まだリーガは終わっていないと信じたいのは…/原ゆみこのマドリッド

2025.04.22 20:00 Tue
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「今度はどちらを応援したらいいのかしら」そんな風に私がジレンマを感じていたのは月曜日、今週のミッドウィーク開催リーガが再び、マドリッドの兄弟分ダービー2本立てになっていることに気がついた時のことでした。いやあ、先週末の32節は兄貴分のレアル・マドリー以外、どこもいい結果を出したとは言えないため、弟分に肩入れしたくならなくもないんですけどね。水曜午後9時30分(日本時間翌午前4時30分)、コリセウムで開催のヘタフェvsマドリー戦ではここ2連敗と足踏み状態のボルダラス監督のチームに今度こそ、勝ち点3をゲットして、残留確定の42ポイントに到達してもらいたいところ。

とはいえ、アンチェロッティ監督のチームが負けようものなら、今季のリーガ優勝争いはほぼ終了ですからね。もちろん、月曜にはすでにバルデベバス(バラハス空港の近く)のグラウンドを走る姿が目撃された、ネンザのリハビリ中のエムバペを始め、選手たちの頭は土曜午後10時(日本時間翌午前5時)から、セビージャのカルトゥーハで行われるコパ・デル・レイ決勝バルサ戦でいっぱいになっているはずですが、もしや週末のアスレティック戦でヒヤリとさせられたのがいい薬になる?

もう1つの兄弟分ダービーは木曜午後9時30分、メトロポリターノでのアトレティコvsラージョ戦で、いやあ、こちらは更にモチベーションに欠ける対戦になりそうでねえ。そう、先週水曜の練習後にあったバーベキュー決起ランチ会は実は、一足早めのシーズンご苦労さん会だったことが判明してしまったシメオネ監督のチームですからね。昨季同様、再びアウェイ弱者に戻った彼らもホームのファンの前ではちょっとぐらい、格好をつけてくれるかもしれませんが、何せ、来季はスペインからCLに5チームが出場。となると、勝ち点12差の6位ベティスに追いつかれなければいいと選手たちは思っているかも。
ラージョもラージョで勝ち点が40になった途端、3試合白星なしと、もうちょっと頑張れば届く、8位のコンフェレンスリーグ出場権獲得への執念がとてもあるようには見えませんからね。実際、来季はイニゴ・ペレス監督のチームにはいない選手も多そうですし、どうせ給料は同じなら、週2試合より1試合の方がずっといいに決まっている?その一方で、何が何でも勝たないとマズくなってきているのがレガネスで、このミッドウィークは木曜にジローナをブタルケに迎えることに。ええ、情けない兄貴分のせいで、残留ライン17位のラス・パルマスと勝ち点3差となったのはともかく、こちらは選手のレベル的な問題もあって、ゴールを入れたくても入らないのが辛いんですが、やっぱり5試合白星なしの悪循環は早く断ち切らないと。

まあ、そんなことはともかく、先週末のマドリッド勢のリーガ戦がどうだったか、お伝えしていくことにすると。金曜試合でエスパニョールとのアウェイ戦をヘタフェが1-0で落とした後、土曜は3試合が行われ、私は午後2時からエスタディオ・バジェカスで開催されたラージョvsバレンシア戦を見に行ったんですけどね。折りしもセマナ・サンタ(イースター週間)中なのもあり、バレンシアファンも沢山、駆けつけていたんですが、前半はどちらのチームもゴールから遠いところでプレーしているばかり。
それでもハーフタイム入り直前の44分にはパブロ・ディアスのクロスをエヌテカがヘッド、もとい一緒にジャンプしたタレガの肩でボールがネットに入り、オウンゴールでラージョが先制することに。でもねえ、後半、ラージョが追加点を入れられずにいるうちに、ラファ・ミル、サディクで前線をリフレッシュしたコルベラン監督のチームが30分、とうとう同点ゴールをゲットしてしまうんですから、困ったもんじゃないですか。それもヘスス・バスケスのクロスをゴール前からサディクが撃ったシュートは一旦、ポストに弾かれたものの、体勢を崩して座り込んでいる当人の前にボールが戻り、そのまま足で押し込まれるなんてこと、あっていい?

