まだリーガは終わっていないと信じたいのは…/原ゆみこのマドリッド
2025.04.22 20:00 Tue
「今度はどちらを応援したらいいのかしら」そんな風に私がジレンマを感じていたのは月曜日、今週のミッドウィーク開催リーガが再び、マドリッドの兄弟分ダービー2本立てになっていることに気がついた時のことでした。いやあ、先週末の32節は兄貴分のレアル・マドリー以外、どこもいい結果を出したとは言えないため、弟分に肩入れしたくならなくもないんですけどね。水曜午後9時30分(日本時間翌午前4時30分)、コリセウムで開催のヘタフェvsマドリー戦ではここ2連敗と足踏み状態のボルダラス監督のチームに今度こそ、勝ち点3をゲットして、残留確定の42ポイントに到達してもらいたいところ。
とはいえ、アンチェロッティ監督のチームが負けようものなら、今季のリーガ優勝争いはほぼ終了ですからね。もちろん、月曜にはすでにバルデベバス(バラハス空港の近く)のグラウンドを走る姿が目撃された、ネンザのリハビリ中のエムバペを始め、選手たちの頭は土曜午後10時(日本時間翌午前5時)から、セビージャのカルトゥーハで行われるコパ・デル・レイ決勝バルサ戦でいっぱいになっているはずですが、もしや週末のアスレティック戦でヒヤリとさせられたのがいい薬になる?
もう1つの兄弟分ダービーは木曜午後9時30分、メトロポリターノでのアトレティコvsラージョ戦で、いやあ、こちらは更にモチベーションに欠ける対戦になりそうでねえ。そう、先週水曜の練習後にあったバーベキュー決起ランチ会は実は、一足早めのシーズンご苦労さん会だったことが判明してしまったシメオネ監督のチームですからね。昨季同様、再びアウェイ弱者に戻った彼らもホームのファンの前ではちょっとぐらい、格好をつけてくれるかもしれませんが、何せ、来季はスペインからCLに5チームが出場。となると、勝ち点12差の6位ベティスに追いつかれなければいいと選手たちは思っているかも。
ラージョもラージョで勝ち点が40になった途端、3試合白星なしと、もうちょっと頑張れば届く、8位のコンフェレンスリーグ出場権獲得への執念がとてもあるようには見えませんからね。実際、来季はイニゴ・ペレス監督のチームにはいない選手も多そうですし、どうせ給料は同じなら、週2試合より1試合の方がずっといいに決まっている?その一方で、何が何でも勝たないとマズくなってきているのがレガネスで、このミッドウィークは木曜にジローナをブタルケに迎えることに。ええ、情けない兄貴分のせいで、残留ライン17位のラス・パルマスと勝ち点3差となったのはともかく、こちらは選手のレベル的な問題もあって、ゴールを入れたくても入らないのが辛いんですが、やっぱり5試合白星なしの悪循環は早く断ち切らないと。
まあ、そんなことはともかく、先週末のマドリッド勢のリーガ戦がどうだったか、お伝えしていくことにすると。金曜試合でエスパニョールとのアウェイ戦をヘタフェが1-0で落とした後、土曜は3試合が行われ、私は午後2時からエスタディオ・バジェカスで開催されたラージョvsバレンシア戦を見に行ったんですけどね。折りしもセマナ・サンタ(イースター週間)中なのもあり、バレンシアファンも沢山、駆けつけていたんですが、前半はどちらのチームもゴールから遠いところでプレーしているばかり。
結局、そのまま試合は1-1で終わったんですが、いえ、イニゴ・ペレス監督は「選手たちに野心があるかないかは週中の練習での態度でわかる。Yo no la detecto/ジョ・ノー・ラ・デテクト(私は感知しなかった)」と言っていたんですけどね。この日はブカネーロス(応援団)もサジを投げてしまったか、試合後に選手たちがスタンドの前に並んで、激を飛ばされているシーンも見られず。せめてシーズン終了までのホームゲーム3試合のうち幾つかでは、私も「Vida de pirata/ビダ・デ・ピラーラ(海賊人生)」の唱和を聴けるといいんですが。
そして土曜の残り2試合はアウェイだったんですが、先に試合があったのはレガネスで、こちらは現在7位で、来季のEL出場を目指しているマジョルカと対戦。それがまた、出場停止のラバ、負傷のムリキ、浅野拓磨選手と、互いに主力のアタッカーを欠いていたせいでしょうか。どちらのチームも枠内シュートが1本もないまま、スコアレスドローで終わってしまうとは寂しい限り。残り6試合、ボルハ・ヒメネス監督のチームが当たるのはジローナ、セビージャ、エスパニョール、ビジャレアルと来て、最後はラス・パルマス、そしてこの木曜には降格が決まるかもしれないバジャドリーとなっていますが、まずは月曜試合でもベティスに1-3と負けたジローナとの一戦から、残留への決意を見せてもらいたいものです。
