クリホヴィアク(クラスノダール)★フリー FWフランソワ・カマノ(ロコモティフ・モスクワ)★フリー ■アル・ハジム:175万ユーロ(約2億8000万円) FWファイズ・セレマニ(コルトレイク) ■アル・ワフダ:120万ユーロ(約1億9000万円) DFジャワド・エル・ヤミーク(レアル・バジャドリー) FWビト・ファン・クローイ(スパルタ・ロッテルダム) ■アル・オクドゥード:109万ユーロ(約1億7000万円) DFアンドレイ・ブルカ(クルージュ) GKパウロ・ビトール(チャベス) FWセイヴィア・ゴッドウィン(カーザ・ピア) FWアレックス・コジャード(レアル・ベティス)※レンタル ■アル・リヤド:100万ユーロ(約1億6000万円) FWフアンミ(レアル・ベティス)※レンタル MFディディエ・エンドング(ディジョン)★フリー MFビラマ・トゥーレ(オセール)★フリー DFアリン・トシュカ(ベネヴェント)※レンタル ■アル・ラーイド:0ユーロ MFマティアス・ノルマン(FCロストフ)★フリー GKアンドレ・モレイラ(グラスホッパー)★フリー DFウマール・ゴンサレス(アジャクシオ) MFママドゥ・ルム(ポルト)※レンタル 2023.09.08 23:35 Fri

べティス、今夏加入のコジャードをサウジアラビアのアル・オクドゥードへレンタル

レアル・べティスは7月31日、スペイン人MFアレックス・コジャード(24)がサウジアラビアのアル・オクドゥードへレンタル移籍したことを発表した。契約期間は1年間となる。 バルセロナのカンテラで育ったコジャードは、バルセロナB所属の2019年5月にトップチームデビュー。2021年の夏にトップチームへ昇格すると、他クラブへの武者修行が検討されたが、移籍交渉がことごとく破談。 それでも、2022年冬にレンタルで加入したグラナダでは、ラ・リーガ17試合で2ゴール1アシストと一定の活躍を披露すると、昨季はエルチェへレンタル移籍。 しかし、エルチェではケガで長期離脱を強いられるなど、公式戦17試合の出場にとどまっていた。 なお、エルチェでのレンタル期間満了に伴い、バルセロナに復帰したコジャードだったが、先月末に2024年までとなっていた契約を双方合意の下で解除し退団。7月28日にはベティスへ6年契約で加入することが発表されていた。 2023.08.01 06:45 Tue

ベティス、バルセロナからMFコジャードとDFリヤドの2選手を獲得!

レアル・ベティスは27日、バルセロナからスペイン人MFアレックス・コジャード(24)を完全移籍で獲得した。契約期間は2029年6月30日までとなる。 バルセロナのカンテラで育ったコジャードは、バルセロナB所属の2019年5月にトップチームデビュー。2021年の夏にトップチームへ昇格すると、他クラブへの武者修行が検討されたが、移籍交渉がことごとく破談。 クラブもレンタルで話を進めていたこともあり、2021-22シーズンはトップチームはおろかリザーブチームにも登録されておらず、ラ・リーガの規則でシーズン中の再登録も認められていないため、前半戦を棒に振る形に。 それでも、2022年冬にレンタルで加入したグラナダでは、ラ・リーガ17試合で2ゴール1アシストと一定の活躍を披露すると、昨季はエルチェへレンタル移籍。しかし、エルチェではケガで長期離脱を強いられるなど、公式戦17試合の出場にとどまっていた。 なお、ベティスは同日にバルセロナからU-23モロッコ代表DFチャディ・リヤド(20)をレンタル移籍で獲得したことも併せて発表していた。 2023.07.28 00:05 Fri