結局、そのまま試合は1-1で終わったんですが、いえ、イニゴ・ペレス監督は「選手たちに野心があるかないかは週中の練習での態度でわかる。Yo no la detecto/ジョ・ノー・ラ・デテクト(私は感知しなかった)」と言っていたんですけどね。この日はブカネーロス(応援団)もサジを投げてしまったか、試合後に選手たちがスタンドの前に並んで、激を飛ばされているシーンも見られず。せめてシーズン終了までのホームゲーム3試合のうち幾つかでは、私も「Vida de pirata/ビダ・デ・ピラーラ(海賊人生)」の唱和を聴けるといいんですが。

そして土曜の残り2試合はアウェイだったんですが、先に試合があったのはレガネスで、こちらは現在7位で、来季のEL出場を目指しているマジョルカと対戦。それがまた、出場停止のラバ、負傷のムリキ、浅野拓磨選手と、互いに主力のアタッカーを欠いていたせいでしょうか。どちらのチームも枠内シュートが1本もないまま、スコアレスドローで終わってしまうとは寂しい限り。残り6試合、ボルハ・ヒメネス監督のチームが当たるのはジローナ、セビージャ、エスパニョール、ビジャレアルと来て、最後はラス・パルマス、そしてこの木曜には降格が決まるかもしれないバジャドリーとなっていますが、まずは月曜試合でもベティスに1-3と負けたジローナとの一戦から、残留への決意を見せてもらいたいものです。

その後、夜は近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)にラス・パルマス戦を見に行った私だったんですが、いやあ、一体、何のデジャブかと思いましたよ。そう、昨季はCL準々決勝ドルトムント戦で敗退したのを筆頭に、ラス・パルマス、カディス(今季は2部)とユニが黄色のチームにアウェイで負けることが定番化していたアトレティコだったんですけどね。この日も本当にミッドウィークフリーで挑んだとは思えないようなスローペースな出だし。前半には37分にジュリアーノのラストパスをフリアン・アルバレスがフリーでシュート、その3分後にはグリーズマンの代わりに先発に入ったセルロートのヘッドもGKホルカシュにparadon(パラドン/スーパーセーブ)されてしまったなんてこともあったものの、残留を争っているチーム相手に無得点で折り返すとは情けない。

後半はいつものように早めにコケ、ギャラガーをケガの治ったデ・パウル、リケルメに代えたシメオネ監督だったんですが、次は明らかに采配ミスですよねえ。だってえ、もう2週間も週1試合が続いていて、今週はラージョ戦があるものの、コパ決勝で週末はフリーに。その後、8日間も休めるというのにどうして、25才働き盛りのフリアンを20分で代えてしまう?そこにパフォーマンスが激落ちした昨季同様、今年も2月末のコパ準決勝バルサ戦1stレグ以来、10試合もゴールから遠ざかっているグリーズマンが入っても得点は難しそうでしたが、更に30分にはセルロートも交代。5試合の出場停止処分がやっと明けたコレアが出るって、これじゃダメですよ。セビージャ戦で土壇場決勝ゴールを挙げたバリオス弾みたいのは、ほとんど奇跡みたいなもんなんですから。

案の定、後半の45分が終わり、ロスタイム5分に入っても一向に得点の兆しのなかったアトレティコだったんですが、この日は最悪の目が出ちゃってねえ。そう、48分、敵GKのロングキックをエリア内でクリアしたル・ノルマンのヘッドが中途半端で、落ちてきたボールをヒメネスがマタと争うことに。そこから出たボールをハビ・ムニョスにゴール左前から決められてしまったから、さあ大変!もちろん、アトレティコに同点に追いつく時間は残っておらず、そのまま1-0で負けてしまったんですが、はあ。このセマナ・サンタの時期、大勢の観光客が集まるグラン・カナリア島などに行って、選手たちまでバケーション気分にならないかという私の危惧が本当になるとは、まったくもって笑えませんって。

え、試合後のシメオネ監督は「No es actitud, es que jugamos mal/ノー・エス・アクティトゥッド、エス・ケ・フガモス・マル(姿勢の問題ではない。ウチは悪いプレーをしただけ)」と言っていなかったかって?その通りなんですが、あんなダメダメなアトレティコを見せられた日には、スポーツ紙などが言っていた、「残り試合を全勝して万が一、上位2チームが躓いた時に備える」という目標はただの記者の妄想。選手たちの本音は、「どうせもう優勝はできないから、CL出場圏内にいるだけでいい」だった?いえまあ、確かに同日、早い時間帯ではもしやと期待させたバルサも結局、セルタに4-3と逆転勝利しちゃいましたからね。

これで勝ち点差がとうとう10になったというのに、コケなどが、「Contra los equipos de abajo tenemos que ganar si queremos pelear por LaLiga/コントラ・ロス・エキポス・デ・アバホ・テネモス・ケ・ガナール・シー・ケレモス・ペレアル・ポル・ラリーガ(リーガ優勝を争うなら、下位のチームには勝たないといけない)」と、あまりに今更なことを言っていたのもシャクに触るんですが、まあ選手たちも人間ですからね。目標がないと一生懸命になれないのは当然かと。それでもリーガの残り6試合は6月のクラブW杯のためのプレシーズンマッチとして役立つと言っているAS(スポーツ紙)の番記者、本当に前向きですよね。