その後、夜は近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)にラス・パルマス戦を見に行った私だったんですが、いやあ、一体、何のデジャブかと思いましたよ。そう、昨季はCL準々決勝ドルトムント戦で敗退したのを筆頭に、ラス・パルマス、カディス(今季は2部)とユニが黄色のチームにアウェイで負けることが定番化していたアトレティコだったんですけどね。この日も本当にミッドウィークフリーで挑んだとは思えないようなスローペースな出だし。前半には37分にジュリアーノのラストパスをフリアン・アルバレスがフリーでシュート、その3分後にはグリーズマンの代わりに先発に入ったセルロートのヘッドもGKホルカシュにparadon(パラドン/スーパーセーブ)されてしまったなんてこともあったものの、残留を争っているチーム相手に無得点で折り返すとは情けない。
後半はいつものように早めにコケ、ギャラガーをケガの治ったデ・パウル、リケルメに代えたシメオネ監督だったんですが、次は明らかに采配ミスですよねえ。だってえ、もう2週間も週1試合が続いていて、今週はラージョ戦があるものの、コパ決勝で週末はフリーに。その後、8日間も休めるというのにどうして、25才働き盛りのフリアンを20分で代えてしまう?そこにパフォーマンスが激落ちした昨季同様、今年も2月末のコパ準決勝バルサ戦1stレグ以来、10試合もゴールから遠ざかっているグリーズマンが入っても得点は難しそうでしたが、更に30分にはセルロートも交代。5試合の出場停止処分がやっと明けたコレアが出るって、これじゃダメですよ。セビージャ戦で土壇場決勝ゴールを挙げたバリオス弾みたいのは、ほとんど奇跡みたいなもんなんですから。
案の定、後半の45分が終わり、ロスタイム5分に入っても一向に得点の兆しのなかったアトレティコだったんですが、この日は最悪の目が出ちゃってねえ。そう、48分、敵GKのロングキックをエリア内でクリアしたル・ノルマンのヘッドが中途半端で、落ちてきたボールをヒメネスがマタと争うことに。そこから出たボールをハビ・ムニョスにゴール左前から決められてしまったから、さあ大変!もちろん、アトレティコに同点に追いつく時間は残っておらず、そのまま1-0で負けてしまったんですが、はあ。このセマナ・サンタの時期、大勢の観光客が集まるグラン・カナリア島などに行って、選手たちまでバケーション気分にならないかという私の危惧が本当になるとは、まったくもって笑えませんって。
え、試合後のシメオネ監督は「No es actitud, es que jugamos mal/ノー・エス・アクティトゥッド、エス・ケ・フガモス・マル(姿勢の問題ではない。ウチは悪いプレーをしただけ)」と言っていなかったかって?その通りなんですが、あんなダメダメなアトレティコを見せられた日には、スポーツ紙などが言っていた、「残り試合を全勝して万が一、上位2チームが躓いた時に備える」という目標はただの記者の妄想。選手たちの本音は、「どうせもう優勝はできないから、CL出場圏内にいるだけでいい」だった?いえまあ、確かに同日、早い時間帯ではもしやと期待させたバルサも結局、セルタに4-3と逆転勝利しちゃいましたからね。
これで勝ち点差がとうとう10になったというのに、コケなどが、「Contra los equipos de abajo tenemos que ganar si queremos pelear por LaLiga/コントラ・ロス・エキポス・デ・アバホ・テネモス・ケ・ガナール・シー・ケレモス・ペレアル・ポル・ラリーガ(リーガ優勝を争うなら、下位のチームには勝たないといけない)」と、あまりに今更なことを言っていたのもシャクに触るんですが、まあ選手たちも人間ですからね。目標がないと一生懸命になれないのは当然かと。それでもリーガの残り6試合は6月のクラブW杯のためのプレシーズンマッチとして役立つと言っているAS(スポーツ紙)の番記者、本当に前向きですよね。
そして翌日曜、こちらもバルサから勝ち点7に離されてしまったマドリーがサンティアゴ・ベルナベウでアスレティック戦を迎えたんですが、前半の彼らはいまだに水曜のCL準々決勝アーセナル戦2ndレグでの敗退決定のショックが尾を引いていたかのよう。いえ、アラベス戦の退場で出場停止のエムバペがパルコ(貴賓席)から見守る中、ビニシウスだけは何度も複数の敵選手をかわして、エリア内に入ろうとトライを続けていたんですけどね。
「ウチは木曜にプレーしたばかりで、nuestra idea era aguantar y mantener el partido abierto cuanto más tiempo major/ヌエストラ・イデア・エラ・アグアンタール・イ・マンテネール・エル・パルティードー・アビエルトー・クアントー・マス・ティエンポ・メホール(耐えて、試合をできるだけ長い間、可能性のある状態にしておくという考えだった)」(バルベルデ監督)というアスレティックは、EL準々決勝レンジャース戦2ndレグからスタメン10人をチェンジ。専守防衛だったとはいえ、マドリーの最初のシュートが27分で、枠内なんて37分のバルベルデのヘッドまでなかったと言えば、もしかしてマドリーもアトレティコ同様、口ばっかりだったと私が信じかけても仕方なかった?