ベティスの絶対的主力であるカナーレスのモンテレイ移籍迫る…

ベティスのスペイン代表MFセルヒオ・カナーレス(32)のモンテレイ移籍が間近に迫っているようだ。スペイン『スポルト』が報じている。 カナーレスは2018年のベティス加入以降、公式戦207試合39ゴール30アシストの数字を残すなど、長らく中心選手として活躍。昨シーズン限りで現役を引退したMFホアキン・サンチェスや、重鎮MFアンドレス・グアルダードに代わってゲームキャプテンを務めるなどリーダーとしても存在感を放ってきた。 しかし、以前から財政難でファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題を抱えるクラブは新シーズンの新戦力補強に向け、主力の売却が急務な状況。 そういった中、カナーレスに対してはメキシコの名門モンテレイから1500万ユーロ(約23億4000万円)という好条件のオファーが届いており、個人としても現行給与から倍額程度のオファーが届いているという。 報道によると、カナーレスはクラブの現状に理解を示し、今回のオファーを受け入れることで同意。近日中にも公式なアナウンスが行われる見込みだという。 この売却により、ベティスは獲得が内定しているものの、前述の問題で発表がペンディングされているDFエクトル・ベジェリンやMFマルク・ロカの2選手に加え、バルセロナからの加入が決定的と言われるMFアレックス・コジャードの交渉を完了させられるようだ。 プロデビューしたラシン・サンタンデール時代に神童と評され、レアル・マドリーにも在籍経験があるカナーレス。しかし、天才肌の左利きのMFはキャリアを通じて3度の前十字じん帯断裂という悲劇に見舞われ、以降の輝きは限定的に。 それでも、不屈の闘志とフットボールに対する情熱でケガを乗り越えたかつての神童は、レアル・ソシエダ時代に復活。さらに、ベティス移籍以降は持ち味のテクニック、戦術眼に加え、豊富な運動量と献身性という新たな武器を手にし、ラ・リーガ屈指のMFとしての地位を確率。現在はルイス・デ・ラ・フエンテ率いる新生ラ・ロハでもプレー機会を得ている。 2023.07.16 22:10 Sun

エルチェ、バルサ逸材のコジャードをレンタルで獲得

エルチェは15日、バルセロナからスペイン人MFアレックス・コジャード(23)をレンタル移籍で獲得した。 バルセロナのカンテラで育ったコジャードは、バルセロナB所属の2019年5月にトップチームデビュー。昨夏に正式にトップチームへ昇格すると、他クラブへの武者修行が検討されたが、移籍交渉がことごとく破談。 クラブもレンタルで話を進めていたこともあり、昨季はトップチームはおろかリザーブチームにも登録されておらず、ラ・リーガの規則でシーズン中の再登録も認められていないため、前半戦を棒に振る形に。 それでも、今冬にレンタル移籍で加入したグラナダでは、ラ・リーガ17試合で2ゴール1アシストという結果を残していた。 2022.08.15 23:01 Mon

バルサ逸材のコジャードがグラナダへレンタル移籍 今季は未登録で出場ゼロ

バルセロナは9日、スペイン人MFアレックス・コジャード(22)が、今季終了までグラナダにレンタル移籍することを発表した。 FW安部裕葵も所属するバルセロナBでは、昨季まで背番号10をつけて活躍していたコジャード。トップチームでの出番は2019年5月のセルタ戦、2020年1月のバレンシア戦のみとなっているが、今年3月に2023年までの新契約を締結していた。 今夏は出場時間を増やすためレンタル先を探していたが、噂されていたクラブ・ブルージュやシェフィールド・ユナイテッド移籍はことごとく破談。クラブもレンタルで話を進めていたこともあり、今季はトップチームはおろかリザーブチームにも登録されておらず、ラ・リーガの規則でシーズン中の再登録も認められていないため、ここまで公式戦未出場という事態となっている。 それでもこの度、冬の移籍市場でグラナダにレンタル移籍することが決定。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、半年分の給与は全てグラナダが賄うとのことだ。 2021.12.10 14:18 Fri

安部裕葵はバルサから背番号を与えられず…Jリーグ復帰か

バルセロナBに所属するFW安部裕葵(22)だがチームを退団する可能性があるようだ。 2019年7月に鹿島アントラーズから完全移籍でバルセロナへと加入した安部。大きな期待を抱かれて加入した安部は、これまで公式戦28試合に出場し4ゴールを記録していた。 今シーズンはプレシーズンマッチでファーストチームデビューを果たし、順調なスタートを切るかに思われたが、ジローナとのプレシーズンマッチで負傷。かなり悪い状態だと診断され、長期離脱となっていた。 さらに、安部はバルセロナに加入後、何度も大ケガをしている。2020年2月には右足大腿二頭筋断裂で長期離脱。その後、8月には新型コロナウイルス(COVID-19)に感染。さらに、12月に復帰するも出場3分で再び負傷。右足大腿二頭筋の損傷と診断されており、再びの離脱となっていた。 そして、このたびバルセロナが発表したBチームの背番号リストには安部の名前はなし。その他にも、アレックス・コジャードなど何選手かには番号が与えられなかった。 スペイン『スポルト』の記者を務めるアルベルト・ロヘ氏によると、バルセロナBは選手が多すぎるとのことで、負傷している選手などは登録されないとのこと。また、安部に関しては、「契約を終了し、日本に戻るだろう」と見解を示している。 <span class="paragraph-title">【写真】バルセロナBの背番号発表も安部裕葵の名前はなし…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Descubre los dorsales de la plantilla del Barça B 2021/22<br><br>Cambios, los nuevos fichajes, los porteros... <a href="https://t.co/6bl4OBZrcM">https://t.co/6bl4OBZrcM</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/For%C3%A7aBar%C3%A7a?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ForçaBarça</a><a href="https://t.co/bvZLkBj811">pic.twitter.com/bvZLkBj811</a></p>&mdash; FC Barcelona B (@FCBarcelonaB) <a href="https://twitter.com/FCBarcelonaB/status/1433447135060574208?ref_src=twsrc%5Etfw">September 2, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJpaVV1SXA2dSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.09.03 10:20 Fri