そして翌日曜、こちらもバルサから勝ち点7に離されてしまったマドリーがサンティアゴ・ベルナベウでアスレティック戦を迎えたんですが、前半の彼らはいまだに水曜のCL準々決勝アーセナル戦2ndレグでの敗退決定のショックが尾を引いていたかのよう。いえ、アラベス戦の退場で出場停止のエムバペがパルコ(貴賓席)から見守る中、ビニシウスだけは何度も複数の敵選手をかわして、エリア内に入ろうとトライを続けていたんですけどね。

「ウチは木曜にプレーしたばかりで、nuestra idea era aguantar y mantener el partido abierto cuanto más tiempo major/ヌエストラ・イデア・エラ・アグアンタール・イ・マンテネール・エル・パルティードー・アビエルトー・クアントー・マス・ティエンポ・メホール(耐えて、試合をできるだけ長い間、可能性のある状態にしておくという考えだった)」(バルベルデ監督)というアスレティックは、EL準々決勝レンジャース戦2ndレグからスタメン10人をチェンジ。専守防衛だったとはいえ、マドリーの最初のシュートが27分で、枠内なんて37分のバルベルデのヘッドまでなかったと言えば、もしかしてマドリーもアトレティコ同様、口ばっかりだったと私が信じかけても仕方なかった?

でも違うんです。0-0で入ったハーフタイムにアンチェロッティ監督が飛ばした激が効いたかどうかはわかりませんが、後半の彼らは人が変わったように攻めだしたんですから、そこはやっぱりプライドというか、選手たちに意地があるというか。それでもロドリゴ、カマビンガ、モドリッチ、バルベルデのシュートは得点にはならなかったため、14分にはセバージョスを下げて、早めにエンドリックをピッチへ。ベリンガムのヘッドがGKウナイ・シモンに弾かれた後、いよいよ、アスレティックもイニャキ・ウィリアムス、サンセット、マロアンの重火器を投入してきたところ…。

いやあ、これはまさに前節、サン・マメスでラージョに前半1点リードされながら、3-1の逆転勝ちをした時と同じ作戦で、このところ毎試合失点しているマドリーに凌げるのかと思ったんですがけどね。やはりレアル・ソシエダが16強対決で負けた仇を討つべく、EL準決勝マンチェスター・ユナイテッド戦を見据えて、イニャキの弟ニコが恥骨炎で来てなかったのが幸いしましたかね。GKクルトワが脅かされるシーンもほとんどなく、35分にはとうとう、ビニシウスのシュートが決まり、静かだった場内も一気に盛り上がることに。

それがまさか、当人がボールを左サイドで拾う前、右サイドからのバルベルデのパスをエンドリックがパレデスと争った際、ほんの少しだけオフサイドだったことがVAR(ビデオ審判)注進でバレてしまうとは!この日、アーセナル戦で受けたpito(ピト/ブーイング)のせいで、お怒りモードだったビニシウスはそのゴールをいつものように祝わなかったんですが、結果的にそれで正解。スコアには上がらず、リードとはならなかったせいですが、そんな不運にもめげず、最後まで勝利への執念を持ち続けるのがマドリーの凄さなんですって。

そう、アスレティックがCBビビアンの投入で守りを固め、7分間のロスタイムに入ったところ、その日、何度もエリア外からのシュートを撃っていたバルベルデが、いえ、46分の一撃もシモンに逸らされていたんですけどね。その2分後、突破したようとしたブライムがボールを失い、レクエがクリアしたボールが彼の下に来ると、それを足でトラップ。そのままvolea(ボレア/ボレーシュート)でゴール左上に叩き込んでしまったから、ビックリしたの何のって。

この土壇場の1点で勝利をモノにしたマドリーでしたが、うーん、お隣さんはウルグアイ代表同僚のミスのせいで勝ち点3を失ったことを考えると、かなり皮肉な結末とはいえ、まあ世の中、そんなもの。おかげでバルサと勝ち点4差に戻したアンチェロッティ監督のチームには逆転優勝の目が残りましたし、もうCLのない今季、リーガまで消化試合になったら、ファンはたまったもんじゃない?もちろん、アーセナルにまったく歯が立たなかったマドリーの今季の弱点は変わってないんですが、やっぱり試合に勝つには、ビニシウスやバルベルデが見せてくれたような気合が大事ですよね。

