白熱の展開もなでしこ、最後に力尽きる…《アルガルベ杯》
2012.03.08 00:19 Thu
▽アルガルベ杯決勝のドイツvsなでしこJAPANが7日に行われ、ドイツが4-3で勝利した。宿敵アメリカを90分間で初めて破り決勝に進出したなでしこJAPANが、昨年の2011女子W杯準々決勝で熱戦を演じたドイツとの一戦に臨んだ。立ち上がりからフィジカルで上回るドイツが優勢に試合を進めていく。すると前半20分、右サイドからのクロスをニアに飛び込んだマロゼンに右足で決められ、なでしこJAPANが先制を許してしまう。このゴールで集中力の切れたなでしこJAPANは、直後の22分にもセットプレーから追加点を奪われ、早い時間に2点のビハインドを背負ってしまった。しかし、その後徐々にボールを回せるようにになったなでしこJAPANは35分、安藤のスルーパスに抜け出した川澄が左斜め45度から素晴らしいシュートを流し込み、1点差で前半を終えることに成功した。
▽迎えた後半、なでしこJAPANは3枚の選手交代を行いチームを修正。これが功を奏し、後半10分に田中のゴールで同点に追いついた。その後も積極的な攻撃でゴールを目指すなでしこJAPANだが、なかなか逆転ゴールを奪えない。すると後半42分、有吉がエリア内で相手選手を倒して痛恨のPK献上。これをオコイヨダムバビに決められ勝ち越しゴールを許してしまう。それでも諦めないなでしこJAPANは、この直後の45分にゴール前の混戦から永里が意地の同点ゴール。2-2となりこのままPK戦突入かと思われたロスタイムに悪夢が待っていた。46分、中盤からの浮き球のパスに抜け出したオコイヨダムバビが卓越したボール捌きからハットトリックとなるボレーシュートを流し込み、ドイツが土壇場で勝ち越しに成功。このまま試合は終了し、驚異的な粘りを見せたなでしこJAPANは無念の準優勝に終わった。
▽迎えた後半、なでしこJAPANは3枚の選手交代を行いチームを修正。これが功を奏し、後半10分に田中のゴールで同点に追いついた。その後も積極的な攻撃でゴールを目指すなでしこJAPANだが、なかなか逆転ゴールを奪えない。すると後半42分、有吉がエリア内で相手選手を倒して痛恨のPK献上。これをオコイヨダムバビに決められ勝ち越しゴールを許してしまう。それでも諦めないなでしこJAPANは、この直後の45分にゴール前の混戦から永里が意地の同点ゴール。2-2となりこのままPK戦突入かと思われたロスタイムに悪夢が待っていた。46分、中盤からの浮き球のパスに抜け出したオコイヨダムバビが卓越したボール捌きからハットトリックとなるボレーシュートを流し込み、ドイツが土壇場で勝ち越しに成功。このまま試合は終了し、驚異的な粘りを見せたなでしこJAPANは無念の準優勝に終わった。
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