でも違うんです。0-0で入ったハーフタイムにアンチェロッティ監督が飛ばした激が効いたかどうかはわかりませんが、後半の彼らは人が変わったように攻めだしたんですから、そこはやっぱりプライドというか、選手たちに意地があるというか。それでもロドリゴ、カマビンガ、モドリッチ、バルベルデのシュートは得点にはならなかったため、14分にはセバージョスを下げて、早めにエンドリックをピッチへ。ベリンガムのヘッドがGKウナイ・シモンに弾かれた後、いよいよ、アスレティックもイニャキ・ウィリアムス、サンセット、マロアンの重火器を投入してきたところ…。
いやあ、これはまさに前節、サン・マメスでラージョに前半1点リードされながら、3-1の逆転勝ちをした時と同じ作戦で、このところ毎試合失点しているマドリーに凌げるのかと思ったんですがけどね。やはりレアル・ソシエダが16強対決で負けた仇を討つべく、EL準決勝マンチェスター・ユナイテッド戦を見据えて、イニャキの弟ニコが恥骨炎で来てなかったのが幸いしましたかね。GKクルトワが脅かされるシーンもほとんどなく、35分にはとうとう、ビニシウスのシュートが決まり、静かだった場内も一気に盛り上がることに。
それがまさか、当人がボールを左サイドで拾う前、右サイドからのバルベルデのパスをエンドリックがパレデスと争った際、ほんの少しだけオフサイドだったことがVAR(ビデオ審判)注進でバレてしまうとは!この日、アーセナル戦で受けたpito(ピト/ブーイング)のせいで、お怒りモードだったビニシウスはそのゴールをいつものように祝わなかったんですが、結果的にそれで正解。スコアには上がらず、リードとはならなかったせいですが、そんな不運にもめげず、最後まで勝利への執念を持ち続けるのがマドリーの凄さなんですって。
そう、アスレティックがCBビビアンの投入で守りを固め、7分間のロスタイムに入ったところ、その日、何度もエリア外からのシュートを撃っていたバルベルデが、いえ、46分の一撃もシモンに逸らされていたんですけどね。その2分後、突破したようとしたブライムがボールを失い、レクエがクリアしたボールが彼の下に来ると、それを足でトラップ。そのままvolea(ボレア/ボレーシュート)でゴール左上に叩き込んでしまったから、ビックリしたの何のって。
この土壇場の1点で勝利をモノにしたマドリーでしたが、うーん、お隣さんはウルグアイ代表同僚のミスのせいで勝ち点3を失ったことを考えると、かなり皮肉な結末とはいえ、まあ世の中、そんなもの。おかげでバルサと勝ち点4差に戻したアンチェロッティ監督のチームには逆転優勝の目が残りましたし、もうCLのない今季、リーガまで消化試合になったら、ファンはたまったもんじゃない?もちろん、アーセナルにまったく歯が立たなかったマドリーの今季の弱点は変わってないんですが、やっぱり試合に勝つには、ビニシウスやバルベルデが見せてくれたような気合が大事ですよね。
とはいえ、アンチェロッティ監督のチームが負けようものなら、今季のリーガ優勝争いはほぼ終了ですからね。もちろん、月曜にはすでにバルデベバス(バラハス空港の近く)のグラウンドを走る姿が目撃された、ネンザのリハビリ中のエムバペを始め、選手たちの頭は土曜午後10時(日本時間翌午前5時)から、セビージャのカルトゥーハで行われるコパ・デル・レイ決勝バルサ戦でいっぱいになっているはずですが、もしや週末のアスレティック戦でヒヤリとさせられたのがいい薬になる?
もう1つの兄弟分ダービーは木曜午後9時30分、メトロポリターノでのアトレティコvsラージョ戦で、いやあ、こちらは更にモチベーションに欠ける対戦になりそうでねえ。そう、先週水曜の練習後にあったバーベキュー決起ランチ会は実は、一足早めのシーズンご苦労さん会だったことが判明してしまったシメオネ監督のチームですからね。昨季同様、再びアウェイ弱者に戻った彼らもホームのファンの前ではちょっとぐらい、格好をつけてくれるかもしれませんが、何せ、来季はスペインからCLに5チームが出場。となると、勝ち点12差の6位ベティスに追いつかれなければいいと選手たちは思っているかも。
まあ、そんなことはともかく、先週末のマドリッド勢のリーガ戦がどうだったか、お伝えしていくことにすると。金曜試合でエスパニョールとのアウェイ戦をヘタフェが1-0で落とした後、土曜は3試合が行われ、私は午後2時からエスタディオ・バジェカスで開催されたラージョvsバレンシア戦を見に行ったんですけどね。折りしもセマナ・サンタ(イースター週間)中なのもあり、バレンシアファンも沢山、駆けつけていたんですが、前半はどちらのチームもゴールから遠いところでプレーしているばかり。
それでもハーフタイム入り直前の44分にはパブロ・ディアスのクロスをエヌテカがヘッド、もとい一緒にジャンプしたタレガの肩でボールがネットに入り、オウンゴールでラージョが先制することに。でもねえ、後半、ラージョが追加点を入れられずにいるうちに、ラファ・ミル、サディクで前線をリフレッシュしたコルベラン監督のチームが30分、とうとう同点ゴールをゲットしてしまうんですから、困ったもんじゃないですか。それもヘスス・バスケスのクロスをゴール前からサディクが撃ったシュートは一旦、ポストに弾かれたものの、体勢を崩して座り込んでいる当人の前にボールが戻り、そのまま足で押し込まれるなんてこと、あっていい?