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“干された”ベッカムが自らの足でカペッロ監督の信頼を取り戻す【ビューティフル・フリーキック】

サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。 この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。 今回は、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミの共同オーナーを務める元イングランド代表MFのデイビッド・ベッカム氏が現役時代に決めたフリーキックだ。 <div id="cws_ad">◆気合いの入った表情のベッカムがキックで信頼を掴み取る<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJhN3pEMG9WayIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 2003年にマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリー入りしたベッカム氏は、在籍4年で公式戦159試合に出場し20ゴール51アシストを記録した。しかし、2007年1月にシーズン終了後のロサンゼルス・ギャラクシーへの移籍が発表されると、当時のファビオ・カペッロ監督はベッカムを起用しないことを表明した。 それでも、腐らず練習に励むベッカム氏は、チームメイトからの推薦もあり、2007年2月10日に行われたラ・リーガ第22節のレアル・ソシエダ戦に約1カ月ぶりに出場する。 連敗中だったマドリーはソシエダに先制を許すも、迎えた37分、バイタルエリア右でフリーキックのチャンスを獲得する。ベッカムの右足から放たれたクロス性のシュートは絶妙なコースに飛ぶと、ワンバウンドしてゴール左に突き刺さった。 このゴールで追いついたマドリーは後半に勝ち越し、勝ち点3を獲得。このキックでカペッロ監督の信頼を再び掴み取り、ベッカム氏は初のラ・リーガのタイトルを獲得しアメリカへと旅立っていった。 2020.11.03 11:00 Tue
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レアル退団の理由は「マドリーと競争したくなかった」…ベンゼマが引退後のプランも語る「フロレンティーノの近くに居たい」

レアル・マドリーのレジェンドでもあり、現在はサウジアラビアのアル・イテハドでプレーする元フランス代表FWカリム・ベンゼマが、サウジアラビアの日々などを語った。 リヨンで育ったベンゼマは2005年7月にファーストチームに昇格。2009年7月に21歳でマドリーに完全移籍した。 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)ら、数多くの世界的なスター選手たちとプレーしたベンゼマは、公式戦648試合で354ゴール165アシストを記録。ラ・リーガ、チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイなど全てのタイトルを獲得したほか、バロンドールも受賞。2023年夏にサウジアラビアへと移籍した。 アル・イテハドではここまで公式戦51試合で31ゴール15アシストを記録。キャプテンとしてチームを牽引している中、『Los Amigos de Edu』という番組でエドゥ・アギーレ氏との対談に出演した。 現在サウジ・プロ・リーグでプレーするベンゼマ。サウジアラビアでの生活については「ここは気持ちが良いし、落ち着いている。マドリードとは同じではないが、ここでも常に勝たなければならない。毎年レベルが上がり、その資格が必要になる」とコメント。「僕がマドリードに来た時も、人々が僕を愛してくれていることにいつだって気がついていた。僕たちにはとても優秀なチームと監督がいる」と、アル・イテハドでの充実ぶりを語った。 サウジ・プロ・リーグは近年ヨーロッパから数多くの選手が加入しており、ワールドクラスの選手が集まるリーグとなっている。 また、サウジアラビア国民もサッカーに熱心であり、アジアの大会などが多く開催。そのため、マドリー時代と自身の生活は大きく変わっていないとした。 「僕の日常生活はマドリードと似ている。朝起きて、自宅のジムでトレーニングし、午後はチームと一緒にトレーニングしている」 「夜はディナーに出掛けたり、ビーチに行ったりすることもある。ただ、ここでも通りを歩くことはできない。人々はサッカーに夢中だ。僕は今でもマドリードにいた時と同じように、自分自身を大切にしている」 改めてマドリーを去った理由についても聞かれたベンゼマは、全てを成し遂げたからだと説明。また、ヨーロッパの他のクラブでマドリーと争いたくなかったと理由を語った。 「僕は全てを成し遂げた。少年としてスタートし、男として終えた。全てのタイトルとバロンドールを獲得したので、良い形で去りたかった」 「次の年にどのような成績を収めたかは誰にも分からない。僕にとって、レアル・マドリーは世界最高のクラブであり、PSGやシティなど、マドリーと張り合える他のチームで競争はしたくなかった」 多くの成功を手にしたベンゼマも37歳。キャリアの終わりに向かっている中、引退後についても語り、自身をマドリーにつ的たフロレンティーノ・ペレス会長の近くに居たいと語った。 「監督になることについてはよく分からない。選手になることよりも難しいと思う。サッカーの近くにいたい。引退したらフロレンティーノの近くに居たいね」 2025.03.03 18:30 Mon

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