コジャードのクラブ・ブルージュ行きが消滅 バルセロナに残ってクーマンにアピールへ

バルセロナBに所属するスペイン人MFアレックス・コジャード(22)のクラブ・ブルージュ移籍は実現しなかったようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。 バルセロナBでは10番を着用し中心選手として活躍しているものの、トップチームでの出番は昨年1月以降回ってこないコジャード。今回のプレシーズンツアーには帯同し、ヒムナスティック・デ・タラゴナ戦ではゴールも決めていたが、今月に入ってクラブからチームを離れたとの一報があった。 理由は他クラブとの交渉のためと伝えられており、『ムンド・デポルティボ』をはじめとする多くのスペインメディアはクラブ・ブルージュへのレンタル移籍が近いと報じていた。 ところが、その交渉は成立しなかったようだ。クラブ・ブルージュは買い取りオプション付きのレンタルを要求したが、バルセロナとコジャード側が拒否。選手の希望はあくまでバルセロナでプレーすることで、レンタルのみの条件に限定していたという。 現在はチームに戻ってトレーニングに励んでいるコジャード。『ムンド・デポルティボ』はレンタル移籍の可能性を完全には否定しなかったものの、本人の意向はバルセロナに残ってロナルド・クーマン監督を納得させることに集中しているとのこと。 バルセロナは8日にジョアン・ガンペール杯でユベントスとの親善試合が予定されているが、コジャードはアピールの場にすることはできるだろうか。 2021.08.07 15:00 Sat

バルセロナの逸材コジャード、クラブ・ブルージュへのレンタル迫る

バルセロナのスペイン人MFアレックス・コジャード(22)のクラブ・ブルージュ移籍が近づいているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。 2009年にエスパニョールからバルセロナに入団したコジャードは、2019年5月にトップチームデビューを果たすも、昨季は一度も出場機会を得られず、現在はプレシーズンツアーに帯同していた。 だが、新シーズンに出番が貰えるか不透明な状況の中、クラブは1日、キャンプから離脱したことを発表。移籍へ向けた動きが活発化していた。 そして、新天地はベルギー王者のクラブ・ブルージュになることが早くも明らかとなった。契約内容はシーズンローンだが、買い取りオプションの有無は不明とのこと。 一方で『ムンド・デポルティボ』は、500万ユーロ(約6億5000万円)程度でバルセロナは売却を認めるだろうと主張している。 2021.08.01 19:57 Sun

バルセロナBの10番コジャード、移籍交渉のためキャンプを離脱

バルセロナは8月1日、スペイン人MFアレックス・コジャード(22)が移籍交渉のため、クラブから離脱したことを報せた。 コジャードは2009年にエスパニョールからバルセロナに入団。順調にキャリアアップを続け、2017-18シーズンにはUEFAユースリーグでチェルシーを下して優勝も経験した。 2019年5月にトップチームデビューを果たしたが、昨季は一度もチャンスを貰えず。それでも、バルセロナBでは10番を背負いキャプテンを務め、今年3月には2023年まで契約を延長していた。 現在はプレシーズンキャンプに参加し、ヒムナスティック・デ・タラゴナ戦とジローナ戦に出場。ヒムナスティック戦ではゴールを挙げてアピールしていたが、新シーズンの居場所は別のクラブにあるようだ。 スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、コジャードには国内のほか、ドイツからもオファーが届いているようで、レンタルでの武者修行が濃厚の模様。だが、500万ユーロ以上のオファーあれば売却もやぶさかではないとのことだ。 2021.08.01 19:03 Sun
もっと見る>
移籍履歴
移籍日 移籍元 移籍先 種類
2024年6月30日 Al-Okhdood ベティス レンタル移籍終了
2023年7月31日 ベティス Al-Okhdood レンタル移籍
2023年7月27日 バルセロナ ベティス 完全移籍
2023年6月30日 エルチェ バルセロナ レンタル移籍終了
2022年8月15日 バルセロナ エルチェ レンタル移籍
2022年6月30日 グラナダ バルセロナ レンタル移籍終了
2022年1月7日 バルセロナ グラナダ レンタル移籍
2021年7月1日 Barcelona B バルセロナ 完全移籍
2018年7月1日 バルセロナU19 Barcelona B 完全移籍
2016年7月1日 バルセロナ U18 バルセロナU19 完全移籍
2015年7月1日 バルセロナU16 バルセロナ U18 完全移籍
2014年7月1日 バルサユース バルセロナU16 完全移籍
2010年7月1日 バルサユース 完全移籍