誰も負けなかったけど…/原ゆみこのマドリッド

2025.01.28 20:30 Tue
©Real Madrid
「結果は同じ引分けなのに何でこんなに印象が違うんだろう」そんな風に私が考え込んでいたのは月曜日、先週末のリーガ21節で白星を逃したマドリッド勢がアトレティコとレガネスだけなのに気がついた時のことでした。いやあ、実際、昨年10月末から始まった、クラブ史上最長となるアトレティコの連勝が15でストップした原因もこの弟分だったんですけどね。この日曜、サン・マメスでアスレティックに立ち向かったボルハ・ヒメネス監督のチームはTV画面を見る度、相手が鬼のようにGKドミトロビッチ目指して、集団でピッチを駆け上がって来るシーンばかりだったにも関わらず、最後まで失点せず。

それどころか、後半にはミゲール・デ・ラ・フエンテやムニルのシュートが枠を叩いたり、GKウナイ・シモンがかろうじてチッコに先んじて、絶好機を防ぐなんてことも。あとほんの少し運があれば、12月にモンジュイックでバルサを、前々節はブタルケでアトレティコを1-0で破った大波乱のリピートになるところだったとなれば、アスレティックとはスコアレスドローで終わったとはいえ、今季4年ぶりに1部再昇格したレガネスをマドリッド5番目のチームとはもう決して呼べない?

いえ、話は順番にしていかないといけません。先週末は土曜が兄貴分、日曜が弟分の試合となったんですが、先陣を切ったのはアトレティコ。時間もお日様のある午後4時過ぎ、しかも先週はCLレバークーゼン戦で前半途中に10人になりながら、根性のremontada(レモンターダ/逆転劇)で勝利したとあって、ファンも再び連勝街道が始まることを期待して、メトロポリターノに駆け付けたはずだったんですけどね。ただ、間が悪かったのは、CLリーグフェーズ7節と8節の谷間に当たるこのリーガ戦、お隣さんは最下位のバジャドリー、バルサも19位のバレンシアと相手が弱者だったのと違い、アトレティコは5位でCL出場圏入りを伺うビジャレアルと当たったことだったんですよ。
しかもここ11年、イエローサブマリンはアトレティコとのアウェイ戦で3勝5分け3敗と拮抗しているにも関わらず、いえまあ、確かにシャビ・アロンソ監督率いるチームとの試合は激戦だったため、シメオネ監督が先発ローテーションの必要性を感じたのも仕方ないんですけどね。グリーズマン、デ・パウル、ヒメネスらを始め、6人もメンバーを変えたのはちょっと行き過ぎだったかも。加えて、せっかく序盤から積極的に攻めていったアトレティコながら、レガネス戦同様、撃っても撃ってもゴールにはならず。気がつけば、前半28分にはエリア内でバエナのクロスをビッツェルがジェラール・モレノの前に落としたのにレイニウドが泡を喰い、PKを献上しているんですから、困ったもんじゃないですか。

その際、主審はレイニウドが相手を蹴ってから、ボールを蹴ったと言いながら、選手たちはその逆を主張していたことから、ちょっとゴタゴタしたなんてこともあったものの、ジェラールが自らPKを決めて、ビジャレアルが1点をリード。おまけにすぐ後にはコレアがGKジュニオールに倒されながら、こっちはペナルティを取ってもらえなかったことから、審判団はメトロポリターノのファンを完全に敵に回してしまったんですけどね。ただそれでも、昨今のアトレティコはレモンターダも珍しくなくなっていたため、私も後半開始と同時にシメオネ監督がミラクル3人一斉交代をするのをじっと待つことに。
でもやっぱり、あの異常な15連勝中とは違い、当たりは半分てとこでしたね。この日はレイニウド、ジュリアーノ、ギャラガーに代え、サムエル・リノ、デ・パウル、アスピリクエタが入ったんですが、後半13分にはフリアン・アルバレスがゴール前に入れたパスをコレアがtaconazo(タコナソ/ヒールキック)でシュートしようして、自分の足に当ててしまう始末。ただ、その珍プレーにはジュニオールも反応が遅れ、こぼれたボールをリノが反対サイドから押し込んでくれたため、無事に1-1の同点に追いつけたんですが…。