結局、そのまま試合は1-1で終わったんですが、いえ、イニゴ・ペレス監督は「選手たちに野心があるかないかは週中の練習での態度でわかる。Yo no la detecto/ジョ・ノー・ラ・デテクト(私は感知しなかった)」と言っていたんですけどね。この日はブカネーロス(応援団)もサジを投げてしまったか、試合後に選手たちがスタンドの前に並んで、激を飛ばされているシーンも見られず。せめてシーズン終了までのホームゲーム3試合のうち幾つかでは、私も「Vida de pirata/ビダ・デ・ピラーラ(海賊人生)」の唱和を聴けるといいんですが。
そして土曜の残り2試合はアウェイだったんですが、先に試合があったのはレガネスで、こちらは現在7位で、来季のEL出場を目指しているマジョルカと対戦。それがまた、出場停止のラバ、負傷のムリキ、浅野拓磨選手と、互いに主力のアタッカーを欠いていたせいでしょうか。どちらのチームも枠内シュートが1本もないまま、スコアレスドローで終わってしまうとは寂しい限り。残り6試合、ボルハ・ヒメネス監督のチームが当たるのはジローナ、セビージャ、エスパニョール、ビジャレアルと来て、最後はラス・パルマス、そしてこの木曜には降格が決まるかもしれないバジャドリーとなっていますが、まずは月曜試合でもベティスに1-3と負けたジローナとの一戦から、残留への決意を見せてもらいたいものです。
その後、夜は近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)にラス・パルマス戦を見に行った私だったんですが、いやあ、一体、何のデジャブかと思いましたよ。そう、昨季はCL準々決勝ドルトムント戦で敗退したのを筆頭に、ラス・パルマス、カディス(今季は2部)とユニが黄色のチームにアウェイで負けることが定番化していたアトレティコだったんですけどね。この日も本当にミッドウィークフリーで挑んだとは思えないようなスローペースな出だし。前半には37分にジュリアーノのラストパスをフリアン・アルバレスがフリーでシュート、その3分後にはグリーズマンの代わりに先発に入ったセルロートのヘッドもGKホルカシュにparadon(パラドン/スーパーセーブ)されてしまったなんてこともあったものの、残留を争っているチーム相手に無得点で折り返すとは情けない。
後半はいつものように早めにコケ、ギャラガーをケガの治ったデ・パウル、リケルメに代えたシメオネ監督だったんですが、次は明らかに采配ミスですよねえ。だってえ、もう2週間も週1試合が続いていて、今週はラージョ戦があるものの、コパ決勝で週末はフリーに。その後、8日間も休めるというのにどうして、25才働き盛りのフリアンを20分で代えてしまう?そこにパフォーマンスが激落ちした昨季同様、今年も2月末のコパ準決勝バルサ戦1stレグ以来、10試合もゴールから遠ざかっているグリーズマンが入っても得点は難しそうでしたが、更に30分にはセルロートも交代。5試合の出場停止処分がやっと明けたコレアが出るって、これじゃダメですよ。セビージャ戦で土壇場決勝ゴールを挙げたバリオス弾みたいのは、ほとんど奇跡みたいなもんなんですから。
案の定、後半の45分が終わり、ロスタイム5分に入っても一向に得点の兆しのなかったアトレティコだったんですが、この日は最悪の目が出ちゃってねえ。そう、48分、敵GKのロングキックをエリア内でクリアしたル・ノルマンのヘッドが中途半端で、落ちてきたボールをヒメネスがマタと争うことに。そこから出たボールをハビ・ムニョスにゴール左前から決められてしまったから、さあ大変!もちろん、アトレティコに同点に追いつく時間は残っておらず、そのまま1-0で負けてしまったんですが、はあ。このセマナ・サンタの時期、大勢の観光客が集まるグラン・カナリア島などに行って、選手たちまでバケーション気分にならないかという私の危惧が本当になるとは、まったくもって笑えませんって。
え、試合後のシメオネ監督は「No es actitud, es que jugamos mal/ノー・エス・アクティトゥッド、エス・ケ・フガモス・マル(姿勢の問題ではない。ウチは悪いプレーをしただけ)」と言っていなかったかって?その通りなんですが、あんなダメダメなアトレティコを見せられた日には、スポーツ紙などが言っていた、「残り試合を全勝して万が一、上位2チームが躓いた時に備える」という目標はただの記者の妄想。選手たちの本音は、「どうせもう優勝はできないから、CL出場圏内にいるだけでいい」だった?いえまあ、確かに同日、早い時間帯ではもしやと期待させたバルサも結局、セルタに4-3と逆転勝利しちゃいましたからね。
これで勝ち点差がとうとう10になったというのに、コケなどが、「Contra los equipos de abajo tenemos que ganar si queremos pelear por LaLiga/コントラ・ロス・エキポス・デ・アバホ・テネモス・ケ・ガナール・シー・ケレモス・ペレアル・ポル・ラリーガ(リーガ優勝を争うなら、下位のチームには勝たないといけない)」と、あまりに今更なことを言っていたのもシャクに触るんですが、まあ選手たちも人間ですからね。目標がないと一生懸命になれないのは当然かと。それでもリーガの残り6試合は6月のクラブW杯のためのプレシーズンマッチとして役立つと言っているAS(スポーツ紙)の番記者、本当に前向きですよね。