その後がなかったんです。そう、直後にはグリーズマンもピッチに入ったアトレティコだったんですが、もしや26分、シメオネ監督が「Empezó a entrenar ayer, pensé en ponerlo al final/エンペソ・ア・エントレナル・アジェール、ペンセ・エン・ポネールロ・アル・フィナル(昨日から練習を始めて、最後に入れることを考えたが)、ジョレンテなら後方が強くなって、もっと連携プレーができると思った」せいで、最後の交代枠でセルロートを使わなかったのがマズかったんですかね。リーガでのフリアンはまだ今イチ冴えが見られず、土壇場のゴール自慢のコレアもすでに交代済み。終盤は負傷でノルウェイ人大型FWがいなかったレガネス戦同様、クロスを入れ続けたものの、グリーズマンのヘッドが外れてしまってはどうしようもありませんって。

結局、そのまま引き分けた彼らは仮初のリーガ首位に立つこともできず、夜には2週間後のマドリーダービーを勝ち点4差で迎えることになったのはともかく、翌日から水曜午後9時(日本時間翌午前5時)からのCLザルツブルク戦に向けての練習を開始。いえ、この大会では前節の勝利で5位に躍進し、トップ8での16強対決直接進出に近づいた上、相手は先週、サンティアゴ・ベルナベウでお隣さんに5-1とボコボコにされていたチームですからね。それにはオーストリアのリーグの冬休み明け最初の公式戦という理由もあったかと思いますが、この1週間でどこまで調子を上げてこられるものか。

といっても相手のホームでプレーしますし、アトレティコはバリオスが出場停止、ガランが負傷中というハンデもなきにしろあらず。おまけに月曜のマハダオンダ(マドリッド近郊)のセッションには、シメオネ監督とコレアが体調不良で姿を見せなったなんて情報もありましたが、さて。とりあえず、今はリーガのことは忘れて、2月中旬のミッドウィークフリー週を稼ぐためにも、ベストメンバーで勝ちにいってもらいたいものです。

そして土曜の午後9時からの時間帯でプレーしたレアル・マドリーの方はというと。いやあ、年明けからずっと、過密日程が続いていたせいか、電車で1時間、車でも2時間しかかからないバジャドリッドに飛行機で移動。フライト時間たった20分という楽をしたのも良かったんでしょうか。試合開始直後こそ、GKクルトワがダビド・トーレスのヘッドをparadon(パラドン/スーパーセーブ)なんてこともあったものの、30分にはこの日、2度目のキャプテンマークを巻いたバルベルデのパスを起点にエムバペ、ベリンガムが連携。最後はエムバペがフィニッシュして、マドリーの先制点を挙げることに。

前半はそれだけだったんですが、大丈夫。この日もビニシウスは出場停止2試合目でいなかったものの、どうやらエムバペがいよいよ本領を発揮し始めたようでねえ。後半11分にはロドリゴのアシストで2点目を挙げると、42分には振り返りVARモニターチェックがあり、昨夏はマドリーのアメリカツアーに参加していたカンテラーノ(RMカスティージャの選手)で現在、バジャドリーにレンタル移籍中。試合前にはAS(スポーツ紙)のインタビューも受けていたせいか、チームメートたちがすでに諦め気味だったのと対照的に、つい張り切りすぎちゃったんでしょうか。

そのマリオ・マルティンがエリア内でベリンガムへ乱暴なタックルをしていたのが発覚。当人が2枚目のイエローカードをもらって退場となる横で、エムバペはそのPKもしっかり決めて、マドリーで初のハットトリックを達成しているんですから、もう手がつけられませんって。となれば、水曜のCLブレスト戦にもビニシウスが累積警告でいなくても、アンチェロッティ監督が「Hemos cogido ritmo, una buena dinámica/エモス・コギードー・リトモ、ウナ・ブエナ・ディナミカ(ウチはリズム、いい流れをつかんだ)」と落ち着いていたのも当然だったかと。

そのまま0-3で快勝し、スペイン・スーパーカップ決勝でバルサに2-5と負けてから、計17得点の4連勝となったマドリーなんですが、やっぱり大きいですよね。適応期間が終わったエムバペが、「Me salen los movimientos de forma natural con los compañeros/メ・サレン・ロス・モビミエントス・デ・フォルマ・ナトゥラル・コン・ロス・コンパニェーロス(チームメートと自然な形で動けるようになった)」のは。その効果がここ8試合で8得点という数字に表れていますし、リーガでも彼はレバンドフスキの17得点まであと2つと迫り、これで堂々、ピチチ(得点王)レースにも参戦。

ただ、CLのトップ8入りは、たとえ、ブレストに勝ったとて、ええ、16位のマドリーの上には沢山チームがありますからね。全部が揃って負けてくれるとはとても思えないですし、バルサはすでに16強対決直接進出が確定、ジローナは敗退決定。もしアトレティコも無事に16強入りできれば、スペイン勢1チームぐらい、プレーオフで楽しませてくれるところがあってもいいような気がしなくもない?

ちなみにこのフランス遠征には、カマビンガがまだリハビリ中で参加できず、ハムストリングの痛みでバジャドリー戦に出なかったルーカス・バスケスは回復。まあ、右SBに関してはバルベルデに続き、アセンシオでも立派に務まることが証明できたため、別にいいんですけどね。ここ3試合途中出場だったアラバの先発復帰もそろそろあるかもしれませんよ。

一方、日曜試合の弟分ではラージョがジローナとのホームゲームだったんですが、バジェカスは昨季に続いて、ミチェル監督の帰還を歓迎。相手はミッドウィークにCLミラン戦があったこともあり、疲れていたようで、前半29分にはケガでブリンドがフランセスに交代、GKガッサニガも終盤ヨロヨロしていたものの、ラージョもシュートが決まらず、0-0のままで折り返すことに。相手GKがパウ・ロペスに代わった後半、ミチェル監督は前線も早い時間にダンジュマ、アスプリージャをストゥアーニ、ポルトゥにして、得点を狙ってきたんですが、まさかラージョが13分、バレンティンとアルバロ・ガルシアを投入した直後の一瞬の隙を突かれてしまうとは!

そう、まだアルバロが自分のポジションにつく前にスローインを行ったジローナが、イバン・マルティンのクロスをブライアン・ヒルがゴール左横からヘッドして、先制ゴールを挙げているんですから、ビックリしたの何のって。でもねえ、この日は最強のツキを持ったFWがラージョにはいたんですよ。それは30分にカメージョと交代で入ったエヌテカで、その5分後にはゴール前の混戦から、最後はアルバロのアシストで同点ゴールをゲット。その3分後にも再びアルバロがラストパスを供給し、勝ち越しゴールを決めてくれたんですから、有難いじゃないですか。

おかげで2-1の勝利を祝えたラージョだったんですが、なかなかこういう日はないもので、だってえ、エヌテカはこれで今季3得点目なんですよ。カメージョも同じ3本ですし、チーム内ピチチは4本のデ・フルートスとなれば、とうとう7位に上昇。ヨーロッパの大会出場圏まで、あと勝ち点1差を詰めるにはもうちょっと、FW陣がゴール力をアップする必要がある?それこそ次節のブタルケでの弟分ダービーでは、上位チームを零封するレガネスの鉄壁守備に挑むことになるため、なかなか難しいかと思いますが、ラージョもこの冬の移籍市場で前線の補強をするという声は聞こえてこないんですよね。

そしてエスタディオ・バジェカスのプレスルームでミチェル監督が、ロスタイムが最初の6分から8分に延びる原因となったGKバタジャの時間稼ぎを批判。それを「コーチングスタッフのせいではなく、上からの指令。A mí la directiva ya me lo hizo/ア・ミー・ラ・ディレクティバ・ジャー・メ・ロ・イソ(自分が監督していた時も経営陣から同じことがあった)」と告発し、誰もが呆気に取られていた間、サン・セバスティアンでヘタフェはレアル・ソシエダ相手に最善のスコアレスドローを貫いていたんですけどね。家に戻って結果を見た時には我が目を疑うことに。