そして翌日曜、こちらもバルサから勝ち点7に離されてしまったマドリーがサンティアゴ・ベルナベウでアスレティック戦を迎えたんですが、前半の彼らはいまだに水曜のCL準々決勝アーセナル戦2ndレグでの敗退決定のショックが尾を引いていたかのよう。いえ、アラベス戦の退場で出場停止のエムバペがパルコ(貴賓席)から見守る中、ビニシウスだけは何度も複数の敵選手をかわして、エリア内に入ろうとトライを続けていたんですけどね。
「ウチは木曜にプレーしたばかりで、nuestra idea era aguantar y mantener el partido abierto cuanto más tiempo major/ヌエストラ・イデア・エラ・アグアンタール・イ・マンテネール・エル・パルティードー・アビエルトー・クアントー・マス・ティエンポ・メホール(耐えて、試合をできるだけ長い間、可能性のある状態にしておくという考えだった)」(バルベルデ監督)というアスレティックは、EL準々決勝レンジャース戦2ndレグからスタメン10人をチェンジ。専守防衛だったとはいえ、マドリーの最初のシュートが27分で、枠内なんて37分のバルベルデのヘッドまでなかったと言えば、もしかしてマドリーもアトレティコ同様、口ばっかりだったと私が信じかけても仕方なかった?
でも違うんです。0-0で入ったハーフタイムにアンチェロッティ監督が飛ばした激が効いたかどうかはわかりませんが、後半の彼らは人が変わったように攻めだしたんですから、そこはやっぱりプライドというか、選手たちに意地があるというか。それでもロドリゴ、カマビンガ、モドリッチ、バルベルデのシュートは得点にはならなかったため、14分にはセバージョスを下げて、早めにエンドリックをピッチへ。ベリンガムのヘッドがGKウナイ・シモンに弾かれた後、いよいよ、アスレティックもイニャキ・ウィリアムス、サンセット、マロアンの重火器を投入してきたところ…。
いやあ、これはまさに前節、サン・マメスでラージョに前半1点リードされながら、3-1の逆転勝ちをした時と同じ作戦で、このところ毎試合失点しているマドリーに凌げるのかと思ったんですがけどね。やはりレアル・ソシエダが16強対決で負けた仇を討つべく、EL準決勝マンチェスター・ユナイテッド戦を見据えて、イニャキの弟ニコが恥骨炎で来てなかったのが幸いしましたかね。GKクルトワが脅かされるシーンもほとんどなく、35分にはとうとう、ビニシウスのシュートが決まり、静かだった場内も一気に盛り上がることに。
それがまさか、当人がボールを左サイドで拾う前、右サイドからのバルベルデのパスをエンドリックがパレデスと争った際、ほんの少しだけオフサイドだったことがVAR(ビデオ審判)注進でバレてしまうとは!この日、アーセナル戦で受けたpito(ピト/ブーイング)のせいで、お怒りモードだったビニシウスはそのゴールをいつものように祝わなかったんですが、結果的にそれで正解。スコアには上がらず、リードとはならなかったせいですが、そんな不運にもめげず、最後まで勝利への執念を持ち続けるのがマドリーの凄さなんですって。
そう、アスレティックがCBビビアンの投入で守りを固め、7分間のロスタイムに入ったところ、その日、何度もエリア外からのシュートを撃っていたバルベルデが、いえ、46分の一撃もシモンに逸らされていたんですけどね。その2分後、突破したようとしたブライムがボールを失い、レクエがクリアしたボールが彼の下に来ると、それを足でトラップ。そのままvolea(ボレア/ボレーシュート)でゴール左上に叩き込んでしまったから、ビックリしたの何のって。
この土壇場の1点で勝利をモノにしたマドリーでしたが、うーん、お隣さんはウルグアイ代表同僚のミスのせいで勝ち点3を失ったことを考えると、かなり皮肉な結末とはいえ、まあ世の中、そんなもの。おかげでバルサと勝ち点4差に戻したアンチェロッティ監督のチームには逆転優勝の目が残りましたし、もうCLのない今季、リーガまで消化試合になったら、ファンはたまったもんじゃない?もちろん、アーセナルにまったく歯が立たなかったマドリーの今季の弱点は変わってないんですが、やっぱり試合に勝つには、ビニシウスやバルベルデが見せてくれたような気合が大事ですよね。