だってえ、後半17分にボルハ・マジョラルが入ったことが起爆剤となり、26分、彼のシュートはGKレミロに弾かれたものの、そのボールをウチェが押し込んで先制点。その2分後、更に40分にもカルレス・ペレスがdoblete(ドブレテ/1試合2得点のこと)を達成し、今季一番の大差、0-3で勝っていたんですよ。もちろん、EL組のソシエダは先週も木曜にラツィオ戦で負けるなど、疲れていたのは否めませんけどね。おかげでヘタフェは順位も14位に上がり、降格圏とも勝ち点3となって、ちょっと余裕ができたんですが、だからって、フロントが気を緩めてはダメダメ。2月3日に市場がクローズする前、できれば土曜のセビージャ戦前に補強が到着してほしいものですが、こちらもギリギリまで動かないのかもしれませんね。

レアル・マドリーの関連記事

「あと大変なのは弟分だけね」そんな風に私が呟いていたのは金曜日、慌ただしいミッドウィーク開催36節がバルサのリーガ優勝で終わった翌朝のことでした。いやあ、もちろん、水曜のサンティアゴ・ベルナベウでマジョルカ相手に意地で勝利を挙げた甲斐もなく、翌日にはクラシコ(伝統の一戦)で勝ち点差を7にした宿敵がエスパニョールに0-2 2025.05.17 21:00 Sat
レアル・マドリーは17日、ボーンマスに所属するスペイン代表DFディーン・ハイセン(20)の獲得合意を発表した。契約期間は2025年6月1日~2030年6月30日までの5年間となる。 なおボーンマスによれば、マドリーは契約解除金として5000万ポンド(約97億円)を支払ったとのことだ。 ハイセンは197cmの 2025.05.17 20:00 Sat
レアル・マドリーのスペイン代表DFラウール・アセンシオが、女性の性的動画を違法に共有した疑いで刑事訴追を受けている中、ついに口を開いた。 問題の事件は2023年6月15日に発生。いずれもマドリーのアカデミー出身者のアセンシオ、フェラン・ルイス(ジローナ)、フアン・ロドリゲス(タラソナ)、アンドレス・ガルシア(アル 2025.05.16 23:40 Fri
アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40)が、再び世界で最も稼ぐアスリートとなった。アメリカ『フォーブス』が伝えた。 サッカー界のスーパースターの1人であるC・ロナウド。初めて世界で最も稼ぐアスリートになってから9年。40歳になった中で、3年連続5度目のナンバーワンとなった。 スポル 2025.05.16 17:40 Fri
レアル・マドリーのスペイン代表DFラウール・アセンシオ(22)が女性の性的動画を違法に共有した疑いで刑事訴追される見込みだ。スペイン『アス』が報じている。 問題の事件は2023年6月15日に発生。いずれもマドリーのアカデミー出身者のアセンシオ、フェラン・ルイス(ジローナ)、フアン・ロドリゲス(タラソナ)、アンドレ 2025.05.15 18:45 Thu

ラ・リーガの関連記事

【ラ・リーガ】マジョルカ 1ー0 アラベス(9月28日/エスタディ・マジョルカ・ソン・モイシ) ジャガー浅野 待望の今季初ゴール#浅野拓磨 味方との見事なワンツーで裏に抜け出し、冷静なフィニッシュこのゴールが決勝弾となり今季未勝利だったチームを初勝利に導くラ・リーガ 第7節#マジョルカ v #アラベスhttps: 2025.09.29 16:00 Mon
ソシエダの日本代表MF久保建英が、ラ・リーガの開幕戦で初ゴールを決めた。鮮烈ゴラッソに、ファンが大歓喜している。 ソシエダはラ・リーガ第1節でバレンシアと対戦。在籍4シーズン目を迎える久保は[4-2-3-1]の右サイドハーフで先発すると、先制を許した直後の60分に圧巻の同点ゴールを叩き込む。 スペイン代表M 2025.08.18 12:30 Mon
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、スポーツ・チャンネルDAZNと展開する「ABEMA de DAZN」で、2025年8月より開幕する主要な欧州サッカーリーグにおいて、日本代表選手が所属するクラブを中心とした「欧州リーグ2025-26」の試合を中継することを決定した。 今回の発表によると、リーグ・アン、 2025.08.15 17:21 Fri
バルセロナは25日、中止としていたヴィッセル神戸との30周年記念チャリティーマッチ「FRIENDLY MATCH」の『ヴィッセル神戸 vs FC バルセロナ』が開催されることを発表した。 今月27日に予定されていた一戦は、同月24日、『プロモーターによる重大な契約違反』があったとしてバルセロナが公式サイト上で日本 2025.07.25 19:00 Fri