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世界中で大きな話題となっているアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのバルセロナ退団問題。様々な報道がなされ、新天地の候補もいくつか噂されている。 メッシがバルセロナを去ることになる要因についても様々なものが挙げられているものの、やはり1つのクラブで長年プレーした選手、しかも世界最高峰の選手が退団を望むということは、サッカー界にとっては事件のようなものだ。 <div id="cws_ad">◆メッシ、バルサとアルゼンチンで積み上げた700のゴール!<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJpdXJXdEtuTyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> しかし、過去にもスター選手が、引退以外の形でチームを去って行くことは多くあったが、世界最高峰の選手ともなればそう多くはない。最も記憶にあるのは、やはりポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが挙げられるだろう。 世界最高の評価を分け合う2人のスターの退団に関して、類似点と相違点を改めて比較してみたいと思う。 <span class="paragraph-title">◆退団時の年齢</span> C・ロナウドとメッシの年の差は2歳。C・ロナウドはマンチェスター・ユナイテッドから2009年7月にレアル・マドリーへ加入。エースとしてチームを長年牽引すると、2018年7月にユベントスへと移籍。9年間の在籍でチームを去ったが、当時の年齢は「33歳」だった。 メッシは、2000年7月にニューウェルズ・オールドボーイズからバルセロナのカンテラに入団。2005年7月にファーストチームへ正式に昇格し、スター選手とプレーをしながら、自身がエースへと成長していった。今夏バルセロナを退団するとなれば、メッシも「33歳」。奇しくも、長年のライバルであったC・ロナウドと同じ年齢で、長年活躍したチームを去ることとなる。 <span class="paragraph-title">◆クラブ会長との関係</span> 類似点という意味では、選手と会長の関係も似ている部分がある。 C・ロナウドは、マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長との関係に問題があり、退団時にはサラリーアップの約束が果たされていないと主張していた。当時、マドリーはC・ロナウドとの契約延長を画策していたが、自身の扱いに不満を覚え、結果的にユベントスへ売却する事となった。 一方のメッシも、クラブとの関係は何年にもわたって冷え切っている。今夏にも契約延長交渉を行うとされていたが、一転して交渉がストップ。コーチングスタッフとの確執や、言われもない責任を問われたほか、バルトメウ会長が掲げているクラブのプロジェクトにもうんざりしているとされてきた。 また、新たに就任したロナルド・クーマン監督が相棒でもあったウルグアイ代表FWルイス・スアレスに対して電話で構想外を伝えたことが決定打となったともされ、クラブの進む方向性に大きな疑念を抱いた結果が、今回の退団希望につながったようだ。 互いに会長との関係がこじれた結果、退団を希望するという状況に。その点では似ていると言えるだろう。 一方で相違点もいくつかある。 <span class="paragraph-title">◆クラブにおける存在</span> C・ロナウドとメッシの大きな違いは、クラブにおける存在価値だろう。互いに世界最高峰の選手であることは疑いの余地はないが、かたや移籍で加入した選手、かたや下部組織から育った選手だ。 前述の通り、マンチェスター・ユナイテッドから加入したC・ロナウドは公式戦438試合で450ゴール133アシストを記録。ラ・リーガ2回、チャンピオンズリーグ4回など、16のタイトルをもたらせた。 一方のメッシは現時点で20年在籍。731試合で634ゴール285アシストを記録し、ラ・リーガ10回、チャンピオンズリーグ4回など、34のタイトルをもたらせている。 タイトルの差、クラブで残した数字にも差はあるが、メッシの存在はサッカーを超えたものになっていると言える。バルセロナの人々にとっての存在の大きさは、マドリッドの人々にとってのC・ロナウドとは比較にならないだろう。 <span class="paragraph-title">◆移籍金</span> また、両者の移籍金についても差が生まれることになる。C・ロナウドは3年契約で10億ユーロの契約解除条項があったものの、最終的には1億1200万ユーロ(約140億5000万円)の移籍金でユベントスへと移籍。クラブ側がC・ロナウドの希望に沿った形となった。 一方で、メッシはクラブを自分の意思で退団できるリリース条項があったものの、クラブ側は6月10日でその期限が切れていると主張。本来であればフリーで他クラブへ移籍できたところが、この条項が適用されなければ7億ユーロ(約878億円)の契約解除金がかかる可能性も。途方も無い金額だけに、移籍金がかかるのであれば、実質メッシの移籍は不可能と考えるべきだろう。 <span class="paragraph-title">◆監督との関係</span> また、監督との関係も異なる。C・ロナウドが退団したタイミングで指揮を執っていたのはジネディーヌ・ジダン監督だ。ジダン監督はC・ロナウドを信頼しており、チームの中でも当然のことながら中心に置いて考えていた。 一方で、キケ・セティエン監督との関係もあまり良くなかったメッシだが、新たに就任したロナルド・クーマン監督はよりその間に溝を生むことに。「チームを優先する」という明確な意図を示したクーマン監督だが、メッシが気にしたのはスアレスへの扱い。自身のことよりも、チームメイトへの扱いを大きく気にしているとも言われ、今回の決断をしたとみられている。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2020.08.26 21:15 Wed2
40歳C・ロナウドが約400億円で3年連続最も稼いだアスリートに! メッシが5位、ドジャース・大谷翔平は9位
アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40)が、再び世界で最も稼ぐアスリートとなった。アメリカ『フォーブス』が伝えた。 サッカー界のスーパースターの1人であるC・ロナウド。初めて世界で最も稼ぐアスリートになってから9年。40歳になった中で、3年連続5度目のナンバーワンとなった。 スポルティングCPで才能を見出され、マンチェスター・ユナイテッドで輝きを放ち、レアル・マドリーで全盛期を迎えると、ユベントス、ユナイテッドでプレーし、現在はサウジアラビアのアル・ナスルでプレー。AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)では準決勝で川崎フロンターレに敗れてアジア王者は逃したが、その存在感は健在だ。 サッカー界のNo.1プレーヤーという肩書きは譲りつつあるものの、この1年間で稼いだ金額は推定2億7500万ドル(約399億6000万円)とのこと。これは自己最高記録であり、歴代でも2015年に3億ドル、2018年に2億8500万ドルを稼いだプロボクサーのフロイド・メイウェザーだけとなっている。 内訳としては2億2500万ドル(約326億9000万円)がアル・ナスルとの契約で手にしており、残りの5000万ドル(約72億7000万円)はピッチ外での収入となり、スポンサー契約などの収入と見られている。 サッカー選手ではトップ10にはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)が1億3500万ドル(約196億3000万円)で5位。8位に元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(アル・イテハド)が1億400万ドル(約151億2000万円)でランクイン。トップ50に広げると、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)が9000万ドル(約130億9000万円)で16位、ブラジル代表FWネイマール(サントス)が7600万ドル(約110億5000万円)で25位、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)が6200万ドル(約90億1000万円)で34位、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)が5500万ドル(約80億円)で46位、セネガル代表FWサディオ・マネ(アル・ナスル)が5400万ドル(約78億5000万円)で48位となった。 全体では2位にNBAのゴールデンステート・ウォリアーズのステフィン・カリーで1億5600万ドル(約226億7000万円)、3位にイングランドのプロボクサーであるタイソン・フューリーで1億4600万ドル(約212億2000万円)、4位にNFLのダラス・カウボーイズに所属するダック・プレスコットで1億3700万ドル(約199億1000万円)、5位がメッシとなった。 なお、日本人では9位にはMLBのロサンゼルス・ドジャーズに所属する大谷翔平が唯一入り1億250万ドル(約148億9000万円)。フィールド上で250万ドル(約3億6000万円)、フィールド外で1億ドル(約145億3000万円)を稼いでいるとされている。 <h3>◆最も稼ぐアスリートランキング 2025</h3> 1位:クリスティアーノ・ロナウド(サッカー/ポルトガル/40歳) 総収益:2億7500万ドル(約399億6000万円) 2位:ステフィン・カリー(バスケットボール/アメリカ/37歳) 総収益:1億5600万ドル(約226億7000万円) 3位:タイソン・フューリー(ボクシング/イギリス/36歳) 総収益:1億4600万ドル(約212億2000万円) 4位:ダック・プレスコット(アメリカン・フットボール/アメリカ/31歳) 総収益:1億3700万ドル(約199億1000万円) 5位:リオネル・メッシ(サッカー/アルゼンチン/37歳) 総収益:1億3500万ドル(約196億3000万円) 6位:レブロン・ジェームズ(バスケットボール/アメリカ/39歳) 総収益:1億3380万ドル(約194億4000万円) 7位:フアン・ソト(野球/ドミニカ共和国/26歳) 総収益:1億1400万ドル(約165億8000万円) 8位:カリム・ベンゼマ(サッカー/フランス/36歳) 総収益:1億400万ドル(約151億2000万円) 9位:大谷翔平(野球/日本/歳) 総収益:1億250万ドル(約148億9000万円) 10位:ケビン・デュラント(バスケットボール/アメリカ/35歳) 総収益:1億140万ドル(約147億3000万円) 2025.05.16 17:40 Fri3
クロースが独自のサッカーリーグ『Icon League』を創設…ピケ主催の『キングス・リーグ』に倣う形に
レアル・マドリーの元ドイツ代表MFトニ・クロースが、ドイツの著名なストリーマーであるエリアス・ネルリッヒと独自のサッカーリーグ『Icon League(アイコン・リーグ)』を創設することを発表した。ドイツ『SPOX』が伝えている。 両氏は今回の共同プレスリリースで『アイコン・リーグ』と名付けられた新たなサッカーリーグを創設し、2024年夏に開幕することを明かした。 同リーグのルールやレギュレーションや具体的な参加者に関しては、今後数週間から数カ月以内に詳細が発表される予定だが、参加チームはサッカー業界だけでなく、エンターテインメントや音楽の分野でも有名なチームで構成される見込みだ。 クロースは今回の新プロジェクトに関して以下のように説明している。 「僕がプレーし、愛するクラシックサッカーは今後も存続し、世界中の人々にインスピレーションを与え、感動を与え続けるだろう」 「一方で、別のサッカーフォーマットを望んでいるファンも大勢いる。より速く、より多様で、よりアクション満載で、突然予期せぬ展開が起こる可能性のある、より波乱万丈なゲームだ。より多くのゴールとエンターテイメントを備えたサッカー。そして、それがまさに僕らが提供するものなんだ」 なお、今回の『アイコン・リーグ』は、昨シーズン途中にバルセロナで現役を引退した元スペイン代表DFジェラール・ピケが主催する7人制サッカー『キングス・リーグ』の成功に倣う形で創設されたようだ。 『キングス・リーグ』は、近年若者のスポーツ離れの原因として挙げられるタイムパフォーマンスやエンターテインメント性の改善を強く意識している。 20分ハーフという試合時間の短さや交代無制限、独自の退場ルール、VARのリクエスト制、“ダブルゴール”といった通常のサッカーから派生した独自のルールに加え、サイコロを振って出た目の人数で一定時間を戦ったり、即時のPK獲得や一定時間のダブルゴール、相手選手を一時的に退場させるといった権利が付与されるゴールデンカードの使用といった奇抜なルールを盛り込み、2022年11月の開幕以降人気を博している。 2023.11.09 08:00 Thu4
ノルウェー代表で定位置と背番号を譲った後輩…セルロートが5歳年下ハーランドをラ・リーガに勧誘?「適応間違いなし」
ビジャレアルのノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートが、マンチェスター・シティの同代表FWアーリング・ハーランドについて語った。 今季ラ・リーガ14得点、公式戦17得点のセルロート。過去2年のレアル・ソシエダ時代を上回るペースでネットを揺らす195cmストライカーだ。 当然、この活躍からノルウェーを代表するセンターフォワードなのは確か。しかし、ノルウェー代表には当代屈指のゴールマシーン・ハーランドがおり、A代表通算53試合18得点セルロートは左右どちらかのウイングが“守備位置”となる。 このように、ハーランドがいることで、ノルウェー代表だと本職ではないポジションを任されるセルロート。それでもスペイン『Relevo』のインタビューでは、ハーランドとの良い関係性を語る。 「アーリングとはとても仲が良いよ。もう5年くらいノルウェー代表で一緒だしね。彼は天性のリーダー的な部分を持つんだ。どちらかと言えば、陰から人知れずチームを支えるタイプかな。全てを口に出して引っ張るのではなく、黙々と率先して行動することができる」 数年前には、当時20歳そこそこで台頭してきたハーランドに、ノルウェー代表で背番号「9」を譲ったセルロート。 「彼はあの時すでにフットボーラーとして“ブランド”が出来上がっていたからね。NIKEとの繋がりも考えればピッタリだろう(笑) 彼のほうから『9が欲しい』って来たから、僕は11にしたんだ」 その一方、ハーランドは昨季があまりに強烈だったためか、最近は得点ペースの鈍化が指摘される。この件についてセルロートは、同じFWとして少しばかり不快感を抱いている様子だ。 「彼が自らの個人賞をチームの戦績より優先させているとでも? 僕の知る彼はそうじゃないし、もしそうだとしても口には出さない」 また、将来のレアル・マドリー行きが噂され続けていることについては歓迎。スペインサッカーへの適応も問題ないだろうとした。 「イングランドもドイツもスペインもそんなに異なるサッカーじゃない。リーグの特色をつけたがる人々が私見を言っているに過ぎないんだ。アーリングも間違いなくスペインにフィットする。選手からチームへ、チームから選手へ、お互いに適応の努力をすれば、適応できないなんてあり得ない」 2024.04.19 16:20 Fri5