レアル・マドリーの人気記事ランキング

1

バルベルデのシュートが隣のマンション直撃!家主は悲鳴もファンは物件に嫉妬?「試合見放題じゃん」「この部屋住みたい」

レアル・マドリーのウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが驚愕のシュートを放った。 7日にバジェカスで行われたラ・リーガ第13節のラージョ・バジェカーノ戦を2-3で落とし、今シーズンリーグ戦初の黒星を喫したマドリー。バルベルデはフル出場を果たしていた。 ラージョ戦の後半アディショナルタイムにはこんな珍事が。1点を追いかけるマドリーが左CKを獲得すると、マルコ・アセンシオのキックのこぼれ球がバルベルデのもとへと転がる。 バルベルデは難しい体勢からダイレクトでシュートを放ったが、上手く捉えられなかったボールは枠の大きく上を飛んでいくと、そのままゴール裏のないスタジアムを越え、隣接しているマンションの一室へと吸い込まれていった。 バルコニーで観戦していた家主は試合の動画を撮影していたようで、シュートが向かってくる瞬間もリアルタイムで撮影。その動画には、「そこゴールちゃう、家や」、「どこまで飛ばすんだ」といったコメントのほか、「この部屋住みたい」、「試合見放題じゃん」とサッカーファンにとっては好立地の物件を羨む声が上がっている。 なお、このボールはさすがにボールボーイも回収できず、住民がゲットしたようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】シュートが一直線に向かってくる!マンションの住民が実際に撮影していた映像</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">¿Te imaginas que un balón chutado por Fede Valverde entre por tu terraza y acaba en tu salón? <br><br>Ayer ocurrió. Hamza estaba viendo el Rayo - Real Madrid desde su balcón y...<br><br>Entramos en su casa para que nos lo cuente él mismo. <br><br> <a href="https://t.co/awKGahVOco">https://t.co/awKGahVOco</a> <a href="https://t.co/sT8JNuVyPo">pic.twitter.com/sT8JNuVyPo</a></p>&mdash; Relevo (@relevo) <a href="https://twitter.com/relevo/status/1589947999899504640?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.09 12:05 Wed
2

飛んできたのは“豚の頭”、19年前のエル・クラシコを覚えているか?

ピッチに投げ入れられた最も衝撃的なものはなんだろうか。 21日に行われたリーグ・アン第14節のリヨンvsマルセイユでは、スタンドから中身が入った状態のペットボトルが投げ入れられた。これがMFディミトリ・パイエの左耳付近を直撃し、パイエは頭を押さえながら倒れ込んでしまう。試合は一時中断を経て、中止にまで追いやられる事態となっていた。 19年前のエル・クラシコ、2002年11月23日に行われたカンプ・ノウでのバルセロナvsレアル・マドリーの一戦では、豚の頭がピッチに投げ入れられたのを覚えているだろうか。 元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴは2000年夏にバルセロナからレアル・マドリーへという禁断の移籍を決行。バルセロナのファンからは猛烈な反感を買っていた。前述のクラシコで、マドリーの一員としてカンプ・ノウに足を踏み入れたフィーゴに対してはブーイングの嵐。ライターやコインなども投げ入れられた。 その中でも異色だったのが豚の頭だ。CKでボールをセットした際に、あるバルセロナのファンがフィーゴに向かってそれを投擲。当たりはしなかったものの、様々な意味で衝撃を与えたことは間違いなかった。 当時のクラシコは一時中断こそしたものの、試合は継続。ゴールレスに終わっている。何事もなかったために、笑い話として語れるものの、ケガにつながっていれば大きな問題に発展していたことは間違いないだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】ピッチに投げ入れられた豚の頭</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">On this day in 2002, Barcelona fans threw a pig&#39;s head at Luis Figo before he took his corner at the Camp Nou <br><br>Figo left Barca for Real Madrid two years earlier. <a href="https://t.co/j3ZgOQ85dW">pic.twitter.com/j3ZgOQ85dW</a></p>&mdash; B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1463119883055599616?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.24 22:10 Wed
3

ムバッペ母「交渉は終了、決めるのはキリアン」

パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペの母親が息子の去就について言及している。中東『Kora Plus』のインタビューで答えている。 新シーズン、レアル・マドリーへの加入が報じられるムバッペだが、母親であるファイザ・ラマリさんは現在の状況について以下のような見解を示している。 「PSGとレアル・マドリーのオファーはほぼ変わらない。交渉は終了したわ。今は息子の判断を待っている状況よ」 スペイン『EL PAÍS』によればレアル・マドリーは肖像権の50%譲渡を契約に入れているとのことで、この点がムバッペ側のネックになっていると見られている。 対するPSGは肖像権の100%譲渡に加え、破格のボーナスも準備している模様。ムバッペの決断が待たれるところだ。 2022.05.21 00:30 Sat
4

エジル氏の答えは「アルダ・ギュレル」、メッシorロナウドの質問に縁ある19歳推す

元ドイツ代表MFメスト・エジル氏は、やはりレアル・マドリーのトルコ代表MFアルダ・ギュレルがお気に入りのようだ。 かつてマドリーやアーセナルといったビッグクラブで活躍し、2023年3月にイスタンブール・バシャクシェヒルで現役を退いたエジル氏。最近では引退後の肉体改造も話題を呼んだ。 そんななか、エジル氏は出席したイベントで「メッシorロナウド?」というサッカー界でお馴染みの質問を受けることに。笑いながら「アルダ・ギュレル」と答え、場内を沸かせた。 自身と同じレフティの天才肌とはフェネルバフチェ時代に共闘。16歳の若さでファーストチームデビューを飾った神童に対し、移籍のタイミングに関するアドバイスを送ったという報道もあった。 エジル氏にとってはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドも元同僚だが、今回は自らのルーツでもあるトルコの期待の星を選択。自身と同様にマドリーでプレーするなど、縁の深い19歳を気にかけている。 <span class="paragraph-title">【動画】会場が沸く! エジル氏の回答</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mmx__lcXPtA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.17 17:20 Thu
5

リオ州政府が“ヴィニ・ジュニオール法”を制定…マドリーFWにちなんだ反人種差別法

ブラジルのリオデジャネイロ州政府が、“ヴィニ・ジュニオール法”と呼ばれる反人種差別法を制定した。『ロイター通信』が伝えている。 5日に発表された同法は、レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールにちなんだ反人種差別法で、人種差別行為があった場合にスポーツイベントの中断あるいは中止を決定できる趣旨の法律だ。 ヴィニシウスは、今年5月に行われたラ・リーガでのバレンシア戦で一部のホームサポーターから人種的虐待を受けた。ラ・リーガが同シーズンに検察に報告した同様の事件は10件目となった。 リオデジャネイロの地元メディアによると、この法律はバレンシアのメスタージャで起きた、前述の事件に対するヴィニシウスの対応に触発されたものだという。 リオデジャネイロ州政府が6月に全会一致で承認した“ヴィニ・ジュニオール法”には、人種差別の苦情処理や教育キャンペーンの義務化に関する議定書も含まれている。 リオデジャネイロのスポーツ長官を務めるラファエル・ピッチャーニ氏は、「リオデジャネイロで生まれ育ったブラジルフットボール界のアイドル」に敬意を表するのは光栄だとコメント。 「ヴィニシウスはフットボーラーとしてのここまでのキャリアのすべての功績に加えて、人種差別との戦いの象徴にもなった」 2023.07.06 15:38 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly